明石家さんまに学ぶ「自分が輝く」インタラクティブ力いじられた美女9人の証言
今週は先週のこのコラムで予告したとおり、明石家さんまに学ぶ「自分が輝く」インタラクティブ力です。 過日、TBS「明石家さんちゃんねる」の番組のコーナーとして、明石家さんまさんが渋谷のサイバーエージェントにやってきて、サイバーエージェントの美女たちをイジっていかれました。 そこで、今回はさんまさんにいじられた美女たちの証言から、「明石家さんまのインタラクティブ力の秘密」に迫っていきたいと思います。 番組に登場した順番に証言してもらいました。 森永佳未 さんまさんと相対しての感想ですが、カメラが回っている間の空気つくりを「自分がすべて担っている」という意識で仕事してるんだろうなぁと感じました。 自分が黙ったら場が盛り下がる、という思いがあるのか、黙ってる時間がほとんどなかったような…。 澤野井宏美 テレビには映っていなかったのですが、まず社長室の社員、一人一人に言葉をかけられていました。 さんまさんはサービス精神が旺盛で、周りから盛り上げ、場を暖めて一瞬にして距離を縮められる達人だと感じました。 インタビューではほとんどしゃべらせてもらえませんでしたが、不思議と「その流れに身をまかせたほうがいいんだな、きっと」という気持ちにさせる方で、質問にも安心して答えることができました。 三田村恵里 「気持ち良く話を引き出された、さすがプロだなー」というより「乗せられてしゃべってしまった、さすがプロだなー」という方が近いのかな、と思いました。 その場・その空気を自分のもの=面白いものにしてしまう能力に優れている方だと思いました。 笑いをつくりあげるためなら何でも利用してやろうという、貪欲なまでの探究心(しかもナチュラル!)を感じました。 ポジティブな意味で。すごい、の一言です。本当に、プロですね。 本田加奈 そうですね…。「番組制作」に携わっている私としては、進行しやすさ、番組の仕切り・尺等がきっちり頭に入っていて、その中で、与えられた環境の中で「最大限」のものを生み出す人だなという印象を受けました。 あと、話をしていて受けた印象は、話している人ときっちり話す、というよりも、話ながらも周りを意識しているという感じでした。 やはりインタビュアーではなく、盛り上げる人という印象でした。 高野友美 さんまさんと相対してですが…、相手のことを引き出しているようで、相手の会話を拾っているようで、実は、自分のことを引き出して、自分の会話を広げている、と思いました。 でも、興奮がおさまって、笑いがおさまって、さらに放送を見ると、「あ、完全にさんまさんの世界に持ってかれている」と気づきました・・・。 そこが、私はすごいな、と感じました。 次ページ以降は「NBonline会員」(無料)の方および「NBonlineプレミアム」(日経ビジネス読者限定サービス)の会員の方のみお読みいただけます。ご登録(無料)やログインの方法は次ページをご覧ください。 |
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