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平成19年12月

ストップエイズ  不安なら、まず検査!
 匿名のうえ無料で検査できます。

  2006(平成18)年末現在、世界には約3,950万人のHIV(ヒト免疫不全ウイルス:エイズの原因となるウイルス)感染者とエイズ(AIDS:後天性免疫不全症候群)患者がいます。12月1日は、「世界エイズデー」です。世界的なレベルでHIVとエイズのまん延を防ぎ、感染者と患者に対する差別や偏見をなくしていく日として1988年に世界保健機関(WHO)によって定められました。


 日本での感染経路のほとんどは異性間、同性間の性的接触

  平成18年の日本でのHIV感染者とエイズ患者の新規報告数は、1,358件で過去最高となりました。平均すると「1日当たり約3.7人」が、新たに増え続けていることになります。このうちHIVの感染者の報告は952人。特に日本人の男性が増えていて、全体の82.7%を占めています。感染経路でみると、異性間、同性間を含めた性的接触が86.8%となっています。一方、エイズ患者の報告数は406件で、このうち日本人の男性が335人でした。感染経路はHIVと同じく、異性間、同性間を含めた性的接触が74.9%でした(第1図、第2図参照)。これまで報告された国内の感染者と患者数の累計も、12,000人(平成18年末現在)を超えました。

 

〔第1図〕 HIV感染者およびAIDS患者報告数の年次推移

火災による死者数の推移

画像をクリックすると拡大します。

資料提供:厚生労働省エイズ動向委員会

 

〔第2図〕 HIV感染者およびAIDS患者の感染経路別内訳

HIV感染者

火災による死者数の推移

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AIDS患者

火災による死者数の推移

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資料提供:厚生労働省エイズ動向委員会

 


 HIVとエイズは「だれもがかかる可能性のある病気」

  HIVの感染経路は、「性行為による感染」「血液を介しての感染」「母子感染」の三つです。HIVはそのほかの生活ではうつらないことが分かっており、むやみに怖がることはありません。日本では、感染経路のほとんどが性行為です。だれでもうつる可能性があり、他人事(ひとごと)ではない「自分の問題」と考えることが大切です。この病気を予防し、あるいは共に生きるために、まずきちんとした知識や理解をもつことが大切です。


 自分や家族、大切な人のためにHIV検査を受けよう

   HIV検査は、保健所、病院等で受けることができます。中でも、保健所では、名前や住所を知らせず、無料で検査を受けられます。個人を特定する名前の代わりに番号等で受付をし、検査結果はその番号等が書かれた特定の用紙と引き替えに聞くことができます。保健所によって検査を受けられる時間は違い、予約が必要な保健所もあります。また、夜間や休日にも検査を行っているところもあるので、事前に電話などで確認することをお勧めします。検査に必要なのはたった5ccの血液で、検査結果は通常1〜2週間くらいで分かります。保健所では、検査の前に必ず医師や保健師等がカウンセリングを行っていますので、分からないことや不安なことがあったら聞いてください。
  また、フリーダイヤルなどもありますのでご相談ください。

  一方、病院やクリニックでのHIV検査は有料です。費用や時間なども含めて電話等で確認してください。

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  12月1日は「世界エイズデー」です。今年のテーマは「Living Together  〜大切な人を守るために〜」です。自分自身や大切な人を守るために保健所などでHIV検査を受けてみてはいかがですか。

「海外安全キャンペーン」リーフレット

平成19年度の「世界エイズデー」のポスター

画像をクリックすると拡大します。

資料提供:厚生労働省




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