熱血!平成教育学院
-ヴァーチャル修学旅行-

今回は日本で高校生の修学旅行行き先ベスト1の沖縄です。
面積:約2,274ku
人口:1,373,244人
東京から約1,600km

160あまりの島々からなる沖縄は、かつて琉球王国として中国と貿易を交わしながら栄えた独立王国だったのです。
しかし、1609年薩摩藩の支配下になり、1879年の廃藩置県で沖縄県になった島なんです。

最初に訪れたのは、那覇市の東部に位置する、かつて琉球王国の都だった『首里城』です。
首里は人間の最も大事な部分である「首」と、その里を意味します。つまり、「沖縄で最も重要な里」ということなんです。
まず最初にある門が『守礼門』といい、二千円札にも描かれている首里城の入り口。
そこには『守礼之邦』、礼節を重んじる国という中国へのメッセージが書かれています。
この首里城は太平洋戦争でほとんどが焼失してしまったのですが、現在では再建され、焼け残った石門やお城の土台が今帰仁城跡などと共に琉球王国のグスク及び関連遺産郡として世界遺産に登録されています。
そして最上段にある正殿が琉球王が住んでいた場所です。
天守閣がないのは、戦いはしませんという証。
壁画などに中国文化の影響が見られる希少な建物なのです。
正殿前の庭には線が書いてありますが、これは正月などのお祝い事で王様が2階の格子窓から挨拶する際に役人や家来が列びやすいようにしたものです。
そして、この正殿の大きな特徴は西向きに立てられているということです。
理由は二つあって、一つは交流の深かった中国に対する敬意を表すためなのですが…

そこで問題!

問1:では、正殿が西を向いているもう一つの理由は?
平成教育学院(正解率:20%)

[解答]

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