平成18年の日本でのHIV感染者とエイズ患者の新規報告数は、1,358件で過去最高となりました。平均すると「1日当たり約3.7人」が、新たに増え続けていることになります。このうちHIVの感染者の報告は952人。特に日本人の男性が増えていて、全体の82.7%を占めています。感染経路でみると、異性間、同性間を含めた性的接触が86.8%となっています。一方、エイズ患者の報告数は406件で、このうち日本人の男性が335人でした。感染経路はHIVと同じく、異性間、同性間を含めた性的接触が74.9%でした(第1図、第2図参照)。これまで報告された国内の感染者と患者数の累計も、12,000人(平成18年末現在)を超えました。
〔第1図〕 HIV感染者およびAIDS患者報告数の年次推移

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資料提供:厚生労働省エイズ動向委員会
〔第2図〕 HIV感染者およびAIDS患者の感染経路別内訳
HIV感染者

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AIDS患者

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資料提供:厚生労働省エイズ動向委員会
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