きのうまでのいまいずみ。    

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12/31

今年も終わりですねー。

夜から仕事なので
洗濯をしたり、部屋を片付けたり。
昨日も結局
夜飲みに行っちゃったので
部屋、今ひとつ片付かないままだ。
ほめてもらえないなぁ。

今年、このサイトをご覧いただいたみなさま、
至らないことばかりでしたが
ありがとうございました。
メールのお返事も
全然出せないままで
とっても心苦しく思っています。

来年がどんな年になるのか
私にもさっぱりわからないのですが、
やろうと思っていることは
いくつかあります。
ヒミツですけど。ふふふ。

みなさまにとって
来年が素晴らしい年になりますように。
どうぞ
よいお年をおむかえください。

今日の夜は
TBSラジオです。
「CHANGE OVER 〜2004年のマニフェスト〜」
という番組で
23時40分から25時まで。
都内の神社から
年越しの様子を中継しまーす。



12/30

部屋が片付かない。

年賀状はまだ途中なのだが
部屋も片付けたい。
実は昨日、
ほぼ日AOR西本乗組員の
引越しの手伝いをした。
手伝いといっても
ちょっとだけ片付けて
飲みに行っちゃったんだけど。

本を整理したり、
畳を拭いたりしながら
どうして人の家だと
こんなにてきぱき働けるのかと
改めて考えた。

矢野顕子さんの
「いいこ いいこ」という曲に
こんな詞がある。

「たまにね ほんとに たまにね
 おかあさんも ほめられたい」


これ、イトイさんの詞なのだけれど、
うん、そうだよねぇ。
一人暮らしの家を片付けても
誰も「あら、すいません」とか
「ありがとう」とか
言ってくれない。
誰かほめてくれたら嬉しいのだけれど。

人の家を片付けるとキモチいいのは、
ほめてもらえるだけでなく
「あー、キレイになったー」と
喜んでもらえるからだと思う。

こんな甘いことを言っているから
片付けられないんだよなぁ。
ほめてくれたら
できるのかもしれない。
片付け終わったら
ここで報告するので
誰かほめてー。


12/29

パソコンにくわしい人いませんかー。

「ほぼ日」で
「オトナ語バナー大作戦」が展開されていて、
張るぐらい簡単なので
張ろうかと思ったら、
16あるバナーのうち
4と5しか無いので
おかしいなーと思いつつ
張らないでいた。

ほぼ日さんが
何かミスしたのかなーと思っていたが、
いつまで経っても直らないどころか
みなさん普通にバナーを張っていらっしゃるらしい。
どういうことだろう。
そこで
一昨日のほぼ日忘年会のときに
たまたま席が向かいになった永田さんに
この話をしたところ、
「そういう人が一人いました」と言われた。
ということは、
オトナ語のバナーが表示されないのは
うちのパソコンの問題で、
私以外にもごく少数
そういう人がいる、ということになる。

家に帰って、
持ち歩き用に使っている
ノートパソコンで見てみたところ
バナーはちゃんと表示されていた。
やっぱり。
そこから画像をダウンロードして、
改めてデスクトップのパソコンに保存して、
バナーを張ってみた。
この下の「出演情報、お知らせなど」のところに
大きなバナーがあるはずだ。

昨日いただいたメールに
オトナ語のバナーのことが
書かれてあったので、
ほとんどの方には見えているのだと思う。
うちのノートパソコンでも見える。
ところが、
うちのデスクトップパソコンだと
やっぱりバナーが表示されないのだ。
なんでー?

わかる方、どなたか教えて下さい。
ちなみにうちのデスクトップは
FMV CE21C/R
という機種です。
機種関係あるのかどうかわかんないけど。

こういうことに悩んだりしているので
年賀状の住所入力が
全然進まないのであった。
もう29日だっつーの。


12/28

きょうもいい天気。
布団干そう。

きのうは
東京糸井重里事務所の
忘年会にお呼ばれした。
忘年会といっても
青山のイタリアンレストランで
みんなで食事をするという
ものすごくステキな忘年会だ。
おいしかったなぁ。

私は
「今年お世話になった人」
ということで呼んでもらったらしい。
今年、ここにいろいろ書いた
「ほぼ日」にまつわることは
一切お金をもらっていないので
お世話といえばお世話かもしれない。
余計なお世話だったりするかも。

でも、
お金が発生しないから(←オトナ語だ!)
いろいろ楽しめた気がする。
楽しいと思ってやらなければ
なんでも楽しくならないし、
そうでなくても
今年は本当に楽しかったのだ。

「思ったり、起こったりしたこと」
6月19日のところに
イトイさんと初めてお会いしたときのことを
書いている。
「今度、いつお会いするんだろうなぁ」と
締めくくっているのだが
その時はそう思っていた。
その後、何度もお会いして
年末に一緒に食事をするなどとは
考えてもいなかった。

今年のことは
また改めて振り返って書きたいなぁと
思っているけれど、
年賀状すら書けていないので
ダメかもしれない。
とにかく
人生には何が起こるかわからないとか、
人は何歳からだって
気付いて成長できるんだ、とか
いろんなことを実感した一年だった。
その最たるものが
イトイさんとの出会いだったと思う。
そのおかげで
矢野顕子さんにも
お会いできたんだもの、
生きてて良かった。

こういうことを書いていると
自慢話みたいで、
そう思われても仕方が無いなーと思って
書いているのだけれど、
自慢したいんじゃなく
声を大にして
「ほんと、人生ってわっかんないねー」と
言いたい感じなのだ。
わかってもらえたら嬉しいのだけれど。

来年のことを書くのは
もうちょっと後にして、
とりあえず布団干そう。


12/27

洗濯しよう。

はなまるの忘年会は
面白かった。
岡江さんは
普段から面白いが、
薬丸さんもリラックスして
酔っぱらっていたので
面白かった。
伊藤かずえさんは
お酒が好きだと聞いていたが
ほんとうに好きみたいだった。

ゲーム大会では
岡江さんの事務所からの賞、
商品券3万円分が当たった。
周りのスタッフに
「四角くて小さくて軽いものが
 いいねぇ」などと
ずーっと言っていたので
飛び跳ねて喜んだあげく
渡してくれた岡江さんの手を
握り締めてしまった。
今考えると
いい大人なのに喜びすぎだ。

一次会が終わったところで
次の忘年会に行くために
会場を出ようとしたら
伊藤かずえさんに
「え、帰るんですか」
と呼び止められた。
「別の忘年会に行って
 また戻ってきます」
と言ったら
「ほんとですね。
 ワタシはいますよ。
 朝まで」
とニヤリと笑って言った。
ほんとうにお酒が好きなんだなぁ。

タクシーに飛び乗って
「朝いち!! やじうま」忘年会へ。
佐分さんが
体調不良のため欠席だったのは
残念だったが(電話で話したけど)
久しぶりに龍円さんに会ったら
相変わらず面白くて大笑い。
でも後輩と比べると
ずいぶんしっかりして
あぁ、龍円さんもオトナになったのねーと
親のような心境になってしまった。
小松くんもすっかりお兄さんだ。
新人アナの
大木さんと市川さん、
お天気の石崎さんともお話した。
みなさんいい人で
番組の雰囲気も相変わらず暖かい。

自分がそこにいないのは
残念だけれど、
みんなが元気で暖かいのは嬉しい。
自分がすごくいい時期を過ごした場所が
番組ごと無くなってしまうのは
よくあることだから、
番組が続いていて
こうして忘年会に
昔の仲間として呼んでもらえるのは
とても嬉しいことなのだ。

久しぶりで
話し足りなかったので
そのまま次の店に行った。
龍円さんがこないだ
取材に訪れたという
高木ブーさんの店だ。
ブーさんは残念ながらいなかったが
龍円さんが
「あたし、ウクレレ弾けるようになったんです。
 皆さん歌ってください」
というので
弾いてもらった。
簡単なコードが4つ続くだけなのだが
何の歌なのかが全然わからなかった。
さすが龍円さんだ。
そういえば龍円さんは
こないだまで「なつメロ」を
「夏っぽいメロディー」のことだと思っていたそうだ。
いわゆるなつメロには
(ちなみに懐かしのメロディーのことですよ、念のため)
夏っぽい歌はそんなに無いんじゃないか、と
聞いてみたら
「ですよねぇ、だからずっとヘンだなーと
 思ってたんです」
だって。
さすがだ。アハハ。

外に出たら雨で
タクシーが全然つかまらなかったので
はなまる再合流はあきらめて
小松くんと電車で帰ってきた。
伊藤さんは朝までだったのかなー。
来年聞いてみよう。

きょうは夜に忘年会がひとつ。
さ、洗濯をして年賀状を書こうっと。


12/26

あぁくたびれた。

東京に戻ってきて、
年賀状の準備をしようと思いつつ
たまっていたメールに返信したり
近所の友達と
寿司屋に行ったりしていたら
クリスマスは普通に終わった。
いいことだ。

きょうは一日
忘年会デーでーっす。
忘年会のはしご。
今やっている番組だけじゃなく、
「朝いち!! やじうま」とか
以前やっていた番組からも
声をかけてもらっているのだ。
辞めた番組から
忘年会に呼んでもらえるのって
ほんとうに嬉しい。
小松くん、佐分さん、龍円さんに会うのも
久しぶりだ。
楽しみー。

先日、イトイさんにインタビューをした話を
ここに書きましたが
今日から「ほぼ日」に載ります。
下のお知らせからぜひ。
正月企画だと思って
きもので行ったんだけど、
年内に始まってしまった。
あまりに長すぎて
年末年始じゃおさまらないんだって。
確かにたくさんしゃべったもんなぁイトイさん。



12/25

ロケ終了。

天童から山形に移動して、
駅前でそばを食べて
山形新幹線に乗っている。

山形には
以前来たことがある気がするのだが
いつ、どういう用事で来たのかが
思い出せない。
山形新幹線に乗った覚えは
あるんだけど。

さっき、「ほぼ日」の
「矢野顕子感謝祭」を読んだら、
自分で書いたくせに
やっぱり恥ずかしかった。
でも、矢野さんと私が
一緒に写った写真を見ていたら
じんわりと嬉しくなってきた。
お会いできて
本当によかったなぁ。

帰ったら年賀状の準備をしなくちゃ。
全然手をつけていない。
とりあえず100枚買ってはあるが
明らかに足りない気がする。
私の知り合いで
「年賀状いりません」という人がいたら
メールで教えて欲しい。

なんだそりゃ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−

おはようございます。

山形県の天童に来ている。
天童といえば
将棋の駒だ。
ホテルのロビーにも
大きめの将棋の駒が置いてある。

天童にいると
クリスマス気分が盛り上がらない。
盛り上がらなくていいのだけれど、
クリスマスに占める
イルミネーションその他の
光り物の存在の大きさについて
改めて考えた。
東京って
街じゅうがクリスマスなんだなぁ。

いや、天童にも
大きなツリーがあった。
でも
ツリーの一番上に
「王将」と書かれた
将棋の駒が乗っていた。
あれがあるだけで
クリスマスじゃなくなるから
不思議だ。

普通に酔っぱらって
ぐーぐー寝て
朝だ。
シャワー浴びてきまーす。

あ、きょうの「ほぼ日」に
こないだ矢野顕子さんにお会いしたときの
様子が載ります。
恥ずかしいなぁ。



12/24

ただいま午前9時45分。

ちゃんと起きて
7時10分福岡発の飛行機に乗り、
9時36分東京発の山形新幹線に乗って
米沢に向かっている。
なんだか昨日から
乗り物に乗ってばかりだ。
でも、移動中は
あまりやることが無いので
ここの更新もどんどん進むのであった。

改めて思い返しても
昨日は楽しかったなぁ。
大阪あたりから
イトイさんがどんどんデタラメになってきて、
じゃんけん大会をしながら
2人して
どうでもいいことばかりしゃべっていた。
私も相当なお調子者だが、
昨日一日一緒にいたら
イトイさんもかなりお調子者だというのが
よくわかった。
お調子者2人が
調子に乗ってじゃんけん大会をやっているのだから
そりゃデタラメになるはずだ。

さて、山形では鍋を食べるよ。
寝不足なので寝ます。
おやすみなさい。



12/23

縦断ツアーを終えて
食事に行って
ホテルの部屋に帰ってきた。

福岡の紀伊国屋書店は
天神の福ビルにあると思っていたら、
博多駅の駅ビルの中にあるというので
驚いた。
福岡を離れて
たかだか5年ぐらいなのに、
福岡はずいぶん変わっているんだなぁ。

博多駅近辺は
繁華街ではないので、
夜の8時に
何人が来てくれるんだか不安だったが
盛り上がって楽しかった。
「福岡で待っています」
なんていうメールもいただいたのだが
どなただったのかわからなかった。
どっちにしても
来ていただいてありがとうございました。

握手会終了後、
地元のテレビ局の番組の収録があった。
というか、
私がもといた局の
「ナイトシャッフル」という番組の収録だった。
局アナ時代、
この番組の最初のオンエアに関わっていたし、
リポーターとして
多々くだらないことをやった番組でもあった。

そんな番組に
お客様みたいにして出ているのが
なんだかヘンな感じだった。
ディレクターも良く知っている人だったし。
でも、
辞めた会社の番組に
こうしてまた出られるのは
嬉しいしありがたいことだと思った。
私の先輩の
堤信子さんや橋本志穂さんは、
福岡出身で実家が福岡だから
時々仕事をしているらしいのだけれど、
私の場合は
会社を辞めてしまったら
福岡には縁が無いので
仕事のやりようが無い。
だから、
辞めた会社の番組に出ることなど
無いだろうと思っていた。

そこだけを考えても、
やってみて良かったなぁ、と思う。
面白いのは、
イトイさんは部屋に帰って
明日の分の
「今日のダーリン」を書くんだろうなぁ、とか、
永田さんは今も
隣りの部屋で
原稿を書いているんだろうなぁ、とか、
そういうことが
実感できるということだ。
いつもはみんな
自分の家でやっていることだけれど、
今日は同じホテルに泊まっているので
この建物の中で
そういうことをやっている。
あぁ、みんな働いているのねぇ、と
思ったりするのだ。
そんなことは
前からわかっているんだけれど。

明日は「暮らしQ&A」のロケで
山形に行くことになっている。
東京駅を朝9時半に出る電車に乗るのだ。
明日の朝まで福岡にいるのに
9時半には東京駅で電車に乗るんだと思うと
あらゆる移動手段に
感謝したくなる。
便利なものに振り回されるよりも
便利だねぇ、と思って
乗っかった方が面白いよねぇ。

そんなわけで
明日は山形でーす。
おやすみなさい。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

姫路を過ぎたところ。

大阪の紀伊国屋書店は
業務連絡用のPHSで
店内放送ができる。
これって当たり前なのかなぁ。

店内放送そのものも
やったこと無いのに、
持っているものが電話だというのが
なんだかヘンだった。
結局しゃべってることは
マイクを持ってるときと
変わらないんだけど。

「智恵の実」の発売記念握手会なんだけど
紀伊国屋書店では
「オトナ語の謎」も売られていて、
オトナ語を買った人が
どんどん並んでいた。
この辺、遠慮とか躊躇が無いのが
さすが大阪だ。

今乗っている新幹線は
「ひかりレールスター」といって
新大阪から西でしか走っていない車両だ。
噂には聞いていたが
初めて乗った。
普通車でも座席が1列4人がけで
グリーン車並みにゆったりしている。
今、

糸井 今泉   西本 おばあさん

こういう並びで座っているのだけれど、
西本さんが
さっき新大阪で買ったシュークリームが
余ったので
隣りのおばあさんに1つあげた。
そしたらおばあさんが
私のことをNHKで見ているというので
サインをお願いされた。
あら、こんなところに
「暮らしQ&A」を見ている人が、と思ったら
おばあさんが
「あの、隣りの俳優さんのサインも」と言った。
私の隣りのイトイさんは
俳優としてサインを書いていた。
アハハハハ。

見たことがあるけれど
思い出せない人、に
「俳優さん」と呼びかけるのは
ちょっといいかもしれない。
悪い気はしないもんなぁ。
イトイさんがどう思ったかは知りませんが。

そんなわけで
午後8時からは
福岡の紀伊国屋書店にいますよん。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−

紀伊国屋書店弾丸ツアーの日。

紀伊国屋書店新宿南店での
握手会を終えて、
新幹線で大阪に向かっている。
隣の席では
イトイさんが目をつぶって
何かを聞いている。
寝ているのかもしれないが
起こすのもなんなので
聞けない。

開店前、マイクで全館に向けて挨拶をしたり
3階フロアの朝礼に出たり、
開店と同時に
入り口に立って
お客様をお迎えしたり、
握手をしたりじゃんけんをしたり。
私はくっついて回って
時々マイクを持って
しゃべっているだけなので
ちっとも大変ではないのだけれど、
イトイさんは
なにかと大変だ。

新宿には
糸井事務所の皆さんが
いっぱい来ていた。
今日は会社もお休みだから
来てもいいんだけど、
すごくたくさんいたので
会社の遠足みたいだった。
あのあと
皆さんどうしたんだろう。
あ、日テレの土屋さんも
バイクで来ていた。
革ジャンに革パンで
やたらとワイルドであった。
いいなぁワイルドな四十代。

今日はこうやって
新幹線の移動中に
更新しますねー。
あ、ほぼ日では
携帯のカメラで撮った画像が
随時更新されるそうなので
そちらもぜひ。
っていうかそっちが見たいな。



12/22

昨日は
「智慧の実を食べよう
 DVD発売記念トークイベント」の
司会みたいなことを
させていただいた。

私と、イトイさんと、日テレのT部長こと土屋さんと、
1人だけ普通の会社員の田中宏和さんの4人で
「智慧の実を食べよう」について
あーだこーだと話した。

とはいうものの、
私は途中から
怪しげなテレショップの人みたいに
なってしまった。
怪しくちゃいけないんだけど。

よくないものを「いいですよ」と言うのは
気持ちとしてはいい気はしないが
「いいですよ」と口にだす
そのこと自体はさほど難しくない。
だとすると、
いいものを「いいですよ」と言うのは
より簡単のように思えるが、
これが結構むずかしい。
どういいのか、が
ちゃんと伝わらなければ
見ている人にとっては
おんなじになってしまう。
いいものも悪いものも
「いいですよ」と言っていることに
変わりはないからだ。

このDVDは
間違いなくいいものだと
自信を持って言えるのだが、
その良さを伝えるのは
なかなかに難しいな、と
昨日やってみて思った。
パンフレットとかTシャツとか
イトイさんのサインとか
特典がいろいろあったのだが、
そういうことを言っていると
どんどんテレショップみたいになっていくのだ。

イトイさんを見ていて
さすがだなーと思ったのは、
講演の中から
「ここはいいでしょ?」と思える
普遍的な場所を
きちんと抜き出して話していたところだ。
もちろん、イトイさんはずっと
モノを売ることや
売るための言葉やしくみについて
マジメに考えて仕事をしてきた人なのだから
さすがなのは当然といえば当然なのだけど、
でも人の前でさらっとやるのは
簡単なことではない。

私はモノを売ったことはあるのだが、
それは全部対面販売であって
大勢に向けてやったことは無い。
対面販売だと
結構売れたりするのだけれど、
大勢っていうのは
またちょっと違うというのがわかった。
テレショップ番組が
どうしてうさんくさく見えるのか、も
なんとなく。
今後私が
マジメにモノを売ることがあるかどうかは
わからないが、
なんでもやってみるものだ。
勉強になった。

イトイさんは明日、
新宿と大阪と福岡の
紀伊国屋書店を
1日で回ることになっている。
「糸井重里年末ジャパンツアー」だそうだ。
そして、
私もなぜか
ツアーにくっついていくことになった。
飲んでいるときに
ほぼ日の西本さんにその話を聞いて
「今ちゃんも来る?」と言われたので
「面白そうだから行く行くー」と
いうことになったのだ。

別に私がいなくても大丈夫なのだが
面白そうだからついていくのだ。
ついていくのだから
交通費は自腹だ。
ワハハ。

なんでまた、と思われる方も
多いと思うが、
皆さんも
お金を出して何かを経験しに行くことは
あると思う。
京都で舞妓さん体験とか
草津温泉で湯もみ体験とか。
あれ、比較対象がちょっと違うか。
まぁとにかく、
私にとってはそんな感じなのだ。

というわけで、
上のリンクから
イベントの詳細をごらんいただいて、
お時間のある方は
ぜひ紀伊国屋書店まで
お越しください。
あと、昨日のイベントの様子も
見られるようになっています。
わたしゃ
こっぱずかしくて
見られませんが。



12/20

口内炎が痛い。

昼間は寝て、
夕方に起きて
ヤワラちゃんの披露宴を見た。

ヤワラちゃんの結婚式について
こないだここに書いたら
メールでも私の周囲でも
反響があった。
全般的に
「そういやそうですね、
 大目に見てあげましょう」
という反応であった。

きょうの披露宴については
本人の手を離れてしまったところが
ずいぶんあるんだろうとは思ったが、
もうこの際
思い切りやるしか無いんじゃないか。
そんな風に思いつつ見ていた。

本人による再現ドラマは
最初見ているこっちが
モジモジしてしまう感じだったが、
他の人が再現するより
本人達がやった方が面白いのは確かだ。
シドニー五輪で金メダルを取った時、
私はテレビを見ながら
これまでのことを思って
大泣きしてしまったが、
その裏に別のドラマがあったのだと知ってみると
また新たな感動があったりして。
さすがに泣きはしないけど。

明日も特番があるらしい。
この際だから
どーんとやっちゃえばいいのだ。
一生に一度なんだから。

あ、巻上公一さんからお知らせが。

明日21日の午後4時5分から55分まで、
NHKラジオ第一の
「日曜ラジオマガジン」という番組に
巻上さんが出演するそうです。
ホーメイフェスティバルの模様も
オンエアされるとか。

そういえば
会場に取材に来てたっけ。
聞いてみよう。

−−−−−−−−−−−−−−−−−

昨日は
「暮らしQ&A」のあと
忘年会があった。
夜10時に生放送が終わって
なんだかんだあってからの
忘年会だから、
かなり夜遅いスタートだ。

いつもなら
じゃんじゃん飲むところだが、
喉の腫れが残っているのと
口内炎ができていて痛かったので、
ビールをちょっと飲んだだけだった。
2時過ぎには帰ってきた。
もっといろいろ
飲んで話したかったのになー。
悔しい。

幸い、きょうは
久しぶりの休みだ。
口内炎は
疲れている時に出ることが多いそうだから
きょうは完全休養日にしまーす。
明日は智慧の実トークイベントだし。

私の仕事関係の方で
ここを見ている方。
今日は飲みに行きません。
メールの返事も夜になるかも。
あと
「大丈夫ー?」という電話で
起こさないのも重要なポイント。
起こされる方が
大丈夫じゃない感じ。
別に高熱でうなされているわけではないので
大丈夫ですよん。

わがままばっかり言ってて
すいません。
今午前10時ですが
おやすみなさい。



12/19

あったまがいってぇ、と思ったら
風邪だった。

昨日の夜、
原稿を書きながら
この頭の痛みはひょっとして…と思い
熱を測ってみたら
38度あった。

慌ててベッドに入り、
口と鼻にタオルをあてて寝た。
こうすると
首元が寒くないのと
吐いた息が布団の中に入るので暑くなり、
とても汗をかくのだ。
夜中に3回着替えを繰り返して、
朝には熱が下がった。
近所のかかりつけの
耳鼻咽喉科に行って、
薬をもらって
また寝た。
だいぶ良くなった。
これからNHKに行って
夜は「暮らしQ&A」生放送だ。

年末、なにかとバタバタしているから
調子に乗らないで
ちゃんと休養を取らないとなぁ。


12/18

あったまいってぇ。

昨日は東大に行ってきた。
東大というのはもちろん
東京大学だ。

東大の門をくぐるのは
ずいぶん久しぶりだ。
と書くと
まるで私が東大生だったみたいだが
ご承知の通り
全くそんなことはない。
昔、浪人した高校の友人のために
合格発表を代わりに見に行ったことがあるのだ。

不安げな表情の
大勢の人といっしょに
掲示板を見た。
友人の番号を見つけて
「あった」とつい口に出したら、
うしろから
「あったんですか?」と聞かれた。
振り向きながら「はい?」と返事をしたら
アメフトの格好をした人達に
胴上げされた。
あれが人生において唯一の
胴上げ体験だ。
ごめんなさいごめんなさいと思いながら
宙に舞っていた。
ちょっとだけ気持ち良かったし。

さて、何故私が
再び東大の門をくぐったかというと。
東大の竹内整一教授の
生命倫理のゼミで
田口ランディさんが発表をするというので
見に行ったのだ。
ランディさんはもう2年も
このゼミに出ていて、
聴講したり発表したりしているのだそうだ。

私にとっての大学は
遊びに行くところだったので、
今になって
勉強しておけばよかったなーなどと
思ったりしている。
面白かったし、
誰でも顔を出せるというので
時間が合えばまた行こうかと思う。

終わったあと
学生と飲むのが楽しいと聞いていたので
飲み会にも参加した。
学生だけじゃなく
出版社の人もいて
これまた面白かった。
ランディさんは
今日から京都に行くとかで
名残惜しそうに帰っていったが、
私は結局
朝まで学生と飲んでしまった。
学生と飲むと
どうして朝になるんだろう。
まぁ、私が帰ればいいだけなんだけど。
基本的にお調子者なので
調子ぶっこいてると止まらないんだよなぁ。

というわけで
今日は頭が痛いのであった。
ううう。



12/16

ああもうほんとうになんだかひゃああああ。

「ほぼ日」に
「矢野顕子感謝祭」というコンテンツがある。
その名の通り
矢野さんに感謝の気持ちを込めて
なにか貢物をするという企画だ。

なんていい企画なんだろう、と
思っていたら、
なんと私も
感謝させていただけることになった。
矢野さんには
10年近く前、福岡で
一度お会いしたことはあるが、
緊張と興奮で
何をお話したんだかよく覚えていない。
私の人生において
矢野さんにお会いする機会なんて
あれっきりだと思っていたのに、
またお会いできるだなんて。

何を差し上げようかと
ここ1週間思い悩んで、
自分なりにあれこれ考えた。
その詳細は
来週にでも「ほぼ日」に載ると思うので
ここでは詳しく書かないけれど、
いやぁ、もう、
なんだか夢のようでございましたよ。

矢野さんは
ほんとにいつもの矢野さんだった。
ふと私が
「出身、青森なんです」と言ったら
「あら、どごだの(どの辺なの)?」と
早速津軽弁が返ってきた。
私もそこからは津軽弁でお話した。
私の人生において
矢野さんと津軽弁でお話する機会が
やってくるだなんて。

生きててよかった。
本当に、人生って何が起こるかわからない。
そこらじゅうの人に抱きついて
キスして感謝したい気分だ。
そりゃちょっとオーバーだけど。



12/15

今日、はなまるのロケで
視聴者のお宅におじゃましたのだが、
その家のお嬢さんの名前が
「湖」ちゃんであった。
みずうみちゃん。

青くてとても深い感じがする。
いい名前だと思う。
いいイメージをもたらす言葉は
大抵すでに
名前として使われているんだろうけれど、
湖ちゃんという名前を聞いたのは初めてだ。

これが池とか沼だったら
イメージ違いますよねぇ、と
お母さんと話していたら
「友達には
 じゃあ次は沼子?とか
 いろいろ言われました」と
笑っていた。
沼子じゃなぁ。
貞子みたいだよなぁ。

最初は
ご両親にも
「山中さんと結婚したらどうするの!」と
反対されたそうだ。
山中さんと結婚したら
山中湖だ。
河口さんだったら
河口湖。
琵琶さんだったら
琵琶湖。
そりゃ無いか。アハハ。

変わった名前で思い出した。
先日ご一緒した平野レミさん。
レミさんというのは
本名だそうだ。
(戸籍上の名前は和田レミさん)

オンエアのとき、
一緒に番組をやっている
原ゆう子さんが、
自分が持っているレミさんの本に
サインをしてもらっていた。
どんなサインだろうと思って
見せてもらった。



ちょっと見づらいが
下のほう。



レミ、と書かれた下に
「本名で〜す」と書いてある。
で〜すって。

こんなのんきなサインを見たのは
初めてだ。
レミさん大好き。



12/14

金曜日、「暮らしQ&A」の本番前、
飲みの誘いがあった。
「これから生放送でーす」と
お断りしたのだが、
場所を聞いたら
私の家のすぐ近くだったので
番組が終わってから合流した。

これが六本木だとか赤坂だったら
衣装とか靴とかもあるし
疲れてるしで
行かなかったと思う。

行ってみたら
岩波ホールの広報の渡辺さんと
アルバトロスの宣伝部の阿部さんがいた。
みんな独身で年齢も近く
家の場所まで近いうえに
大人げない人ばかりだったので、
初対面だったのだが
えらく盛り上がってしまった。

せっかく家の近くで飲んでいたのに、
結局
ゴールデン街に繰り出して
飲む羽目になった。
でも帰りのタクシーは
1台でいいのだ。
ラクといえばラク。
アハハ。

今日も、
何度かメールのやりとりをしている
新聞社の人と
一度会いましょうか、ということに
なったのだが、
どこで会うのがいいかと話しつつ
お互いの家の場所を聞いたら、
なんと
歩いて2分のところだった。
超ご近所。
それじゃ、というので
地元で食事をすることにした。

ご近所友達が増えて
楽しいなぁ。

林さんのお父さん
面白すぎる。
必見。
ここ読まなくていいから。



12/13

矢野顕子さんのコンサートに行った。

3階席の上の方だったので、
ものすごく遠かったけれど、
それでも幸せだった。
大好きなんだもの。

アナウンサーなんていう仕事をしていて、
ここにイトイさんのことを書いたりしていたら、
矢野さんのコンサートのチケットぐらい
簡単に手に入るだろう、と思う方も
多いと思う。

頼んでみたことがないので
わからないのだけれど、
イトイさんにお願いしたら
なんとかなるのかもしれない。

でも、私にとってのイトイさんは
そんなことをお願いできるような方ではない。
それに、純粋に矢野さんが大好きだという
自分の思いのために
他の人を振り回すのも
どうかと思うのだ。

たくさんのアッコちゃんファンと同じように、
私は矢野さんが大好きなので、
皆さんがやっているように
自分でチケットを手に入れた。
それが3階席の上だった、というだけのことだ。

遠かったけど、良かった。
隣のカップルが
コンサートとは別に盛り上がっていて
そこに気を取られたりしたけれど、
でもとっても良かった。
アンコールで出てきたゲストが
小田和正さんというのも
とっても良かった。
矢野さんが
いかにオフコースが好きだったか、というのは
私の年齢の矢野さんのファンなら
とても良くわかっているはずだ。

アンコールの最後の
「また会おね」で
ぼんやりと涙が出てきた。
私、この曲が本当に好きなんだなぁ、と思った。
もちろんこの曲だけじゃないんだけど、
本当に大好きなんだなぁ。

ものすごく大好きだと思い続けていたら
いつかいいことがあったりするのだ。
もったいぶっているようで申し訳無いけれど、
来週、いいことがありそうなのだ。

あぁ大変。どうしよう。



12/11

ヤワラちゃんがパリで挙式。

思い切ったことをしたなぁ、と思う。
いろんなところで
いろんなツッコミがあると思う。

でもねぇ。
ずーっと柔道をやってきたわけですよ。
ずーっと。
しかも、並のやり方じゃなかったわけで。
世の中の同年代の女の子が
いろんな楽しいことに
うつつを抜かしている間、
ずーっと畳の上にいて
女の子らしいことなど
ほとんどしないまま過ごしてきたわけで。
これがモーグルみたいな
オシャレできるスポーツならともかく、
格闘技だし、柔道だし。

ここは一つ、
大目に見てやって
素直に祝福してあげましょうよ。

一生に一度の結婚式なんだし、
やってみたいことを全部やったらいいと
私は思うのだ。
どうせ披露宴が終わったら
またアテネ五輪に向けて
ハードな練習の日々が始まるんだから。

私は一体
誰に向かってお願いをしているんだか。



12/10

糸井重里さんにインタビューをした。

「ほぼ日」の年末年始企画なので
年末になったら
皆さんに読んでいただけるはずだ。

とっても素敵な時間だった。
あとでもっと整理して書こうと思うけれど、
とにかく幸せな時間だった。

今は何を書いても
うまく書けないような気がする。
落ち着いてからご報告しますね。



12/9

バスの中で聞こえてきた
女の子同士の会話。

「家の電話壊れちゃってさ」
「家って? さっきかけたよ」
「ヒガコの家のほう」
「あー」
「あたし今ハナコのお姉ちゃんちにいるから
 わかんなくて」
「ねぇ、ハナコとムサコって近い?」
「うーんビミョー」

ヒガコだのハナコだのまでは
よくわからなかったのだが、
ムサコと聞いてピンときた。

ヒガコは東小金井、
ハナコは花小金井、
ムサコは武蔵小金井だ。

日々何度も口にするちょっと長い言葉は
必ずと言っていいほど略されていく。
私は小金井に住んでいないから
小金井という言葉をめったに口にしない。
だから
武蔵小金井がムサコになるなんて
思いもしなかった。
面白いなぁ。

そういえば以前、
東中野のことを
ヒナノと呼んだ人がいた。
これってポピュラーな呼び名なんだろうか。
ちょっとどうかと思うんだけど。

林さん、またものすごく
くだらないことしてる。
わははは。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

昨日お会いしたマギー審司さん
とっても腰の低い
楽しい方であった。

簡単にできるマジックを
いくつか教わったのだが、
合間にいろいろお話を伺った。
「マジックを修行して
 どのぐらいになるんですか?」とか。

審司さんの返事が
おもしろかった。

「10年ぐらいですかねぇ。
 弟子入りしてる前からやってたんですけど
 
弟子入りしたら
 マジック下手になっちゃった
んですよね」

アハハ。
まぁ冗談だとは思うけど面白い。
審司さんの師匠は
ご存知マギー司郎さんだが、
たしかに司郎さん、
手品というよりはトークの印象が強い。
「いんばらきの老人ホームでは
 ウケたんだけどねぇ〜」
というアレだ。

せっかく教わったので
練習してみよう。
そうでなくても
なにかと忙しい師走なのに
マジック練習してる場合じゃないんだけど。



12/8

はなまるのオンエアが終わったところ。

今日のはなまるカフェのゲストは
宮沢りえさんだった。

特にファンというわけでは
なかったのだが、
このところ
お見かけするたびにキレイになっていくので
気になっていた。

私のコーナーが終わって
スタジオに入ってきた宮沢さんは
髪を短く切っていて、
思わず「わぁー」と声を出してしまった。
キレイだったなぁ。

ランディさんへのメールに
きもののことを書こうとしていて、
「樋口可南子のきものまわり」という本を
昨日読み直していたのだが、
最初の方に
樋口さんと宮沢さんの
きもの姿の写真が出てくる。
これがまた
お二人ともよくお似合いで美しい。

カフェの間じゅう
スタジオで見ていたのだが、
聡明で華があって、
それでいて飾り気が無いので
大好きになってしまった。
素敵だなー。

デートの最中
撮影をしていた斉藤さんと
バッタリ会った話をしていたが、
私も宮沢さんにバッタリ会ってみたいものだ。
あ、面識が無いから
バッタリ会っても
何も起こらないのか。
今日生で見られたから別にいいんだけど。

これから
マギー審司さんに
マジックを教わりに行く。
教育テレビで仕事をして
まさかマジックを教わることになるとは
思わなかった。
まぁある意味教育というか。
楽しみー。



12/7

昨日、かつしかFMで、
発売されたばかりの
「オトナ語の謎。」の本を紹介した。

これは
「ほぼ日」に連載されたコンテンツを
本にまとめたものだ。
連載当時から
面白がって読んでいて、
このサイトでも「テレビ語の謎。」と
まんまパクリのコーナーを
作ったものの、
あんまり面白くなくて
とっととやめてしまったという経緯がある。
経緯ってほどのものじゃないけど。

本になったものを読んでみたら、
連載されていたものをベースに
さらによく考えられた本になっていて、
面白くて感心した。

書いたのは
「ほぼ日」の永田さんだが、
永田さん、ものすごく頑張ったんだと思う。
心から褒めてあげたい。
私に褒められても
嬉しくないとは思うが。

かつしかFMが終わって
携帯の電源を入れたら、
ドリームゲート編集長の野村さんから
「飲んでますよー」と
メールが届いていたので
合流した。
野村さんは
もともと「アントレ」の編集長で、
今も起業したい人を支援する仕事をしている。
あちこち顔が広い方なのだが、
昨日はたまたま
八重洲ブックセンターの鹿島さんという方が
いらしていた。

「オトナ語の謎。」は
通常の書籍の販売ルートではなく
「ほぼ日」の自社販売、という形を
とっている。
だから、まだ
「ほぼ日」でしか売られていないのだが
初版の5千部は
あっという間に
売り切れてしまったそうだ。
書店に置かれるかどうかは、
その書店が置きたいと思うかどうか、に
かかっている。
私は別に
「ほぼ日」の営業でもなんでもないし
頼まれたわけでもないのだが、
せっかく大きな書店の方にお会いしたので
お願いしておいた。

これで本当に
八重洲ブックセンターに
「オトナ語の謎。」が並んだら
面白い。
書店の店頭で
本を手に取った人に
「それ売り込んだの
 俺だから! 俺!」と
言いたくなるかもしれない。
言わないけど。

この頃、本当に
いろんな縁を感じるのだ。
いろんな人に
とてもいいタイミングで
出会わせてもらっているような感じだ。
嬉しいなぁ。
おいしいものを食べるのも
とっても嬉しいけれど、
いろんな人に出会うのも
同じぐらい嬉しい。

個人的に嬉しいことを
こうして勝手に書き連ねているのだが、
このところ
「いろんな出会いがありますね」というメールを
よくいただくので、
これまた嬉しく思っている。
私の感じるこの嬉しさを
読んでいる皆さんにも
わかっていただけるなんて
ありがたいなぁ。
お返事書けなくて
本当に申し訳なく思っているんですが、
皆さまからのメールは全部
嬉しいなぁと思いながら
読んでおります。
ありがとうございます。

明日は「はなまる」だ。
早く寝なくちゃ。



12/5

「暮らしQ&A」のゲストは
女優の萩尾みどりさんだった。

飾らない人柄で
とっても素敵な方だった。
放送では
萩尾さんが
きものを着て撮った写真を取り込んで
年賀状を作ったのだが、
本番前に
「きもの、お好きなんですか?」と
尋ねてみた。

「ええ、好きなんですよ」と
おっしゃるので
「私も最近なんですけど
 きものを良く着るんですよ」と
言ったら
「知ってますよー」
と言われたのでたいそう驚いた。

こないだ、
和菓子の回にきものを着て出たのを
ご覧いただいたのだと思うが、
やはりきものが好きな人は
きものを着ている人のことを
よく見ているのだと思った。

「よく似合っていらっしゃる」と
褒めていただいたので
とても嬉しかった。
放送終了後、ご挨拶をしたら
「きもの、どんどん着てくださいね」と
言ってくださった。
ハイ、どんどん着ますー。

本番終了後、
丹治さんの事務所へ。
ダ・ヴィンチの取材でご一緒した
丹治さんは、
こないだ独立して事務所を開いた。
今日は
事務所のお披露目パーティーだったのだ。

10時で終わり、ということだったのだが
番組が終わるのが10時だったので
急いで行った。
たくさん人がいらしたが
それでもずいぶん帰ったのだとか。
料理研究家の
高山なおみさんが
煮卵を出してくださった。
煮卵に香菜が添えてあったのだが
これが良く合うのだ。

その後、とても気遣いのある男性と
しばらく立ち話をしていた。
ほんのちょっとのつもりが
どんどん話が盛り上がったので
遅ればせながらなのだが
お名前を伺った。
なんと寺門琢己さんであった。

寺門さんのことは
丹治さんだけでなく
いろんな方から聞いていたのだが、
お顔を存じ上げなかったので
知らないままお話していた。
その後、
行きつけの寿司屋が同じということまで
判明して
たいそう盛り上がってしまった。

寿司屋のほかにも
共に大好きなごはん屋さんがあって、
そのごはん屋さんからも
寺門さんの話をいろいろと聞いていた。
寺門さんがしばらく行っていないというので
奥様と3人で出かけることにした。
いきなり寺門さんと一緒に行ったら
さぞかし驚くだろうな、と思ったのだ。
案の定ものすごく驚いていた。
わはは。

たまたまお話した相手が
寺門さんだったなんて
ちょっと驚きだが、
いろいろと同じような体験があって
話が盛り上がるのも
むべなるかな、であった。

人が人を繋げてくれて、広げてくれて、
本当に嬉しい。
初対面の人とも
どこかで繋がっていたというのも
とっても面白くて嬉しい。

早めに帰ってきて
明日のかつしかFMの準備を
するつもりだったのだけれど、
全然できてない。
これからやらなくちゃなぁ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−

ランディさんのサイト

「粋に着流して」
ランディさんの分が更新されてます。

編集者の喜びは
原稿を誰よりも先に読めることだ、と
聞いたことがあるけれど、
この「粋に着流して」は
私にとってはそんな感じだ。

数日後には
サイトで誰もが読めるのだけれど、
ちょっと先に読めるのが
なんだか嬉しい。
それにお返事を書けるのも嬉しい。

なんでまた
自分が作家の方と
メールのやりとりをしているんだか、
いまだによくわからない。
してみたい人なら
他にもいくらでもいるだろう。

できるのかなぁ、と
今でも思っている。
つまらないことを書いてしまうんじゃ
ないかなぁ、とか。

でも、
なんでもやってみた方が
いいと思っているのだ。
世の中に
「やらなきゃよかったこと」なんて
無いんじゃないかと。
いや、ほんとはあるんだろうけど
「やらなきゃよかった」ということが
やってみたおかげでわかった、と考えれば
やってみた甲斐はあるよねぇ、と思う。

私の人生、ずーっとそんな感じだな。
やっちゃって生きてきてる感じ。

今日はこれから
「暮らしQ&A」生放送でーす。



12/4

インタビューを受けてきた。

日頃はインタビューをする側なので
話を聞かれるというのは
なんだか不思議な感じがする。
いつもお話を聞いている相手の方は
こんな感じなのかなぁ、と思ったりして。

私なんかにインタビューをしてくれたのは
Z会のウェブサイト
なんでまた
私に話を聞きに来たかというと、
担当の人が
私の高校時代の友人の
お姉さんだったのだ。
同じ高校で、
私が1年のときに3年だったので
高校時代から知っている。
宮本大誠さんと同学年ということだ。
まぁ、そんなわけで
ネタに困って私を思い出したと
いうことなのだけど。

お会いするのは
その友達の結婚式以来で、
10年ぶりぐらいであった。
以前からマイペースな感じの方だったが
今日お会いしたら
さらに拍車がかかっていて面白かった。

いろんな縁が
いろんなところで繋がるというのを
このところ実感している。

今度、とんでもないご縁が
繋がることになった。
ビックリだ。
近々ご報告しまーす。

−−−−−−−−−−−−−−−−−

木曜はカフェの日。

昨日は
友達と食事をするはずだったのだが
相手の体調が悪いというので
キャンセルになった。

このところ
口内炎ができたりと
ちょっとお疲れモードだったので
「豊島園 庭の湯」に行った。

いつもならまっすぐ温泉に行くのだが、
仕事が予定よりも早めに終わって
時間があったので、
水着を借りて
プールに行ってみることにした。

円形の温水プールは
遊泳禁止であった。
ずいぶん泳いでいなかったので
泳げないのは残念だったが、
仕方が無いので
ゆったりと水の中を歩いていたら
とっても気持ちが良かった。
中年の男女が何人か
プールの端を往復していたので、
そこに混じって
しばらく歩くことにした。

実は、二十歳を過ぎるまで
泳げなかった。
高校のプールで溺れかけたこともある。
ずーっと水なんか嫌いだったのだ。
二十一歳のとき、ふと思い立って
ひと夏プールに通い、
独学で泳ぎを覚えた。
水に浮かぶまでは大変だったが、
浮かんでみたら
水の中を漂うことが
これほど気持ちいいのかと驚いた。

そういえば、
その頃から
お風呂や温泉は大好きであった。
お湯が大好きなのに
水が嫌いというのも
考えてみればヘンな話だ。

そんなことを考えながら
30分ほど
プールをゆらゆらと歩いた。
軽い疲れが心地良かった。

それから温泉に入った。
自分から動かなくても
水圧とともに
温泉の成分が体に入ってくるような
気がする。
気のせいかもしれないが
別にいい。
気持ちいいんだもの。

プールでは水圧よりも浮力を感じる。
お風呂では浮力よりも水圧を感じる。
どっちも気持ちいい。

泳げるようになって良かったなぁ。
気持ちよさを知っただけでなく、
例えば「タイタニック」を観ながら
生きることを考えられるようになったし。
以前の私だったら
あの状況下では
真っ先に死んでいたはずだ。
あ、あれは
泳げるかどうかの問題とは
ちょっと違うか。

家の近くのスポーツクラブには
もう8ヶ月以上行っていない。
今年のうちに1度は行こうっと。
会費もったいないしなー。

ものすごく久しぶりに
「思ったり、起こったりしたこと」
更新しました。
くだらないこと書いてますが。



12/3

東京ガスの研究所で取材中。

ロケをしていたら、
研究員の女性に
「こないだ、誰かのエッセイを読んでいたら
 女性に好かれる話し方、みたいなことで
 NHKの今泉さんって
 名前が出てましたよ」
と言われて驚いた。

どの雑誌の
どなたの発言なのかわからないのだが、
どなたかが
私の知らないところで
褒めてくださったらしい。
嬉しいような気もするのだが
なにぶん
どなただかわからないので
嬉しさがぼんやりしている。
気になるなぁ。

だからといって
面と向かって目の前で褒められても
きっとものすごく気恥ずかしいことだろう。
褒められるってのも
難しいもんだなぁ。

あぁ気になる。
どなたかご存知だったら
教えてほしい。



12/2

昨日、大宮でロケを終えて
車で都内に戻る途中、
同じはなまるアナの
旗本さんから電話があった。

「谷島先生のところでロケをしてて
 このあと作ったものを食べるんだけど、
 今泉くん空いてたら来ない?」

料理研究家の谷島せい子さんとは
はなまるで何度もご一緒しているのだが、
ここ半年ほど
お会いしていなかった。
谷島さんのスタジオは
とてもくつろげる大好きな場所だ。
せっかくなので
おじゃますることにした。

途中から
私のきもの仲間でもある
元はなまるの女性スタッフも加わり、
遅くまで楽しく過ごした。

おいしいものを食べて
おいしいお酒を飲んでいたら
気持ちが暖かくなる。
愚痴を言っていても
悩みごとを話していても、
家に帰ったら
ちゃんと眠れる気がする。
昨日はべつに
愚痴や悩みを話していたわけではなく、
だから余計に楽しかった。

今日は
やはりはなまるでおなじみの
堀江ひろ子さん、さわこさん親子と
はなまるのロケでご一緒した。
堀江さんとは
ロケの間じゅう冗談ばかり言っていて、
毎回ゲラゲラ笑いながら撮影をしている。
親子の遠慮の無いツッコミも
聞いていてとてもおもしろい。
そしてできあがる料理は
もちろんおいしい。
堀江さんとのお仕事も
とっても楽しいので大好きだ。

料理は、
もちろんおいしい方がいいけれど
料理そのものがおいしいだけだと
何か足りない気がする。
作る人も食べる人も一緒に
暖かい気持ちで
おいしいおいしいと言って食べたら
もっとおいしくなるはずだ。

作る方も食べる方も、
おいしい空気を作るように努力したら
食卓はずっと楽しくなる。
喜んで欲しいという気持ち、
ありがとうと思う気持ち、
そういう暖かい気持ちで
食卓を囲む。

お店で食べるときもおんなじだ。
やたらと偉そうにしたり、
聞かれてもいないウンチクを垂れるよりも、
とにかく暖かい気持ちで
出てきたものをいただく。
おいしいものを食べることができて
嬉しいなぁ、と思いながら
一緒に行った人やお店の人と
会話を交わす。
そんな暖かい時間を過ごすことができたら
お金を払うことはちっとも惜しくない。

暖かい気持ちのお客さんが嫌いな店なんて
無いはずだ。
もしあったら、
そんな店、行く価値は無いと思う。
いくら味が良かったとしても
私はイヤだ。

偉そうなことを
書いてしまったが、
これは人に勧めているというより
私自身がそうありたいなぁ、という話だ。
昨日今日と
暖かい気持ちで
おいしい料理を作る方とご一緒して、
改めてこんなことを思ったのだ。

ここを見ている人の中には
毎日料理を作っているという方も
たくさんいらっしゃると思う。
皆さんの食卓が
暖かいものだったらいいなぁ、と
願っているのだけれど。



12/1

更新さぼってる間に
カウンターが10万を超えていた。
いつ超えたんだろう。
すいませんこんな調子で。

はなまるのオンエアが終わって
スタッフルームで待機しているところ。
この時間が一番眠くなる。

昨日はお寿司を食べた。
大間のマグロをいただいた。
おいしかったなぁ。
実は土曜日もお寿司を食べたのだ。
お寿司大好き。

4時半起きなので
眠くて頭がまわりません。
たまに更新したかと思うと
こんな内容だしなぁ。

田口ランディさんのサイト
往復メール書簡、
私の分が更新されてます。



11/27

渋谷のカフェで更新。
最近このパターンが多いな。

今夜は
柳家花緑さんの独演会に行く。
以前、
花緑さんと芝居の打ち上げでご一緒した話を
ここに書いたのだが、
それ以来ずっと
花緑さんのことが気になっていたのだ。

落語、
一度は足を踏み入れてみたい分野だったので
こういう出会いがあって嬉しい。
私は人から
フットワークが軽いと言われたりするのだが、
だからといって
理由が無ければ
なかなか動けないしなぁ。

「ほぼ日」の
「ホーメイ、大流行か?!」
きょうが最終回です。
先日のホーメイコンテストの様子が
写真つきで見られますよー。



11/26

昨日の寝ているときの写真
友人に
「あれはヘンだよ」と
言われてしまった。
でもさー、すごく良く眠れるんだよー。
ほっぺたにマスクのゴムの跡がつくけど。

今日の「ほぼ日」の
「智慧の実を食べよう」のところには
私のインタビューが
載ってます。
相手は飲み仲間の西本さんだけど
これはちゃんと真面目に答えたものなので
読んで下さいねー。

明日は
「ホーメイ、大流行か」
最終回です。
ホーメイコンテストの様子が載ります。

いやぁ、このところ
ほぼ日づいてたなぁ。
でも、また面白そうなことを
させていただけることになった。
すんごく楽しみ。
フッフッフ。



11/25

夜中の3時半ぐらいまで
原稿を書いていたのだが、
5時半過ぎには起きて
兵庫県の赤穂市に向かった。

のぞみに乗って
新神戸の駅まで行き、
そこからこだまに乗り換えて
新明石へ、
さらに在来線に乗り換えて
東加古川という駅まで行った。

新神戸に行くだけで
3時間かかるので
思いっきり寝ようと思っていた。
以前アイスランドに行ったときに使った
首まくらとアイマスクと耳栓を引っ張り出し、
さらに
列車内が乾燥しているので
駅の売店でマスクも買った。

列車がまだホームにいるうちに
駅弁を食べ終え、
全てを装着して
万全の体制で眠りについた。

眠る前に
今の自分ってどんな状態なんだろう、と思い
携帯のカメラで撮ってみた。
こんな感じ。



ものすごく良く眠れたのだけれど、
これ、かなり怪しい。
電波少年のロケみたいだ。

でも、帰りもこれで帰ってきた。
とっても良く眠れたので
今後も気にせず
これでいこう。
ヘンですかね。

明日の「ほぼ日」の
「智慧の実を食べよう」のコンテンツに
私のインタビューが載るそうです。
智慧の実のDVD
安いものではありませんが
ものすごく中味の濃いものになっているので
聞いてない方はぜひ。



11/24

原稿を書いていたのだが、
たまたまつけたテレビで
竹中直人さんが
「キャラクタートランプ」というのを
やっていた。

「年齢」「性格」「職業」の
3種類を適当に引いて
そのキャラクターの人になりきる、
というものなのだが。
「50代のオカマっぽいダンサー」とか
「30代の酔っぱらった美容師」とか
面白くて手が止まってしまった。

竹中さんは
素でテレビに出られないというので
有名だが、
あんなに面白いんだから
別に素で出なくてもいいと思う。

明日はまた赤穂市に行ってきます。
移動が往復8時間。
取材がたぶん2時間ぐらい。
もちろん日帰り。

新幹線で寝るとして
今日はもうちょっと原稿書きだ。
よーし。



11/23

きょうはホーメイコンテストだった。

いやー、面白かったー。
でも疲れたー。

詳しいことは
今度「ほぼ日」に
書きますねー。



11/21

あー面白かった。

きょう「暮らしQ&A」でご一緒した
平野レミさんは
予想以上の面白さであった。
リハーサルからあのまんまで
もう笑いっぱなし。

今日の台本に

今泉 (歌って踊る?)

という部分があった。
かっこで括られているのは、
その前のVTRの中で
レミさんが歌って踊っているので
もし良ければそんな感じでできますか?
というようなお願いっぽいニュアンス、ということだ。

歌って踊る、といっても
曲も振り付けも無い。
でも、レミさんがやっているんだから
私がやってもいいかなぁ、と思い
リハーサルで
適当に歌って踊ってみた。
VTR中のレミさんのマネをしてみたのだ。

すると、
スタジオの反対側で
モニターを見ていたレミさんが
「あらー!
 あなたそんな人だったの?」と
私にも聞こえるような声で
大笑いしているのが聞こえた。
リハーサルだったので
「そんなこと言わないで下さいよー」と
返事をしつつ
私も笑っていたのだが、
みんな面白かったと言ってくれたので
本番でも歌って踊ることになった。

とはいっても
相変わらず曲も振り付けも無いのだ。
かといって
練習するようなものでもないと思ったので
(上手にやったら多分面白くないし)
また適当にやろうと思っていた。
VTRがあと10秒で終わるという時、
スタジオの向こう側から
「頑張ってー!」という大きな声がした。
レミさんが励ましてくれたのだ。

嬉しかったが、すぐVTRが終わったので
何を頑張るのかよくわからないうちに
また適当に歌って踊ってみた。
向こうから
レミさんの大きな笑い声が聞こえてきた。

レミさんは
本番ではさらにパワーアップしていたが
リハーサルと本番で
違うというわけでもなかった。
レミさんはいつもレミさんだ。
本番では
いきなり「ミルクちょうだい!」と言って
ミルクを持って歌い始めたりして
周囲のスタッフもカメラさんも
あたふたしていたのだが、
それもひっくるめて
ものすごく面白かった。

何もかも思った通りにいくのが
仕事としてベストだとは思うが、
思った通りにいかないときの方が
どどーっとアドレナリンが出るような気がする。
そして、
多分その方が
見ている方も面白いであろう。
やっている方も、実は面白いのだ。

放送が終わったあと
レミさんにご挨拶をしようとしたら
先にレミさんから
「あなた面白かったわよー!」と
言われた。
レミさんの方が
私よりよっぽど面白かったんだけど。

ご主人は和田誠さんで
息子さんは
トライセラトップスのボーカル。
そんな家のお母さんは
やりたい放題だ。

レミさんの家族の会話って
どんな感じなんだろう。
またぜひご一緒したいなぁ。
ホントに楽しかった。

家に帰って
自分の歌と踊りを見てみたら
かなりヘンだった。
ありゃレミさんも笑うわなぁ。



11/20

明日の「暮らしQ&A」のゲストは
平野レミさんだ。

こないだ、レミさんとよく仕事をしている
料理助手の方と話す機会があった。
レミさんは
テレビに出ているあのまんまの方らしい。

言いたいことを言って
やりたいようにやって
歌って踊って
料理を作る人は、
レミさんぐらいだと思う。

レミさん、明日は
何をやってくれるんだろうなぁ。
もうワクワク。
ただ、レミさん次第で
時間が変わってくる可能性があるので
仕事としては
きっととても大変だ。
コメントをとっさに縮めたり、伸ばしたりすることも
あるかもしれない。

でも、
それもひっくるめて楽しみなのだ。
生放送だもんね。
ふふふ。
楽しみ〜。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

打ち合わせとナレーション録りの合間に
渋谷のカフェで書いている。

ここはNHKの高市アナ
時々来るところなのだが、
高市くんは今
南極に行っている。

この仕事に就いていなければ
行かなかったであろう場所は
数え切れないほどある。
それが、私が
この仕事を好きで続けている
大きな理由でもある。

でも、南極にはかなわないなぁ。
ちょっと行ってきまーす、という場所じゃ
ないもの。
高市くんは
南極から生中継をするので
楽しみにしている。

さて、昨日観た芝居は
月影十番勝負「ダブルアルバム」。
面白かった。

内田春菊さんが出ているのだが
なんともいえない存在感であった。
内田さんは漫画家だし小説家だし
歌もうたうし女優もやる。
なんでもやりたい人なんだろうなぁ。
やれているからすごいと思う。

実は、宮本大誠さんの結婚披露宴で
一度お目にかかったことがあるのだが、
私は司会だったので
あまりお話ができなくて残念であった。

途中出てくる
青森の方言がうまいなぁ、と思ったら
演出は木野花さん(青森出身)であった。
なるほどね。

ほぼ日の
「ホーメイ、大流行か!?」
本日更新してます。
巻上さんのトゥバ旅行話が
面白いですよー。



11/19

寿司、一人で行きますか。

お昼、人に会う用事があった。
お寿司が食べたかったので
ランチの場所を寿司屋にした。
ここ数日
なんだかお寿司が食べたかったのだ。

夜、何度か
一人で行こうかとも思ったのだが
結局行かなかった。
一人で寿司屋に行くのって
ちょっと気構えがいる感じなのだけれど
どうだろう。

うちの近くの寿司屋に
何度か一人で行ってみたことがあるが
寿司屋のおやじが
合間にたばこを吸うのが
どうも好きになれなかった。
横に座っている人が
たばこを吸うのも
あんまり好きじゃないのに
おやじが吸ってるなんてなぁ。

近所の他の寿司屋も
ランチを狙って行ってみたりした。
でもなんだかピンと来ない。
通おうという気にならないのだ。

どうだったら通えるのだろう。
おいしい。
高くない。
おやじがいい人。
清潔。
お酒の種類が多い。
要求多いかなぁ。

これから芝居を観に行きまーす。


11/18

今日は一日カビ取り。

世田谷区の若林というところで
撮影をしている。
ここは、私が上京して
一番最初に住んだ場所だ。
住み始めたのが18歳だから
もう17年も前のことになる。
あぁ、もうそんなに前のことなんだ。

そんなことを思いながら
撮影を始めようとしたら
足りないものがあった。
スーパーの場所を覚えていたのと、
私がいなくても
撮影できる部分があったので、
私が買いに出ることにした。

道は覚えているのだが
景色はずいぶん変わったような気がする。
新しい建物やマンションが増えた。
私が住んでいたアパートは
まだあるんだろうか。
もう無いかもしれない。
とはいうものの
もともと何があったか
よく思い出せなかったので、
懐かしいという感情も無かった。

アパートに寄る暇は無いので
まっすぐ駅へと向かった。
踏切が上がるのを待っていたら
電車から降りてきた女性に
「…今泉くん?」と話しかけられた。
誰だか思い出せずにいると
「大学のとき…体育が同じだったような…」と
教えてくれた。
体育が同じだというなら
多分同じクラスなのだろう。
結局思い出せないまま別れた。

大学時代に住んでいた場所で
大学の同級生に会ったというのに、
どちらも見事に覚えていなかった。
大事な場所だったし
大事な時間だったはずなのに。

…と感慨にふけっている暇は無かった。
早く買い物をして
撮影現場に戻らなければならない。

現場に戻ってから、
空き家の畳いっぱいに生えたカビを
必死に拭いた。
感慨もへったくれも無かった。
ものすごいカビだったんだもの。

大切な青春時代の思い出も
カビ掃除の前に色あせてしまった。
ま、そんなおおげさな話でもないけど。


11/17

ほぼ日のコンテンツには
コンテンツに合わせたおさるがいる。

「ダーリンコラム」だと
ダーリンおさるだし
(顔がイトイさんに似ている。
 そういえば
 イトイさんから来るメールの最後には
 ■と●と・で
 イトイさんの顔が書いてあるのだが
 設定を等幅にしていなかったので
 ずいぶん長い間
 そのことがわからなかった。
 トホホ)
「坊さん」だと
坊さんおさるだ。

コンテンツごとに
いちいち作っているのかと思ったら、
いろんなおさるがいて、
コンテンツに合うものを
使うことが多いのだとか。

今回、ホーメイのコンテンツのおさるを
どうしましょう、という話になったのだが、
私がアナウンサーなので
やっぱりマイクおさるかな、ということに
なった。
でもマイクおさるは
ちょうど「GOODS JOCKEY」
使っているところだった。

別に同じでもいいかなぁ、と
思っていたのだが
「色、今泉さんっぽいのにしましょう」と
トミタさんが言ってくれて
マイクおさるイマイズミバージョンができた。



おわかりだろうか。
マイクの色が黄色から青になっている。
ふふふ。
愛着が湧いてきたので
携帯の待受画面をこれにしている。

ちなみに
「感心力がビジネスを変える!」のおさるは
フムフムおさるだ。
田中さんがそのままおさるになっている。
自分がおさるになっている人は
そんなにいない。

以前、田中さんが
自分おさるを待受画面にしているのを見て
「いいなぁ」と言ったのだが、
そのときの田中さんは
ちょっと自慢げであった。

でもこれで対抗できる。
何を対抗するんだか。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

都内のハウススタジオで撮影中。

ハウススタジオ、とは何かというと、
要は空き家だ。
空き家を買って
(なのか借りてなのかは知らないが)
家具を置いたりして
撮影用に貸し出すという商売があるのだ。

初めてハウススタジオを訪れた時には
どういう需要があるんだろうと思ったが、
結構あるらしい。
今日は「掃除」というテーマなので
あちこちを掃除している。
以前、お風呂場の床の段差を無くする
すのこのようなものを紹介するVTRの撮影を
したことがあるが、
その時はずーっと風呂場で撮影していた。

カビを取るというテーマで
とあるハウススタジオの
風呂場で撮影をしたことがあるのだが、
風呂場がやたらとゴージャスであった。
タイルが赤いしジェットバスだし。
まるでラブホテルみたいだな、と思ったら
カメラマンが
「ビデオの撮影にも使うんですよ、こういうところ」
と教えてくれた。
ビデオとはもちろんHなビデオだ。
ふうーん。

ということは。
今私が必死になってカビを取っている
この風呂場で、
あんなことやこんなことが行われたということか。

そう思ったら
カビを取るのがとてもむなしくなった。
なんでまた私は
こんなところのカビを
一所懸命に取っているのか。
まぁ仕事だから仕方無いが。

アナウンサーの仕事って
結構地味なことが多い。
大体にして
仕事場でこっそりサイト更新してるのって
すごく地味。


11/16

ほぼ日の
「ホーメイ、大流行か?!」
明日の11時ぐらいに更新なので
ぜひご覧下さい。
めっちゃめちゃ面白いです。
自分で書いたのに
自分が笑っちゃったもん。

とはいうものの。
やってみるまで
わからなかったのだけれど、
編集という作業って
大変なのねー。
私は書くだけなのだけれど、
書いたものをどうするか、については
やはり編集者の力は大きい。
要は
「全部受け止めてくれる」
ということだろうか。
書き手のワガママを
受け入れてもらうというか。

これは「ダ・ヴィンチ」の取材でも
おんなじだったなぁ。
自分の興味の範囲はともかく
相手のやっていることを受け入れる器が
編集の人にはあるのだ。

話すことと書くことは
本質ではそんなに変わらないと思うけれど、
いろいろ違うことがあるんだなぁ。

寝なきゃいけないんだけど
「Get Sports」見てます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−

Qちゃん大変だったねぇ。

それにしても
大食いだからQちゃん、というのが
すっかり定着してしまっているのは
高橋尚子さんとしてはどうなんだろう。
沿道の人も普通に
「Qちゃーん」とか呼んでたしな。

さて、読売新聞を買ってきた。
読売新聞を購読している方は
昨日の夕刊の6面を。


(クリックすると大きいのも見られます。わざわざ見てみたい方はどうぞ)

どうということのない
プロフィール紹介なのだが、
ここが恥ずかしかった。

「趣味は温泉や健康ランド巡り、
 特技は体操やスキー、スケートです」


その通りだから仕方が無いが
もっと他に無いものか、と
改めて考えてしまった。

一緒に載っている
伊藤里絵さんなんて(面識無いけど)
「趣味はテニスとゴルフです」だって。
いいなぁ。王道行ってる。

私っぽくて
ちょっと小粋な趣味は無いものか。
あ、きものを着るとか
付け加えておけば良かったのか。
トホホ。

あと、写真が若いな。
やせてるし。
最近写真撮ってないんだよなー。
詐欺画像とか言わないでね。


11/15

起きました。

せっかくの休みなのに
またこうして寝て過ごしてしまった。
洗濯とか掃除とか
やりたいこといろいろあるのになぁ。
特に掃除。

番組では掃除術などを紹介して
実際なるほどねーと感心しながら
放送しているのだが、
なんでそれが自分の家で
できないかねぇ。

いっそのこと
引っ越してしまいたいが
そんな余裕無いしなぁ。

あ、読売新聞買いに行かなくちゃ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−

地震すごかったねぇ。

昨日、NHKの生放送を終えたあと、
いつもなら榊アナやスタッフと
飲みに行ったりするのだが、
まっすぐ帰ってきた。

ほぼ日のホーメイの原稿が
思ったように書けなくて
前の日からずっと出来上がらなかったのだ。

何回も書き直して
8割ぐらい書いたところで
午前3時を過ぎていた。
生放送の後なので
頭は起きていたのだが
さすがに疲れたので一旦寝ることにした。

7時にめざましをセットして
(それで多分起きるのが8時ぐらいなので)
ベッドに入った。
ウトウトとしてきたところで
体が揺れているのに気付いた。
「あれ、地震?」とぼんやり思っていたのだが、
なかなか目が開かなくて
ひょっとしたら夢かもしれない、とも
思っていた。

でも、それにしちゃ長い。
起きてみたらやっぱり揺れている。
薄暗い部屋の中で
ぼーっと揺れている私。
揺れて湘南。
それは薬丸さんの奥様の歌だ。

揺れがおさまったところで
テレビをつけた。
最初にNHKで地震速報が出たのを確認して
また寝た。
この、速報を確認するというのは
みんなやってることだと思うんだけど
どうだろう。
私が放送の仕事をしているからだろうか。

8時前に起きて
原稿を読み直したら
あ、説明が長いなーというところが
いくつかあった。
どうしようかと思ったが
ガーッと削って書き直した。

この日記も
それくらいの手間をかければ
もうちょっとマシな内容になるんだろうな。
でもそんな気全然無いです。
すいませんー。

夕方から人に会うので
もうちょっと寝よう。
おやすみなさい。



11/14

きょうの「暮らしQ&A」のゲストは
料理研究家の鈴木登紀子さん。

ご一緒するのは初めてだったのだが、
かわいらしいおばあちゃま、という感じで
とっても面白かった。

リハーサルで、
かき飯を炊くのにお米を水に漬けたあと、
昆布だしと入れ替えるために
おたまで水をすくっていたのだが、
話しながらすくっていたので
「あら、何杯すくったか
 わかんなくなっちゃったわ」と
おっしゃった。
その言い方が
ほんとにかわいらしいのだ。
スタジオにいた若い女性スタッフが
全員「かわいーい」を連発していた。

きょうが79歳のお誕生日ということで
本番終了後に花束をプレゼントした。
同じ青森県出身ということで
私が手渡したのだが
とても喜んでいただいた。

いいなぁ、かわいいおばあちゃん。
私もかわいいおじいちゃんになりたい。
大きさだけは
条件クリアしてると思うんだけど。

あ、明日の読売新聞の夕刊の
「みんなの質問箱」という欄
(たぶん芸能面)に
私が載るそうだ。
どなたかが私のことを
「あの人は誰?」と
はがきで読売新聞に質問して下さったのだとか。

私なんかに興味を持っていただいて
ありがたいことでございます。
読売新聞買いに行かなくちゃ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

こないだ、
作家の素樹文生さんと飲んだ話を書いたが
素樹さんも
ご自分のサイトに
私のことを書いてくれていた。
モトギ・ドットコム→ゆるゆる日記)

自分でも
よく喋ったなぁ、と思ったが
素樹さんに言わせると
「とにかく、よく喋る。今ちゃん、喋るなあ。すごいなあ」
だって。
アハハハハ。

素樹さんは
私が酒を飲んでダラダラと話していることを
ものすごくちゃんと聞いている。
時々聞き取れないところがあると
「あ、今聞き取れなかった」と
聞き返してくれる。
そこまで真剣に聞いていたら
そりゃ疲れるであろう。
こっちも酔っぱらってるしなぁ。
こんどからちょっとおとなしくしよう。
無理か。

今日はこれから
NHK「暮らしQ&A」生放送。
こないだのカキづくしの様子が
見られるよ。



11/13

こないだ、
ここによく登場する
ほぼ日AOR西本乗組員夫妻と一緒に
原宿の
ニューバランスのショップに行った。
その時の画像を
西本さんが送ってきてくれたので
載せることにする。

このところ
スニーカーが欲しいと思っていたのだが、
西本さんの奥様は
ニューバランスにお勤めなので
ニューバランスのシューズには
とても詳しい。
それで連れていってもらったのだ。

詳しいだけじゃなくて
今回は奥様が
社員割引価格にしてくれた。
ワーイ。

社員でもないのに
ずるい、という方もいるだろうが、
私はこの2人の結婚披露宴の
司会をしたのだ。
その時のお礼に、ということで
特別なのである。
うらやましいなーという方は
ぜひ
ニューバランスの社員の人の披露宴で
司会をしていただきたい。
そんな無茶な。

安くなる、というメリットのほかに
この原宿の店には
もう一ついいことがあった。
両足の長さや形を測ってくれて、
足の形に合ったものを教えてくれるのだ。



今までずっと
25センチの靴を履いてきたのだが、
私の場合
右足は24.5、左足が24.9と
大きさが違っていた。
もちろん大きな方に合わせるのだけれど、
知っているだけで
サイズの選び方が違ってくる。

あと、ひとくちに
ニューバランスといっても
モデルによって足型が違うので
その辺も考えて選んだ方がいいとか、
より足にフィットする
紐の結び方とか
いろいろ教えてもらった。
お店の人と
西本さんの奥様が
ステレオで説明してくれるので
「へぇ〜」と感心しっぱなしであった。

足のサイズを測ってもらうのだから
当然靴を脱いで足をさらすことになる。



こうして足に触りながら
測ってくれるのだが、
ものすごく足がくさい人が
いたりするんじゃないだろうか。
測っている最中
呼吸不可能、みたいな。
大変な仕事だなぁ。

あと、測ってもらう方も
穴があいた靴下を履いていたりすると
恥ずかしい。
足を清潔にし、新しい靴下を履いていく位の
配慮が必要であろう。

こうして選んでもらったスニーカーを
履いているが、
お世辞じゃなくて
本当に足が疲れない。
こんなに違うの? という感じだ。

ニューバランスのスニーカーは
いろんなところで買えるけれど、
どうせ買うなら
オフィシャルショップで
足を測ってもらってから買った方が
絶対にいいと思う。

ちなみに
先ほどの画像は
西本さんが「アナ話用に」と言って
撮ってくれた。
夫婦でここを愛読してくれているらしく
ありがたい話なのだが、
新婚旅行先のプーケットでも
毎日チェックするのはどうなんだか。

−−−−−−−−−−−−−−−−−

きのうは
堤アナお誕生日記念ということで
(ほんとは11日だったんだけど)
はなまるきもの会のメンバーで
マンハッタントランスファー@ブルーノート東京、であった。

いやぁ、カッコ良かったなぁ。
私は中学高校と
合唱部員だったという過去を持っていて、
ハモリにはうるさいのだが
(なんだそれ)
ハモリがどうのこうのじゃなくて
まぁとにかく
自由自在で楽しそうで
カッコ良かった。

皆さん一体おいくつなんでしょう、と思ってしまうが
いくつになっても
あんな風に歌えたらいいよなぁ。

4人で歌っているのを見ていたら
ふとサーカスのことを
思い出してしまった。
サーカス以来、ああいう人達って
出てこないなぁ。
あ、サーカスの叶高(かのうたかし)さんは
今度のホーメイフェスティバルに
出演するのだ。
お兄さんだけ
なぜかホーメイにはまっているのだが
他のきょうだいの皆さんは
特に関心は無いらしい、と
巻上さんが言っていた。
4人でやったらすごいのに。

あ、サーカスって
木下大サーカスのサーカスじゃ
ないですからね。
二十代の方はわかんないか。
わかんない人はこちらを。

ほぼ日の
「ホーメイ、大流行か!?」
第2回は本日更新。
田口ランディさんのサイトにも
今日から私の手紙が載ります。
なんだか恥ずかしいような。
でもどちらも
ぜひ読んでくださいねー。



11/12

昨日は
「ダ・ヴィンチ」の取材以来
仲良くしてもらっている
編集の丹治さんの事務所で
鍋パーティであった。

作家の素樹文生さん
いらしていたので
いろいろお話した。
素樹さん、とても質問好きだと
自分で言っていたが
ほんとにその通りであった。
いろいろと質問されたので
私ばっかりしゃべっていた。
そうでなくても
私、人よりよくしゃべるのに。

素樹さんは
エッセイのイメージよりも
親しみやすい方であった。
いや、別に
エッセイが親しみにくいというのでは
ないのだけれど、
もっとカッコイイ感じを
想像していたのだ。
あ、いや、
カッコ悪いってことじゃなくて。
あれれ。
褒めようと思ってるのに
どうしてうまくいかないんだろう。
とにかく、いい人だったのだ。

鍋は
よしもとばななさんの小説に出てくる鍋、と
アシスタントの井上さんに
説明してもらったのだが
小説の名前を忘れてしまった。
軟骨入りのつくねとか
レンコン入りのつくねとかを入れて、
あとは野菜ときのこだけという
シンプルだけどおいしい鍋であった。

丹治さんは
夫婦で料理好きなので、
事務所も台所が広くて
まるで料理研究家の事務所のようであった。
いいなぁ。
料理をつくるためだけに
あそこに通いたいくらいだ。

鍋ができる前から
素樹さんや角川の佐藤さんと
すきっ腹でビールを飲んでいたら
すっかり酔っぱらった。
7時に始めたのに
気が付いたら12時を過ぎていて
ビックリ。

こないだ
「GOODS JOCKEY」のスタジオに
おじゃました後、
せっかくなので、と
トミタさんにインタビューをされてしまった。
その様子が
こちらに載ってます。
かつしかFMの宣伝しちゃった。



11/10

今朝、リハーサルのため
7時45分ぐらいに
はなまるのスタジオに入ったところ、
背の高い人が
忙しく動き回っていた。
あれ?と思ってよく見たら
松岡修造さんであった。

松岡さんは
「はなまるカフェ」のゲストだったが、
通常、カフェのゲストは
リハーサルには出ない。
スタッフが代役になって
立つ場所とかカメラの位置を確認する程度だ。

でも松岡さんは
スタッフの誰よりも動き回っている。
実は、本番で
薬丸さんに走ってもらうことになっていて、
そのための段取りや位置の確認を
本番と全く同じように繰り返していたのだ。

松岡さんの部分のリハーサルが終わり、
私の担当する「今日の目玉」のリハが始まっても
松岡さんはセットの椅子に座って
話す内容を確認していた。
なんてマジメな人なんだろう。

熱い人なのは
画面から十分に伝わっていたので
わかっていたつもりではあったが、
思っていた以上に熱い人であった。
プロフィールを見たら
私よりひとつ年上だ。
私なんて
最近何かするたびに年齢を感じてしまうのに
あのエネルギーはどこから出てくるんだろう。
ちょっと分けて欲しい。
ちょっとだけでいいけど。

本番を終えて
メイクを落としに行ったら
久しぶりに安住アナに会った。
最近は男女を問わず
髪の色を染めている人が多い。
私も、髪が真っ黒だと
顔が真っ白なのとあまりに対照的なので
軽くカラーリングしている。
でも安住くんは
いまだに真っ黒だ。
髪を染めたりしないのか、と聞いてみたら
白髪が多いので考えてはいる、と言っていたが、
あの話しぶりからすると
多分面倒くさいんだろうな。

なんか安住くんって
全般的にめんどくさそうな感じだ。
身だしなみとかオシャレとか、
気を遣わずに済めばその方がラク、みたいな。
まぁ聞いてみたことが無いので
わからないのだけれど、
私もわりとそうなので
なんとなくそんな気がするのだ。

ああ見えて
休日はものすごくオシャレさんだったりしたら
ゴメンねー。
まぁ安住くんは
ここ読まないとは思うけど。
別に仲良しってわけでもないしなー。
ハハハ。



11/9

投票に行ってきた。

投票に行かなきゃ、と
世間に大々的に訴えるつもりは無いが
とりあえず
投票のシステムがどうなっているかを
見に行くだけでも面白いのではないか。
入り口にノートパソコンがあって
入場券は
バーコード処理される仕組みになっている。
選挙もずいぶん進歩したなぁ。

ちなみに
投票に使われている紙は
折り目をつけても
投票箱の中で復元する
特殊な紙を使っている。
以前メーカーに取材に行ったことがあるのだ。
四つ折りにしても
しばらくすると
平らに戻る。

これから投票に行く方は
投票箱に入れる前に
軽く折ってそのまましばらく放っておいてみよう。
折った紙がじんわりと開いていく様子を見てから
投票してはいかが。

先日、
TBSラジオの「GOODS JOCKEY」という番組の収録に
おじゃました話を書いたが、
その時の様子を
コチラで聴くことができる。
金曜放送分の
「インターネットオンリーの音声」のところを
クリックすれば聴けるようになっている。
イトイさんが
私について語るところが
自分の話なのに面白い。

ちなみに
この週紹介していた
1万円の蜂蜜というのが
なんともいえないまろやかな味であった。
世の中には
私の知らないうまいものが
たくさんたくさんあるんだろうな。
自分の人生が終わるときに
「あぁおいしかった」と言って逝けたら
最高だと思っているのだが
そんなに人生はラクじゃないしなぁ。

明日は「はなまる」の日でーす。



11/8

江戸東京博物館に行ってきた。

16日まで開かれている企画展
「東京流行生活展」
見に行ったのだ。

この企画展のことは
このところおなじみの
「ほぼ日」でも取り上げられているが、
今日はほぼ日とは関係なく
興味があるので行った。
実は先日取材で会場まで行ったのだが、
展示会ではなく
入場のシステムの取材だったため、
ほとんど見られないまま
帰ってきてしまったのだ。

一緒に行ったのは
かつしかFM仲間で
ともにお笑い女優の
おかおゆきさんと村上りよんさん。
同年代なので
日々、懐かしいと思うことが
ほとんど同じだ。
こういう展示会に行くには
もってこいの友達である。

最初の展示は
明治時代から始まるので
「ふーん」という感じなのだが、
世の中がどんどんハイカラになるにしたがって
展示物が身近になっていくのが
面白かった。

銘仙のきものも
いろいろ展示してあったが、
通崎さんの家で見せてもらったきものの方が
素敵な柄が多かったかな。

昭和の電化製品が並ぶところでは
3人で
「あ、これあったよねぇ!」
「懐かしー!」と
盛り上がってしまった。

展示の出口には売店があって
アンティークの道具やきものが
売られている。
きもの着付け体験などもできるようになっていた。
しかし私達は
ガチャガチャにはまってしまった。



学校シリーズの
机と顕微鏡。
ひとつ200円なので
400円も使ってしまった。
でもかわいいよねぇ、コレ。



11/7

帰ってきたよ。

携帯のカメラで撮ったまま
使わずにいた画像を
「デジカメギャラリー」に載せました。
お暇だったらぜひ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−

ただいま広島空港。

カキのパスタは
とってもおいしかった。
白島の電停の前にある
(電停とは路面電車の停留所のこと)
33歳の若いシェフのお店なのだが、
雰囲気もいいしおいしいし
人気があるのもうなずける感じであった。

結局、パスタも
全部食べてしまったので
本当にお腹がいっぱいだ。
ううう。

でも
帰りの飛行機の中では
ビールを飲むのだ。
出張帰りはビールと
相場は決まっているのだ。
ビールを横に置いて
パソコンを広げれば
もう立派なビジネスマンだ。

オフィスにしろ
ビジネスマンにしろ
微妙に着目点がずれているのは
どうしてだろう。
ちょっと憧れているのは本当なんだけど。

ホーメイのコンテンツに
感想のメールが届いていて嬉しい。
まだ読んでない方は
「ホーメイ、大流行か?!」
早速ご覧いただき、
postman@1101.comまで
「ホーメイ」という件名で
感想を送って下さいね〜。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ムニャムニャもう食べられないよう。

昨日に引き続き今日も広島である。
そして、
今、明らかに太っている。
体重を計ったわけではないが
どう考えても太っている。
ずーっとお腹いっぱいなんだもの。

昨日は昼から
カキが入ったお好み焼きを
食べることになっていたが、
お店が混んでいたので
先に食事を済ませることになった。

ワゴンタクシーのドライバーさんが
どうしても連れていきたい店があるというので
行ってみたら
お好み焼き屋さんであった。
これがまた
大きいお好み焼きで有名な店であった。
半分だけ食べることにしたのだが
それでもお腹がいっぱいになってしまった。

お腹がいっぱいのまま
最初の店に戻って
またお好み焼きを食べた。
お腹がパンパンであった。

そこから
リーガロイヤルホテルの中の
中国料理の店にいって
カキの炒め物を作ってもらった。
撮影終了後、
出来上がった料理を食べていたら
料理長さんが
ねぎそばを出してくれた。
本当にもう食べられないと思ったが、
このねぎそばが絶品であった。
残すのがもったいないので
全部食べた。

普通、地方で泊まりのロケだと
晩御飯がとても楽しみなのだが、
昨日はスタッフ全員お腹がいっぱいで
とてもすぐ食べる気になれなかった。
ホテルに着いたのが午後6時だったが
「しばらく休憩しましょうか」といって
本当に休憩した。
動けなかったのだ。

そして今日は
午前中に
カキの土手鍋を食べた。
今すでにお腹が膨れているが
午後はイタリア料理の店で
カキのパスタを食べることになっている。

「広島に行ってカキを食べる」と言うと
大抵の人がうらやましがるのだが、
仕事の内容としてはこんな感じだ。
仕事で食べられるんだから
ありがたい話なのだが、
カキ、食べすぎである。

「食いしん坊万歳」のロケなどは
かなりまとめて撮影しているだろうから、
食べる量もかなりなものになると思う。
松岡修造さんは
体重維持のために
運動してるんだろうな。

さて、私は一体何キロになっているでしょう。
クイズ出してる場合じゃないな。
運動しなきゃ。



11/6

ただいま広島空港から
広島市内に移動中。

このところ
「ほぼ日」の話題が多かったのだが
なぜかというと
ほぼ日でホーメイについて
書かせてもらうことになったから、であった。

それが今日から始まっている。
自分で言うのもなんだが
第1回はホントにくだらないです。

さぁ、さっそく見てみよう。
こちらへ。

もうちょっと書こうと思ったが
車の中でパソコンに向かっていたら
気持ち悪くなってきたので
またのちほど。

今日はカキをいっぱい食べるよ。


11/5

ロケの合間にジョナサンで更新。

昨日の
「東京糸井重里事務所で更新大作戦」は
面白かった。
まだ読んでいない方は
先にこちらを読んでいただくとして。

金魚カメラにちらっと映ったことは
今までもあったのだが、
映っている自分を
その場で確認するというのは
結構面白かった。
AOR西本さんには
「なんか双方向って感じでしょ」と
言われたが、
映っているのが私で
見ているのも私なので
なんだか
えらく大掛かりな鏡という感じであった。
相手がいたら双方向だけど
自分だし。

更新の途中で
トミタさんがイトイ社長に
メールで告げ口をしていたらしく、
家に帰ったらイトイさんから
メールが届いていた。

>読んだ読んだ。
>もっとやれ〜〜〜〜〜っっ!!

ワハハ。いいんですか社長。
まぁ社長のお墨つきもいただいたので
糸井事務所の皆様には申し訳ないが
今後も機会があれば
大作戦を展開したいと思っている。
「リカさん秋葉原を語る」とか。

ほぼ日のリカさんの秋葉原好きは
事務所内の公然の秘密だったそうなのだが、
きのう私が書いたことで
世間に知られることとなった。
このサイトを見ている世間というのが
どの範囲だかよくわからないが、
これでもうこそこそ秋葉原に行く必要はない。
堂々と電気街を歩いていただきたい。

リカさんは
「別に好きじゃないんですっ」と
かたくなに否定していたが、
好きでもないのに
秋葉原についてあんなに熱く語れるはずがない。
放っておいたら30分ぐらい語りそうだ。
きっと
イヤよイヤよも好きのうち、なのだ。

好きじゃないのにやってしまう、については
やはりほぼ日のシェフ武井さんが
「武田鉄矢さんが好きというのではないが
 モノマネは得意だ」と言っていた。
好きでもない人のモノマネが得意なはずはない。
やっぱり心の底では好きなんだと思う。

そんな話をしていたら思い出した。

以前ここに
「新しいジョージアのCMが
 面白くもなんともない」
ということを書いた。
別バージョンになっても
あの「面白くもなんともなさ」は
相変わらずなのだが、
毎回「面白くもなんともないよなぁ」と思いながら
ちゃんとCMを見てしまうのだ。

あのCMの中で好きなモノを探すとすれば
矢田亜希子さんがちょっと好き、という程度だ。
かといって
出ているから嬉しいというよりは
あの出方じゃもったいないなぁ、というのが
正直な感想である。

やっぱり好きじゃないと思うんだけど、
好きでもないCMについて
いちいちこんなに書いているんだから
ひょっとしたら好きなのか。

いや、違うな。
でもリカさんや武井さんは
秋葉原や武田鉄矢さんのことが
好きに違いない。

勝手だなー私。


11/4

更新しすぎ。

西本さんが
「金魚カメラの前でやればいいのに」
というので席を移動した。
あ、ということは
ここでほぼ日の金魚カメラを覗くと
私が映っているということか。

どれどれ。



あ! 映ってる! ワーイ!
面白いなぁ!
みんな見てねー!

普段テレビに出ているときより
よっぽど嬉しい私。
子供か。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

引き続き東京糸井重里事務所。

こっそり更新したつもりが
すぐ西本さんに
「ひとの会社でホームページ更新しないように」と
言われた。
アンタ仕事してたんじゃないのかい。

それを聞いたトミタさんが
「ほんとだー」と言って
内容を読み上げ始めた。
恥ずかしい。

でも、目の前で自分が書いたものを読まれるのは
ここではよくあることだそうだ。
ふーん。
目の前で
自分が出ている番組を見られるようなものだな。
恥ずかしい。

今日ここに来てわかったのは
リカさんがとても秋葉原に詳しいことだ。
「秋葉原の女」というCDを
出せばいいんじゃないかと思ったくらいだ。
ついでに
B面は「秋葉原で生まれて」がいい、と思ったが
B面なんてすでに存在しないのであった。

こうして
私に会った人は
どんどんここに登場するのだ。
ここで会ったが百年目なのだ。
フフフ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−

ただいま東京糸井重里事務所。

ロケの後打ち合わせにやってきたのだが
事務所がすっかり片付いていて
なんだか仕事の気配が無い。
とはいっても
みなそれぞれパソコンに向かって
黙々と仕事をしたり
世間話をしたりしている。
私もせっかくなので
サイトの更新なんかしてみたりして。

片付けの顛末は
こちらでお読みいただくとして。
机の上に物が無くて
それぞれの席の仕切りもあいまいなので
なんだか図書館の閲覧室のようだ。
でもこういうオフィスが
最近はどんどん増えているのだ。

会社を辞めて一番残念なのは
オフィスと縁が無くなったことだ。
もちろん、どの局でも
仕事の場所はあるのだが、
私固有の机があるわけでもないし
定時に出社したり退社したりするわけでもない。
デスクマットの下に写真を入れたり
自分専用の湯のみがあったり
そういうワクワク感が無くなってしまった。
まぁ、会社員時代
そういうことにワクワクしたことは無いが。

先日、
プロフェッショナルマネージメントという会社に
おじゃましたのだが、
オフィスがきれいで驚いた。
いいなぁ。
あんなオフィスに勤めてみたい。
オフィスというものに通うためだけに
会社に入ろうかと思ったくらいだ。

オフィスってくらいだから
給湯室にはお局さまがいて
屋上では同僚が愚痴や悩みを話し、
「お先に!」と元気に帰っていく若手社員に
「おっ、今日もデートかい?」などと声をかけ、
夜の会議室では
密かにラブが進行するのだ。
いいなぁオフィス。

公務員も会社員も経験しているくせに
オフィスに対するイメージが
貧困すぎる気がする。
貧困っていうか誤解だらけだ。

せっかくフリーになったことだし、
自分の会社を設立して
理想のオフィスを作ってみようか。
さっきみたいなオフィス。

きっと
ウワサ話とか恋愛に夢中で
仕事がぜんぜんはかどらないんだろうな。
「温泉へ行こう」の久松みたいに。


11/3

本日二度目の更新。

田口ランディさんのサイト
メールのやりとりをすることになった話を
こないだ書いたが
さっきサイトを見たら始まっていた。

コーナーのタイトルは
「粋に着流して」だ。
もちろん私がつけたのではないが
とても気恥ずかしい。
始める前に
タイトルに負けてる気がする。
うーん。
頑張ろう。
何を頑張ればいいのやら。

話がどこに転がっていくのか
全然わからないのだけれど、
楽しみだなー。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−

銀座に街頭インタビューを
撮りに行ったのだが、
雨が降ったり止んだりで
あまり撮影ができないまま
帰ってきた。
せっかく出かけたのに残念。

この街頭インタビューのことを
「街録(がいろく)」という。
福岡にいたときは
こうは呼ばなかったのだけれど、
東京ではどの局でも
こう呼ぶので
古い業界用語なんだと思う。
ラジオの時代に
「街頭録音」とか言ってたんだろうな。

街頭でインタビューをするというのは
昔は報道番組ぐらいだったのだろうが、
今はワイドショーでもバラエティでも
街頭インタビューをよくやっている。

人が集まりやすい場所=街録スポット、である。
行くと大抵カメラクルーがいる。
銀座和光前、
渋谷センター街、
新橋駅前広場、
新宿高島屋前、など。
そしてこれらの場所は
話を聞きたい層によって
使い分けられている。

和光前ならオシャレなOLや主婦、
センター街は女子高生や若者、
新橋駅前はサラリーマン、
高島屋は普通の主婦、といった具合だ。
「めざましテレビ」や「アッコにおまかせ!」の時は
よくセンター街に行ったものだが
「はなまる」になってからは
ほとんど行かなくなった。
番組の視聴者層が違うということだ。

他によく使われる街録スポットには
巣鴨地蔵通り商店街がある。
おじいちゃんおばあちゃんに話を聞くなら
巣鴨だ。

どこに行っても
他のカメラクルーがいる。
お互いジャマにならないよう
暗黙のうちにエリアを決めて取材をするが、
一度新橋で
カメラクルーが4つもいたことがあった。
同じ人が次々と違う相手にインタビューされていて
申し訳ないと思いつつ
見ていて面白かった。
受け答えがだんだん慣れていくのだ。

最近の、特に若い人は
子供の頃からビデオカメラで撮られ慣れているので、
カメラの前でも普段通りに話すことができる。
「目線どっちですか」と聞く人がいたのには
本当に驚いた。
あと、最初からカメラ目線の人も。

アナウンサーになりたての頃、
カメラに向かって話すのになかなか慣れなかった。
どこを見ていいかよくわからないし、
笑えと言われても
レンズに向かって笑うことが
なかなかできなかった。
「カメラの向こうに人がいる」ということを
感覚として理解するのには
時間がかかったものだ。
でも最近は、
アナウンサーでもないのに
普通にカメラ目線ができる人が
結構いる。
インタビューをしながら
結構驚いている。

皆さんの初カメラ目線は
いつだっただろう。
「はじめてのカメラ目線」
エピソードとともに教えていただける方がいたら
よろしく。
聞いてどうする。



11/2

きょう二度目の更新。

「Webやぎの目」
いまさら私が紹介するまでもなく
有名なサイトだ。

作っている林さんが
かつしかFMの近くに住んでいるらしい、ということで
面識も無いのに
メールで出演をお願いしたところ、
本当に出てくれたことがある。

私もくだらないが
林さんは本当にくだらない人だった。
ここまでくだらない人には
ちょっとお目にかかったことが無い。

「Webやぎの目」は
林さんの個人サイトで、
いつもの仕事はアットニフティで
ポータルサイトを作ることだそうだ。
どちらも良く見るのだが
今日のデイリーポータル
あまりにくだらなくて大笑いしてしまった。
なんだこりゃ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

世の中は3連休だそうで。

きのうは
月に一度のかつしかFMの日であった。
番組の内容は
私が勝手に決めているのだが、
昨日はせっかくなので
ホーメイの特集をした。
ホーメイについて説明をしつつ
曲をかけた。

かつしかFMは
葛飾区内の商店街で
かかっていたりする。
土曜の夕方、
スピーカーから流れてくる
「ういよよよ〜ん」というような
倍音。
買い物の手が止まってしまいそうだ。
ワハハ。

他にも
和田アキ子さんのデビュー35周年を
勝手に記念して
デビュー当時のB面の曲をかけたりした。
これまた買い物の手が止まりそうな勢いだ。

「生天気&おつかい」というコーナーがある。
前にも書いたことがあるが、
パーソナリティがじゃんけんをして
負けた人が全員分の飲み物を
近くのコンビニまで買いに行き、
道中、外の天気を実況したり
通りすがりの人にいきなりインタビューして
その様子を全部中継するコーナーだ。
昨日は村上りよんちゃんが負けたのだが
「おでんが食べたいねぇ」とスタジオで言っていたら
本当におでんを買ってきた。
はんぺんとかがんもを食べながら
番組をやっていたのだ。
ゆるいなー。

本当にくだらない番組なのだが
ノリとしては
普段ここに書いていることと
変わらないような気もする。
要は私がくだらないということか。


10/30

きものを着るようになって
まだ1年にもならない。

数も少ないし、
織物のことも
それほど知らないままなのだけれど、
きものを着ること自体は
私の中では
ごく普通のことになってきた。

服に対する興味は
もともと
無い方ではない。
でも
会社を辞めてからは、
収入が減ったこともあって
服に対する欲求が
どんどん減ってきたように思う。
会社を辞めた直後に比べれば
収入は増えているのだが
服への欲求は
そんなに増えていない。
仕事柄、まったく無頓着というわけにも
いかないが、
自分の頭の中に占める
服の割合は
今、ものすごく少ない。

私が二十歳前後の頃、
世の中は
DCブランドブームであった。
…DCブランドだって。
わぁ懐かしいなぁ。
お金も無いくせに
いろいろ買っていたっけ。
服を買うの、結構好きだった。

局アナ時代は
仕事上必要なので買っていたが
多分にストレス解消という部分もあった気がする。
ドカドカっとまとめ買いすると
なんだかスカッとした。

今でも
服はまとめ買いをすることが多いのだが、
ストレス解消というよりは
面倒だからという方が大きい。
まとめて買うので
自分が何を買ったのかを忘れて
同じものを2着買ったりする。
それくらい頓着しなくなった。

それで別にいいのだけれど、
どこかつまらなくなったような気が
しないでも無かった。
ささやかに持っていた楽しみの一つを
知らず知らず無くしていたというか。
それが、
きものを着るようになったことで
久しぶりに
着ることの喜びとか、面白さを
味わえるようになった。
ブランドに振り回されていた頃よりも
もっと根っこのところで、
好きかどうか、とか
似合っているか、を
楽しめるようになっている気がする。

きものを着るようになったおかげで
「ダ・ヴィンチ」の取材で
通崎睦美さんに会いに行ったりと
仕事や出会いの幅が広がった。
今のところ、
きものに関しては
いいことづくめだ。
着てみて良かった。

そして、
明日の「暮らしQ&A」に
きもので出ることになった。
自前の結城紬のきものを
持っていくつもりだ。
テーマが和菓子なので
着ることになったのだが、
私がきものをよく着ているのを
スタッフが知っていたから
こうなったのだ。

きもので仕事をする機会なんて
めったに無いので
嬉しく思っている。
ふふふ。
良かったらご覧下さいなー。


10/29

湯河原でのーんびりした後、
普通列車のグリーン車でのーんびり帰ってきた。
(プラス950円でゆったり気分。
 とはいっても
 時間帯によっては
 新幹線に乗り換えるより早かったりする)

帰ってきて「ほぼ日」を見ていたら
いきなり「オトナ語の謎」
自分が出てきてビックリ。
本家のオトナ語は
どんどん面白くなって
本まで出そうという勢いなのに
うちの「テレビ語の謎」
3回更新しただけで
ほとんど終わっている。
思いつきで始めると
こんなことになるといういい見本だ。
いいから書けっての。

そういえば。
巻上さんの家で
トゥバのお茶をいただいた。
ミルクティーなんだけど
岩塩が入っているので
しょっぱい。





こんな風に
片膝を立てて渡すのが
トゥバ流なんだとか。
左から手を出して受け取っているのは
「ほぼ日」のトミタさん。

巻上さん、こういうポーズが
ものすごく似合う。
なんでこんなに似合うんだろう。

実は
「オトナ語」だけじゃなくて
昨日の「ほぼ日デリバリー版」にも
こっそり私が登場している。
メルマガを登録している方、
気付いたかなぁ。
ふふふ。


10/28

湯河原の温泉に泊まっている。

「ほぼ日」で
ホーメイを紹介するため
湯河原にある
巻上公一さんのお宅におじゃました。

巻上さんの家には
「感心力がビジネスを変える」の取材で
一度来ている。
というか、あのときは
おまけでくっついて行っただけで
私は何を取材したわけでもなく
楽しんで帰ってきただけであった。
巻上さんは本当に面白い方で、
すっかり大好きになって帰ってきた。

今回はおまけではなく
真面目に取材をさせていただいたのだが、
相変わらず巻上さんは
お話が面白くて、
一緒に行った「ほぼ日」のトミタさんと
笑いっぱなしであった。
巻上さんが初めてトゥバ共和国に行った時の話とか
もういちいち面白い。

いろいろお話を聞いたあと
実際にホーメイを教わった。
このところ自己練習をしていたせいか
巻上さんからは
「できてるねー、うまいねー」と
褒められた。
うまいといっても
たかが知れているのだが、
あとひと月早く練習していたら
コンテストに出られたのに、とも言われた。
惜しい。

取材のあと
トゥバのホーメイコンテストのビデオを
見せていただいた。
オープニングセレモニーの最初に
小さな子供が出てきて
マイクの前に立つと
いきなり低い声でホーメイを始めた。
これにはひっくり返った。
変声期もまだなのに
なんでまたそんな低い声が出るのか。

前回の日本のホーメイコンテストのビデオも
見せていただいた。
これまたいろんな人が出ていて
楽しい。

取材のあと、
トミタさんは仕事のため戻ったが、
私は明日の仕事が午後からなので
湯河原の旅館に泊まることにした。
巻上さんに
「一人旅館、得意なんですよ」と言ったら
その話読みましたよ。
 一人で温泉に泊まる人いるんだぁ、って思った」と
言われた。
やっぱり珍しいのか。

なんだかいろいろワクワクだ。
温泉で一人でワクワク。
ふふふー。
皆さんもワクワクしませんか。
こちらへ。


10/27

今朝のはなまるをご覧になった方。
オープニングのトークが終わって
岡江さんが
「はなまるマーケット、オープン!」と言った後、
歩きながらみんなが笑っていたのに
お気づきだっただろうか。
実は私のせいで笑っていたのだ。

トークの後、MCの皆さんが座る席のところで
ゲラゲラ笑ってトークを聞いていたのだが
「はなまるマーケット、オープン!」と
岡江さんが言ったところで
今自分が立っているところに
皆さんが歩いてくることに気付いた。

気付いた、というか
毎日同じ動きなんだから
そんなところに立っている方がおかしい。
ハッとして
慌ててカメラの後ろに走り去ったのだが
大笑いされてしまった。
全く、緊張感が無いというか。

私は番組が始まったら
自分のコーナーのことはひとまず置いて
番組を一緒に楽しむことにしている。
トークの間は
台本を見たりしないで
話を聞いてゲラゲラ笑っているのだ。
その方が
スタジオの空気に乗れるからだ。
とはいうものの
今日はあまりに普通に楽しんでしまった。
家で見てる人じゃないんだから。

さてさて。
土曜日、清田益章さんの家で
鍋をごちそうになった。

三十代以上の人なら
清田さんのことはご存知であろう。
清田さんは私よりも年上だが
私の中では「あの清田くん」という感じだ。

清田さんとは
田口ランディさんのお誕生会で一緒になった。
私が着ていたきものを見て
「きもの、いいですよね。
 最近すごく着てみたくなって」とおっしゃるので
きものについてしばらく話をした。

お話ししながら、
ネットオークションで安く買ったものの
長さが短くて着られないでいるきものがあるのを
思い出した。
清田さんの身長を訊いてみたら
私よりも少し低かったので、
ちょうどいいんじゃないかと思って
「今度、きものを羽織ってみませんか」と
言ってみた。

清田さんも乗り気になったので
今度ウチで鍋でもしましょう、ということで
別れたのだが、
その後なかなか時間が合わず
ようやく土曜日に会えた次第であった。

清田さんのスプーン曲げについては
「劇団青い鳥」のイベントで見たことがあった。
私はもともと
超能力については疑ってはいない。
というか、
ものすごく歌が上手い人がいたり
超人的な平衡感覚を持つ人がいるように、
スプーンのような物体を変化させられる人も
いてもおかしくないな、と考えている。
私には全く無い能力だけれど、
私にはできないことなんて
スプーン曲げに限らずいくらでもある。

清田さんにとって
スプーン曲げは「遊び」だ。
曲げられるけど、だから何?と
ご本人が思っている。
だから、私も自分から
「曲げて欲しい」などとお願いはしなかった。
むしろ「超能力者」として生きてきた
清田さんの人生に興味があって
いろいろとお話を聞いていた。

何杯かビールを飲んだところで
清田さんは突然
「やりましょっか?」とスプーンを持ってきた。
頼むつもりは無かったが
目の前で見られるのは嬉しいので
素直に喜んでお願いした。
清田さんなりにサービスしてくれたんだと思う。

さっきから「スプーン曲げ」と書いているが、
実際は「スプーン切り」という感じだ。
スプーンの根元のところを軽く持ち、
しばらくさすっていると
ある瞬間、くっと根元がやわらかくなる。
そうしたらあとは
スプーンの柄の端を握って集中する。
すると、スプーンが切れてポロッと下に落ちるのだ。
お見事。



すぐ近くでじーっと見ていたが、
スプーンにじわじわと亀裂が入っていくのがわかった。
手を触れていないのに。
おもしろーい。

面白くて忘れそうになったが
きものもちょうどピッタリだった。
安い浴衣も一緒に差し上げたのだが
気楽に着てくれたらいいな。

それにしても。
まだまだわからないことはたくさんあるし、
知らないこともたくさんある。
知らないのは確かに恥ずかしいんだけれど
全部わかってて全部知っていたら
人生つまらないと思う。
知らなかったことを知るとか
初めてのものを見るのって
働いてお金をもらうよりも
嬉しかったり、感動したりする。
そりゃお金も必要だが
やっぱり
わかったり知ったりする方が
大事だし面白いと思うのだけれど。


10/25

「こども放送局」リハーサル待ち。
夜は「暮らしQ&A」だ。

昨日は
お昼からNHKで打ち合わせをしたあと
TBSに行った。
今度、「ほぼ日」で
ホーメイについて
書かせてもらうことになったので、
担当のアロハ・トミタさんと
(フラダンス大好き。ちなみに日本人です)
取材の打ち合わせをすることになっていたのだ。

TBSでは
イトイさんが「GOODS JOCKEY」
収録をしていた。
TBSには数え切れないほど
おじゃましているが、
ラジオのスタジオは初めてなので
収録を見学することにした。



今回はおいしいはちみつを
紹介していたのだが
(黒潮の森の蜂蜜、という名前の
 ホントにおいしいはちみつだった)
紅茶に入れて飲もう、ということで
喫茶室から紅茶が運ばれてきた。
手が空いていたので
お盆を持って
「紅茶お待たせしました〜」と言いながら
スタジオに入っていった。

イトイさんは私を見て笑いながら
「なんか今泉さんってさ、
 気がつくといてさ、
 なんかいつも
 役目があるよね」と
言った。
なるほどな。
私自身、
「ほぼ日」の一読者だったのに
気がつくと
いろいろ顔を出すようになった感じだし。

「GOODS JOCKEY」では
ラジオでの放送の他に
インターネットでだけ放送している
特別バージョンがある。
収録終了後の雑談を
そのまま流しているのだが、
そこにおじゃまさせてもらった。

イトイさんが
「今うちであずかってる犬がさ、
 気がつくと横にいるんだけどさ、
 今泉さんもなんかそんな感じで
 すき間に入ってきて
 気がつくと横にいるんだよねぇ」と言うので
私も調子に乗って
「あなたのすき間にぴったりフィット、
 今泉 清保です」などと
デタラメな自己紹介をしつつ
はちみつをトーストに塗って食べた。
おいしかったー。

いいなぁ「すき間アナ」って。
存在感があるんだか無いんだか
わからないところがいい。
当分これでいこう。

あ、書かせてもらうといえば。

田口ランディさんのサイト
ランディさんと布施英利さんが
「往復メール書簡」というのを
やっていたのだが、
布施さんの仕事が忙しくなり
続けられなくなってしまった。

ランディさんのお誕生会で
なぜか「今泉さんやればー」ということになり
冗談だと思っていたら
本当に書くことになってしまった。
楽しくやりましょう、と言われたので
これもありがたい機会だなーと
喜んでやることにしたのだが。

マネージャーの林さんから
第1回のランディさんの原稿とともに
メールが届いて驚いた。

「最低3500字、それ以上はいくら長くても可」

3500字というと。
…400字詰め原稿用紙で9枚近くだ。
ひゃー。
マジですかー。

ここではこうして駄文を書き綴ってはいるものの
よそさまのサイトで
3500字もまともなことを書けるだろうか。
ちなみにランディさんは
最近はまっているきもののことについて
しっかりと書いて
メキシコ取材へと旅立っていった。
さすが作家。

でもまぁ、こんなことでもないと
長い文章を書いたりする機会も無いので
気楽にやってみようと思っている。
ランディさんに聞きたいこと
いっぱいあるし。

「ほぼ日」もランディさんとの交換メールも
始まったら
またお知らせしますねー。


10/22

埼玉県の浦和に来ている。
浦和市じゃなくてさいたま市になったんだっけ。

ある会社の
社長就任披露パーティーの司会だ。
この依頼が来たときは
ちょっと驚いた。
仕事の依頼は
別に珍しくないが、
今回の仕事は
このサイトを通じて
メールで直接依頼が来たからだ。

私がこのサイトを作ったのは
テレビを見ていて「あの人だれ?」と
誰かが思ったときに
このサイトが見つかってくれたらいいな、と
思ったからだ。
見つけてあまりのくだらなさに
ガッカリされても悲しいが。
あと、
まず無いだろうとは思ったが
仕事の依頼なんかもあったら嬉しいな、と
ちょっと期待していた。
そして思った通り
そんなことは今までに一度も無かった。

だから、
今まで一度も仕事をしたことの無い人から
突然メールで仕事の依頼が来たことに驚いた。
私は仕事の内容を聞く前に
「なんでまた私に?」と
その経緯を尋ねる返事を出した。
仕事を依頼した側からすれば
せっかく仕事を振っているのに
「なんで私に?」と言われても
困るとは思ったのだが、
ちょっと聞いてみたかったのだ。

再びメールが届いた。
男性の局アナ経験者を探していて
ある事務所のパンフレットで私を見つけ、
連絡したものの
すでにその事務所をやめていて
連絡がつかない。
どうしたものかと思い
検索してみたらこのサイトを見つけた、と
丁寧に書かれてあった。

他にも局アナ経験者はいくらでもいるのに
わざわざ探してここにたどり着いて下さったとは
ありがたい。
会社もあやしいところではなかったので
お引き受けすることにした。
せっかくのご縁だし。

そんなわけで
浦和のホテルの控え室でこれを書いている。
久々にタキシードを着たので
サスペンダーを忘れてきてしまい、
さっき近くのイトーヨーカドーに買いにいった。
ズボンをはいてみたら
昔よりちょっと太っていたので
サスペンダーが無くても
ずり落ちなかった。
実は今、人生で一番体重が多いのだ。

そういえばこないだ、
料理研究家の枝元なほみさんに
「人生で一番体重が多い」と話したら
「わたしはぁ、いっつも
 人生で一番体重が多いの〜」と
嘆いていた。
常に最高記録更新中。わはは。

人のことを笑っている場合じゃないな。
気をつけよう。

-----------------------------
きょうの「真珠夫人(再放送)」。

瑠璃子の娼館で初めて客をとったあと
家に帰ってきた登美子を見て
直也が言ったセリフ。

「なんだか色っぽいよ。
 やっぱり外に働きに出して良かったんだな。
 (登美子を抱いて)
 登美子、寝よう。
 今夜は仲良くして寝よう」

うわっはっはっは。
何だよ「仲良くして寝よう」って。
あのマジメな葛山さんのことだから
さぞかし悩んでこのシーンに臨んだことだろう。

放映当時は
ストーリー展開に気をとられていたが、
展開を知ってから見ると
セリフがいちいち面白い。
すごいドラマだなー。


10/21

服部栄養専門学校でロケ。

クッキングスクールとか
料理研究家のクッキングスタジオで
撮影をすることは多いのだが、
料理学校におじゃまするのは
初めてであった。

服部学園は
あの服部幸應さんが校長をなさっている
老舗の専門学校だ。
設備が充実していて
教室も多く、
さすがだなぁと思いながら
ロケをしていた。
料理人を目指そうという学生達は
みんな清潔で
きびきびとしている。
見ていて気持ちがいい。
あの中に混じってみたいなぁ。
きびきび。

家事は苦手だが、
料理は好きだ。
得意かどうかはよくわからないし、
そんなにしょっちゅう作るわけでもないのだが
作っていると楽しい。
もちろん、毎日夫や家族のために
イヤでも作らなければならないとか
そういう環境ではないから
楽しいなんて言えるんだろうけど。

男の料理というと
やたらと凝っていたり
大掛かりだったりするが
私はもっと普通の料理が好きだ。
食材も調理器具も
できるだけシンプルで、
それでいておいしい料理が
作りたいと思う。

いいものを豪勢に使えば
そりゃおいしいものができるけれど、
私はそういう「いいもの」は
お店で食べた方がいいと思う。
いいものは、いい人の手にかかったら
本当にいいものになるはずだ。

とはいうものの、
ちょっとした「いいもの」は使いたい。
こないだ、はなまるの「もずく酢」のロケで
奥薗壽子さんとご一緒した。
奥薗さんは「ズボラ流ナマクラ派」の
料理研究家だが、
味噌汁のだしは
毎回ちゃんとかつお節を削って使っている。
明らかに香りが違う。
こういう「いいもの」は
あった方がいい。

料理、習いたいなぁ。
考えてみよう。

あ、今日の「真珠夫人」再放送は
夕子水揚げ→瑠璃子コーフン→
タワシコロッケ→登美子リリーに、と
ドラマのクライマックスの場面であった。
たわしコロッケなんて
もう2度も見ているのに、
出てきた瞬間大笑いしてしまった。
やっぱりすごいわー。

再放送のドラマのことを
こんなに書いても仕方が無いのだが、
今日の「ほぼ日」でも
東海テレビが誉められていた
うんうんそうそうわかるわかる。

それにしても。
出てくるドラマは
ほとんど見たことがあるんだけど
なんで見てるんだろう。
仕事してるのに。


10/20

朝から
兵庫県の赤穂市に行ってきた。

赤穂といえば
赤穂浪士だが
今回は「にがり」の取材であった。

にがりは
豆腐を固めるのに使われているが、
じゃあにがりって一体何?
と尋ねられたら
答えられない人の方が
多いと思う。

にがりというのは
海水を煮詰めて塩をつくった時の
上澄み液のことだ。



これは
説明用に海水を熱しているところ。
下に沈んでいるのが塩、
上澄みがにがりだ。

にがりは体にいいですよ、というのが
今度のはなまるのテーマだが
にがりそのものは
本当に苦い。
2度舐めたのだが
多分すごい顔をしていたと思う。
どんな顔で舐めてたんだろう、私。
オンエアが楽しみ。
なんでだよ。

赤穂には
4時間かけて行ったのだが
工場にいたのは
1時間ちょっとであった。
移動の方が長いというのは
よくあることなのだが
人生における移動の時間、
足したら結構なものになると思う。

また4時間かけて東京駅に戻った。
駅構内の書店に寄ったら
ダ・ヴィンチ11月号が
並んでいた。
確か今月号には
こないだの「智慧の実」イベントのことが
載っているはずだ。

中央線に乗り、
幸い座ることができたので
ダ・ヴィンチを開いた。
先日のイベントのことが
見開きで載っている。

記事を読み始めようとしたところで
下の方にある小さな写真に目が留まった。



見ていただきたいのは
右下の写真。
この席の状態で
全員の顔を写すのは至難の技だ。
じゃあ誰を優先するかといったら
言うまでもなく
イトイさんとT部長であろう。

さて。
背中しか写っていない私と
鼻から上しか写っていない感心力の男。
皆さんなら
どちらの写り方がいいですか。

まぁ写り方は別にどうでもいいのだが
横の文章が傑作だ。

「その上は『感心力の男』田中宏和さんの
 顔半分

思わず電車の中で
「ふんっ」と鼻を鳴らしてしまった。
笑うのをこらえたから
鼻が鳴ったのだが、
両脇の人が驚いてこちらを見るくらいに
激しく鳴らしてしまった。
風邪をひいていたら
大変な事態になっていたであろう。

そういえば田中さん、
ほぼ日でも
写真の頭が切れてたことがあった気がする。
「感心力の男」改め「切れる男」。
さすが。
嬉しくないか。

記事は買って読んでみて下さい。
あと、
当日の舞台裏の模様が
「WEB ダ・ヴィンチ」
詳しく書かれています。
面白いのでこちらもぜひ。


10/19

昨日は朝から豆腐やさんでロケで
(6時前に起きた)
ずっとロケをした後
夜は銀座で
友達の結婚披露パーティーの司会だった。

眠かったなぁ。

なので今日は
一日中ゴロゴロとしていた。
天気がいいから
洗濯をしたかったのだけれど
なにせ眠くて。

夕方からきものの整理を始めたら
いくつか着られないものが出てきたので
(ネットオークションで買ったものなど。
 大きかったり、丈が短かったり)
そのうちの一つを
べいちゃんにあげようと思い
晩御飯を一緒に食べた。

べいちゃんは
「ほぼ日」の立ち上げから
関わっている人なのだが、
今年いきなり
きものを買ってしまった。
私が背中を押してしまったところも
あるのだけれど。

去年の今頃は
きものなんて全く眼中に無かったのに
人にきものを
譲っているだなんて。

なんて、だなんて
感慨にふける必要も無いのだが。
べいちゃん、着てくれたらいいな。


10/17

イトイさんの事務所に行ってきた。

9/18付の「きのうからのいまいずみ。」
ホーメイコンテストの司会をすることになった、と
書いた。
「ほぼ日」の取材でおじゃました
巻上さんは
日本トゥバホーメイ協会の会長で、
来月ホーメイフェスティバルを開くのだ。
そしてコンテストの審査員は
イトイさんや山口小夜子さんというスゴイ顔ぶれだ。
どんなフェスティバルかと尋ねられたら
うまく説明ができないのだが、
なんだか面白そうな、
すごそうなフェスティバルなのは
間違いない。

今日、巻上さんが
イトイさんと打ち合わせをするというので
同席させてもらった。

11時に行くと
イトイさんと巻上さんは
ヤンキースのワールドシリーズ出場がかかった
試合を見ていた。
ヤンキースがリードされていて
どうにも勝てそうな雰囲気ではない。
気になる。

試合を気にしつつ
打ち合わせを始めたのだが、
今度は巻上さんのお父さんが
イノシシを捕る名人だという話で
盛り上がってしまった。
ただの名人ではなく、
山の気持ちやイノシシの気持ちになって
イノシシを捕まえることができるというか。
これだけでたくさん文章が書けそうな位に
面白い話で
試合を忘れるほど笑ってしまった。
打ち合わせはどこへ。

とにかく盛り上がっていたら
同点タイムリーで松井がホームイン。
松井が飛び上がってガッツポーズをしたので
「松井がゴジラになったー」と言って
また盛り上がった。
もう全然打ち合わせになってない。
でも面白くて笑いっぱなしであった。

試合を気にしつつ
話をホーメイに戻したところで
イトイさんが
「巻上さんちょっとやってみてよ」と言ったので
巻上さんが音を出した。
私も聴くのは久しぶりだ。

イトイさんは「うわぁ」と驚き、
「ちょっと待って下さいね、
 もったいないのでおともだちを呼びます。
 おーい、おともだち〜」と
事務所内に呼びかけた。
その声で
事務所にいる「ほぼ日」乗組員が
全員巻上さんの周りに集まった。
みんな忙しいのに
「おともだち〜」の声で
即座に仕事の手を止めて集合したのだ。
ヘンな会社だな〜。
アハハハハ。

全員の前で、
巻上さんは何種類かのホーメイを
聞かせてくれた。
事務所内が不思議な空気になった。
皆さん「わぁ」と驚いたりしているのだが
多分何が「わぁ」なのかが
自分でもよくわからない感じなのだと思う。
でも「わぁ」なのだ。

すると、
事務所の皆さんがそれぞれに
ホーメイにトライしはじめた。
私はしばらくやっていなかったので
できなくなっていたのだが、
巻上さんのを聞いていたら
できそうな気がして
久しぶりにやってみた。
薄くだけれど倍音が出た。
私の真正面にいたイトイさんは
「あ、できてる! アナウンサー!」と
驚いていた。
イトイさん、
純粋にこういう声に興味があるのだと思う。
声というか、
人間の持つ機能や力みたいなもの。
それに関して
またいろいろお話を聞いたのだけれど
それはまた今度。

イトイさんは今日、
TBSラジオ「GOODS JOCKEY」
収録があったのだが、
ヤンキースの試合が終わらない上に
打ち合わせも脱線してばかりで
なかなか出かけられず
結局お昼ごはんを食べないまま
出かけていった。
大変だなぁ。

私は夕方NHKに入れば良かったので
巻上さんと一緒に
事務所の近くでそばを食べたのだが、
食べているときに
ヤンキースが逆転勝ちした。
そういえばイトイさんは
「これってNHKの衛星だから
 車に乗ってラジオで聞くわけには
 いかないんですよねー」と
言っていた。
だからなかなか出かけられなかったのだ。
イトイさん、あの瞬間は
見られたのだろうか。

コンテストの会場は
300人しか入れないそうなのだが、
それではもったいないということで
イトイさんが
「ほぼ日」でやりましょう、と
言ってくれた。
私もお手伝いをすることになった。
ふふふー。

いろいろ楽しみだなぁ。
読んでいただいている皆さんも
一緒に楽しめたらいいなぁ。


10/16

銀座7丁目のライオンに行った話を書いたら、
友達のタカバシくんから
「あのお店には
 ビール注ぎの名人がいるって知ってますか?」と
メールが届いた。
タカバシくんは
自分のサイト
ビールの伝道師と対談をしていて、
その中に
銀座7丁目のライオンにいる
ビール注ぎの名人の話が出てくるのだ。

そんなにスゴイお店だったのか。
雨の中、たまたま入っただけだったので、
エーデルワイスとくじに気をとられて
ビールについて考えないまま
帰ってきてしまったではないか。

せっかく3千円分のお食事券が当たったので
タカバシくんを誘って
再び行ってみることにした。

店に入ってすぐ、
タカバシくんが
「今日は海老原さんがいますよ、
 当たりですね」
と言った。
くじを引く前に当たっているなんで
なんだかわからないが
ラッキーだ。

タカバシくんはエビスの黒生、
私はエビスの生を頼んでみた。


カメラ目線のタカバシくん。

私は以前、
おいしいビールの注ぎ方を
キリンビールの人に教わったことがある。
適度に泡を立てて
適度に炭酸を抜くことで、
ビールそのものの味を
堪能することができる。
泡を立てないビールは
喉ごしはいいのだが
炭酸の刺激で
ビールの味がわからなくなるそうだ。
これは実際やってみてそうだと思った。

こないだはそこまで意識しないで
くじばかりを楽しみに飲んでいたのだが、
改めて飲んでみると
海老原さんが注いだビールは
確かに
以前教わったときのような
炭酸の抜け加減なのだ。
抜けているといっても
気が抜けているほどではない。
ビールの味がわかるのだ。
なるほどー。

感心しながら飲みつつ
またくじを引いていたら、
こないだよりもたくさん当たった。



1等3千円お食事券が1枚、
3等ビール1杯券が3枚、
4等ビールグラスが1枚。
わーい。

喜びつつ
携帯でメールのチェックをしたら、
なんと
私が冗談で書いた
「お食事券プレゼント」に
応募したいというメールが届いていた。

えええええ。
でもメールの内容は
冗談ではない感じであった。

「法事のために上京しますが
 ホテルが銀座なので
 ライオンは近いですよね」

せっかくなので
今日使おうと思ったお食事券を
プレゼントしようと思ったが、
タカバシくんが
「今日当たったのを
 あげたらいいじゃないですか」というので
そうすることにした。
こないだの分で
3千円安く飲めるので、
今日当たった分は
心置きなく差し上げようではないか。

というわけで、
宮崎県にお住まいのTさんに
お食事券とビール1杯券3枚を
お送りいたします。
4等のグラスは
当たり券をくれたタカバシくんに
プレゼントしちゃったので
自分で当ててくださいねー。

あ、そういえば
今日はエーデルワイスの人達が
来なかったな。
別にいいけど。

何のコーナーになってるんだか。


10/15

ノートパソコンを買ったので
外からでも更新できるようになった。
ただいまキャピトル東急ホテルの
カフェで書いている、
とここまで書いたところで
地震だ。

横のガラスが
ミシッと音を立てた。

長いな結構。

おさまった。

ここにいる人たちも
もう普通に話を始めている。
震源はどこだろう。

さてさて。

昨日の夜、
友人の結婚披露パーティの打ち合わせのため
銀座に行った。
会場を見たあと
どこかで飲もうと思ったのだが、
雨が降っていて寒かったので
目の前にあった
銀座7丁目の「ライオン」に入った。

広いホールに小さなテーブルがたくさん並び
いかにもビアホール!という感じだ。
なんでも日本で一番古いビアホールなのだとか。
さすがに風格がある。
そしてお客さんはおじさんばっかり。

まぁこういう雰囲気もいいか、と思って
エビスの生を頼んだら
「ただいまエビス生をご注文いただいた
 お客様に、くじをひいていただいております」と
ウェイターさんが三角くじを出した。
引いてみたらハズレであった。
友人は3等が当たっていた。
いいなぁ、と思ったが
3等は「エビスビール1杯券」であった。
「これ、今日は使えないんですよね?」と
尋ねると
そうだというのでガッカリ。
1杯のために
わざわざここまでは来ないもんなぁ。
その友達、住んでるの千葉だし。

打ち合わせをしつつ
飲んでいたら
突然4人の男女が入ってきて
「エーデルワイス」を歌い始めた。



何故いまここで
エーデルワイスなのか
さっぱりわからなかったけれど、
思わず携帯カメラで撮ってしまった。
周りを見ると
他にも何人か携帯で撮っていたのだけれど、
あの人たちは
こんな画像を一体どうするのだろう。
みんなこうして
自分のサイトに載せてたら面白いのに。

1曲歌ったら、今度はお兄さん達が
客席を回りながら歌い始めた。



ひょっとして
「皆さんもご一緒に」などと言われるのかと
ドキドキしたが、
お兄さん達は
ビルの上のレストランの案内を配って
帰っていった。
いつもはそこで歌っているのだそうだ。

くじが引けるというので
私達はひたすらエビスを頼み続けたが
当たる気配が無いし飽きたので
4杯目でエビス黒生にしてみた。
黒生もエビスだから
くじを引かせてくれた。
すると、なんと1等が当たってしまった。

めったにお目にかからない
「1等」という文字を見て
思わず「やったー!」と声を出して
喜んでしまったが、
大事なのは1等の景品だ。
「エビスビール3杯券」だったら
あんまり嬉しくない。

1等は何だろうと聞いてみたら
「ライオンお食事券3千円分」であった。
ビール1杯よりはいいが
ライオンに来なければならないのには
変わりがない。
3千円は決して安くはないけれど
微妙な嬉しさ加減であった。

最近寒くなってきたし
あんまりビアホールに行こうという気にも
ならないような気がする。
8万ヒット記念に
このサイトをご覧の方に
プレゼントするというのは
どうだろう。

やっぱりいらないですかね。


10/12

「ほぼ日@六本木ヒルズ」
おじゃましてきた。

六本木ヒルズには
一度しか行ったことが無いのだが、
「ほぼ日」を見ていたら
何やら楽しそうなので
遊びに行ってみることにした。

夕方ニュースが終わった後の佐分アナと
ご飯を食べることになっていたので、
その前に寄ってみることにした。
夕方だから
皆さん小腹が空いているかなと思い
何か買っていくことにしたのだが、
ふと、いただいた
美味しい漬物のことを思い出した。

昨日、しょうゆの町
千葉県野田市にロケに行ったのだが
取材先の「坂倉」さんのもろみ漬が
おいしかったのだ。

おいしいおいしいと言って食べていたら
帰りにいくつか頂いたので
おすそわけをすることにした。
すぐ食べられた方がいいかなと思い、
細く切って密封容器に入れ
つまようじと一緒に持っていった。
行く途中でデパ地下に寄り
おにぎりと天むすも買った。

行ってみたら
本当に部屋がガラス張りで
外から丸見えなので驚いた。
手を振っていたら
糸井さんや事務所の皆さんが
気づいて下さった。
ちょうどトミタさんと犬のバターが
散歩から帰ってきたので
バターと一緒に中に入った。

部屋に入っていくと、
スチャダラパーのBOSEさんの愛犬
コパンちゃんが私に寄ってきた。
糸井さんが
「あれえ、この反応は初めてだ」というので
何のことかと思ったら、
今まで誰にもこんな反応は
見せなかったのだとか。
コパンちゃん、私何か匂うのかねぇ。

早速漬物を出して
食べていただいた。



糸井さんにもBOSEさんにも
永田ソフトさんにも
好評であった。
良かった。

お知らせもせず
いきなりおじゃましたので
すぐに帰るつもりだったのだが、
栗山英樹さんや
リリーフランキーさんが
まだ到着していないということで
そのままちょっと座らせていただいた。
糸井さんは
「眠くなってきた」と言って
目をつぶったのだが、
その様子も外から丸見えなので
こんなポーズをとっていた。



BOSEさんも
寝ている糸井さんを
携帯のカメラで撮っていた。
話題はそこから
ライブの最中携帯で撮られちゃう、という話に。


撮られるアクションをするボーズさん。

こんな話をしている私達を
ガラス越しにいろんな人が見ている。
もちろん、話の内容は
外の人にはわからないのだが。

糸井さんは3日間
ここにいるのだそうだ。
「動物園のパンダみたいでしょ」と言っていたが
本当にそんな感じだ。
これは消耗してしまうなぁ。
眠くなるのも仕方が無いのだが
私やBOSEさんや永田さんが
(3人とも同い年だというのが発覚)
話しているのを聞いていて、
時々起きてきては話してくれる。
全然寝てないですよー。

7時になって
栗山さんが到着し、
仕事を終えた佐分さんもやってきた。
しばらく栗山さんのお話を聞いてから
私と佐分さんは失礼して
食事に行った。

ちなみに今、
テレビ朝日の社屋は
「ピンクリボン」という乳がん啓発イベントのため
ピンク色になっている。



うわわわ。
そういえば昨日はyahoo!もこの色だったっけ。

「ほぼ日」はいつ見ても
なんだか楽しそうだけれど、
私がおじゃましていつも思うのは
社長のイトイさんはじめ
皆さんよく働くなー、ということだ。
食事の後外を通ってみたら
糸井さんと永田さんは
まだ打ち合わせをしていた。
おじゃまするつもりはなかったのだが
入れていただいた。
作って配っている号外が
ちょっと堅苦しいかも、という話をしていたそうで
「今泉さん、なんか面白いことないかな」と
糸井さんにいきなり尋ねられた。
5秒ほど考えたがなんにも出てこなかった。
普段テキトーなことばかり言っているくせに
適当なアイディアが浮かばない。
普段から、構成にしても台本にしても
「ええと…」と一度頭の中で
ぐるぐる考えてみないと
思い浮かばないのだ。
時間がかかるので
「ごめんなさい、何も浮かびません」と謝ってしまった。
瞬発力が無いなぁ。
なさけない。

他のスタッフの皆さんは
明日のイベントの設営にかかっていた。
イベントが2つあって大変そうだ。
糸井さんは明日の朝
「スーパーモーニング」に出演するのだとか。
本当に、皆さん体を壊したり
ケガをしたりしないで欲しい。

私がおじゃました時の様子は
こちらで見られます。
楽しいよ。


10/10

いつの間にか8万ヒット。
ありがとうございます。
ですが記念行事は何もありません。
すいません。

NHKに行く前にテレビをつけたら
「真珠夫人」を再放送していた。

去年はこのドラマにすっかりはまり、
はまったご縁で
葛山信吾さんにお会いできたりして
楽しかった。
しかし、
私の中では「真珠」熱は
すっかり醒めていたので
再放送されているのは知っていたのだが
見ようという気は
そんなに起こらなかったのだ。

今日見たのもたまたまだったのだが、
前に見ていて
ストーリーも知っているくせに
やっぱりじーっと見てしまった。

今日は
直也が交通事故に遭うところだった。
ということは、
まもなく登美子が嫉妬に狂い
たわしコロッケを出した挙句
瑠璃子の娼館でリリーになるのだ。
ワハハ。

実は今、毎日
「温泉へ行こう4」を
録画して見ているのだが(なんでだよ)
「真珠夫人」も録画することにした。
サイトの更新もろくすっぽできないくせに
昼ドラに毎日1時間を費やす私。
バカだな〜。

そういえば
東海テレビの今の昼ドラ「真実一路」も
「真珠夫人」と同じ路線のようだ。
まだ見ていないが面白いんだろうか。
あと、実写版の「セーラームーン」で
杉本彩が演じているという
悪の女王も気になっている。
「地でやれる」と
本人が記者会見で言っていたのを見たのだが
本当にやれそうなんだもの。
あ、昨日見た
「マンハッタンカフェ」は面白かったな。
特にミッチーのダンスシーン。
あれはミッチーしかできない。

とまぁ
いろいろ書いてはみたものの
実際のところ
全部どうでもいいような気もしてくる。
私ってなんてくだらないんだろう。

8万ヒットなのにこんな内容。
許して下さいね〜。


10/9

NHKで打ち合わせの後
渋谷のカフェで更新の作業をしている。
モバイルって感じー。ふふふ。

昨日、銀座の博品館ビルの5階にある
「つきじ植むら」というお店で
ロケをした後のことだ。

下に降りようとエレベーターを待っていると、
扉が開くたびに満員で乗れない。
やたらと混んでいるなと思ったら、
お店の方が
「ちょうど今、
 上の劇場で公演が終わったところですから
 一旦上に上がってから
 降りた方がよろしいですよ」と
言った。
そうか、博品館ビルの上には
博品館劇場があるのだ。

スタッフは荷物がいっぱいあるので
混んでいるエレベーターには乗れない。
じゃあ上に行こう、と上のボタンも押したら
上行きと下行きが同時に着いた。
スタッフは上行きに乗ったが、
下行きにも詰めれば乗れそうだったので
私は下行きに乗った。

乗ろうとしたところで
一番前に目のくりっとした
どこかで見たことがある女性がいるのに気がついた。
エンクミこと遠藤久美子さんであった。

かわいいなぁ。

そう思ったら、
お尻でぎゅうぎゅう押して乗ろうと思っていたのに
できなくなってしまった。
かといって
ここまできて乗らないのもヘンなので、
扉のギリギリのところに遠慮がちに立った。
エンクミさんが
「乗れますか?」と声をかけてくれたので
「あ、大丈夫です」と言いながら
下を向いて自分の足の位置を確認していたら
扉が閉まった。

すると、閉まった扉に
下を向いていた私の前髪が挟まってしまった。
思わず「あっ!」と声を挙げると
エンクミさんが
「挟まっちゃった!大丈夫ですか?」と
私に聞いた。
内心焦っていたが
そっと頭を引いてみたらするっと抜けたので
「だ、大丈夫でした」と言ったら
エンクミさんはニッコリ笑って
「良かった〜」と言った。

そこでエレベーターは1階に着き、
私もエンクミさんも
そのまま降りた。
降りてから
今の一連の会話を思い出したら
急に恥ずかしくなった。
私ったら何をしているんだか。

私とエンクミさんは
もちろん面識は無いし、
ちゃんと顔を見合わせたわけではないので
たとえ私のことを知っていたとしても
私だとは気づいていないと思う。
あんなに普通に話しかけてくるなんて
エンクミさんっていい人なんだなぁ。
ずいぶん年下だけど。

後から降りてきたスタッフに
「エンクミ乗ってただろ〜」と言われたので、
機材を車に積み込みながら
今起こったことを話して笑われた。
笑っていたら、向こうから
岡江さんの事務所のマネージャーさんが
歩いてきた。
目が合ったので会釈をしたら
すらっとした女性と一緒に
こちらに歩いてきた。
あれ?と思ったら
隣にいるのは秋本奈緒美さんであった。

以前福岡放送にいた時、
局がドラマを作ったことがあった。
そのドラマの主演が秋本奈緒美さんで、
私は記者会見の司会をしたり、
秋本さんが勤める下着メーカーの
若手社員役で
ちょろっと出演したりしたことがあった。
実は初対面ではないのだ。

マネージャーさんが
「うちの事務所の秋本奈緒美です」と
紹介して下さったので、
以前福岡で…とドラマの話をすると
秋本さんは
「あぁ!あの大変だった!」と
すぐに思い出して下さった。
地方ロケだしスケジュールはタイトだし、
秋本さんにとっては
大変な思い出しか無いのであろう。
私に責任は無いのだが
「その節はすみませんでした」と
謝ってしまった。
なんで謝ってんだか。

秋本さんも
さすがにキレイだったなぁ。

そんなわけで
芸能人デーでした。

芸能人デーっていうまとめもどうなんだか。


10/7

料理研究家の枝元なほみさんの家でロケ。

枝元さんとご一緒するのは
1年ぶりであった。
はなまるを始め
いろんな番組に出ていらっしゃるので
ご存知の方も多いと思うが、
枝元さんは
テレビで見ても
普段話していても
ほわああああん、という感じだ。

撮影中、枝元さんのテンポが面白くて
笑っていたら
「なにがおかしいのぉぉぉ?」と
ほわああああんとした調子で聞かれた。
それもおかしかったので
「いや、料理の先生って
 てきぱきしてる方が多いけど
 枝元さんはゆったりしてて
 癒し系ですよね」と言うと
「それってぇ、私が
 てきぱきしてないってことぉぉぉ?」と
不満そうな顔をされた。
笑っても怒ってもほわああああん。
面白いなぁ。

枝元さんは
仕事場兼自宅であるマンションを
去年引っ越した。
とても素敵なところだと聞いていたので
行くのを楽しみにしていたが、
本当に素敵な部屋であった。
料理研究家の先生の家は
どこもそれぞれに
独自のセンスが感じられて
楽しいのだが、
枝元さんの新しい部屋は
キッチンを自分の使いやすいように
リフォームしてあって、
広くて仕事がやりやすい。

あんな台所があったらいいなぁ。
だからって毎日料理する暇も無いのだけれど。

一人だけ例外がいらっしゃる。
奥薗壽子さんの家の台所は
生活感に溢れていて
本当に普通の台所だ。
でも、そこで毎日
家族のためのご飯を作っているのだから
普通で当たり前だし、
お子さんが小さいので
すぐ散らかってしまうから
こじゃれた台所にする余裕は無いであろう。
日本の台所のほとんどは
多分こんな感じだと思う。
私は奥薗さんの家の台所も
好きなのだ。

そういえば、
今私が住んでいる部屋は
台所が広いというのが
決める時の大きなポイントであった。
一人暮らし用の部屋は
大抵台所がオマケのような感じで
とても使い勝手が悪い。
前の部屋は
シンクも小さいし
電気コンロで火加減が難しいしで
ちっとも料理をする気にならなかった。

今の台所は
3口のコンロも置けるし
収納もあるので困らない。
ただ、オシャレでもなんでもない。
一人暮らしの男の家の台所が
オシャレだったら
それはそれでヘンだよな、と
思っているのだけれど。

そういえば
最近料理してないな。
あ、青森でゴーヤーチャンプルー作ったっけ。
たまには違うものを作って
レパートリーを増やさなければ。


10/2

NHKで打ち合わせの後
TBSに行って、
どちらも早めに済んだので
向島に行ってきた。

以前、浅草の話を書いたときに
「めうがや」さんで足袋を買ったと書いたが、
実は「めうがや」さんは
向島にもあるのだ。



押上駅から歩いて7分ほどの道沿いに
ふつうに建っている足袋やさん。
浅草にある「めうがや」さんとは
関係が無いわけでもないらしいのだが
よくわからない。

ここには柄足袋がいろいろあって、
既製品もあるし、
好きな布を持っていけば
その布で誂えてくれる。
ダ・ヴィンチの取材でご一緒した
通崎睦美さんも
東京に来るたび
ここでいくつも足袋を買っていくそうだ。
だから
女性用の足袋がいろいろあるというのは
知っていた。
男性用もあるらしいと聞いて
ずっと行ってみたいと思っていたのだ。

女性用の足袋は
20種類以上あったと思う。
どれも素敵な柄ばかりであった。
男性用もいろいろあり、
まだ縫っている途中のものも見せてもらったのだが
面白い柄のものがあったので
いくつか買ってきた。

例えばこんなの。


右と左で色違いの小紋。
面白いなぁ。

家に帰ったら
「きはだや」さんから
「足袋出来ました」とメールが届いていた。
「きはだや」さんは
新潟の十日町にある染色工房で、
女性用の足袋の通信販売もしている。
ダ・ヴィンチの丹治さんが
取材でお世話になったというので
銀座の展示会に連れていってもらったのだが、
その時に
若いご主人が
自分用に足袋を頼んでいると聞いて、
私の分も一緒にとお願いしたのだ。
こちらも
面白い柄の生地を選んで
お願いしてあったので
届くのが楽しみだ。

面白い足袋がいっぱい揃って
嬉しいな。

あ、そういえば。
青森市内で
こんなものも見つけたのだった。


「『青森』発祥の地」の碑。

この碑がどこにあったかというと、



本町という飲み屋街を歩いていたら
ビルの裏の柵の横に
ひっそりとあるのを見つけたのだ。
18歳まで青森市に住んでいたのだが
ここにこんなモノがあるなんて
全然知らなかった。

青森発祥の地なのに
自動販売機よりも全然目立ってないのは
どうなのか。
それにしても
青森市民のうち
一体何人がこの碑のことを知っているのだろう。

なんか青森って
全般的にこんな感じなんだなぁ。
とにかく
なんだかいまひとつなのだ。
そういえば
アニータに十数億巻き上げられたのも
青森県人であった。
なんというか、なんだかなぁ。

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