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2007年11月30日（金） 19:15 |
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遺体発見現場近くの海から携帯電話
香川県坂出市で幼い姉妹と祖母が殺害され遺体が資材置き場に埋められていた事件で、捜査本部は30日朝から遺体発見現場近くの海で祖母の携帯電話を発見しました。
捜査本部では現場の状況などから共犯もいる可能性も捨てきれないとして調べを進めています。
捜査本部は30日朝午前8時から死体遺棄の疑いで逮捕された川崎政則容疑者の立会いのもと、坂出港の岸壁で携帯電話と自転車の捜索を行いました。
川崎容疑者は現場に着くと、海岸から携帯電話と自転車を捨てた場所を捜査員に指で指し示しました。
すぐに潜水隊が海の中を捜索したところ、捜索からおよそ2時間後、供述の通り三浦啓子さんの赤い2つ折りの携帯電話が水深4mの海中から、何にも入れられていない裸の状態で見つかりました。
啓子さんの携帯電話が見つかった場所は、3人の遺体の見つかった現場から50mほど西の岸壁です。
捜査本部ではすぐに鑑定を行い、色や型・製造番号から啓子さんの携帯電話と確認しました。
捜査本部は引き続き自転車の捜索を行いましたが発見できず、午後3時すぎに捜索を打ち切りました。
捜査本部では携帯電話が先に見つかって自転車が見つからないのは不自然という見方もあり、川崎容疑者の供述の信憑性も含め、自転車の捨てた場所を追及し発見を目指すことにしています。
一方で啓子さんの携帯電話は犯行のあった次の日の17日午後まで微弱な電波を発信しており、水に弱い携帯電話がなぜ、海水に浸かって電波を出せたのか謎は残ります。
捜査本部では携帯電話を他の場所に隠し改めて17日午後以降に海に捨てた可能性もあるとみて、川崎容疑者を追及するとともに犯行後の足取りもについても調べることにしています。
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