きのうまでのいまいずみ。    
(2003年1月〜6月)

      2003年7月〜9月はこちらから
         2002年の分はこちらから

6/30

新宿と渋谷でロケの一日。

毎月第一土曜日の
午後4時から7時まで、
かつしかFMで
「どうにもとまらない」という
ふざけた名前の番組を
友人とやっている。
名前は実はもっとふざけていて、
本当はその前に
「サタデーマンスリーゴールデンファンタスティックアワー」
というのがつく。
なんでもいいから長くして
ゴージャスにしてみたかっただけなのだが
叶姉妹の爪の先ほども
ゴージャスにならなかった。
ならなくていいけど。

3時間、好きなことしかやらないのだが、
コーナーのひとつに
「近くへ行きたい」
というのがある。
遠くに行く暇も余裕も無いので
近場の温泉とか博物館に行ってみて、
その感想を話すという単純な内容だ。

今までは
温泉・銭湯好きの私の蓄積で
出かけなくても話せたのだが
最近ネタが尽きてきたので
新しいところに出かけることにしている。

先月は後楽園にできた「ラクーア」に
行ってみた。
広くはないが、
あの場所であの位ならまぁまぁかな、というのが
私の感想であった。

そして今日。
ロケが思ったよりも早く終わったので
先週の土曜にオープンしたばかりの
「豊島園 庭の湯」
行ってみた。

平日の夜だったので
あまり混んでいなかったし、
露天風呂から見える木々は
都心ではなかなか無い眺めで
落ち着ける。
下手な温泉旅館よりも
いいと思った。

私が風呂に入る理由の
ほぼ5割を占めるのは
入浴後のビールだ。
5割どころか、
もうこのために風呂に入ると言っても
過言ではない。
風呂上がりにビールが飲めないなんて
クリープを入れないコーヒーみたいだ。
いや、クリープが無くたって
コーヒーは飲めるんだから
それ以下ということだ。
どうでもいいが。

もちろん今日も、
風呂を出たあと
ビールを飲むためにお食事処へ行った。
ラウンジでもビールが飲めるようだったが
お腹が空いていたので
お食事処にしたのだ。

メニューを見ると、
ビールのほかにも
ワインや日本酒など飲み物がいろいろあった。
ふむふむ。
さて何を食べようか、と
ページをめくって驚いた。

カレー。
カツ丼。
天丼。
ざるそば。
ざるうどん。
サラダうどん。

以上。

…ちょいとアンタ、
ここは何かい、スキー場のロッジだとでも言うのかい?

私が江戸っ子姉さんだったら
こう言ってちゃぶ台をピシャリと叩いているところだ。
姉さんは、イメージ的には
亡くなった太地喜和子さんのような感じだろうか。
加賀まりこさんでもいいかも。

まぁ姉さんはどうでもいいのだが
とにかくもうガッカリであった。
おつまみは
いかの塩辛とか
サーモンとタンのスモークとか
そういうのが並んでいたが
肝心の枝豆が無い。

アンタねぇ、
ビールには枝豆って相場が決まってんだよ、と
江戸っ子姉さんの代わりに
言ってやりたい気分であった。

仕方が無いので
いかの一夜干しとサラダうどんを食べた。
うまくもまずくもなかった。

惜しいなぁ。
お風呂はいいんだから
食事を早いところなんとかしてほしい。
ちなみに「庭の湯」では
キッチンスタッフを募集している。
腕に覚えのある方はぜひ。

一体何の告知をしているんだか。



6/29

いつの間にか5万ヒット。

田口ランディさんのメルマガには
10万人が登録しているそうだ。

ランディさん自身は
当初そんなに増えるとは
思ってもいなかったそうだが、
ここまで増えると
どんな人が読んでいるんだか
想像がつかないとか。
そりゃそうだろう。
10万人だなんて
ちょっとした都市の人口に匹敵する。

ランディさんほどではないにせよ、
こんなつまらないサイトでも
読んでくれる方が大勢いるのには
驚きつつ感謝している。
毎度毎度くだらなくてすいません。

このところ
いただくメールの数が増えていて、
お返事が全然書けない。
申し訳なく思っている。

「そんなのすぐに書けばいいじゃん」と
思われる方もいるだろう。
でも、メールを下さった方は
私のことはご存知だけれど
私は全く存じ上げない方だ。
どんな方かわからない相手に
メールを書くというのは
とても気を遣う作業だ。
これはやってみてわかった。

一律に同じ文章を送る手もあるけれど、
年齢も内容も全部違うのだから
そうもいかない。
なんだかそれじゃ
返事が来ても嬉しくないだろうし。

そんな訳で
全然お返事できていないんですが
ありがたく拝読しております。
今後ともどうぞよろしく。

5万ヒット記念に
新企画「テレビ語の謎。」
作ってみました。
某有名サイトとコラボレーション、というのは
真っ赤なウソで
単なるパクリです。
すいませんー。



6/26

NHKで打ち合わせのあと、
夕方から局内で撮影があった。

オンエアとロケの間とか、
打ち合わせとナレーション録音の間とか、
中途半端に時間が空くことは
よくある。

今までは
サウナで過ごすことが多かったのだが、
こないだマンガ喫茶デビューして以来
そこで過ごすことも増えた。
ネットで下調べができるのが
とてもよい。

今日も、遅めの昼食をとったあと
マンガ喫茶に行こうかと思って
局を出たら、
目の前を高市アナが歩いていた。
「おーい」と呼んだのだが
私に気づかずつかつかと歩いていくので
走って追いかけた。

高市くんに、
今打ち合わせが終わったところだと言うと
「ボクこれからカフェに行くんですけど
 一緒に行きません?」と言われた。
高市くんは
「サイエンスゼロ」の台本の下読みをしつつ
食事もしたかったので
カフェに行くところだったのだ。

渋谷のあちこちにカフェがあるのは
知ってはいるが、
表から見ると
落ち着くんだか落ち着かないんだか
よくわからない場所も多いので
積極的に行くことは無かった。

でも、高市くんが行くというのだから
多分大丈夫なんだろう。
そう思ってついていったら
料理もお茶もおいしくて
なかなか居心地が良かった。

高市くんにはこのところ、
クラブとかカフェとか
自分ひとりではなかなか行かないところに
連れてってもらっている。
行動半径を広げてくれる友達は
貴重だ。

話をしながら食事をしたあと、
高市くんはおもむろに
台本に目を通し始めた。


薄暗いカフェで
台本に没頭する高市アナ。

「サイエンスゼロ」は科学番組で、
扱うテーマが今日的なものなので
台本もなかなか難しそうだ。

私は私で、
「暮らしQ&A」の台本を読み始めた。
こじゃれたカフェで
男二人が向かい合って
話もせずにそれぞれ台本を読み
ブツブツ言ったりしていた。
今思うとヘンな光景かも。

マンガ喫茶で声を出すのは
はばかられるが、
カフェだと適度なボリュームで
音楽がかかっているので
多少ブツブツと声を出しても迷惑にならない。
台本の下読みをするには
なかなかいい場所のような気がした。

でも一番好きなのは
サウナなんだよなぁ。
NHKの近くにサウナできないかなぁ。



6/25

私とTBSの豊田アナは付き合っている。

衝撃の告白をしてしまったが
もちろんウソだ。
そんなはずはないし
豊田さんにも申し訳ない。

しかし、私と豊田さんの知らないうちに、
薬丸さんと陣内さんの間では
「今泉くんと豊田さんは
 付き合っている」
ということになっているのだ。

こないだ、気管支炎で
声が出なくなったときのことだ。
ちょうど豊田さんも風邪をひいていて
声がかすれていた。
「クイズ ヒット・ザ・パネル」の時
薬丸さんと陣内さんが
そのことに気づいて
「今泉さんも風邪ひいてたよね」
という話になった。

普通ならそこで
「気をつけましょうね」と
話が終わるのだが、
番組終了後の反省会で
いきなり陣内さんが
「同じ時に風邪をひいてるってことは
 付き合ってるんだよ」と
いきなり言った。
もちろんこれはネタだし、
ネタにしたってあり得ない話なので
みんなゲラゲラ笑った。
私も豊田さんも笑った。

そして、そのことをすっかり忘れていたのだが、
昨日の本番直前、
カメラの横にいた豊田さんに
「おはよー」と挨拶をして
ちょっと話をしていたら、
こっちを見て薬丸さんが笑った。
なんで笑ってるんだか
その時はわからなかったのだが
豊田さんに聞いたら
「私と今泉さんが並んでるからですよ」と
言うのだ。
何のことだろう。
わからないまま
反省会の時間になった。

豊田さんにもう一度
「どういうこと?」と尋ねてみたら、
豊田さんが陣内さんに
「風邪は?」と聞かれたので
「おかげさまでもう治りました」と
答えたら
「今泉さんも治ってたね」と
言われたというのだ。
あのネタ、まだ続いてたのか。

反省会の最中も、
豊田さんと私が
たまたま隣に座っていたので
陣内さんが私達を指差して
「付き合ってるからねぇ」と
ニヤニヤして薬丸さんに言った。
子どもみたいだなぁまったく。
アハハ。

否定するまでもなくネタなので
本人も周りも全然気にしていない。
でも昨日、私と豊田さんの
携帯のストラップが
お揃いであることが判明して
笑ってしまった。
お揃いといっても
番組特製ストラップなので
お揃いの人は他にもたくさんいるのだが、
私と豊田さんの色が
たまたまお揃いだったというのが
いいのだ。
いいのだ、って何が。

豊田さんは
朝はなまるをやって、
昼取材に出て、
夕方から「ニュースの森」に出ている。
頑張り屋で性格もいいので
スタッフみんなから好かれている。
私も大好きだ。

大好きだからといって
付き合っているわけではない。
あくまでもネタなので
その辺誤解なきよう。
誤解する人いないと思いますが。



6/22

きのう、
通崎睦美さんの
マリンバのミニコンサートに行ってきた。

通崎さんは
日本有数のマリンバ奏者なのだが
(ちなみにマリンバというのは
 こんな楽器だ。
 簡単に言えば木琴だが
 プロ用の木琴と言った方がいいかも。
 元々はアフリカの打楽器だったそうだ)
マリンバだけでなく
アンティーク着物のコレクターとしても
有名な方だ。

先日「ダヴィンチ」という雑誌の取材で
京都に行き、
きものを着て
通崎さんのお宅におじゃました。
その時のことは
いずれ書こうと思っているので
しばしお待ちを。

きもの姿の通崎さんも
とてもステキだったのだが、
マリンバを演奏している
洋服姿の通崎さんは
雰囲気が違って
とてもカッコよかった。
演奏もよかったぁ。

堤ノンさまは
通崎さんの本を読んでいて、
私が通崎さんに会いに行くと聞いて
うらやましがっていた。
通崎さん、東京に来ますよ、と
声をかけると、
取材を終えて大慌てで駆けつけてくれた。
開場には
通崎さんの持っている銘仙のきものが
いくつも展示してあったのだが、
堤さんはきものだけではなく、
マリンバの演奏にすっかり感激していた。



私だけきもの。
この格好で外に出るのが
ごく普通のことになってきた気がする。

また京都に行って、
通崎さんと一緒に
きものを買いたいなぁ。



6/20

打ち合わせのため
はなまるのスタッフルームに
顔を出したら、
デスクの女の子が
ニコニコ笑いながらやってきた。

「今泉さんにお手紙届いてますー、フフフ」

お手紙をいただくのは
そう珍しいことでもないので
何がそんなにおかしいのかな、と
ハガキを読んでみた。

「今泉アナウンサーのソフトさが、
 大好きです。
 ところが、NHKにも、
 そっくりな今泉アナウンサーがいてびっくり。
 ぜひ関係を知りたくなりました。
 教えてください」

うーん。
関係を知りたいと言われてもなぁ。

実は、こういう問い合わせのファックスが
TBSにもNHKにも
何通も届いている。
一番多いのは「双子か兄弟ですか?」というものだ。

兄弟や姉妹でアナウンサー、という人は
何人か知っている。

テレビ大阪の植草アナ

テレビ東京の植草アナ
お兄さんは以前長崎で、
弟さんは福岡で局アナをしていたのだが、
今は同じ系列のアナになっている。
ちなみにお父さんの植草貞夫さん
知る人ぞ知る名実況アナだ。

よみうりテレビの萩原アナ
札幌テレビの萩原アナ
兄弟だ。
このお二人は
兄弟で「ズームイン」を担当したことがあるという
(札幌の萩原さんは今も)
珍しい兄弟である。

女性では、
RKB毎日放送の本庄麻里子アナ
瀬戸内海放送の本庄里絵子アナ
姉妹である。
顔がそっくり。

あれ、いつの間にか
兄弟姉妹アナ紹介コーナーに
なってしまった。
しかもいちいち検索して
リンクを張っていたので
すごく時間がかかってしまった。
何やってるんだか。

ええと、閑話休題。
確かに、兄弟や姉妹で
アナウンサーという人も
いるにはいるのだが、
私の場合、
普通は同一人物だと考えるのが
妥当な線ではないだろうか。

はなまるの私と
暮らしQ&Aの私を
同一人物ではないと考える大きな理由は、
どちらも局アナだと思っている、というものだろう。
特にNHKでは、
男性のフリーアナが出るというのは
かなり珍しいことらしいので
見ている皆さんが
私のことをNHKの局アナだと勘違いするのも
無理はない。

はなまるにしたって、
一時期並行して
「アッコにおまかせ!」にも出ていたので
局アナだと思われても不思議ではない。

かくして私は
いつの間にか双子ということになるのだ。
どうせならこのまま
双子で通してみようか。
通すって何を。



6/17

朝からはなまるのロケ。

はなまるマーケットの
「奥様虎の穴」でおなじみ
料理研究家の堀江ひろ子先生は
親子三代で料理の仕事をしている。
お母さんの泰子さんも、
娘さんのさわ子さんも
料理研究家なのだ。

ひろ子先生とは
はなまるで何度かご一緒しているのだが、
今日は泰子先生の家で
昭和30年代の食事について
お話を聞いた。

私が生まれる前から
テレビで料理を紹介していた方である。
当時泰子先生が書いた
料理の本を見せていただいたのだが、
料理がちっとも古くないのに
驚いてしまった。

はなまるを見ている方なら
おわかりいただけると思うが、
堀江ひろ子先生は
本当に面白い方だ。
陣内貴美子さんもかなり面白いので
そんな2人が揃う「奥様虎の穴」は
ものすごく面白い。
私も堀江先生の家に行くと、
毎回ゲラゲラ笑って
おいしいものを食べて
「ごちそうさまでした〜」と言って
帰ってくる。
仕事でおじゃましているのだから
普通は「お疲れ様でした」と言って帰るであろう。
でも毎回とても楽しいし、おいしいので
仕事をしたような気がしないのだ。

陣内さんにその話をしたところ
「そうだよねぇ、私なんて
 いつも『ただいま〜』って言いながら
 家に入るもの。
 今泉さんも今度やってみなよ」
と言われて大笑いした。
いきなり「ただいまー」ってのはないだろう。
でもせっかくなので
次のロケの時にいきなりやってみた。
ひろ子先生は驚くふうでもなく
「陣内さんに言われたんでしょ」と
笑っていた。
なので、以来ずっと「ただいまー」と言って
おじゃまする。
とにかく面白いのだ。

そして今日、あの面白さは
堀江家全員に共通するものだというのがわかった。
親子三代揃って
とにかく言いたい放題なのだ。
泰子先生が何か言うと
娘か孫が容赦なく突っ込みを入れ、
その突っ込みに
泰子先生は全く動じない。
要は3人全員が言いっぱなしで
お互いの話をあまり聞いていない。
傍で会話を聞いていた私は
ずっと笑いっぱなしであった。

でも、泰子先生は
自分の娘と孫が
同じ仕事に就いたことを
心から嬉しく思っているし、
ひろ子先生は
料理が上手なお母さんを
ずっと誇りに思っていたそうだし、
さわ子さんは
おばあちゃんのお煮しめは絶品だ、と自慢していた。
親子として、料理研究家として
お互いを信頼し、尊敬している。
この家に流れる
暖かい空気は
ここから生まれているのだ。
それがよくわかった。

堀江先生だけでなく
料理研究家の先生には
心があたたかい方が多いように思う。
おいしいものを作るというのは
人の心をあたたかくすることだ。
だから、作っている人も
心があたたかいのだろう。

おいしいものには
あたたかい心がこもっている。
そう思って、その心に感謝していただけば
自分の心もあたたかくなるはずだ。

もし、心がギスギスしていたり、
辛かったり、悲しかったりしたら、
おいしいものを、おいしいなぁ、と思って
ゆっくり、ゆったり食べてみて下さいね。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
さっきランディさんのメルマガを読んだら
ここが紹介されていてビックリ。
ここまで読んで
「なんだー、関係無い話じゃないの」と思った方、
ごめんなさい。
沖縄のコンサートのことは
「思ったり、起こったりしたこと」の一番上に
書いてあります。
あと、もし余力があったら
この下の「きのうまでのいまいずみ」を
読んでいただけると
ランディさんのことやコンサートのことが
ちょくちょく出てきます。
でも「飲んでばっかり」と思われるかもなぁ。
飲んでばっかりなんですけどね(笑)。



6/16

京都に行ってました。

今、朝の10時。
京都発6時49分の「のぞみ」で
帰ってきたところで、
これから「週刊パソコンTVニュース」の
収録に行かなければならない。
30分番組4本録りだ。
あぁ。

どうでもいいけど
すんごく眠い。

京都の話はまた今度書くことにする。
楽しかったなぁ。



6/13

今日の「暮らしQ&A」は
梅干しがテーマであった。

私は子どもの頃から
酸っぱいモノが苦手だった。
なので、今まで梅干しを
積極的に食べたことはほとんど無かった。
弁当の白米の上に
もれなく乗っている梅干しも
まず間違いなく残して生きてきた。

「暮らしQ&A」で、
梅干しを取り上げるのがわかったのは
3週間ほど前のことだ。
番組内での自分の役割を考えると
梅干しを食べないわけにはいかないであろう。

そこで考えた。
私は本当に梅干しが食べられないのだろうか。

確かに、昔から酸っぱいモノは苦手だし、
今も積極的に食べるわけではない。
しかし、
焼酎のお湯割りに梅干しを入れたりするし、
梅昆布茶は好きな部類に入るし、
酢の物も普通に食べられる。
沖縄名物スッパイマンですら
食べられないわけではないのだ。
ということは、
梅干しが食べられないということは
ないんじゃないだろうか。

というわけで、この際
「梅干し食わず嫌い」を直そうと考えた。
いいきっかけだと思ったのだ。

それ以降、
お弁当に出てくる全ての梅干しを
必ず食べてみることにした。
食べてみたら、確かに酸っぱいが
どうということは無かった。
「おいしーい!」というものではないが
決してまずいわけでもない。

そして今日。
のっけから「青梅のおひたし」を食べ、
直後に大きな梅干しを食べ、
さらには梅酢まで飲んだ。
梅酢はさすがに酸っぱかったが、
その他のものは平気であった。
酸っぱいもの経験値が上がった。
わーい。

「食わず嫌い王決定戦」を見ていて思う。
嫌いなモノを食べられない理由は
大抵つまらないことだ。
感触がイヤだとかなんだとか。
でも、世の中の大勢の人が食べているものには
それなりの理由があって、
ちょいと我慢すりゃ食べられるのだ。
好き嫌いを自慢げに言う人がいるが
あれはちょっとみっともない。
恥ずかしい上にもったいない気もする。
生きている間は、
何でも食べてみた方がきっと楽しい。

かくいう私も
昔はトマトもピーマンもしいたけもセロリもニンジンも
みーんな嫌いな子どもであった。
いつ克服したのか覚えていないが
食べてみればどうってことはないのだ。
今現在苦手なものはなんだろう?
思いつかないくらいに
好き嫌いが無くなってしまった。

なんかちょっと威張っている感じだが、
もっと早くに
好き嫌いを無くしていたら、
ひょっとして背も伸びていたのかもしれない。
トホホ。



6/12

昨日、ヤフーに登録を依頼したが
まだ載らない、という話を
書いた。

夕方に書いて、
それから披露宴の司会の打ち合わせに行き、
帰ってきたら
そのヤフーからメールが届いていた。

「ご推薦いただいたページを
 Yahoo! JAPANに掲載させていただきました」

あれー!?
早すぎないこの対応?

ヤフーの人が
たまたまここを見ていたのだろうか。
それとも
どなたかがヤフーの人に
「今泉が文句言ってたよ」とか
言ってくれたのだろうか。
あるいは
全くの偶然なのだろうか。
ひょっとして
アシリ・レラさんの仕業とか。

いずれにせよ
ヤフーの「アナウンサー」のカテゴリーには
このHPが載っている。
載ったらどうなるんだか
わからないんだけど。

さてさて。
今日の「ほぼ日刊イトイ新聞」で、
イトイさんが
今度はなまるマーケットに出るよ、と
告知している。
実は今回の出演、
私がちょっとだけ
お手伝いしたのだ。
フフフ。
実現して本当によかった。

イトイさんが出演するのは
19日(木)のはなまるカフェのコーナーだ。
その日は私の担当日では
ないのだけれど、
局に行ってご挨拶をするつもりだ。
今まで度々メールのやりとりを
していたのだが、
ようやくお会いすることになる。

青森で
ごく普通のイナカの高校生だったころ
矢野顕子さんが大好きだった。
その矢野さんの歌の詞を
よく書いていたのが糸井重里というヒトで、
当時読んでいた
ビックリハウスという雑誌にも登場していたので
イトイさんってすごいなぁ、
カッコいいなぁ、とぼんやり思っていた。

それからおよそ10年が経ち、
私は何の因果かアナウンサーになった。
そのおかげで
コンサートで福岡にやってきた矢野さんに
プレゼントを手渡すことができた。
感激であった。
ちなみにその時のプレゼントは
近くのごはん屋さんの「柚子味噌」だった。
コンサートツアー中なのに
なんであんなモノを差し上げたのか
今となっては自分にもよくわからない。
それほど動揺していたのであろう。

さらに10年が経った去年の秋。
ある日突然
イトイさんからメールが届いた。
感激というより驚きの方が大きかった。
それだけでもかなりビックリなのに、
イトイさんとはその後も
時々メールのやりとりをするようになった。
まさかこんなことになるとは、と
思っていたが
とうとうご本人に会う日がやってくるなんて。

生きている限り、これから何が起こるかなんて
本当にわからない。
20年前の15歳の自分に
「矢野さんに会えるんだよ、
 イトイさんにも会えるんだよ」と
教えてやりたい。
ついでに
「山本リンダさんにも会えるよ」というのも
教えてやりたい。

矢野さんとイトイさんはともかく
リンダさんのことはどの位喜んでくれるだろうか。
って自分の話なんだけど。



6/11

声はまだ完全には治らない。
一日休養。
…のつもりだったが
夜から披露宴の司会の打ち合わせだ。

こないだの沖縄のことを
「思ったり、起こったりしたこと。」
書きました。
超大作。なーんて。

ずいぶん前、
人に言われて
yahoo!に登録の依頼をしてみた。
依頼したっきり
すっかり忘れていたのだが、
たまたまさっき見てみたら
まだ載っていない。

こんなにアナウンサーのHPが
あるんだなーと思い
いくつか見てみたら
あることに気づいた。
辻よしなりさんのサイトは
5月に開設されたばかりだ。
あれれ、つい最近ではないか。
辻さんは載っても
私は載らないということか。

やはりもうちょっと大物じゃないと
載らないのかなぁ、と
見ていくと
同じはなまるアナの皆藤くんのHPは
ちゃんと載っている。
あれれ。

別に載っても載らなくても
いいのだけれど
何が違うんだろう。
何かが違うんだろうなぁ。

何かが動くとか
音が鳴るとか
そういう工夫をしなければならないんだろうか。
めんどくさいなそれ。
いいや載らなくても。



6/10

声は、なんとか出た。

出たとはいっても
もちろん万全ではなく、
こんな声で申し訳ないと思いながら
20分間、最後まで持つように
声量をコントロールして
なんとか「今日の目玉」のコーナーを終えた。

家に帰ってVTRを見てみたら
多少かすれてはいたものの
自分が思っていたほどひどくはなかったので
ホッとした。
内容が伝わらないくらいに
声に注意がいってしまうほどだったら
本当に申し訳なかったからだ。

体調管理、とはよく言うが、
とりわけノドに関しては
普通の人よりはかなり気を遣っている方だろう。
それでも
こういう事は起こるんだな、と
改めて思った。

こんなメールをいただいた。

>喉に対する自己管理の至らなさを
>今更責めても仕方ないでしょう。
>どんな状況であれ、そこで結果を残すことが
>「プロ」の仕事だと思います。

実は、昨日私は
「自己管理が至らなかった」とは
書いていない。
もちろん自己管理が
万全だったというわけではないのだが、
かといって
何かが至らなかったわけでもない。
いつも通りに気をつけていて、
調子が悪くなったので
土曜から日曜にかけて
考えられる限りのケアをしたのだ。
それでも、声は出なかった。

実際、声が出ないなんていうのは
7年ぶり2度目、というくらいに
珍しいことで、
しかも風邪をひいたわけでも
熱を出したわけでも、
ましてや大声を出したわけでもないのだ。
たとえ自分の体でも
どうしようもないときにはどうしようもない。

メールの後半にあるように、
大事なのは
「その状況で何を、どこまでやるか」だと思う。
今朝は、なんとかできたレベルだった。
沖縄も、内容はおかげさまで好評だったので
ダメな仕事をしたわけではない。
でも、悔しかった。
何が悔しかったかというと、
「すごい声の持ち主」のコンサートで
ダメな声を出してしまったことだ。
仕事そのものはこなしたつもりだけれど、
今回のコンサートは
万全の状態でやりたかった。
私の声も含めて
「いい声」でやりたかった。

今回初めて
「急性気管支炎」が
どういう症状のものかがわかったので、
ノドの管理に関して経験値が上がった。
悔しさもひっくるめて
今後に繋げていくしかない。

先ほどのメールの方、
引用したところだけを読むと
厳しい内容のようだけれど、
2度も「がんばってくださいね」と書いてあって
とてもありがたく読ませていただいた。
ありがとうございました。

あ、今朝のズームインスーパー見ましたか。
佐賀女子高校の新体操部の演技、
あまりにすごいので
手を叩いて笑ってしまった。
この時期に
新しい演技をテレビで披露するなんて
前例が無いことなのだが、
それはすなわち
どこにも真似ができない、という
自信の表れだと思う。
すごいなぁ。



6/9

沖縄に行ってきた。

沖縄のコンサートは、
雨のために会場が変更になったりと
いろいろあったのだが、
たくさんのお客さんが
遅くまで楽しんでくれた。
ボロットさんと巻上さんの演奏も
ちょっと言葉にならないくらいに
ものすごかったし、
沖縄の民謡の演奏とか、
北海道からやってきた
アイヌのアシリ・レラさんの歌があったりと、
東京よりも内容がもりだくさんで
これまた大盛況であった。

日曜の昼に着いて、
月曜の朝6時半には
ホテルを出るという
強行スケジュールだったのだが、
行って本当に良かった。

一つ、とても残念なことは、
自分の声が出なくなったことだ。
土曜日、起きてから
調子が悪いなとは思っていたのだが、
かつしかFMで3時間喋った。
テレビと違って
喋り続けなければならないので、
終わった頃には
声がかすれてしまった。
早めに帰って寝たのだが、
日曜の朝にはガラガラ声になってしまった。
こんなことは
福岡にいた頃に1度あっただけだ。

司会そのものは
必死にやったので
面白かったと言ってはもらったのだが、
自分の声が聞き苦しいものだったのが
悔しくて情けなかった。

帰ってきて、
かかりつけの耳鼻咽喉科に行くと
鼻からファイバースコープを
入れられた。
「うわぁ、真っ赤ですねぇ」
典型的な急性気管支炎、だそうだ。
でも、これだけ腫れているのに
声帯には異常が無いとのことで
ちょっとだけホッとした。

明日もはなまるのオンエアがあるので
点滴を打ってもらってから
打ち合わせのためTBSに行った。
なるべくしゃべらないようにしようと
思っていたのだが、
ネタが難しいので
あれこれとしゃべらなければ
ならなかった。

明日の朝、声は出るだろうか。
出ますように。
どこかの神様に漠然とお願いしつつ
今日は寝ます。
沖縄の話は
また今度書きますね。



6/7

昨日のコンサートは大盛況だったそうだ。

NHKで「暮らしQ&A」の生放送を終え、
急いで打ち上げ会場に向かうと、
大勢の人が
ニコニコと笑いながら飲んでいた。
ボロットさんも
「終わったー」という顔をしていた。
(本当はどう思っていたのかは
 言葉が通じなくて聞けなかった。
 ロシア語会話本を買ったので
 いつかは聞けるようになりたいものだ)

司会をした町さんも
「楽しかったですよー」と言っていた。
忙しいのに、
無理を言って引き受けてもらったので
喜んでもらって良かった。
ランディさんが
「町さん、思ったよりたくさんお客さんが
 来てくれたから、
 ギャラが出せるかもしれない」
と言うと
「いいんですそんなの。
 ホントに楽しかったので」
町さんは笑って言った。

私は明日、沖縄のコンサートで
司会をするが、
もちろんギャラなんてもらう気もないし、
大体にして交通費も宿泊費も
全部自腹だ。
でもいいのだ。
どうしてもボロットさんの歌が聴きたくて
行くのだし、
せっかく自分が行くなら
舞台にも関わってみたい。

町さんと昨日、
「司会の役得」について
話が盛り上がった。
舞台袖で
ステージに向かう演者の姿を
間近で見られたり、
会場の空気を
ステージの上から肌で感じたり。
そういう時
「司会って大変だけど楽しいなぁ」と
しみじみ感じる。
演奏の興奮と、
演奏を聴いている観客の興奮を
どちらも感じとることができるのは
司会ならではだ。
だから
司会が好きなんだと思う。

今日はこれから
かつしかFMだ。
午後4時からなので
葛飾区近辺の方は
78.9MHzに合わせてみて下さいね。



6/5

アルタイから、ボロットさんがやってきた。

NHKでナレーション録りを終え、
松屋銀座のSKIP
あさってのかつしかFM用に
イズミさんのインタビューを録ろうと思ったら、
イズミさんは
開店以来2度目の休み(しかも半休)をとって
帰ってしまっていた。
事前に確認して行けば良かったのだけれど、
それどころではない忙しさなのは
わかっていたので
いきなり行ったのだ。

ただ、休みだったおかげで
久しぶりにイズミさんと
電話でゆっくり話した。
店の売り上げは順調だそうだ。

ちょうど今日から
お茶の販売が始まったというので
買ってきた。
宮崎で栽培された、
無農薬で肥料もおさえている
とてもおいしいお茶だそうだ。
かつしかFMの放送中に
飲んでみようと思う。

その後、原宿で服を買っていたら
「ダヴィンチ」の丹治さんから
「ボロットさんの歓迎会をやっているので
 来ませんか〜」
と電話があった。
沖縄で会えると思っていたが
早く会えるなら会ってみたいと思って
合流した。

ボロットさんは
次女のアイーダさんとともに
長い時間をかけて日本にやってきた。
モスクワに行くだけで3日かかったそうだ。
2人とも、見た目は日本人と変わらないが
言葉が通じない。
ランディさんに
「どうやってコミュニケーションとってるんですか?」と
尋ねたら
「えー、そりゃもうアイコンタクトよー」と
言っていた。
そんな無茶な。

宴会の席には
「ロシア語入門」の類が
数冊転がっていた。
転がっていたということは
持ってきたものの
あまり役に立たなかったということだ。
そりゃそうだろう。
外国語のコミュニケーションなんて
そんなに簡単なものではない。

しばらくすると丹治さんが、
写真家の川内倫子さんと
今回コンサートで紹介する写真について
パソコンを使って打ち合わせを始めた。
抜けるような空の下、
アルタイの人々が、花々が
いきいきとしている写真を見ていたら
ボロットさんと
ランディさんの娘のモモちゃんが近寄ってきて
じーっと写真を見始めた。



ちょっとボケてますが
ボロットさんとモモちゃん。
こういう時は言葉なんていらないんだな。

ちなみに川内倫子さんは
こんなスゴイ賞を受賞している
非常に注目されている写真家さんだ。
ご本人は明るくて楽しい人で、
ボロットさんのカメラを持って
「はいみんなこっち向いて〜」なんて言いながら
写真を撮ってくれたりする。
当たり前だと思うかもしれないが
そんなこと絶対にしない、というカメラマンも
結構いるのだ。

ボロットさんのコンサート
明日、文京シビックホールで
午後7時から開かれる。
今からでも行ける人は行ってみて、
そのすごい声を体感していただきたい。
巻上さんのボイスパフォーマンスも
ランディさんのトークも
川内さんの写真も見られる
おトクな内容だ。

残念ながら私は明日行けないので
沖縄で聴くのだ。
楽しみー。



6/4

ここ数日、生命保険について取材していた。

私が最初に入った生命保険は、
高校を出たときに
母の知り合いの外交員の勧めで
入ったものだった。
といっても契約したのは母で
保険には一切関与していなかったので、
内容など全然知らなかったし
興味も無かった。

ただ、
次々と会社にやってくる
おばさんの誘いを
「母親の知り合いが外交員で
 解約できない」
という理由で断るのには
役に立った。
中には
「社会的にも立派なお仕事なんだから
 保険も見直さないと」
などと言う人もいたが
面倒なので相手にしなかった。

自分の保険がどういうものかわかったのは
入院したときだ。
私の入っていた保険には
入院給付金と
手術給付金の特約がついていた。
入院は思ったより長くなりそうだったし、
手術にもどの位のお金がかかるのか
わからなかったので、
初めて「入ってて良かった」と
思ったものである。

とはいうものの、
自分の保険については
全然知らなかったので、
改めて保険証書を読んでみた。
字が細かいうえに
内容がさっぱりわからない。

わからないので
調べてみることにした。
病院の売店には、
病院という場所柄
その手の雑誌が結構あった。
入院中でヒマだった私は
保険に関する記事が載っている雑誌を
いろいろ買って読んでみた。

驚いた。
自分が入っていた保険は
なんてデタラメなものだったのだろう。
保険のおばさんが言っていたことも
あまりにもデタラメであった。

何がデタラメか、というのは
ここでは書かないけれど、
契約してお金を払っているのは
他ならぬ私だったので、
とりあえずもらえる給付金をもらった後、
今の保険は機会をみて
考え直した方がいいと思った。

もう一つ気づいたことは、
給付金は必ず後から支払われるということだ。
入院当初は何かと出費がかさむが
それには保険は役に立たない。
貯蓄も無いのに保険だけかけていても
いざという時に困るのだ。

その後、再び体調を崩した私は
会社を辞め、
東京でのんびりと静養していた。
ある日、頼みもしないのに
今入っている保険の見直しプランが
郵便受けに入っていた。
東京に引っ越したので
この地域の外交員に
担当が引き継がれたのであろう。

そのプランを見て
私は驚いた。
月々の保険料が安くなるのに
死亡保障は今よりも高くなっていた。
それだけを見ると
有利な保険のようだが
そんなに都合のよい保険など無い。

どういうことかとよく見ると、
隅の方に小さい字で
10年ごとに保険料が
驚くほど高くなることが書いてあった。
さらに、
60歳以降受け取れる金額が
半額に減っていたのだ。
これがいわゆる「転換」である。
トクをするように見せかけて
実は保険料の大半が
掛け捨てになってしまうのだ。

都合のいいところだけ
蛍光ペンで目立つようにして
肝心なところの説明はしないというやり方に
私は大いに腹を立てた。
そして迷わず解約した。
このまま払い続けたら、
死なない限り無駄になる保険料を
1千万円以上支払うことになるからだ。

あの時、誰にも相談しなかったのだが
今回改めて取材をしてみて
自分の判断が正しかったと確認できた。
ファイナンシャルプランナーの先生に
誉められたぐらいだ。

これは私だけの特別なケースではなく、
おそらくほとんどの人の保険に
言えることだ。
外交員のおばさんに
勧められるままに入った生命保険は、
とにかく早めに内容を見直すことを
オススメする。

10日のはなまるで特集するので
ぜひ見ていただきたい。
ホントに。



6/3

予定の取材が
キャンセルになった。
いい天気だったので
シーツとか大物の洗濯。
気持ちいい。

はなまるマーケットは
朝8時半からの放送だが、
8時27分15秒から
クロスプラグという短い予告がある。
(地域によっては見られない)
ネタは、その日の番組全体を
統括する立場のスタッフが
ウンウン言って考えている。
私も何度か出たことがある。

昨日は、岡江さんと薬丸さんと
原日出子さんが
その日の内容を順番に紹介するという
ネタとしてはごく普通のモノだったのだが、
岡江さんがいきなり噛んだため
薬丸さんも原さんも
続けて噛んだ。

それを見ていた斉藤アナと私は
「カミカミが伝染したらどうしよう」と
笑っていた。

しかし。

斉藤さんは
「サンシャインプラネタリウム閉館」という
しんみりしたネタの原稿を
しんみり読んでいる途中で噛み、
噛んだ瞬間私の方を見て
「やっちゃった!」という顔をした。
私は必死で笑いをこらえつつ、
その後の短いコーナー紹介のコメントを
噛まないようにしよう、と
復習した。

そこはきちんと言えたのだが、
次のVTR中に出てきた
「要注意スポット」が何故か言えず
「ようちゅう、ようちゅう、ようちゅういスポット」と
噛みまくった。
やっちゃったよオイ、という感じで
コーナーが終わった後
斉藤さんに「やっぱり噛みましたよー」と言うと
「大丈夫、この後片平なぎささんが噛むから」と
慰められた。
といっても、
はなまるカフェのゲストの片平さんには
もともと台本や原稿があるわけではないので
噛むはずは無い。

しかし、カミカミはしっかり伝染した。
豊田アナが噛みまくりであった。
「たなぼたで温泉」を「たなばたで温泉」と言ったり
「衣替え」が「こにょもがえ」になったり。

反省会で私が
「やっぱり豊田さんにも伝染ったねぇ」と言うと
豊田アナは「ううっ」と突っ伏し、
「でも今泉さん噛むの珍しいですよねぇ」と
不思議そうに言った。
確かに、別に難しくもないところで
あんなに噛みまくったのは久しぶりだ。

カミカミは伝染する。
ということは、いちばん最初に噛んだ
岡江さんが悪いのだ。
そうだそうだ。

そんなわけないですね。
反省。しょぼーん。



6/1

TBSで明日のはなまるの打ち合わせ。
明日の目玉は
「カビ」がテーマ。
カビの胞子は
空気中に当たり前に存在するのだそうだ。
恐るべしカビ。

昨日、高校の同級生から
「休みなんだったら
 ごはん食べよう」と
電話があった。
なんで休みなのがわかったのかと
尋ねると
「HPに書いてあった」
と言われた。
なるほど、
ここは連絡板にもなるのか。

食事をして
お酒も飲んで帰ってきたところで、
携帯に着信があったのに
気づいた。
相手は前日朝まで飲んだ
高市アナである。
折り返しかけてみると
これからクラブに行くところだという。
高市アナは
自分でもDJをするくらいの
クラバーなのだ。

普段は
静かなところで飲むことが多く
クラブなんてまず行かないのだが、
たまにはいいかと思って
出かけることにした。
こんなことでもないと行かないし。

久しぶりのクラブで
私はすっかり調子に乗った。
もともと酔っていたので
あっという間に酔っぱらってしまった。
曲のことはよくわからないが
どんどん体が動くように
気持ちよくテンションを上げてくれると
嬉しい。
この辺がDJの力量だったり
相性だったりするんだろう、
なーんて偉そうに。

あっという間に酔っぱらって
あっという間に疲れたので
先に帰ってきた。
若くないなぁ、と思ったが
若い時には若さを十分楽しんだので
別にいい。
年をとったからといって
完全に引退しないで、
時々こうしてちょっとだけ楽しめばいいのだ。
セミリタイアだ。
クラブ界の大橋巨泉。
なんだか言ってることがかなりオヤジだが。

昨日、カウンターが壊れたかと思うほど
アクセスが増えていて、
なんでかなーと思っていたら
ほぼ日の「読みなおす土曜」というところで
西本さんが
私のことを書いてくれていた。
西本さんは「ダメ出し王」なので
こんなに誉められると気持ちが悪い。
多分今度会った時に
「ちょっと誉めすぎました」
とか言うんだろうな。

それにしても。
せっかく誉めてもらったのに、
私ときたら
飲んだ話しか書いてないではないか。
これじゃ見てくれた人も
ガッカリであろう。
すいませんこんなで。



5/31

久しぶりの休みなのに
雨で洗濯ができない。
布団も干せない。
うーん。

NHKは人事異動の時期で、
今やっている「くらしQ&A」からも
異動する方がいる。
昨日はその方の送別会があった。

「暮らしQ&A」は
どんどん教育テレビとは思えない
楽しい番組になっているのだが
(昨日なんて
 私がパンをこねる様が面白くて
 大笑いした、というFAXが
 わざわざ届いたほどだ)
そういう雰囲気を作り出してきたのが
今回異動することになった方だ。
とても残念だし、寂しいが
仕方が無い。

私が担当する前までは
NHKの若手アナが
いろんな扮装をして
出ていたそうだ。
昨日は高市アナ高山アナ
野村アナ
顔を出していた。

NHKのアナウンサーには
知り合いがいなかったので、
若手のアナウンサーと話すのは
とても面白かった。
そういえば、高市アナが
「感心力のコラム読んでたら
 今泉さんが出てきて
 ビックリしましたよ」
と言ったのでこちらも驚いた。
高市さんはホーメイに興味があって、
ほぼ日の
「感心力がビジネスを変える!」
読んでいたというのだ。
世の中狭いというかなんというか。
高山アナには
「ズームイン見てました!
 お会いできて嬉しいです」
と言われた。
高校の時から見ていたというので
えええー、と驚いたが
高山アナは5歳年下で
高校まで山口県にいたので
福岡のテレビを見ていたのだそうだ。

NHKには全国に500人のアナがいる。
その中で、
この若さで東京にいるというのは
なかなかスゴイことだと思う。
でも、高市さんも高山さんも
地方局で地味な仕事を経験しているので
今の大きな仕事が
当たり前だとは考えていないのを
いいなぁ、と思った。
若いのに、仕事に対して
謙虚に感謝している。
これってとても大事なことだ。

話していて気が合ったので
送別会のあと
3人で場所を変えて飲んだ。
すっかり意気投合してしまい
気がついたら朝の4時であった。
家に帰ってテレビをつけたら
古市さっちゃんが
「あさ天サタデー」で頑張っていた。
なんだか申し訳無い気持ちになった。

最近朝まで飲んでばっかり。
でも、NHKに友達ができたのは嬉しい。
面白い話がいろいろ聞けそうだ。

ちなみに、
高市アナは「サイエンスZERO」
高山アナは「ポップジャム」
担当している。
そちらもよろしく。



5/30

昨日の話ですが。

一昨日、はなまるのロケ中
携帯にメールが入った。
相手は日テレの古市さっちゃんで、
明日の夜、もし空いていて
お芝居を観てもいいようでしたら
ご連絡下さい、ということであった。

電話をしてみると、
もともと馬場アナと一緒に
観に行くはずだったのが、
馬場さんに急な仕事が入ったので
チケットが余ってしまったのだとか。

昨日は、朝からはなまるのロケがあって、
終わったところでNHKに移動して
打ち合わせ、というスケジュールで
夜は空いていたので
行く行く〜、と返事をして
電話を切った。

この仕事、
局アナだろうがフリーだろうが
先の予定がなかなか立てられない。
というか、予定を立てても
仕事が入ってしまって
結局ダメということが
結構ある。
この辺が
完全受注産業の難しいところだ。
アナウンサーが
「今日は出たいでーす」
「今日は休みまーす」などと
自分でスケジュールを決めることなんて
ありえない。
だから、こんな急な誘いは
結構ある。
こんなことでもないと
観ない芝居だったりもするので、
空いていれば
ホイホイと出かけることにしている。

そんな訳で
私がさっちゃんと観に行ったのは
「ドント・トラスト・オーバー・30」
という芝居。
主演のユースケ・サンタマリアさんは
深刻に悩まない、という
役のキャラクターに
ピッタリとはまっていた。
というか、ユースケさんだから
ああなったんだろうけど。

さっちゃんは
ナイロン100℃の芝居を
何度も観ているのだそうだ。
私は一度観たいと思っていたので
ちょうど良かった。

楽しそうなお誘いは
やっぱりできるだけ断らない方が
面白いなぁ。
さっちゃん誘ってくれてありがとう。



5/28

知っている人がテレビに出た日。

今年の1月に取材でお会いした
元「アントレ」編集長の野村さんが、
NHKの「クローズアップ現代」の
取材を受け、
今日放送があった。

野村さんのことは
以前にも書いたことがある。
リクルートを退職して、
起業を支援する国のプロジェクトに
関わっているのだ。
↓こちら。
「DREAM GATE」

野村さんは
頭の回転が速くて、
バリバリ仕事をこなしそうな
スマートな空気を漂わせつつ、
なんだかお茶目なところもある人だ。

テレビに出ている野村さんは
いつものように
スマートに仕事をこなしていた。
テレビになら
私も数え切れないほど出ているが、
スマートな感じで出たことは
あっただろうか。
なんか、一度でいいから
エグゼクティブな感じで出てみたい。
外資系の感じというか。
具体的にどうすりゃいいのか
さっぱりわからないが。

テレビといえば、
私は見ていなかったのだが
きょうSKIPのイズミさんが
「ザ・ワイド」に出ていたらしい。
インタビューもあったと
かつしかFMのジン君が
メールで報告してくれた。
一体どんなことを答えていたんだろう。
見たいなぁ。

ちなみにお店に出ているイズミさんは
こちらで見られます。



5/27

珍しく、ここ一日に二度更新。
上を見た人はその下も見てね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ロケが午前中と夕方からで
間が空いた。
ちょうど銀座にいたので
また松屋銀座B2の
SKIPを覗いてみた。

昨日会えなかったイズミさんは
今日はニコニコと働いていた。



ライトの真下で
茄子を持ってポーズをとるイズミさん。
「なんかいっつもこんなポーズばっかり」と
反省していたが
表情を見ると
まんざらでもない様子。
大体にして「茄子持って」とか
頼んでないし。

14日のオープン以降、
休めたのは「半日だけ」だそうだ。
これでは「マイスウィートハート」と
会っている時間も無いであろう。
人生には、
スウィートだのハートだのと
言っていられない時期もある。
イズミさん、あなたの今の
スウィートハートは
目の前にある野菜だよ、と
言ってやりたい。
頑張れ。

ところで、
昨日三浦さんのお店で
SKIPのきゅうりを軽く炭火で炙って
出していただいたのだが、
塩をほんの少しだけつけると
甘みがひきたってとてもおいしかった。
SKIPのが手に入る方は
一度お試しいただきたい。
普通のきゅうりだと
多分苦味が出てしまうと思う。

さて、これからまた仕事。
一旦家に帰ってこんなことしてると
労働意欲が無くなるなぁ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ロケから帰ってきたら
こんなメールが届いていた。

>今週の金曜、土曜と
>草津温泉に行くのに、
>「湯もみショー」の事を調べていたら
>このページに会いました。

常々、
このページを読んでくれる人は
どうやってここにたどりつくのかと
思っていたが、
そんな切り口が
ここに存在したとは驚きだ。

「草津」「湯もみショー」で検索してみたら、
確かにこのHPの
「草津よいとこ一度はおいで その2」
出てくる。
検索して自分のサイトを見るのも
ヘンな話だが、
クリックして見てみた。
一部画像が表示されていなかったので
慌てて修正した。
ありがたいやら申し訳ないやら。

ちなみにメールの続きはこうであった。

>時間があったら行こうと思ってたのですが、、、、、
>「ま、いいか?」って気分です。
>すごく良くわかる内容、楽しかったです。

あんな内容なのに
満足していただけたらしい。
でも「湯もみショー」に行く気は
全く失せてしまったようだ。
これは湯もみショー的には
良かったのかどうか。

私としては
「一度見てやってもいいが一度で十分」
というのが一番正確な感想だろうか。

どうやっても誉めてないな結局。



5/26

今日のほぼ日の
「感心力がビジネスを変える!」を読んでいたら
突然私が写真付きで出てきて
驚いた。
まぁ確かにその場にはいたものの
私は取材ではなく見学していただけであった。
質問も、聞きたいことを
時々聞いただけなのに
感心力の田中さん、
私にまで感心してたのか。
さすが。

巻上さんの声が聞けるようになっているので
ぜひ皆さん聞いてみて下さい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
浅草に着物を買いに行って、
帰りに銀座に寄ってみた。
銀座といえば松屋地下2階のSKIPだ。
残念ながらイズミさんはいなかったのだが、
黒板にイズミさんの字が書いてあった。
銀座のデパートなのに、黒板があるのだ。



イズミさん、頑張ってるなぁ。
本人はいなかったけど、元気をもらった。

元気をもらったところで、ふと
土曜のランディさんの親睦会の会場のオーナーの
三浦さんのことを思い出した。
三浦さんに、この野菜を食べて欲しくなったのだ。
食べてもらってどうするというのでも
ないのだけれど。

玉ねぎとピーマンときゅうりとトマトジュースを買い、
三浦さんのお店に行った。
ほんのちょっとだけのつもりだったのに、
気がつくと4時間経っていた。
私一人で行ったのに、
そして大して酔っぱらったわけでもないのに
4時間だなんてすごい。
なんて気持ちのいいお店なんだろう。

気持ちがいいって
とても大事だし、素敵なことだ。
自分も周りも気持ちがいいなんて
普段なかなか無い。

そういう空間を作れるようでありたいなぁ、と
思いつつ帰ってきた。
こうして着々と出店計画は進んでいるのだ。
ウソですけど。



5/25

40000ヒット記念に表紙だけリニューアルしてみた。
たったこれだけのことなのに、
そしてやってみるとたいしたことでもないのに、
なかなかできないもんだなぁと思う。

面倒くさいと思っていることの半分は、
本当は面倒じゃないんだろうと思う。
面倒だと思ってしまっている自分が面倒なのだ。

なーんて偉そうなことを書きつつ、
表紙以外は変わってません。
すいません。

これからも、どうぞよろしく。



5/22

 昨日、ここにこんなことを書いた。

「昨日2時間ぐらいしか寝ていないので、ビール
飲んだらすぐに寝てしまいそうだ。気をつけよう」

 とんでもなかった。

 昨日の会合は、度々ここに書いているボロット
さんのコンサート
の打ち合わせであった。田口ラ
ンディさんが東京に来るのに合わせて、感心力の
田中さん
、メディアファクトリーの丹治さん、当
日司会をお願いした町さん、沖縄のコンサートで
司会をすることになった私、それにランディさん
のメールマガジンを購読しているという野村さん
が集まった。

 私はちょっと遅れたので、着いた時には打ち合
わせはほぼ終わっていた。なのですぐに飲みに入っ
たのだが、まぁ飲むわ飲むわ。田中さんが何故か
ベトナムの口琴を持ってきていたので、みんなで
鳴らしてみたり。ランディさんはともかく、野村
さんがいきなり上手に鳴らすことができたのには
驚いた。私は最初なかなか鳴らなかったので、田
中さんに「やっぱり邪念があるといけない」とか
いろいろ言われたのだが、田中さん、私より下手
だった。
 ムキになって練習していたら鳴らせるようになっ
たのだが、こうして書いていて今気がついた。口
琴は口にくわえて鳴らすものなので、昨日の私達
はめちゃめちゃ間接キッス状態であった。だから
なんだというのでもないが。

 とあるバーに移動してさらに飲んだ。眠くなる
どころかメートル上がりっぱなしで、帰ろうとい
う頃には4時を過ぎていた。前日起きたのが4時
半だから、まる一日起きていたことになる。

 今日はさすがにキツくて、打ち合わせとナレー
ション録りの合間にマンガ喫茶でちょっと寝た。
実はマンガ喫茶デビューだった。パソコンはある
わシャワー室はあるわ、思っていたよりもかなり
快適な空間であった。また行こう。

 しかし、いい大人がこんな生活でいいのか。い
いんだもーん。


5/21

 はなまる1700回。

 それが何であろうと、1700回続けるという
のは大変なことだ。毎日生きるとか、ごはんを食
べる以外に、そんなに長く何かを続けたことが無
いので、今朝はスタジオにいて素直に感心してし
まった。

 それにしても、くす玉が相変わらず割れなくて
大笑いだ。オープニングで岡江さんや薬丸さんが
話しているとき、私はそのちょっと横で会話を聞
いている。その次の自分のネタのことはすっかり
忘れて、スタジオの空気を楽しんで、ゲラゲラ笑っ
ている。

 別に映っていないのだから、わざわざ横で笑う
よりも原稿や段取りの確認をした方がいいと思う
人もいるかもしれない。
 でも、みんなで笑うというのがとても大事なこ
とだと思うのだ。そして、ここをおろそかにしな
かったから、はなまるは1700回もこの空気の
まま続いているという気がするのだ。

 さて。今日はぜひ、というかもれなく全員、ほ
ぼ日の「感心力がビジネスを変える!」を読んで
いただきたい。もうここなんて途中でいいから、
早速クリックして欲しい。巻上公一さんの口琴が
聴ける。

 すごいよー。しびれるよー。

 さて、今日は午前5時前に起きて、はなまるの
後、30分番組を4本収録して(業界用語で4本
撮り、という。そのまんまだな)やっと帰ってき
た。現在午後7時半だが、これを書き終えたら、
とある打ち合わせに向かうのだ。
 昨日2時間ぐらいしか寝ていないので、ビール
飲んだらすぐに寝てしまいそうだ。気をつけよう。


5/20

 このところ、取材されることが度々ある。

 普段の仕事は取材をする側なので、取材される
というのはどうにも落ち着かない。日頃取材をさ
せていただいている皆さんも、どこかこういう落
ち着かない感じでいるのだろう。そう考えると、
取材してもらうというのも得がたい経験だ。

 今日も、ある雑誌の方と打ち合わせがあった。
この「ある雑誌の方」というのが。ムフフ。まだ
内緒だもーん。だもーんって何だ。
 とにかく、ある雑誌に載せていただくことにな
りそうだ。これがまたひょんなことから始まった
話で面白い。最近この「ひょんなこと」が多いの
だ。ひょんなこと大好き。
 早くご報告したいなぁ。しばしお待ちを。

 そういえば、こないだNHKのホームページ担
当の方に取材していただいた。どんな記事になっ
たかは、こちらをどうぞ。

 普通に話したんだけど、なんだか元気のいい人
という感じがする。多分、文章にビックリマーク
が多いからだと思うのだが、番組に出ている私は
確かにこんな感じの人かもしれない。元気良く楽
しくやってるし。
 自分で書いたら多分もっと普通に書いてしまう
と思う。取材してもらったから、こういう私が出
てくるわけで、それもまた面白い。ふふふ。

 明日のはなまるは「プロショップ活用法」。ロ
ケ中こんなに買い物したくなったのは久しぶり。
面白いですよ。


5/19

 やりかけのことがたくさんある。

 部屋を片付けたいし、冬物をきちんとしまいた
いし、サイトのリニューアルもずーっと考えてい
る。農業の話も、書きたいことがまだまだある。

 目の前のことでバタバタしていて、いろんな事
が手付かずのままだ。子供の頃から計画ができな
かったし、夏休みの計画などは立てろというので
立ててはみるものの、文字通り計画倒れに終わっ
た。考えてみれば、人生そのものが計画性ゼロだ。
あぁ。

 ちょっとずつやっていこうと思っております。
メール、たくさんいただいているのですが、お返
事なかなか書けなくてすいません。

 あ、調査隊仲間だった佳田玲奈ちゃんが、5月
からはなまるの生コマーシャルを担当している。
こないだ初めてスタジオで会ったら「いまいずみ
さーん! 写真撮りましょー!」というので撮っ
てもらった。



 これからスタジオに行くたびに玲奈ちゃんがい
るかと思うと楽しい。こちらもどうぞよろしく。


5/18

 銀座に芝居を観に行った。

 先日高橋惠子さんが、はなまるカフェのゲスト
で出演したときに、「山ほととぎす欲しいまま」
という舞台に出るという話をしていた。高橋さん
の舞台なら見てみたいなぁ、と思ってポスターを
よく見たら、何度か一緒に飲んだ事がある花組芝
居の各務立基さん
の名前があった。
 高橋さんも各務さんも出るのならぜひ観に行き
たいと思って、各務さんにメールを出して席を取っ
てもらった。

 せっかくだから何か差し入れを、と思いつつ悩
んでいたのだが、劇場(ル・テアトル銀座)は松
屋銀座のすぐ近くであった。松屋銀座といえば、
そう、SKIPだ。
 開店以来行っていなかったので、差し入れを買
うついでにお店を覗いてみることにした。。

 地下2階へエスカレーターを下ると、若い女性
がパイナップルの試食を勧めていた。お、やって
るなぁと思ったら別の店であった。このフロアに
は他にも有機野菜などを売る店があって、青果店
どうしガチンコ勝負なのだ。
 SKIPはその先にあった。ふと見ると広報の
河野さんが日曜だというのに取材対応をしている。
私はアンデスメロンとパイナップルと高糖度トマ
トジュースを手に取り、ギフト用に包んでもらっ
た。

 包むのを待っていたら「あのー、ホームページ
見てます」と若い女性に声をかけられた。テレビ
見てますよとはよく言われるが、ホームページ見
てますよ、というのは初めてだと思う。ましてや
ここを見てSKIPに来てくれたなんて嬉しいこ
とだ。私は店員でもないのに「高糖度トマトジュー
スおいしいですよ、あとパイナップルは芯まで食
べられますよ」とか勧めてしまった。ありがとう
ございますー。
 その他の方にも声をかけていただいた。ちなみ
に私は例によって着物姿だったのだが、着物の時
は普段よりもよく声をかけられる気がする。普段
こんな格好でテレビに出ているわけでもないのに。
何故だろう。

 その後イズミさんがやってきたので立ち話をし
た。開店以来、お客さんはものすごく多くて順調
だそうだが、いろいろと大変で、家に帰れず銀座
のホテルに泊まることもあったとか。顔を見ると
イズミさん、元気に疲れていた。話しながら前の
方を見ると、柚木社長が品出しをしていた。まさ
に社員総出だ。皆さん倒れない程度に頑張って欲
しい。
 河野さんとちょっと話をして帰ろうとしたら、
隣の店の試食コーナーでイズミさんがパイナップ
ルを食べて「あ、おいしー」と言っていた。「お
いおいアンタの店はこっちだろ」と突っ込んで店
を後にした。イズミさん、基本的にお調子者だ。

 さてお芝居は、俳人の杉田久女をモデルに書か
れた物語で、演出はあの江守徹さんである。高橋
さんは出ずっぱりで、かなり激しい場面の連続な
のだが、相変わらずお美しいったらありゃしない。

 終了後楽屋におじゃまして、高橋さんと各務さ
んに差し入れの果物を手渡した。終演後の高橋さ
んもまたお美しいったらほんとにもう。
 各務さんと話していたら、大和田伸也さんが入っ
ていらした。大和田伸也さんといえば、岡江さん
のご主人の大和田獏さんのお兄様だ(まわりくど
い説明だな)。つながっているんだかいないんだ
かよくわからない関係だが、せっかくお会いでき
たので「岡江さんにはお世話になってますー」と
ご挨拶をした。「久美ちゃんによろしくねー」と
言われたので今度岡江さんに言おう。

 江守さんのトークショーがあったので、舞台袖
から見せていただき、その後各務さんと松竹の高
橋さんの3人で飲みに行った。江守さんはものす
ごくお酒が強いとか、稽古中の話とか、いろいろ
聞いて楽しく飲んだ。

 芝居が好きなのに、最近なかなか行けないでい
たのだが、やっぱりいいなぁ。ちゃんとこういう
時間を作るようにしよう。暇って、無い無いと言っ
ていると本当に無くなるものだし。


5/17

 久しぶりの休み。一日ぼーっと寝たり起きたり。

 「暮らしQ&A」はなかなか忙しい番組だ。私
はいつも、着替えたりセットを移動したりメガネ
をかけたりと、生本番中バタバタといろんな事を
している。バタバタしているとあっという間に本
番が終わる。

 ところが昨日は、西武ドームで開かれているバ
ラの展覧会会場からの中継があって、出番が少な
くラクな感じだった。朝から合羽橋ではなまるの
ロケをしていてちょっと疲れていたので、ラクで
良かったなぁと思っていた。

 私の代わりに大変なのは、中継を担当する飯田
アナウンサーだ。飯田さんはV6のイノッチこと
井野原くんにちょっと似ている(と思う)。なの
でリハーサルの時に「それでは、西武ドームの、
V6のイノッチにちょっと似ている飯田さ〜ん」
と呼びかけてみた。
 飯田さんと私は前日の打ち合わせで初めて会っ
ただけで、仲がいい訳でもなんでもないのだが、
見るからに人が良さそうで、多分怒らないだろう
なぁと思って言ってみた。飯田さんは「え、あ、
何度か言われたことがあります」とドギマギして
いた。リハーサルでいきなりそんな事を言われた
らそりゃ驚くであろう。でも司会の榊アナも「面
白いからやってみたら」と言っていたのだ。先輩
の命令なのでお許しいただきたい。

 そんな、いつもよりゆるい調子で本番が始まっ
たのだが、いきなりやってしまった。ゲストの園
芸研究家、小笠原誓さんを紹介する時に、なぜか
「小笠原先生さん」と言ってしまった。すぐに言
い直したが動揺した。なんだよ先生さんって。

 動揺しつつ、それでもオープニングトークは花
の話題で盛り上がった。「ラブユーキッス」とい
う名前のアジサイの話をしていて、私はリハーサ
ルの時から「なんちゅー名前だろう」と思ってい
たのだが、小笠原さんが「母の日のプレゼントに
もいいですよ」と言ったので、つい「でもお母さ
んも、いきなりラブユーキッスなんていう花を贈
られたらビックリしますね」とかくだらない返事
をして笑っていたのだ。

 そしてファックス募集の告知をすっかり忘れた。

 あまりに自然に忘れたので、榊さんも私が忘れ
たことに気づかず中継現場を呼んだ。画面上は何
の違和感も無く進行していたのだが、私は内心か
なりビックリしていた。生放送でこんな簡単な段
取りを忘れたことなんて、今まで一度も無い。

 人間、大変な時ほど集中できるもので、逆にラ
クだと思うと失敗してしまいがちだ。その事はわ
かっていたのだが、久しぶりに身に沁みて感じた。
「油断大敵」という言葉が頭に浮かんだ。34歳
でこの四字熟語をしみじみ思っているようではい
けない。

 誰にも怒られなかったが、猛烈に反省していた。
このまま家に帰って一人で反省するのも悲しかっ
たので、スタッフを誘って飲みにいった。飲み始
めたら楽しくて、間違えたことなどすっかり忘れ
て帰ってきた。いけない。これではニワトリ並み
ではないか。

 間違えたことを反省して、それを忘れて、忘れ
たことをまた反省。人生って、これの繰り返しな
のかもなぁ。


5/13

 築地でのロケの後、松屋銀座に寄った。

 いよいよ明日、SKIPの一号店がオープンだ。
工事用の囲いの中で、イズミさんが汗を流しなが
ら必死に準備をしていた。今日からもう取材のカ
メラが入っていて、広報の河野さんは対応に追わ
れていた。いろんなことが追い込みであった。

 傍から見ていても「あぁ、いよいよだなぁ」と
いう感じがした。イズミさんは「今日はたぶんこ
こに泊まりです」とニコニコして言っていた。こ
のところ、メールを出しても返事が来なかったの
で余程忙しいんだろうと思っていたが(イズミさ
んはお客様からのメールのほぼ全てに自分で返事
を出すような人だ)本当に忙しかっただろうな、
というのが店内を見ていてよくわかった。

 多分ここ数日あまり寝ていないと思うのだけれ
ど、イズミさん、イキイキしていた。てんちょー
(仮)の(仮)が取れるまでの道のりって、本当
に長かったもんなぁ。

 銀座にいらした際には、ぜひ松屋銀座地下2階
のSKIPに足を運んでみて下さいね。「マイ・
スウィート・ハートはお元気ですか」とか声をか
けてみるのもよろしいかと。あ、その前に買って
欲しいのだけど。


5/12

 週末は湯河原に行っていた。巻上公一さんと、
田口ランディさんに会いに行ったのだ。

 こないだから、巻上さんとランディさんが出演
するイベントのことを時々書いているが、感心力
の田中さん
が「ほぼ日」で取り上げるというので、
取材にくっついていった。
 一応、声を仕事とするアナウンサーの視点から
巻上さんの声を考察するために同行したことになっ
ているのだが、もちろんそんなのはどうでもよく
て、単に巻上さんの声が聞きたくて、そしてラン
ディさんに会いたくてついていったのだ。こんな
機会はこれを逃したらまずやってこない。そして
私はそういう機会を逃すのがイヤだ。というか、
機会って、チャンスが会いに来てくれているのだ
から、黙って帰したら申し訳ない。

 湯河原での出来事は、とてもここには書ききれ
ないのでまた改めて書くことにする。
 もうとにかく、巻上さんはすごくて面白かった
し、ランディさんは一家揃って座持ちが良くて、
大好きになった。料理も酒も会話も、窓から見え
る景色も家の中に漂う空気も、全部おいしかった。
本当においしくて、気持ちよく酔っぱらった。
 一番の収穫は、ホーメイができるようになった
ことだ。巻上さんのホーメイをじーっと観察した
後、ランディさんにちょっとコツを教えてもらっ
たらあっさりできた。こないだラジオでランディ
さんが「目の前で本物を見るとできるんですよ」
と言っていたが、その通りだった。

 酔っぱらいすぎて翌日は二日酔いであった。で
も二日酔いになるほど飲んだのも本当に久しぶり
だ。それもまた良し、だったりして。
 二日酔いまでひっくるめて「気持ちいい」だな
んて、めったに無いことだ。

 まぁ、その位楽しかったということで。もった
いぶってるみたいなのでまたちゃんと書きますね。
ふふふ。


5/8

 フジテレビの森下アナは飲み仲間だ。

 最近会ってなくて、元気かなぁと思っていたら
いろんな局で森下くんを見かけた。そう、森下く
んは、あの白装束の人たちの代表に指名されて、
単独インタビューをしたのだ。

 インタビューの後、森下くんはたくさんのカメ
ラに囲まれ、マイクを突きつけられていた。アナ
ウンサーとして、こういう経験はめったにできな
い。森下くんはかなり戸惑っただろうけれど、私
はちょっとうらやましいなぁと思って見ていた。
アナウンサーとして、かなり珍しい経験をしたと
思う。

 今度会った時にいろいろ聞いてみよう。そうい
えば森下くんは、アフガニスタンの取材も経験し
ている。若いのに、貴重な経験を積んでいると思
う。

 アナウンサーの仕事をはかる尺度として、世の
中の多くの人は「(番組に)出る」を重視するの
だが、実は「会う」とか「行く」とか、そういう
経験の方が本人にとっては大きかったりする。
 例えば、私が薬丸さんのポジションだったら、
今より収入も多いだろうけれど、メインとしての
苦労も多いと思う。そして、メインであるが故に
ほとんど外の取材には行けなくなってしまう。

 今の私は「はなまるアナ」という一リポーター
だけれど、こんな立場じゃなかったら行けないな、
会えないな、という事が毎回ある。それが楽しく
てこの仕事をしているようなものだ。

 仕事に対して何を思うか、は同業者でもいろい
ろ違うので、アナウンサー全員がそうだとは言え
ない。でも私は、今の安住くんと森下くんのどっ
ちがうらやましいかといえば、森下くんなのだ。
別に安住くんの仕事に魅力が無いと言っているの
ではない。めったにできない経験をしている森下
くんを、うらやましいなぁと思っているだけだ。

 この辺、かなりヘンテコなアナウンサーかもし
れない。ヘンテコでもいいけど。


5/6

 口琴っていう楽器、ご存知だろうか。

 こんな楽器。ここでは音も聴けるようになっ
ている。

 びよ〜んびよ〜ん。なんだか間の抜けたおかし 
みのある音だ。
 先日ラジオで田口ランディさんが、江戸時代口
琴がものすごく流行ったと教えてくれた。江戸じゅ
うの人がびよ〜んびよ〜ん。

 あまりにみんながびよ〜んびよ〜んしているの
で、とうとう「口琴禁止令」が出たそうだ。アハ
ハ。ランディさんは「そんなに笑わないで下さい
よ〜」と言ったが笑いが止まらなかった。もう言
葉の響きだけでおかしい。口琴禁止令って。

 それにしても、江戸じゅうの人がそんなに夢中
になるのだから、口琴ってすごい楽器なんだと思
う。なんでも、口に加えて鳴らすので、音が直接
脳に響いて、やっているとぼんやりしてくるのだ
とか。トランス。

 どうやらその禁止令のおかげで、日本では口琴
がすっかりすたれてしまい、今ではちゃんとした
口琴がなかなか聴けなくなっているのだとか。
 口琴は、ただびよ〜んびよ〜んというだけのも
のではない、とランディさんは言うのだ。巻上公
一さん
の口琴は、もうそれがひとつの楽器だと。

 そんなにすごいのか、口琴。なんとか巻上さん
の口琴を聴いてみたい。まぁびよ〜んもかなり好
きなんだけど。


5/5

 連休最終日に、福島までロケに行った。朝6時
半にTBSを出発して、9時半に到着し、12時
半にロケを終え、5時半に赤坂に着き、そこから
7時までフレンチダイニングのお店で撮影をした。

 行きは3時間だったのに、帰りは5時間かかっ
た。連休最終日の渋滞ってすごいなぁ。もうヘト
ヘト。

 そんなわけで長く書けなくてすいません。あぁ
腰がだるい。


5/4

 昨日のかつしかFMはとーっても面白かった。

 ゲストの田中宏和さんのご紹介で、田口ランディ
さんに電話で生出演していただいた。
 今発売されている「聖地巡礼」という本を読ん
だばかりで、どんな方なんだろうとワクワクしな
がらお話したが、いやー楽しい方だった。田中さ
んいわく「座持ちのいい人」だそうだが、確かに
一緒に飲んでたら飽きないし面白いだろうなぁと
いう感じ。一同笑いっぱなしであった。

 ランディさんは、アルタイの「カイ」という独
特の歌唱法についていろいろ教えて下さった。生
で聴くと、体に音が響いてきて「とにかくスゴイ」
のだそうだ。詳しくはコチラで。

 ものすごく行きたいのだが、当日はNHKの生
放送の日なので行けない。残念。どなたか行った
ら感想を教えて欲しい。


5/1

 今日から5月。

 去年独立して会社を作った人から「1周年」と
いうメールが来たり、「独立しました」というメー
ルが来たり。

 1月に取材でお世話になり、その後度々メール
のやりとりをしていた人が、会社を辞めて独立し
た。リクルートの「アントレ」という雑誌の編集
長をしていた野村さんだ。「アントレ」は独立や
起業を目指す人のための雑誌なので、野村さんが
独立と聞いても全然驚かなかった。

 野村さんが始めたのはこんな仕事。経済産業省
の後押しで始まった、起業を支援するプロジェク
トで、野村さんはメールマガジンの編集長をやる
そうだ。
 起業の情報を紹介する仕事から、起業を具体的
に後押しする仕事にステップアップしたと言える
んじゃないだろうか。頑張って欲しいなぁ。

 新しい環境で、新しい仕事を頑張っている人を
見ると元気が出る。私も、新しい仕事先の人が元
気になるような仕事をしよう。

 元気が出る人といえば、イズミさんがこんなと
ころに登場
。イズミさん、載るまでそれがマガジ
ンハウスのHPだなんて知らなかったらしい。
 マガジンハウスは「都会の大人の出版社」のイ
メージなので、イズミさんは「都会の大人」の仲
間入りをした気分、とメルマガに書いていたのだ
が、よくわかんないそれ(笑)。


4/30

 今週末は月に一度の「かつしかFM」の日だ。

 毎回やりたいことをやっているが、今月はどう
しようかと思ったら、感心力の田中さんが「告知
とかできるかなー」と言ってきた。

 何の告知かと思ったら、巻上公一さん田口ラ
ンディさん
が出演する、アルタイの喉歌のライブ
であった。
 これ、HPでも聴くことができるのだが、HP
で聴く分にはなんだかオドロオドロしい声だ。だ
がランディさんいわく「生で聴くともんのすごい
よ」なのだそうだ。

 もんのすごい、とまで言われると生で聴きたく
なるではないか。というわけで、ライブの告知を
兼ねて、田中さんにスタジオに来てもらってお知
らせをすることにした。
 そしたら田中さんから「田口ランディさん、電
話出演オッケーです」というメールが来て驚いた。
「どうにもとまらない」なんていう名前のくだら
ない番組に、あの田口ランディさんが電話で出て
くれるだなんて。

 他にも、もうすぐ「てんちょー(仮)」の(仮)
が取れるSKIPのイズミさんに出て欲しかった
のだが、ちょうど松屋銀座で販売中ということで、
今日インタビューを録ってきた。
 14日にオープンするお店の話をしてもらうは
ずが「マイ・スウィート・ハート」とのあれやこ
れやの話で盛り上がってしまった。イズミさん、
お店もプライベートも今が山場だ。とりわけプラ
イベートの方は、山から転げ落ちないように注意
していただきたいものだ。

 これを葛飾区近辺の方にしか聞いていただけな
いのがとっても残念。お友達に葛飾区の人がいた
ら、3日の土曜の午後4時から7時はかつしかF
Mを聴いてね、と教えてあげて下さいね。

 あと、今日あちこちにリンクを張ってますが、
全部面白いので時間があったら見て下さいねー。


4/29

 こないだ仕立てた結城紬の着物と、ネットで注
文していた夏物の古着の着物2着が今日届いた。
いきなり着物が増えた。

 昨日、感心力の田中さんと飲んだ時も着物で行っ
た。途中で合流したテレ朝の野村さんは「今泉さ
んどうしたんですかー」と驚いていた。
 最初は相手に驚かれるのがなんだか恥ずかしかっ
たのだが、最近は慣れてきた。街を歩くのも平気
になったし、タクシーにも上手に乗れるようになっ
た(足が開かないので最初は飛び込むように乗っ
ていたのだが、先に座ってから足を入れたらいい
と気づいたのだ)。トイレに行った後着崩れを直
すのも早くなった。やっぱり何事も数をこなして
初めて身につくものなのだ。

 夏物の着物も手に入れたので、これからもガン
ガン着物で出かけようと思う。ネットで買った着
物なんて8千円だ。しみや汚れが少しあるから安
いのだが、だから飲みに行って何かをこぼしても
そんなに惜しくない。

 ただ。こないだある会に着物で出かけた時、家
の近くの花屋さんに寄ったのだが、店員さんにこ
う言われたのだ。「あのー、芸能人の方ですか?」
「…え? なんでですか?」「いや、どこかで見
たことがある気がして…着物着てらっしゃるし、
落語家の方かなぁって」

 着物を着ていただけで噺家さんになってしまっ
た。その時は否定してしまったが、そうなんです
よ、とか言えば良かった。その店員さんの中では
ずーっと落語の人。意味無いか。


4/27

 TBSで明日のはなまるの打合せ。「10の法
律」というテーマで、こないだの警官に扮した私
が出てきます。似合ってないんだこれが。

 家に帰って、昨日買ったSKIPのたけのこを
料理。先日の「暮らしQ&A」に来ていただいた
河村みち子さんが「きょうの料理」でやっていた、
「揚げたけのこの岩のりがらめ」を作ることにし
た。

 「暮らしQ&A」は、その週の「きょうの料理」
や「おしゃれ工房」などの番組から、一つのテー
マをピックアップして特集する番組だ。どちらも
今まであまり見ていなかった番組だったのだが、
見てみたら結構面白い。そして、テキストがかな
りいいのだ。
 私もそれなりに料理本を持っているが、「きょ
うの料理」のテキストの充実度には驚いた。初心
者でも料理好きの人でも楽しめるし、1冊に載っ
ているレシピの数がものすごく多い。毎月480
円であれだけいろんな人のレシピが見られる雑誌
なんて他には無い。しかも、ハズレが無い。

 料理を生業としている人にとって「きょうの料
理」というのは大変な仕事らしい。放送の部分と、
テキストの部分、それぞれに対応しなければなら
ないからだ。それでも皆さんが仕事を引き受ける
のは、それだけ番組が偉大だということだと思う。
 もちろん「はなまる」にも皆さん力を尽くして
くださるけれど、放送されっぱなしなのと、それ
がテキストとして出版されるのでは重みが違う。
あのテキストに載っている料理は、料理研究家や
シェフの皆さんが自信を持っているものだと思っ
ていい。だからハズレが無いのだ。

 揚げる前に食べてみたら、SKIPのたけのこ
(水煮)は甘くておいしかった。これ、お世辞と
か義理で言ってるんじゃなくて、たけのこ特有の
えぐみが無いのだ。それを揚げたら、甘みが増し
て本当においしかった。その揚げたたけのこを、
岩のりと軽く炒め合わせて、塩で味をつけるだけ
の簡単な料理なのだが、これがまた香りが良くて
最高であった。

 というわけで、レシピに悩む主婦の方とか、料
理が好きな方、「きょうの料理」はバカにできな
いですよ。


4/26

 昨日から今日までの私。

 昨日は朝10時から「子ども放送局」の打ち合
わせとリハーサルがあった。午後4時前に終わっ
て、すぐNHKに移動して、今度は「暮らしQ&
A」のリハーサルとオンエア。終わったのが夜の
10時半であった。

 リハーサルといっても番組とほぼ同じことをや
るので、夕方ぐらいにはちょっと疲れてきたのだ
が「暮らしQ&A」は夜9時からの生放送なので
「よっしゃー」と気合を入れて放送に臨んだ。
 特に昨日は、番組中に何度も着替えたり、料理
を作ったりとやることが多くて、しかも途中時間
が押していたので(ご存知かとは思うが業界用語
で予定の時間をオーバーすること)縮められると
ころはどんどん縮めていかなければならなかった。
 もともと間違っちゃいけないのだが、本当に間
違えているような時間は無い。でもやることがいっ
ぱいあってもー大変という状態で、かなり集中し
てやった。本番中、アドレナリンがどどーっと出
ている実感があった。

 夜の生放送をレギュラーでやるのは初めてだが、
やってみて気づいたことがある。頭が冴えてしまっ
て、家に帰ってもなかなか眠くならないのだ。今
までは朝の番組ばかりで、本番後眠ることなど無
いので気づかなかったのだが。
 疲れているのに全然眠れない。翌日は朝10時
半から「子ども放送局」の生放送があり、9時に
は現場に入るので、7時半には起きなければなら
ない。うんうん言いながらベッドの中をゴロゴロ
して、あまりに眠れないのでビールを買いに行っ
て飲んで、ようやく3時ぐらいに眠りに就いた。

 そして今朝。なんとか起きて現場に行ったが、
眠くて眠くて仕方無かった。さぁもう一仕事、と
気合を入れて本番に臨んだら、子供の工作に思っ
たよりも時間がかかり、15分も押してしまった。
 これではとても番組が予定通りには終わらない
ので、VTRの最中に台本を途中バッサリとカッ
トすることを提案して、ほぼ予定の時間に戻し、
なんとか番組を終えた。これまたアドレナリンが
出まくってしまった。まぁこれが生放送の醍醐味
で、好きなところでもあるのだけれど。

 仕事を終えたのは3時で、そのまま家に帰れば
良かったのだが、帰ってもどうせ眠れないと思っ
たので銀座に行った。SKIPのお店が松屋銀座
に出ているので顔を出そうと思ったのだ。
 行ってみたら、残念ながらイズミさんはお休み
であった。見ていたらいろいろ買いたくなり、新
じゃがとかファーストトマトとかジャージー牛乳
とかたけのこの水煮とか高糖度トマトジュースと
かいろいろ買ってしまった。重いのなんのって。

 帰りの電車でやっと眠くなった。帰ってすぐ寝
ようと思ったが、せっかく買った新じゃがを早速
食べたかったので、皮つきのまま茹でて、マヨネー
ズと粒マスタードを混ぜたもので和えて食べた。
おいしかった。

 食べたら眠くなったので2時間ぐらい寝て、ま
た起きてこれを書いている。さすがに今日は飲み
に行く気力が無い。疲れたので銭湯でも行ってこ
ようかな。

 とまぁ、結構地味に働いている週末。これじゃ
普通の日記だな。


4/24

 昔、マスコミ志望者向けにHPを作っていたこ
とがあった。それなりのアクセスがあったのだが、
忙しくなったとか、同じようなHPが他にもあっ
たというような理由で、半年ほどでやめてしまっ
た。いろんな人の面倒を見るのは、生半可な覚悟
ではできないなぁ、とその時しみじみと実感した。
 ただ、学生の悩みなどを読んでいると、私でも
答えられるような内容のものがいくつもあった。
それで、とあるマスコミ志望者向けの掲示板で、
時々匿名でアドバイスなどを書き込んでいた。

 私は私なりに、アナウンサーという立場からい
ろいろと書いているのだが、お互いに匿名である
というのは、気楽な反面、相手の顔が見えなくて
なかなか相手に的確なことが伝えられない。もの
すごく力を尽くしたつもりでも、匿名の、文字だ
けのやりとりでは限界があって、もどかしく感じ
るようになった。

 私がアナウンサーになった頃とは、採用の形態
とか会社の事情とか学生の気質とか、いろんな部
分が違ってきている。ここで一度、実際に学生に
会ってみるのもいいんじゃないかと思い、去年の
暮れに、掲示板で「勉強会をやります」と告知を
してみた。直接話してみたくなったのだ。
 私がアナウンサーであることだけは知らせてあ
るが、名前もキャリアも一切知らせなかった。い
つも私が書いている内容から、私に会ってみよう
かな、と思ってくれた学生に会ってみたかったの
だ。

 5人ぐらいかな、と思ったら、予想をはるかに
上回る申し込みが来て、やらなきゃ良かったと頭
を抱えた。全員に希望日と都合の悪い日をメール
で尋ね、これが見事に揃わないのでこちらで日に
ちを決めて再度確認したら、男女合わせて18人
になった。
 とある公共施設と、懇親会用の居酒屋を予約し
たり、全員の名札を作ったり、ビデオ用の三脚を
買ったり。学生からはコピー代と場所代を頭割り
した金額しかもらうつもりは無かったので、お金
も手間もそれなりにかかった。準備だけでかなり
大変だった。
 勉強会自体も、アナウンススクールのように技
術を教える暇など無いので、志望書を添削したり、
自己PRをビデオに撮っていいところを探したり
と、あまり大したことはできなかった。何かの足
しになればいいな、と思ったが、正直言って自信
は無かった。みんなには「アナウンサーに会った」
という経験が残っただけなんじゃないかと反省し
た。

 勉強会は、私に余裕が無かったので一度きりで
終わってしまった。ところが学生たちは、私抜き
で集まって、飲んだり勉強会を開いたりするよう
になった。
 実はそれこそが私の目的だった。だから懇親会
を開いたのだ。私は試験を受けている間、相談で
きる相手が誰もいなかった。だから、みんなには
そういう相手を作って欲しいと思っていたのだ。

 飲み会にはなんとか都合をつけてできるだけ顔
を出し、学生達と朝まで飲んだりしている。さす
がに三十路を過ぎると徹夜(今はオールって言う
のか)はきついのだが、話し込んでいると朝にな
るのだ。まぁ人数が多いというのもあるけど。
 何故そんなことをするのかと聞かれるとうまく
答えられないのだが、会って話していると、こっ
ちも元気をもらえる。若いって素晴らしい。ビバ
ヤング! って私もそこまで年とっちゃいません
が。

 その後、少しずつ内定の報告が届いている。キー
局の総合職、パイロット。そして今日、地方局の
アナウンサーに内定したという電話があった。
 まさか本当に、あの中からアナウンサーになる
人が出るなんて。そりゃもちろん、内定を得たの
は私のせいでもなんでもなく、本人の努力による
のだが、それにしても嬉しい。ものすごく嬉しい。

 いくつになっても、こんな自分が誰かの背中を
押すことができたり、誰かの支えや励みになれる
なんてありがたいと思う。支えるためには、自分
も倒れないように頑張らなければなぁ。

 明日の「暮らしQ&A」は大変です。何がって
私が。あちこち出てきていろんなことをするので
お楽しみに。


4/23

 アナウンサーになったおかげで体験できたなぁ、
と思うことはいろいろあるのだが、そのいろいろ
の一つに「いろいろな格好をさせられる」という
のがある。する、のではなく、させられる、とい
うところがポイントだ。といっても芸人さんに比
べたら大した回数でもないのだが。

 福岡時代に、幼稚園児の格好をしてローラース
ルーゴーゴーに乗るというロケをした。天神の信
号(東京でいえば渋谷のハチ公前交差点みたいな
繁華街)を、幼稚園児の格好でローラースルーゴー
ゴー(ひょっとしてこれが何だかわからない人の
方が多いのかも)に乗って渡った。あれは本当に
恥ずかしかった。ある意味貴重な経験として私の
記憶に残っている。普通、あんな場所であんな格
好をしてあんな乗り物には乗らない。

 はなまるでは、コックさんとか魚屋さんとか駅
弁売りの格好をした事があるのだが、今回は警官
であった。警官は初めてなのでちょっとワクワク
しながら着てみた。



 帽子でかすぎ。それに、なんだか警官に見えな
い。何がどう悪いんだかわからないんだけど、で
も絶対に警官ではない。何故だろう。どっちかと
いうと駅員のような。

 ただADの女の子達にはこの格好は大人気であっ
た。「一緒に携帯で撮らせて下さい」と言うので
2人ほど撮ったのだが、こんな格好の私の画像を
どうするんだろう。普段の私には興味が無いとい
うことか。まぁ無くていいんだけど。


4/22

 スカパーのパソコンTVというチャンネルで来
月から放送される「週間パソコンTVニュース!」
の収録があった。

 私と一緒に司会をするのは、胡桃沢ひろこさん



 私は一応こんなHPを持っているが、特別パソ
コンに詳しいわけでもない。胡桃沢さんはどうか
と尋ねてみたら、5年前に壊れたままなのだそう
だ。「もうずーっと冬眠してます」って、それは
冬眠じゃなくて死んでいるのではないか。大丈夫
なのかこんな2人で。
 頼りないこの2人が、番組を通して成長してい
くのが番組のコンセプト、だったらいいのだがそ
うでもないようなので、もうちょっと詳しくなる
よう頑張ろう。1年後にはもっとオシャレなHP
になっているはずだ。あくまでも予定だけど。

 それにしても胡桃沢さん、元アイドルなのに気
取ったところが全然無くて面白い人だった。収録
は結構大変だったのだが、笑ってばっかりであっ
た。

 そういえば、一昨日のロケでTBSストアに行っ
た時(TBSストアというのは、TBSの近くに
ある番組関係のグッズなどが買える店)こんなも
のを見つけた。



 おはようグッデイストラップが2本で700円
と大安売りだ。露木さんがこれを見ないことを願
うばかり。トホホ。


4/21

 週末は飲んでました。まぁ週末に限らず飲んで
ますが。

 NHKの仕事を終えてタクシーで家に帰る途中、
いつも田中さんの家の近くを通る。田中さんとは
時々メールで「飲みましょか」というやりとりを
しているのだけれど、お互い忙しくてなかなか会
えない。で、通るたびに「あ、田中さんと飲まな
くては」と思うのだけれど、思っている間にもタ
クシーは走っているので結局いつも通り過ぎてい
た。

 いつまでも通り過ぎるのもどうかと思い、土曜
の夜に田中さんに電話をしたところ、田中さんは
SKIPの野菜で料理を作ったあとぼーっとして
いたところだったので「飲みましょか」という話
になった。
 私と田中さんが出会うきっかけを作ってくれた
のは「ほぼ日」のロック改めスニーク西本(新婚)
さんだ。結婚のお祝いに水茄子の漬物を贈って喜
んでもらえたのだが、なかなか会えないままだっ
たので西本さん夫妻も誘って4人で飲んだ。

 私は最近、時間的余裕がある飲み会(飲み会の
前に仕事が無いとき)には着物で出かけることに
している。こないだ山王丸アナと会ったときも着
物で行った。
 着物って、着慣れていないと、着物に着られて
いる感じになる。なので最近はなにかと着物を着
て慣れようと思っているのだ。


 日曜の夜はFの会であった。Fの会というのは
(って今勝手に名づけたんだけど)昔福岡放送に
いた人たちが機会を作って集まる会だ。というか、
会社にいた時お世話になった先輩が仕事で上京す
るのに合わせて、みんなで集まるのだ。私は夕方
までロケだったので、1時間半遅れで合流した。



 手前から、私、堤信子さん、上京してきた矢幡
さん、後ろが橋本志穂さんと後輩の林田真心子さ
ん。
 堤さんは、私と同じくはなまるアナをやってい
る。橋本さんはご存知ガダルカナル・タカさんの
奥様。最近はテレ朝の番組で、1ヶ月1万円生活
に挑戦して優勝し、話題になった。林田さんは私
の後輩のアナウンサーで、今は東大の大学院で学
んでいる。辞めてからも皆さんそれぞれに頑張っ
ているのだ。

 思い出話に花が咲くというのはこういうことな
のねー、と思った。なんたってアナウンサーが4
人もいるので閉店までしゃべりっぱなし。わはは。
楽しかった〜。

 なんか最近、飲んでる話ばかりのような。


4/19

 昨日、NHK「暮らしQ&A」の2回目のオン
エアが終わった。

 綿密なシミュレーションをした1回目と違って、
2回目は画面にはわからないところでいろいろと
バタバタしていた。スタッフの皆さんはてんてこ
舞いだったと思うが、私は「生放送っぽいな〜」
と思っていた。民放の生番組なんてもっとバタバ
タしているので特に驚かないというか。

 ズームイン朝は、必ず外からの中継で(スタジ
オじゃないというだけでいろんな事が大変になる)
1時間半の放送の中に、お天気リレー、ニュース、
プロ野球入れ込み情報、天気予報、そしてその日
の特集と、やらなければならないことがてんこ盛
りであった。リハーサルが全然できないまま本番
が始まるとか、打ち合わせをしていたらいきなり
「次は福岡」と呼びかけられるとか、そんなのは
日常茶飯事だったと思う。
 テレ朝でニュースをやっているときも、とにか
く毎日てんてこ舞いだった。原稿が飛び込んでき
たり、VTRの編集が間に合わないので原稿の順
序を変えたり、アドリブでつないだり(アドリブ
といってもニュースなので、いいかげんな事が言
えない)読めない字の走り書きのメモが飛んでき
たり。それでも毎日やっていたし、そんな毎日が
楽しかった。
 本番前に何が起ころうと、番組は始まり、時間
が来たら終わる。始まったらやるしか無いのだ。
そういう部分では結構鍛えられたなぁと思う。

 そういえば、本番前の打ち合わせの時、一緒に
番組をやっている似鳥祐子さんが「ホームページ
見ましたよ」と言った。こんなバカHPを見られ
たかと思うと恥ずかしくなったが、見られたから
には仕方無い。出てもらいます。ヒヒヒ。



 はい、似鳥さんちゃんと載せましたよー。ご協
力ありがとうございます。
 似鳥さんは、ミスセブンティーン特別賞とか、
ちょっとだけおニャン子にいたりとか、トランポ
リンで学生日本一とか、スポーツキャスターとか、
経歴がかなり幅広くて面白い。私の局アナ時代の
先輩、橋本志穂さんとは家がご近所で仲良しなの
だそうだ。明日橋本さんと会うので聞いてみよう。

 番組終了後、帰ろうと思ったら「朝いち! や
じうま」の人たちが宴会をしているというので合
流。小松くんと「あずさ2号」を歌ったり、佐分
さんと「サウスポー」を歌ったり。2人とも歌が
うまい。特に佐分さんはホントにうまい。
 辞めた番組の宴会にいまだに合流させてもらえ
るのって、嬉しいしありがたいなぁ。

 NHK見ましたよーというメールが昨日何通も
届いていてビックリ。金曜の夜に教育テレビを見
ている人がこんなにいるなんて。中には高校の同
級生からのメールもあってさらにビックリ。
 このところバタバタしていて、なかなかお返事
書けなくて本当にごめんなさい。ティーチャー今
泉は来週一体何をするのか楽しみにしてて下さい
ね。私もよくわかんないんですけど、もうなんで
もやるよーという感じです。


4/17

 先日、はなまるの「奥様虎の穴」でおなじみの
(見てない人にはわかんないか)料理研究家の堀
江ひろ子先生とご一緒したときに、日テレの山王
丸アナ(以下さんちゃん)の話になった。私とさ
んちゃんはズームイン仲間で、堀江先生とさんちゃ
んは以前3分クッキングで一緒に仕事をしていた。
つまりさんちゃんは共通の知人なのだ。

 堀江先生が「最近さんちゃんは元気かしらー」
と言うので「元気に妊婦で働いてますよ」と答え
ると、堀江先生は「あら、ちょっと待って」と本
棚から妊婦向けの料理本を取り出した。「これ、
渡していただいていいかしら?」と本を預かった
ので、送っても良かったのだが久しぶりにさんちゃ
んに会うことにした。

 さんちゃんは大きなお腹を抱えてやってきたが、
まだ仕事をしているしとても元気であった。


店内が暗かったので画像が黄色くなってますが。

 さんちゃんの高校時代のお友達と、こないだま
で「アントレ」という雑誌の編集長をしていた野
村さん(たまたま飲んでいる場所のご近所だった
ので)も誘って飲んだ。さんちゃんのダンナ(恋
のから騒ぎによく出てくるヒト)は仕事のため合
流できず。

 いや、飲んだのはさんちゃん以外の3人であっ
た。さんちゃんと言えば酒は切っても切れないの
だが、さすがのさんちゃんも妊娠発覚以来酒を断っ
ている。
 お酒が飲めないさんちゃんなんて、クリープの
無いコーヒーみたいだ。そんなさんちゃんに遠慮
して、食べ物もさんちゃんの好きなものにしよう
とか(これをレディファーストならぬ妊婦ファー
ストと呼んで遊んでいたのだ)最初のうちは気を
使っていたのだけれど、結局妊婦の横で他の3人
はどんどん飲んだ。さんちゃんゴメン。

 まぁ本人は「出産したら浴びるほど飲む」と言っ
ていたので、出産祝いにはとびきりおいしいお酒
を持っていこうと思う。フフフ。


4/16

 昨日の話ですが。

 テレ朝の小松アナと昼ごはんを食べた。小松く
んは今「朝いち! やじうま」という早朝の番組
を担当していて早寝早起きなので(小松くんが起
きるのは午前1時半
だ)会うとしたら昼間なのだ。

 1年前まで、その時間の番組は私が担当してい
た。私の後任は局アナで、ということになり、小
松くんの名前が挙がった。ただ小松くんは当時ス
ポーツの仕事がやっと面白くなってきたところだっ
たので、週に5日早朝番組を担当するのに迷いが
あった。物理的に、ほとんどスポーツ番組に関わ
ることができなくなるからだ。

 去年の3月、私は小松くんを新宿のホテルの寿
司屋に誘った。窓際の見晴らしがいい席で、小松
くんの不安とか、これからやりたい仕事とかの話
を聞き、私の方はどれだけこの番組が大事で好き
か、メインで番組を持つ機会がどれだけ自分にとっ
て大きなことだったか、というような話をした。
そして、できれば週5日やって欲しい、そうでな
いと自分の番組という感覚が持てないよ、とお願
いした。女性アナはシフトの都合でどうしても曜
日で替わらざるを得ない。でも男性のメインは、
毎日やっていないと番組の空気が作れないと思う。
せっかくいい空気が出来ていたので、それをその
まま続けて欲しかった。

 自分の後任になる人にこんなことをお願いする
のもヘンな話なのだが、年齢とか、持っている声
とか、人としての安心感とか誠実さとか、後輩の
女性アナからの評判とか、いろんなことを考えて
小松くんは適任だと思ったのでお願いした。大好
きな番組だったので、信頼できる人に後を引き継
ぎたかったのだ。
 小松くんは私の話を真面目に聞いてくれて、週
5日担当することを承諾してくれた。

 そして1年が経った。戦争もあり、このところ
大変だっただろうと思ったので、お疲れ様、とい
う意味をこめて久しぶりに食事をした。

 同じ寿司屋で、たまたま同じ席に座った。窓の
外の景色を見て、あぁ1年経ったんだねぇ、と言
いながら、お互いのこの1年を振り返った。今の
小松くんには私がやっていたことがよくわかるし、
私にも小松くんが頑張っていることがよくわかる。
話が盛り上がって、昼間からすっかり酔っぱらっ
てしまった。でも、とても気持ちのいい酔いであっ
た。

 そんな小松くんも、面白い龍円さんもかわいい
佐分さんも頑張っている「朝いち! やじうま」
は毎日早朝4時55分からの放送です。見てねー。
ってなんでここだけ宣伝調になるんだか。


4/10

 ここ数日、はなまるの取材でこんにゃくばかり 
食べている。お腹の調子がいい。っていうかガス
が出る。そういえば以前、ごぼうの取材でごぼう
ばかり食べていたときも、やたらオナラが出た。
恐るべし食物繊維。

 昨日は群馬県下仁田町のこんにゃく工場に行っ
た。下仁田といえばネギだと思っていたが、こん
にゃくも有名なのだ。

 こんにゃくは、こんにゃく芋の粉末を水に溶か
し、それを石灰水と混ぜて固めて作る。


こんにゃく芋の粉を水と混ぜて一時間半おいたもの。


こんにゃくを型に入れている所を撮影中。

 こんにゃく芋は、収穫まで3年かかる。しかも
寒さに弱いので、秋に畑から引き上げて、春に植
えなおさなければならない。それだけの時間と手
間をかけた上に、さらに手間をかけて出来上がる
のが、味もそっけも無いあのこんにゃくだ。しか
も、出来上がったこんにゃくは下茹でしなければ
においがきつくて食べられない。なんともややこ
しい食べ物なのだ。

 なまこを初めて食べた人は、余程他に食べるも
のが無かったんだろうなぁと考えたことがある。
世の中にはたくさんの食べられるものと食べられ
ないものがあるが、食べられるものは、食べられ
ることを身をもって確認してくれた先人のおかげ
で食べられるのだ。

 こんにゃくは当たり前にある食べ物だが、こん
なに食べづらいものを、なんとかして食べられる
ようにしたのはすごいと思う。食べられるって、
大事で大変なことなのだ。

 いよいよ明日、NHKの番組が始まります。夜
の9時から教育テレビを見ようという方がいらし
たら、見ていただけると嬉しいです。


4/8

 今日のはなまるカフェのゲストは高橋惠子さん
だった。

 スタジオに入っていらした途端、女性スタッフ
から「きれい〜」と感嘆の声が上がった。番組で
19歳の娘さんが結婚した話をしていたが、そん
な大きなお子さんがいるなんて信じられない。岡
江さんも若いんだけど。

 前にも書いたが、私は高橋さんとか樋口可南子
さんとか原田美枝子さんとか、外国の女優で言え
ばイングリッド・バーグマンとか、ああいう感じ
に弱い。どういう感じかはうまく表現できないが
なんとなくわかってもらえるんじゃないだろうか。

 以前、高校の先輩の宮本大誠さんの披露宴で司
会をした時、高橋惠子さんはご主人の高橋伴明監
督と共に出席していらした。その時も「わぁきれ
いだなぁ」と感動していたのだが、2次会の時、
もう二度とお会いできないだろうと思って、一緒
に写真を撮っていただいた。



 お美しい高橋さんとデレデレの私。うわー。

 今までも役者さんとお仕事をしたことはあるけ
れど、写真を撮って欲しいなどとお願いしたのは
後にも先にもこの時だけだ。普通は、恥ずかしい
しご迷惑なので遠慮する。

 この時もかなりの勇気を出してお願いした。も
のすごく恥ずかしかったが、周りの人に「素人じゃ
ないんだから」と言われたのはもっと恥ずかしかっ
た。確かに。これではただのファンだ。

 今朝、高橋さんの出番が終わった後ご挨拶をし
たら「そうよねぇ、見覚えのあるお顔だと思った
の」とおっしゃった。覚えていてくれたなんて感
激。

 高橋さんは今度銀座でお芝居に出るそうだ。ポ
スターを見てみたら、ちょっとお知り合いの花組
芝居の各務立基さんも出るらしい。これは見に行
かなくては。


4/1

 気がついたら4月。

 思えば一年前の今日、はなまる初登場であった。
やってみたいなーと思っていた番組に出られるの
は嬉しかったのだが、慣れない環境で私なりに緊
張してオンエアに臨んだ気がする。

 本番は藤森アナと2人で進行することになった
のだけれど、それまでクイズのお手伝いをしてい
ただけの藤森くんはとても緊張していて、私が緊
張している場合ではなかった。なんだかあっとい
う間に終わった。

 そんな藤森くんも、一年経ってすっかり落ち着
いて、昨日から「ジャスト」をやっている。画面
の前で「頑張れ〜」と手を振って応援している。
藤森くんは画面そのままの人だ。はなまるスタッ
フには「王子」と呼ばれていたがホントにそんな
感じ。一度白いタイツを履かされていたけど似合っ
てたもんな。あんなのが普通に似合う人ってなか
なかいない。

 そういえば、今日ウソをつかなかった。せっか
くだからなんかウソつきたいなぁ。

 ええと、結婚することになりました。

 ……ウソつきます、って言ってからウソつくの
もつまらないな。まぁいいか別に。


3/31

 北海道は美味しかった。

 仕事が終わった後、私だけ札幌に移動して、大
学時代の友人に会った。すっかりごちそうになっ
た。何を食べても美味しい。

 そして日曜の朝。7時から放送している「どさ
んこサンデー」という番組に、ズームインでおな
じみの森中さんが出ていると聞いたので、早起き
して局に遊びに行こうかと思ったのだが、前日飲
みすぎたため起きたら7時45分であった。

 慌ててテレビをつけると、森中さんが出ていた。
やっぱり行けばよかった。番組が終わったところ
で携帯に電話をして、留守電に「見ましたよ〜」
と入れておいた。そしたらすぐに電話がかかって
きて、お昼を食べようということになった。

 森中さんは、私が仕事やプライベートで札幌に
行くと、必ず美味しいものをごちそうしてくれる。
森中さんと一緒だと間違いなく美味しいのだ。
 ↓森中さん。



 今回は「寿司にする?」ということで、森中さ
んの行きつけの寿司屋に行った。

 んもう、何を話していたか忘れるくらいにいち
いち美味しかった。中でもウニの握りはもうたま
らなかった。私があんまり感激しているので、森
中さんが「これも食べていいよ」と自分の分をく
れた。3秒ほど遠慮したが迷わず食べた。はぁ。

 いくら札幌だといっても、これは結構な値段に
なるだろうなーという位に食べた。これをおごっ
てもらうのはどうだろう、と思ったが森中さんは
例によって絶対に払わせなかった。ステキ。もう
一生ついていきます。

 前にも書いたと思うが、お金は上から下へ流れ
ていくので、おごってもらった分は後輩におごっ
てやればいい、と言われたことがあって、そうだ
なぁと思ってそうしている。
 でも、寿司屋でドカンとおごったことは無い。
いつかやってみたいなぁドカンと。なんだドカンっ
て。


3/28

 北海道の千歳市に来ている。

 行きの飛行機はANAだった。ANAといえば
今なら「GOOD LUCK」であろう。あのド
ラマの撮影は、セットではなく本物の機体で行わ
れたそうだ。飛行機は普通に考えたらずいぶん大
きなものだが、通路にしろ座席にしろ、空間を最
大限に生かすよう設計されているので基本的には
余裕が無い。つまり、セットのように好きなとこ
ろにカメラや照明やマイクを置くわけにはいかな
い。
 国内線の飛行機はもう何度乗ったか覚えていな
い位だが、離陸前、そういう視点で改めて機内を
見回してみて、あぁ撮影大変だったんだろうなぁ、
とか考えていた。すると、耳にしていたイヤホン
からは山下達郎のRIDE ON TIMEが流
れてきた。あ、と思ったら機体が離陸した。ドラ
マのエンディングみたいなシチュエーションだ。

 飛行機を見上げながら親指を出しているいかり
や長介の姿が目に浮かんだ。いるわけないけど。
それに、機内に黒木瞳も内山理奈もいない。いる
わけないけど。


3/27

 昨日はなまるで「アイウェア」つまりメガネの
特集をしていた。
 私は目がいいので普段メガネをかけることは無
いが、近所に安いメガネ屋さんができたので、ちょ
っと寄っていろいろかけてみた。

 自慢じゃないが私は鼻が高い。とても高い。な
ので、メガネによってはとっても鼻が目立ってし
まう。丸くて黒ぶちのメガネをかけると、クリス
マスによく売られているヒゲ付きのメガネのよう
になる。ほんとに。

 視力がいいので買う必要も無いのだが、せっか
くなのであれこれとかけて遊んでいたら、隣で若
い女性に接客する男性店員の声が聞こえてきた。

 「こちらなんかいかがでしょう。うーん、そう
ですねぇ、そちらだと、なんかざまぁす風になり
ますね」

 おいおい、それを言うなら「ざぁます」だろう。
「ざまぁす」って、さまぁーずじゃないんだから。
 私がさまぁーずの三村さんだったら「おい俺ら
かよ!」と突っ込むところだが、そうではないの
でとっとと出てきた。買う気無いし。

 もう一つヘンなことがあったので「思ったり、
起こったりしたこと」
に書きました。そちらもど
うぞ。

 明日から北海道に行ってきます。まだ寒いんだ
ろうなぁ。


3/25

 今朝のはなまる。目玉のテーマは「片付け術」
だった。

 「今泉さんの家ってきちんとしてそう」

 これは事実とは全く異なるのだが、昔からよく
言われることではあった。自分で言うのも何だが、
例えば3日風呂に入っていなくてもそんな風に見
えない方なので(わかりますかねーこの感じ。色
が白いとか、ヒゲが薄いとかそういう事のおかげ
なんですけど)見た目と同様、日常生活でも几帳
面だと誤解されることが多い。

 実際の私は、かなり片付けが下手だ。子供の頃
から部屋が片付けられなくて、親に怒られてばか
りいた。今でも、炊事・掃除・洗濯の家事3大要
素を私の重要度で並べると、洗濯→炊事→掃除の
順になる。掃除、かなり後回しなのだ。

 洗濯は一番になっているが、洗濯が好きだとい
うのではない。三度のメシより風呂が好き、とい
う性質のため、自分の体が汚れているのも、汚れ
た服を着るのも気持ちが悪い。家にこもってやる
仕事ならいいけれど、いろんな場所におじゃます
る仕事だから、最低限身だしなみは整えなければ
ならないと思っている。だから、風呂と同じよう
に洗濯が大事なのだ。作業自体もわりとラクだし。

 炊事はそんなにこだわってはいないのだが、台
所に汚れ物を放っておくと、悪臭が発生したり、
夏だと小バエが飛び回ったりするので、台所の洗
い物もたまると片付けることにしている。これも、
もともと食器の量が少ないので、わりと短時間に
片付けられる。

 部屋も、できれば掃除したいのだ。でも、どう
しても仕事と洗濯と炊事の後になる。そしてこの
3つと掃除を比べると、それをやらないことで他
人様に迷惑をかけないのは掃除だ。家に客が来な
い限りはそれほど困らない。私が困るだけのこと
だ。

 という訳で、とにかく人に迷惑をかけないよう
な順番で家事をしているので、いつも掃除が一番
後回しになってしまうのだ。私の部屋がいつも雑
然としているのはこのせいだ。……という事で納
得して、今まで生きてきたように思う。ダメだ。

 そんな私にとって、今日の特集はとても勇気が
出る内容だった。捨てない、収納しない、掃除し
ない。でも、モノの置き方、並べ方を変えるだけ
で、とりあえず部屋が片付いて見える。これはい
いなぁ、と思った。

 だが、薬丸さんも岡江さんも、片付けが苦にな
らないタイプの人であった。こういう人には、片
付けられない人の気持ちがわからない。わからな
いのも仕方無いと思ったので、細かい突っ込みは
さりげなく返してしまった。細かい性格のお客様
が来たらあきらめろとか、後ろを振り向く人は会
話で惹きつけろとか(笑)。
 元々万能な片付け術ではないし、全員必ず真似
をして欲しいとも思っていなかった。だから、掃
除が好きな人には軽く考えてもらうしかない。そ
れで、いいかげんに(そう見えるように)返事を
したのだ。
 結果的に、司会の皆さんにはゲラゲラ笑っても
らったのでオッケーだった。

 こんなときにゲラゲラ笑うというのを、不謹慎
だという人もいるのかもしれない。でも、今日の
私が一番伝えたかったことは、アメリカ軍がどこ
まで侵攻したかとか、捕虜の扱いとか、そういう
ことではない。
 「どうにも部屋が片付かない」という、毎日の
生活に一番近い話題について、深刻にならないよ
う考えて欲しいだけであった。そしてそれが私の
今の仕事だし。


3/24

 一応下の方にひっそりとカウンターを設置して 
いて、あまりにひっそりしているので自分でもか
なりの確率で見るのを忘れるのだが、気がつけば
3万を超えているではないか。2万の時もいつ越
えたのか気づかなかったのだが、またしても気づ
かなかった。昨日から今日までの間に超えてたん
だろうな。

 とりたてて宣伝もせず、ろくに更新もせず、何
の役に立つでもないこんなHPにわざわざアクセ
スしていただけるなんて、それだけでもありがた
いのに、3万って。

 まぁ、数はどうでもいいのだけれど、実感の無
い悲惨な現実の映像を見る日々が続いているので、
ヒット数が増えているという当たり前のことにも
なんとなくホッとする。つながっているな、って
実感できるような。一人じゃないんだなぁ。感謝
です。


3/23

 「GOOD LUCK」最終回。

 久しぶりに安住くんが出ているシーンを見た。
やっぱり一人だけぼんやりと素人オーラが出てい
る。アハハ。
 でも演技に関しては素人なんだから仕方無い。
キムタクと堤真一と竹中直人が目の前にいて、そ
れで役者でもないのに普通に演技しろという方が
無理だ。普通に話せ、とか司会しろ、だったら私
でもできるけれど。
 安住くん、終わってちょっとホッとしてるんじゃ
ないだろうか。今度会ったら聞いてみよう。

 テレビにしろ映画にしろ舞台にしろ、その場所
で存在感が出せる人はスゴイ。普段からオーラが
出ている人も、普段は地味だけど舞台に立つとオー
ラが出るという人も、どっちも。

 私の場合は何か出てるんだろうか。癒し系の空
気が出ていると言われたりするのだけれど、それっ
てどんな空気なんだろう。ひょっとしてマイナス
イオンが出てたりして。…出てたらもっとモテて
もいいはずだな。大体にして出してないし。


3/21

 「こども放送局」リハーサル。

 去年の4月から、月に一度、この耳慣れない放
送局の仕事をしている。毎週土曜日の午前中、し
かも一般家庭では見られないという、ちょっと変
わった放送局だ。

 学校週5日制が導入されて、土曜が休みになっ
た。その、休みになった子供達のために、公民館
や図書館などの公共施設で放送されるのが「こど
も放送局」である。

 オーディションの話をいただいた時は、正直言っ
て決まらないと思った。子ども向け番組といえば
お兄さんだ。実際オーディション会場にはさわや
かなお兄さんやお姉さんがたくさんいた。34歳
の人なんて私以外にいないだろうし、大体にして
お兄さんどころかすでにおじさんに足を突っ込ん
でいる。下手すると、子どものお母さんと同い年
だったりするかもしれない。なんだかとても場違
いな感じであった。

 そんなわけで、オーディションを終えた私は、
ご縁が無いだろうな、と思いつつそそくさと帰り、
定食屋でサバ焼き定食を食べていた。すると電話
が来て、あっという間に決まってしまった。その
間およそ30分。早い。こんなに早く連絡が来る
なんてかなり珍しい。
 まぁ決まったのはありがたい事だが、大丈夫か
なぁという感じであった。

 私が担当しているのは「チャレンジ教室」とい
う番組で、1時間半の生放送だ。これがやってみ
たら、ものすごく大変な番組であった。
 スタジオに先生をお招きして、生で工作や実験
をやるという内容なのだが、普通のテレビ番組と
は大きく違うところがあった。
 スタジオと、それからテレビ電話で繋いだ地方
の会場、そして番組を見ている会場にいる子ども
たちと、同時進行で工作や実験をしていく。やり
方を説明して終わり、というのではなく、あくま
でも同時進行が原則である。つまり、子ども達の
工作がうまくいかない時には、番組の進行が止まっ
てしまう。番組中にできるようになる、というの
が目標の番組なので、進行よりも子ども達を優先
するのだ。
 思ってもみなかったところで進行が止まったり、
実験がうまくいかなかったり。それをなんとかし
つつ、残り時間も考えて進行していくというのは、
毎回結構スリリングだ。

 いつもの仕事とは勝手が違ったので最初は戸惑っ
たが、それはそれで面白い仕事であった。これは
人によるのかもしれないが、仕事として面白いか
どうかと、番組が全国ネットかそうでないか、と
いった部分は、私にとってはあまり関係が無い。
はなまるは楽しい番組だが、番組の空気が出来上
がっているし、スタッフの数も多いので、達成感
のようなものはあまり感じない。終わった時に思
うのは、情報を正しく伝えられたという安堵感の
ようなものだ(間違えると反響が大きいので)。
 でも「チャレンジ教室」の放送中は、アドレナ
リンがどどーっと出ているのが自分でもわかる。
スタッフが少ないし、相手は子どもなので、何が
起こっても私がなんとかするしか無い。でも、私
がなんとかすれば、何が起ころうと大丈夫なのだ。
だから、1時間半、必死になんとかする。終わっ
た時は毎回「終わったぁ〜」と脱力する位だ。

 つまり、私がこの仕事をいただけたのは、お兄
さんやお姉さんではなかなか勤まらない難しい仕
事だったからだ。年齢とか経験とか、積んでおい
て損は無い。

 「イヤでなければぜひ」と言っていただいて、
もう1年この仕事をさせていただくことになった。
ほとんどの人には見てもらえない番組だけれど、
私にとっては大事な仕事なので、素直に嬉しい。

 小学生のお子さんがいらっしゃる方は(そんな
方がこのHPを見てくださっているかどうかわか
らないが)機会があったらご覧いただけると嬉し
い。「みんなー、元気かなぁ?」なんて言ってい
る「いまいずみお兄さん」が見られます。アハハ。


3/20

 仕事が夕方からだったので、昨日はめざまし調
査隊の蛭子くんと飲んでいた(途中から佳田レイ
ナちゃん合流)。
 レイナちゃんは今月で調査隊を卒業するのだそ
うだ。お疲れさま。そして4月からの仕事を聞い
てビックリ。担当は違うのだけれど、同じ番組を
やることになった。わははー。楽しみが増えた。

 そんでもって、今日は久しぶりに昼過ぎまでゆっ
くり寝た。寝ている間に何かが起こっているかも
な、と思いながら寝たのだけれど、本当にそうなっ
ていた。

 同時多発テロが起きた時、私はニュースキャス
ターだった。起こった出来事に対して、自分の中
に言葉が無くて、毎日必死にニュースを見ていた。
そうすることで、手元に原稿が無い時に、何かが
伝えられるようにと必死だった。
 とにかく、いいかげんな事を言いたくなかった。
「大変ですね」とか「どうなるんでしょう」とか、
そういう事を言わないために、ひたすらに自分の
中に情報を積み重ねていった。それしかできなかっ
た。

 今度の戦争について(軍事行動、という書き方
をする新聞もあるけれど)あの時とはまた違う意
味で、自分の中に言葉が見つからない。戦争反対
とかそういう事の前に、その経緯に納得できてい
ない。理屈にも、理由にも。今ニュースを担当し
ていたら、本当に困ったと思う。伝えている内容
に納得がいかないんだから。

 それにしても。小泉さん、薄っぺらいなぁ。


3/18

 ロケを終えて、携帯の留守電を聞いた。

 「戦争が始まった場合、オンエアが飛ぶ可能性
が出てきました。その場合、今泉さんの担当日が
ずれることになりますので、念のため連絡します」

 もう一つメッセージが入っていて、それは別の
仕事のスケジュール確認だったので、こちらから
電話をした。来週の予定を聞かれたので、こう答
えた。

 「戦争が始まるとスケジュールがずれるんです
けど、戦争次第なのでまだわかりません。来週ま
たご連絡するということでいいですか?」

 こんなに普通に、普通じゃない会話をしたのは
初めてだと思う。そりゃあ今までも、不測の事態
で予定が狂ったことなど数え切れないほどある。
でも、さっきの会話は本当にしっくりこなかった。
気持ちが悪かった。

 たぶん、今度の戦争が気持ち悪いからだと思う。
戦争に気持ちいいも悪いも無いが、とにかく今度
起こるらしい戦争は、どうにも気持ちが悪いのだ。

 湾岸戦争の頃、私は大学4年で、放送局に入社
することが決まっていたので毎日ニュースを見て
いた。
 あの戦争は「初めてリアルタイムで伝えられた
戦争」と言われた。飛んできたミサイルが迎撃さ
れる映像なんて、確かに初めて見た。でも、当時
の私に何か影響があったとすれば、海外旅行に行
けなくなったことぐらいであった。戦争なんて、
何も実感できていなかった。

 あれから12年。私は相変わらず、戦争なんて
いうものを実感できていない。経験していないの
だから当たり前なのだけれど、でも本当にそうだ
なぁと会話を終えて改めて思った。そして今度の
戦争が私に何か影響を与えるとすれば、今のとこ
ろ「来週の予定が立たない」ということくらいだ。
つまり、そのくらいに遠い。でも、どうにも気持
ちが悪い。

 この気持ち悪さを抱えたまま、またしばらくニュ
ースを見続けることになるだろう。とにかく、不
安とか、不可解とか、不愉快とか、ネガティブな
思いばかりが心に残るのは、本当に気持ちが悪い。


3/17

 昨夜はおかゆを少しだけ食べて早めに寝た。起
きたら大分良くなっていたのだが、なにせ食べて
いないので体に力が入らない。
 こういうときでも、オンエアは乗り切れるのだ
が、終わった途端へなーっとなってしまった。

 反省会後すぐ帰宅し、本当ならば寝たいところ
だったが、今日が締め切りの確定申告の書類を作
らねばならない。こないだも書いたが、小1の頃
からずーっとこんな人生だ。

 とはいうものの、集中してやったら案外さくさ
くとできてしまった。実は、国会図書館に勤めて
いた頃、2年間会計課にいて毎日帳簿をつけてい
たのだ。当時は左手で伝票をめくりながら、右手
はブラインドタッチで電卓を叩いていた。電卓っ
て最近言わないか。でも、いかにも電卓、という
ような大きな計算機を使って、毎日計算をしてい
た。こういう作業、実は普通の人よりは早いのだ。

 私がつけていた帳簿は、お金ではなく、館内の
消耗品の数を管理するものだった。お金を扱うの
に比べれば気楽なのだが、たとえ鉛筆1本であっ
ても国の財産なので、絶対に間違いが許されない。
絶対に。
 世の中に「絶対」なんていう事は、実はそんな
に無いと思うのだが、帳簿に関してはそういう事
になっていた。毎年、会計検査院の検査があるの
だが、検査の前は遅くまで残業して帳簿をチェッ
クしなければならなかった。検査と大学の試験が
重なったりして(図書館に勤めながら夜大学に通っ
ていたので)ちょくちょく単位を落としていたっ
け。まぁそれだけが理由じゃないんだけど。

 そんなことを、計算機を叩きながら思い出して
いた。18歳の頃は毎日こんな事をしていたのに、
34歳になって同じような事がなかなかできない
なんて。
 性質的には、帳簿付けとか会計事務は向いてい
ないとは思わないのだけれど、性格的には全然向
いていない気がする。わりと結果オーライだし。

 あ、今突然「帳尻合わせ」という言葉を思い出
してしまった。私の人生まさにそんな感じだ。あ
とは「終わり良ければ全て良し」とか。なるほど
なー、って感心している場合じゃないか。

 ところで。来月のかつしかFMが面白いことに
なりそうだ。アハハ。また改めてご報告しますね。


3/16

 金曜の夜中から調子が悪い。何を食べても吐き
気がするし、下りっぱなしだし(すいません)。
 上からも下からも出す一方だと体に力が入らな
い。困ったなぁ。
 そんなときに限って仕事が詰まっていたり、や
ることがたくさんあったり。昨日は動けなくて大
変であった。

 今日はテレ朝アナウンサーの皆さんの朗読公演
「Voice 3」を見に行くことになっていたのだが、
朝起きて辛かったらやめようと思っていた。でも
頑張って行った。新人の頃一緒に仕事をしたみん
なが、堂々と舞台に立っていて、なんだか嬉しく
て、元気が出た。行ってよかった。

 差し入れを準備する余裕も無かったので、楽屋
に寄らずに帰ってくるつもりだったのだが、なん
だかやっぱり顔が見たくなって、ちょっとだけ寄っ
てみた。
 楽屋口に入ったらすぐに富川くんが私に気づき、
案内してくれた。階段の途中で下平さんと久しぶ
りに会い、楽屋では野村さん、佐分さん、石井さ
ん、村上さんが揃って「ああ〜っ、今泉さ〜ん!」
と派手に出迎えてくれた。そこだけ傍目に見ると
なんだかモテモテくんのようだ。違うけど。

 いっぺんにいろんな人に会えたので嬉しかった。
写真でも撮ってくりゃ良かった。

 終了後、以前仕事をしていたスタッフと軽い食
事をして、明日の打ち合わせのためTBSへ。途
中でやっぱり気持ち悪くなって、薬局で胃薬を買
う。うー。明日のオンエアまでになんとかしなく
ては。
 さて、明日のはなまる、テーマは「あさり」で
す。こないだの大変だった潮干狩りの様子が見ら
れます。あー、この後歌舞伎を見に行ったのねー、
ってな感じでご覧いただくのもまたよろしいかと。
なんでだか。


3/13

 久しぶりに今日みたテレビから。

 「ブーケをねらえ!」(TBS)。

 恋愛偏差値、というコーナーのゲストが川島な
お美だった。ゲストの紹介VTRのナレーション
が「ワイン通として知られる」で始まっていた。
なお美=ワイン、というのはまだ有効らしい。あ
と、全国のサンクスで、なお美プロデュースのワ
インが発売されるらしい。980円。サンクスと
か、980円とか、その辺がなお美な感じだ。

 驚いたのは、なお美の親友として、高橋克典さ
んがVTRで出てきたことだ。なお美と親友だっ
たのか。話した内容は「全然気を遣わない店よ」
と言いながらなお美が連れていった店が、ものす
ごく高級な店だった、といういかにもなお美な話
だったが。

 高橋克典さんには一度お会いしたことがあるが、
とても気さくな方で、ちょっとなお美とは結びつ
かない感じだ。高橋さん、なんかこのせいで下がっ
たりしないだろうか。下がるって何が。

 さて、4月から番組が一つ増えることになった。
今度はなんとNHKでのお仕事だ。東京のキー局
でまだ仕事をしていないのはテレビ東京とNHK
だったので(以前アッコのロケをテレ東の局内で
したことはあるが)単純に嬉しい。
 多分、いろんなことが違うんだと思う。でも、
ちょっと久しぶりに、ドキドキワクワクしている。
もうちょっとしたらまた詳しく書きますね。


3/12

 こないだSKIPから届いた野菜のセットの中
に春キャベツがあったのだが、ちょうど春キャベ
ツの特集をやって春キャベツを食べ続けていたの
で、どうにも食べる気がしなくて放っておいた。
 いや、ちゃんと、野菜と一緒に送られてきた保
存方法が書かれた紙の通り、芯をくり抜いて濡ら
したペーパータオルを詰めておいたのだ。でもあ
とはほったらかし。大丈夫だろうか。
 1週間ぶりに見てみたら、外の葉はしんなりし
ていたが、3枚剥いたら大丈夫だったので安心。

 はなまるで紹介したレシピは家でも作ってみた
ので、今日はこないだ近所のスーパーでもらって
きたレシピにあった「キャベツと鶏肉の蒸し煮」
を作ることにした。
 春キャベツは柔らかいので、炒めるとか長く煮
る料理には向いていない。蒸すというのが、春キャ
ベツの甘さを一番おいしく味わえる。…というの
を放送したので、蒸し煮なんていうのはまさにピッ
タリのメニューだ。

 鶏肉を炒めて、焦げ目がついたら取り出して、
そこにキャベツを入れて油がまわったら鶏肉を戻
て、スープを入れて15分弱火で煮込むだけ。



 かんたーん。でもおいしかった。あ、パセリを
振って、横に粒マスタードを添えてます。これは
お好みで。春キャベツは甘くて、とりわけSKI
Pのは本当に甘いので、マスタード無しで甘さを
味わっていただいてもオッケーだ。

 実は、確定申告が追い込みで、今週はなかなか
更新できないかもしれない。昔から、夏休みの宿
題は夏休みが終わってからやるような子供だった
けれど、この性格、ホントにどうにかならないも
のか。

 実はこんな料理を作っているのも、ささやかな
現実逃避だったりする。料理作ってる場合じゃな
いんだけど。


3/9

 以前着物を買った話を書いたけれど、その後な 
かなか着る機会が無い。まぁ、機会などと考えず
にどんどん着たらいいのだろうけれど、日頃はな
にかと持ち歩く物が多く、そういったカバンにど
うも着物が合わないので着なかったり。

 そんな訳で、また着物を着る機会がないかと思っ
ていたら、堤ノンさまから「今ちゃ〜ん、着物で
歌舞伎に行かない?」と誘われた。なんでも月に
一度、そういう会を開いているのだそうだ。

 歌舞伎も、ずーっと前から観たいと思っていな
がら、機会を逃していた。日テレの山王丸アナも
歌舞伎好きで、今度一緒に行こうと言いつつ、な
かなか予定が合わなかったのだ。
 これはいい。絶対に着物を着て行こう。

 …そう思っていたら、結局朝から潮干狩りに行
くことになった。行き先は木更津のちょっと先、
千葉県の富津というところだ。
 最初、着物を持って出かけて、ロケが終わった
ら着替えようかと思っていたのだが、昨日岩国か
ら帰ったのが夜の12時近くで、眠かったので断
念した。それよりも、歌舞伎に間に合わない可能
性が高い。うーむ。

 しかも行ってみたら、地元の人が「台風みたい
だね」と言うほどの強風。なかなか思うような映
像が撮れなくて撮影が進まない。
 それでもなんとか、午後2時前にはロケを終え、
私だけ木更津から特急に乗って東京駅に向かい、
タクシーを飛ばしてなんとか午後4時半の開演に
間に合った。事前に教わっていた通り、パンフレッ
トを買い、イヤホンガイドを借りた。準備は万端
だ。いや、これで着物だったら万端だったのに。
 それにしても人が多い。今日の席も、堤さんが
苦労して取ってくれたそうだ。相撲は人気が翳っ
て大変らしいが。

 初めての歌舞伎だったが、テレビでもよく見る
役者さんががたくさん出てくるので飽きない。市
川染五郎、中村勘太郎・七之助といった人たちは
若い人でも知っているだろうし、中村勘九郎、片
岡仁左衛門、坂東玉三郎といった人たちは、歌舞
伎ではこういう演技をするんだ、というのがわかっ
て本当に面白かった。
 勘九郎と勘太郎・七之助の親子が舞う「連獅子」
は迫力があったし、玉三郎の仕草の一つ一つの色っ
ぽさには驚いた。髪を梳かす、紅を差す、その動
きが全て、本当に女らしいのだ。

 もっと難しいものかと思っていたら、そんな事
は無かった。イヤホンガイドが丁寧に解説してく
れるのだが、時々ガイドがうるさいな、と思う位、
普通に筋を楽しめるところもたくさんある。

 一幕の後、食堂で松花堂弁当(要予約)を食べ、
二幕を見た後は売店で買い物をし(私は自分の着
物に合いそうな手ぬぐいを買った)三幕を見る。
 4時半に始まって、終わったのが9時半近くだ
から、結構時間がかかる。でも、面白かった。

 着物のノンさまと私。



 あぁ、今度は絶対着物で行こう。

 ところで、三幕の演目の最初「木更津海岸見染
の場」というのが、木更津の浜辺で玉三郎演じる
お富が潮干狩りをする、という場面だった。

 それ、まんま今日の私ではないか。


3/8

 岩国いいところでした。

 昨日はどこにも行けなかったのだが、今日は岩
国の名所、錦帯橋(きんたいきょう)に行った。



 携帯のカメラで撮ってみた。手前と奥とで、橋
の色が違うのがおわかりいただけるだろうか。
 真ん中は去年架け替えた橋、そして一番奥は、
ちょうど今架け替えているところなのだ。



 まだ工事中なので、3番目の橋だけ渡れなかっ
た。
 公園では梅が咲いていた。



 仕事であちこち行くのだが、仕事だけして帰っ
てくるので、そこに行ったら必ず行くような場所
や、必ず食べるようなものも全く経験せずに帰っ
てくることが良くある。
 今回は、岩国市の職員の方が「せっかくだから」
と駆け足で案内してくれたのだ。ありがたい。

 新幹線で広島に戻り、時間があったので、広島
テレビの森くん
に連絡をしたら、ちょうど休みだ
というので飛行機の時間まで飲んだ。



 森くんは、私が以前、アナウンサー志望者向け
のHPを作っていた時、よく掲示板に書き込みを
してくれていた学生だったのだが、その後本当に
アナウンサーになってしまった。やっと1年が経
つところなので、まだ新人アナ。初々しいなぁ。

 アナウンサーになった森くんと飲んでるという
のがなんだか不思議な感じ。前は学生と社会人、
という関係だったのに、今は同業者同士というの
はなんだか不思議だ。
 でも、森くんに言わせると、学生時代にテレビ
で見ていた人(森くんは福岡出身なので、私の局
アナ時代を視聴者として良くご存知なのだ)と、
普通にこうして飲んでいるのが不思議なのだとか。
人の出会いって、ほんとにわからない。

 そんなこんなで、ドタバタしながらも楽しいロ
ケだった。そして明日は朝から潮干狩り。もちろ
ん仕事です。


3/7

 山口県の岩国市に来ている。

 岩国は初めてなのだが、駅から取材先に直行し
たので、何にも見ていない。夕食も普通に居酒屋
で食べた。おいしかったけど。

 せっかく岩国に来ているのに、岩国について何
も語れなくて残念。あ、岩国のレンコンって、普
通のレンコンよりも穴が一つ多いんだそうだ。
 地元の方にそう教わったものの、もともとレン
コンの穴がいくつあるのか考えたことが無かった
ので、どうにもリアクションが取れず、ただ普通
に「へぇ〜」と返事をしてしまった。なんて気の
無い返事なんだろう。

 ちなみに、岩国レンコンの穴は9個だとか。と
いう事は、普通のレンコンは8個ということにな
る。ほんとかな。東京に戻ったら確かめてみよう。

 今「日本アカデミー賞」をホテルの部屋で見な
がら書いているのだけれど。
 みのもんたさんはいらないんじゃないか。みの
さんが悪いんじゃなくて、この構成はどうなのか。
会場の空気がぶつぶつ途切れてしまうような。あ、
これはやっぱりみのさんだな。みのさん映った瞬
間「お嬢さん〜」ムードになっちゃう。

 宮沢りえさんきれいだなー。樋口可南子さんも
きれいだなー。私、樋口さんとか、高橋恵子さん
とか、原田美枝子さんとか、なんかクールな感じ
の、ちょっと手が届かない感じの美人にすごく弱
い。樋口さんなんて、デビュー作のポーラテレビ
小説からファンだ。本当はその前の作品のオーディ
ションを受けたのだけれど、背が高すぎてその時
は決まらなかったとか、そんなことまで覚えてい
る位だ。

 ご存知の通り、樋口さんのダンナさまは糸井さ
んだが、この話は恥ずかしいのでしたことが無い。
家に帰ったら樋口可南子さんがいると思ったら、
もし私が糸井さんだったら、なんか毎日ドキドキ
して大変だと思う。
 なんか想像の前提条件が間違ってますね。なん
だよ「もし私が糸井さんだったら」って。

 2時間後追記。山口いいなぁ。ニュースステー
ションの後、探偵ナイトスクープが始まって、そ
の後にタモリ倶楽部が始まるんだもん。こんなに
テレ朝系からチャンネル変えられないラインナッ
プってなかなか無い。


3/6

 今朝の「はなまるマーケット」ご覧いただけた
でしょうか。

 VTR中、私が畑で採ったばかりの春キャベツ
を口にして「あ、全然苦くないの、甘〜い」と言っ
たところで、岡江さんがやたらと反応していた。
確かに普通男のアナウンサーは「苦くないの」な
んて言わないが、その時はなんだか口から出てし
まったのだ。
 打ち合わせの時、自分でVTRを見て「何甘え
てんだか」と自分つっこみを入れていたのだが、
本番ではそれを上回るつっこみが入ってしまった。

 生でキャベツを食べた岡江さんと森尾由美さん
が、同時に「甘いのー!」と私の真似をして言っ
たのだ。
 やられた。本気で笑ってしまった。後でオンエ
アを見直してみたら、笑った挙句後ろによろけて
いた。ほんと面白いなー岡江さん。

 あと「Boom Boomer Boomest」のコーナーで、
デキャンティングポアラーという、ワインのビン
の口につけて注ぐとワインがまろやかになる、と
いう器具を紹介していたが、私はそれを既に持っ
ていた。
 これ↓



 これは、以前酔って帰ってきた時に、テレ朝の
マーメイドという夜中の深夜の番組を見ていて、
つい注文してしまったものだ。あれ、そういうの
他にも無かったっけ、と思ったあなたはかなり私
ツウだ。そう、全く同じシチュエーションで、以
前に顔用日焼けマシーンを買っている。
 日焼けマシーンは全然使っていないが、このデ
キャ(長いので以下略)は結構使っている。

 昨日、スタッフルームの一角にワインの香りが
漂っているので行ってみると、ADさんがこれを
使って、どのワインなら一番変化が出るか、を試
していた。「あれ、それ持ってるよ」と言ったら
「使い方教えて下さい」と言われ、なるべく空気
を含ませるように注ぐといいよ、とかアドバイス
をした。

 そしたら今日、本番の前に藤森アナが「今泉さ
んが使ってる話をしてもいいですか?」と聞いて
きた。もちろん全然構わないと答え、いつもなら
自分のコーナーが終わったらメイクを落としてス
タッフルームに戻るのだが、そのままスタジオに
残って見ていることにした。

 藤森くんが「今泉さんも愛用されている」と言っ
たら、スタジオにどよめきが起こり、森尾さんは
私の方を見て「うそー、ワイン通?」と驚いてい
た。商品を誉めていた薬丸さんは「なんか急に買
いたくなくなった」なんて言うし。

 こんなものを(小さいのに4800円もする。
確かにワインの味はまろやかになるけれど)すで
に持っているということで、なんだかワイン通だ
と誤解されたかもしれない。さっき書いた通り、
酔った勢いで買ってしまっただけなのに。

 夜中、酔っぱらっている時にやらない方がいい
事が2つある。一つはメールを書かないこと、も
う一つは通販番組を見ないことだ。皆さんもお気
をつけ下さい、というか私だけですかね。


3/5

 今日はいただいたメールから。

「最近イズミさんが登場する回数が多いような気
がしますが『今日いずみ』というのを見て、イズ
ミさんがレギュラー化するのかと思いました。仲
いいんですね」

 わはは。全然考えてなかったです。最初は普通
に「今日の今泉」と書いてみたのですが、なんか
今が多いな、と思って今を1個カットしただけで
す。でも「今日いずみ」ならともかく「昨日いず
み」は今の字が入っていないので、昨日のイズミ
さんの話だと思われても仕方が無いか。んなバカ
な。

 イズミさんとは、仲がいいという訳でもない。
仲が悪い訳でもないんだけど。お友達というより
は、最近知り合った面白い人、という感じだ。
 イズミさんの方も、多分「最近知り合ったアナ
ウンサーの人」ってな感じだと思う。私が、西葛
西で野菜を売っているイズミさんを突然訪ねた時
は、なんでテレビに出ている人が…と呆然として
いた。次に対談で会った時には「妹がファンなの
でサインして下さい」と色紙を持ってきていた。
その次に飲んだ時には「妹と電話で話してやって
下さい」と言って私に携帯を渡し、その後妹さん
に「すごいでしょう」と自慢していた。

 そこまでは良かったのだけれど、その後イズミ
さんは、酔っぱらって調子ぶっこいてる私なども
目撃しているので、かなり最初の感動も薄れてい
るであろう。まぁイズミさんが野菜を売っている
ように、私も仕事でテレビに出ているだけなので
もともとたいした違いは無いのだけれど。

 イズミさんについて、糸井重里さんが「イズミ
くんは、ほんとにかわいいです。全員があの人の
ようになったら、多少の混乱はあると思いますが
きっと活気のあるいい組織ができるでしょうねぇ」
と言っていた。なるほど、すごくわかる気がする。
仕事ができないから手を貸す、とかいうのではな
く、なんだか応援したくなっちゃうような空気を
持つ面白い人なのだ。最近登場回数が多いのは、
そんな空気を持つイズミさんの人徳、ですね。

 あ、イズミさんの今年の目標は結婚だ、という
話を2度ほど書きましたが、イズミさん、ちょっ
と春のきざし有り、らしいです。というわけで、
イズミさんの彼女募集キャンペーンはひとまずお
休み。まぁ今んとこ応募ゼロですけど。っていう
か最初から募集してないし。

 次はこちらのメール。

「お返事、ありがとうございます! 最初アドレ
スを見てすぐにピンと来なくて、『アナバナシ?
何? 穴の話? あやしいサイトからのメール?』
と一瞬ですが、大変失礼なことを思ってしまいま
した」

 アハハハハ。穴の話ですか。確かになんかいか
がわしい空気が漂ってきますね(笑)。

 なんとなく作ったHPなので、タイトルからし
てかなりデタラメだ。もうちょっとちゃんとした
いとも思うのだけれど、サイトを開いた瞬間音が
鳴るとか、何かがわらわら動くとか、あんまり好
きじゃないのだ。好きじゃないっていうか、作る
の面倒だし、作り方わかんないし。

 名前はいいのがあったら変えてもいいと思って
いるので、どなたか思いついたら教えて下さい。
ポリシー無いなぁ。

 次はこちら。

運命的な出会いを読んで感動して、涙が出まし
た。1歳7ヶ月児の母、現在妊娠8ヶ月・・・。
生活が苦しいわけでも、旦那が居ないわけでもな
くとても幸せな毎日を送っている私。でも、生ま
れてきて良かったと思える人生を子どもたちに送っ
てほしいなぁと思うと楽しみでもあり、不安でも
あり・・・。何より、私自身が生まれてきてよかっ
たと思う人生でありたいです」

 こんなに真面目な感想をいただいて、感謝感激
でございます。暑苦しい内容で、後で書き直そう
かと思ったんですが、書き直さなくて良かった。
じーんときました。

 「さぁ、何を食べようか」へのメール。

「化学肥料のお話、今回も大変興味深く読みまし
た。今泉さんが色々と勉強されて得た知識を簡単
に教えてもらっているようで、得した気がします。
私は有機野菜にこだわってはいませんが詳しいこ
とを知りもしないで、有機=安全、化学=危険な
のかも・・と「化学」という言葉の持つ雰囲気を、
いいとは思っていなかったのも正直なところです。
それを承知の上で今まで普通の野菜を食べていた
わけなので味にも公正な判断が出来ていなかった
かもしれません。
 先日、新聞にSKIPの広告が出ていて「本当
に味が違うのか食べてみたい」という気持ちが抑
えられずお試しセットを申し込んでみました。ま
だ到着してないので、食べた感想が書けなくて残
念です。でも永田さんの永田農法は化学肥料なん
ですよね。グルメとは程遠い私が、もしこれらの
野菜を「美味しーい!」と感じたらどうしてこん
なに美味しいのか?を調べずにはいられないだろ
うし、果ては野菜作りにハマってしまうかもしれ
ません」

 これまた真面目なお返事で感激いたしました。
お試しセットが届いたら、また感想など教えてい
ただけたらと思います。自然相手のことなので、
美味しいと思わないとか、届いたらしなびてたと
か、そういうこともあると思うのだけれど、それ
はそれで、我慢しないでSKIPにちゃんと言っ
て下さいね。世の中、言われないとわからない事
はたくさんあって、だからこそ、ワガママや理不
尽じゃない要望は、きちんと伝えるべきだと思う
ので。

 このほかにも、たくさんのメールに励まされた
り、感心したり、感動したり。ありがたいですね。
まめにお返事が出せないのが申し訳無いのですが、
本当にありがたく読ませていただいてます。

 こんな私ですが、これからもどうぞよろしく。
あ、明日の「はなまる今日の目玉」は私の担当で
す。テーマは「春キャベツ」です。調理法の実験
が面白かったので、ぜひ見て下さいね〜。


3/4

 温泉2日目。

 予定通り朝風呂に入り、朝ビールを飲んで朝食
を食べた。旅に行くとごはんおかわりしちゃうのっ
て何故だろう。

 食事を終えて部屋に戻り、はなまるを見た。み
んなが働いてるのに浴衣姿でボーっとはなまるを
見る幸せ。ふふふ。

 今朝の目玉には、ファッションプロデューサー
の植松さんが出ていた(11/13の昨日いずみ
参照)。入学式、卒業式のフォーマルスーツのマ
ナーについてだったのだが、薬丸さんが「子供よ
り目立つお母さんっていますよねー」と言ったの
に対し「それはケバイってことですね」と言い放
ち、スタジオ大爆笑であった。

 実は先日、庄司さんや堤さん、はなまるのスタッ
フと共に、植松さんと食事をご一緒したのだ。植
松さん、普段もあのまんまのお茶目な方だった。

 年齢に関係なく、お茶目なヒトっていいなぁ。
身近なところでは岡江さんがお茶目な感じだ。あ、
陣内貴美子さんもお茶目っぽい。そういえば黒柳
徹子さんもお茶目だった。男性だと、徳光和夫さ
んあたりがお茶目っぽい感じだ。皆さん好感が持
てる感じではないか。
 よーし。私もこれからはスットコドッコイを卒
業してお茶目を目指そう。

 でも、お茶目って具体的にはどうやればいいん
だろう。お茶目な仕草とか、お茶目のポイントっ
てあるんだろうか。お茶目な人に共通するのは
「無邪気さ」のような気もするのだけれど。

 しばらく私の周囲のお茶目さんに注目してみよ
う。皆さんも身近なお茶目さんのお茶目ポイント
に気づいたら教えてください。実践するかどうか
は内容によりますが。


3/3

 山梨の石和温泉に来ている。

 明日の夕方まで仕事が無いので、突然温泉に行
きたくなってしまった。しかも思い立ったのは今
日の午後3時だ。でも、直前予約専用のサイトが
あって、ダメもとで予約してみたら予約できてし
まった。そして直前なのでかなり安い。1泊2食
でなんと8千円以下だ。民宿並の値段だ。

 以前は、旅館というとなかなか一人の客は泊め
てくれなかったのだが、今は平日であれば結構泊
まれるようになった。インターネットってステキ。

 男一人で温泉に行ってどうするんだ、と思う方
もいるかもしれないが、温泉につかっている間に
食事ができていて、食事をしている間に布団が敷
いてあって、好きな時に風呂に入り、好きなだけ
本を読み、好きなだけゴロゴロして、腹いっぱい
ご飯を食べる。これだけで十分極楽だ。ちょっと
現実逃避したい時にはもってこいなのだ。
 1泊2日で1万円しないんだったら、かなりい
い現実逃避だと思う。普通に飲みに行っても、飲
み代とタクシー代でそれ以上になっちゃったりす
ることは結構ある。それに比べたら、食べると寝
ると温泉に入る以外何も考えなくていい、という
のは相当に極楽だ。

 いくら安いといっても、こんなことをしょっちゅ
うやっているわけではない。会社勤めの方は「い
いよなー平日に休めて」と思うだろうが、会社を
辞めたからこそこんなことができるわけで、しか
もこんなことをするのは「いつ休みになるかわか
らない」からだ。
 結果的に休みになったから、思いつきで温泉に
行く。急な話だから、一緒に行けるような人はま
ずいない。だからいつも一人だ。でも、一人だか
ら好き勝手にのんびりできるのだ。

 温泉に小さなパソコンを持ちこみ、メールチェッ
クとHPの更新をしている私。のんびりしてない
ような気もするが、温泉でこんなことをしている
自分も結構好きだったりする。浴衣に丹前でメー
ルチェック。ステキ。

 明日の朝は、朝風呂に入って汗をかいて、ビー
ルをきゅっと飲んだ後に朝ご飯を食べるのだ。ふ
ふふ。ダメ人間だなぁ全く。


3/2

 銀座で街頭インタビュー。

 街で道行く人にインタビューするのを「街録」
という。福岡ではこんな言い方はしなかったが、
東京ではどの局でもこう言うので業界用語なのだ
と思う。街頭で録音、の略なのかな。

 アナウンサーになってから、もうずいぶんこの
「街録」をやっているが、知らない人にいきなり
話しかけるというのはいつになってもドキドキす
る。もちろん、話しかけられた方はもっと驚き、
ドキドキすると思うので、できるだけ丁寧に声を
おかけするようにしている。

 こちらの勝手で、しかもテレビカメラ付きで話
しかけているので、断られて当たり前だと思って
いるが、時々ものすごくイヤな断られ方をする事
もある。舌打ちされたりとか、「冗談じゃないわ
よ、撮らないで」と撮る前からわめく人とか。
 その人にはその人の事情があると思うので、そ
ういう時には「すいません〜」と謝りつつ「まだ
撮ってないっつの」とか心の中で軽く突っ込みを
入れてバランスを取っている。決していい気持ち
はしないけれど、だからといって腹を立てるのも
筋違いだし、かといって我慢していると体に悪い。
だから心の中で突っ込みを入れて、すぐ忘れるよ
うにするのだ。

 ティッシュを配っている人とか、ビラを配って
いる人はもっとイヤな目に遭っているのだろう。
そう思うとなんだか仲間意識のようなものが勝手
に沸いてきて、通り過ぎるにしろ軽く会釈ぐらい
するようになった。だが、時々そこを見逃さず追っ
てくる人もいたりするので難しい。

 一度、書店で「クイズです〜」というのでうか
つに手に取ったら、英会話学校の勧誘であった。
しまった、と思い、とっさに「あ、英語しゃべれ
るんで」と、とんでもないウソをついてしまった。
 相手にとっても予想外の答だったようで、驚く
ほどすんなりと引き下がった。良かった、相手が
英語ペラペラじゃなくて。
 その後もこの英会話学校の勧誘には度々出会う
のだが、手に取ってしまったらまた大ウソをつい
てしまいそうなので、ごめんなさいと思いつつ、
ささっと通り過ぎている。
 なんでこんなにあの英会話学校に遠慮してるん
だか。

 ちなみに、今日はいろんな人に「はなまるの人
だー」とか「見てますよ〜」と声をかけていただ
いた。横にカメラがいて、私がマイクを持ってい
る時は、私自身仕事モードに入っているので、声
をかけていただくのは本当に嬉しい。手なんか振っ
ちゃったりする程だ。
 これが、仕事じゃなくて近所のスーパーで買い
物をしている時だったりすると、本当に素なので
「あ、ど、どうも」と必要以上にどぎまぎしたり
する。嬉しいのはもちろん嬉しいのだけれど。

 そんなわけで、できるだけマイクを持っている
時に話しかけていただくと嬉しいです。逆にマイ
クを持っている私に話しかけられることもあるか
もしれませんので、よろしくお願いします。
 何お願いしてるんだか私。


3/1

 大人になってから、とりわけアナウンサーなん
ていう職業に就いてから、できるだけ人前では転
ばないようにしているのだが、私は時々、かなり
本気で転んでしまう。

 今日は地下鉄の下りエスカレーターを、3段ほ
ど滑り落ちてしまった。急いでいたので歩いて降
りようと思ったのだが、最初の1歩で滑ってしまっ
たのだ。

 ダダダダーン、という音を立てて滑りながら転
んだ。テレ朝で「運命のダダダダーン!」という
番組があって、見る度に「ダダダダーンって何だ
よ」と思っていたが、こういう時にこんな音がす
るのだというのを初めて知った。きっと人生にお
いても、予想もしなかった出来事が起こった時、
心の中でダダダダーンという音が鳴るのだろう。
鳴らないって。

 かなり本気で転んだので、厚着していたにもか
かわらずひじを擦りむいた。



 こうして見ると大したこと無いようだが、じん
わり痛い。今もじんわり。

 大人なんだからできるだけ転びたくないなぁ。
周りの人、うっすら笑ってたしなぁ。


2/28

 テレビの話題に限定していると、テレビを見て
いない時になかなか書けないので、なんでもいい
から書いてみることにする。
 あれ、すると「日記のようなもの」の立場はど
うなる。まぁもともと立場なんて無いしなぁ。

 さて、昨日はなまるの取材で銚子に行った。銚
子は春キャベツの産地なのだ。

 帰り際、お世話になった農家の方から、見たこ
とが無い缶コーヒーをいただいた。
 こんなの。



 黄色いジョージア。ジョージアマックス、とい
う名前で、一緒にいたスタッフによると「千葉限
定」の商品なんだそうだ。

 千葉限定かぁ、と思いながら缶のウラを見ると。



 字が小さくて読みづらいかもしれないが、

 「主役は県民 600万人のちば」

 と書いてある。間違いなく千葉だ。

 しかしなぁ。どう缶をデザインしようと、これ
では全部台無しではないか。デザイナーの人も不
本意だったんだろうなぁ。

 ちなみに味。すっごく甘かった。千葉の人は甘
いもの好きなんだろうか。

 皆さんの住んでいるところにも「限定ジョージ
ア」があったら教えて下さい。


2/25

 たまには出る番組の予告。

 明日26日のはなまる「今日の目玉」は、抹茶
を料理に使おう、というのがテーマ。

 ロケの時に、試しにといろんなものに抹茶を入
れてみたが、カレーに入れたときはすごかった。
昔、エクソシストという映画があった。悪魔にと
りつかれた少女が、首を360度回しながらすご
い色の液体を吐き出していたのを覚えているだろ
うか。
 ちょうどあんな感じになった。表現するならエ
クソシスト色。表現できてないけど。

 そんな訳で、カレーに入れるのはさすがにボツ
になった。当たり前か。そのほかにも料理がいろ
いろ出てくるので、よろしければご覧ください。


2/24

 今朝のはなまるで、月光仮面の「どこの誰だか
知らないけれど、誰もがみんな知っている」とい
う歌詞を説明するところで、薬丸さんが「叶姉妹
みたいなものですね」と言った。

 確かに。どうやったらあの人達のような生活が
できるんだろう。たいして真剣に働いているよう
にも見えないけれど、いつも無駄にゴージャスだ。
本当に素性がわからない。

 まぁわからなくていいんだけど。わかってもた
ぶん全然関係無い世界だろうしなぁ。あの姉妹の
やってることで私が真似できることといえば、D
HCのサプリメントを食べる位だな。食べてんの
かなあの人達は。


2/18

 「はなまるマーケット」(TBS)。

 この番組をやっていて、時々嬉しいと思うのは、
「はなまるカフェ」のゲストの方を生で見られる
事だ。自分の担当の日であれば、そのままスタジ
オに残っていれば、やりとりを生で見られる。

 わかりやすい例で言えば、葛山信吾さんにイン
タビューができたのは、自分の担当の日に葛山さ
んがはなまるカフェのゲストだったからだ。
 逆に、自分の担当ではない日に、家で見ていて
悔しく思うこともある。まぁ生で見るかテレビで
見るかというだけの違いだし、実際スタジオでお
話をする時間も無いのだが、それでも生で見たい
人がゲストの時に、自分が「今日の目玉」の担当
ではない場合は残念に思う。

 今まで一番残念だったのは、矢野顕子さんがゲ
ストだった時だ。福岡にいた頃、一度お会いして、
相手の迷惑も顧みず「ゆず味噌」を手渡したこと
がある。それができただけで、もういいな、とそ
の時は思ったのだけれど、はなまるに出ている矢
野さんを見ていたら、せっかくだからまた生で見
てみたかったなぁ、と思ったりした。人間は欲張
りな生き物なのだ。

 今朝はジャズバイオリニストの寺井尚子さんが
ゲストだった。私は寺井さんのファンでもなんで
もないのだが、スタジオで素晴らしい生演奏をし
ているのをテレビで見て、あぁスタジオで聴きた
かったなぁ、と思った。本当にカッコよかった。

 いろんな人に会えるというのは嬉しい。会った
からといって仲良くなれる訳じゃないけれど、生
で言葉を聞き、音を聴き、空気を感じるというの
は素敵な経験だ。そして、それは有名人に限った
ことではないのだけれど。


2/16

 「GOOD LUCK」の番宣番組。夕方でか
ける前に見た。

 主人公の新開が何かと口にする「ぶっちゃけ」
というセリフ。演じる木村拓也さんは「あのセリ
フ、お前が言ってんだろ、とか言われるんですけ
ど、ちゃんと台本に書いてあるんで、それ映して
下さい」と言っていた。
 確かに台本にある。ということは、本人もなん
か気恥ずかしいんだろうなぁ。「ぶっちゃけ」っ
て最近あんまり言わないし、流行っているという
話も聞かないし。

 そういえば以前「HERO」というドラマでも
「よろしこ」って言ってた気がする。あれも台本
にあったんだろうか。ひょっとしたら葛藤とかあっ
たりして。台本開くたびに「よろしこってさぁ…」
みたいな。無いか。

 さて、先日ここにイズミさんのメルマガの話を
書いたら、読んだ方が早速イズミさんにこんなメー
ルを送ってくださったそうだ。

 「あんまり結婚結婚いっているとどんどん遠く
なります」

 アハハ。私がいらぬ事を書いたおかげで、見知
らぬ人にいきなり突っ込まれるイズミさん。ごめ
んなさい。でもおかしいなぁ。アハハハ。


2/14

 「ヤマハ音楽教室」のCM。

 いろんなかわいい野菜が出てきて歌うヤツ。あ
の絵は絶対にアッキィさんだよなぁ。というか、
あのまんま「SKIP」のCMになりそうな感じ
だ。

 SKIPといえば、私はSKIPから届くメー
ルマガジンを結構楽しみにしている。書いている
のは、このHPでも以前ご紹介したイズミさんだ。
 私とイズミさんの出会いについては「日記のよ
うなもの」
をさかのぼって読んでいただければわ
かるのだが、そもそもイズミさんに突然メールを
送ろうと思ったのは、SKIPという名前になる
前、「ユニベジ?」という名前で送られてくるメー
ルマガジンの文章がとても好きだったからだ。

 世の中にはいろんな文章が溢れていて、こんな
私の文章もその中の一つだったりする。誰かに読
んでもらうための文章には、やはり何らかの作為
がある。書きたいことを正直に書くというのは日
記だ。だが、それを誰かに読んでもらうとなると、
やはり何らかの修正が加わる。そういう事をしな
いでそのまま書いている人もいるが、ただ書いた
だけの文章だと、読み手のことを考えていないの
でものすごくわかりにくかったり、つまらなかっ
たりする。作為の無い文章を書くのは難しい。

 でも「ユニベジ?」の文章は、ほんとうにまっ
すぐな感じがして、宣伝用のメルマガなのに宣伝
くささが全く無くて、なんだか応援したくなるよ
うな暖かさと、ちょっと情けない感じがとても良
かった。「伝える」仕事をずっとやってきた私に
は、こんなに作為の無い文章はとても書けないと
思ったし、何より、読んでいて気持ちが暖かくな
るところが好きだった。

 その文章を書いている「てんちょー(仮)」と
いう人がイズミさんだという人だ、というのも、
そのメルマガの中でわかった。誰かが「どんな人
が書いてるんですか?」と尋ねるメールを送り、
イズミさんはそれに対して普通に名乗っていたの
だ。

 一会社員が、不特定多数に向けて名前を名乗る、
というのはなかなか大変なことだ。私がこうして
不特定多数の人に向けて名乗っているのは、そう
いう仕事だからだけれど、イズミさんは名乗る必
要など無い。名乗らない方が自由に書けるはずだ。
 でも、イズミさんは普通に名乗っていた。しか
も「てんちょー(板)」宛てに届いたメールに、
「てんちょー(仮)」です、と訂正まで入れて。

 そんな人だから、ついメールを送ってしまった。
そのメールに、イズミさんだけでなく糸井さんか
らもお返事が来たというのは本当に予想外のこと
だったけれど、それが本当に嬉しくて、イズミさ
んと一緒に野菜を売ったり、かつしかFMの番組
にゲストで来てもらったりすることになった。

 もし、イズミさん以外の人がメルマガを書いて
いたとしたら、多分こうはならなかったと思う。
「てんちょー(仮)」さんの文章がとても好きだっ
たからこうなったのだ。

 ちなみに、今週のメルマガは笑った。

 ある農業のパネルディスカッションに、パネリ
ストとして呼ばれたイズミさんは、緊張のあまり
こんな事をやらかしてしまう。

「来賓の方の挨拶などが終わって、ステージに上
 がり自己紹介を含めて順番に挨拶をすることに
 なったのですが、立ち上がった拍子に座ってい
 たイスをステージの下に蹴りたおしてしまって、
 始まりからもう大変なことになってしまってい
 たんです。」

 アハハハハ。やりそうだ。やってしまいそうな
人なのだ、イズミさん。
 ちなみにイズミさんには、今月もかつしかFM
に電話で出演してもらうことになった。先月もい
ろいろやってくれたので、今月もやって欲しいな
と思っている。

 SKIPの野菜はなかなか買えないかも、とい
う人も、イズミさんのメルマガはぜひ読んで欲し
いと思う。お金かからないし。
 SKIPのトップページから簡単に登録できま
すよ。

 ほんとに、こんないい感じのメルマガ、なかな
か無い。この「応援したくなる感じ」を皆さんに
も味わっていただいて、そしてイズミさんを応援
して欲しい。えーと、前にも書いてるんですがイ
ズミさんの今年の目標は「結婚」で、できれば今
年中に「出産」までこぎつけたいとか。時間無い
なぁ。その辺もどうぞよろしく。


2/13

 市川新之介さんの隠し子騒動。

 以前、市川染五郎さんにも同じようなことがあっ
た。個人的なことなので別にいいのだが、なんか
性教育ちゃんとした方がいいんじゃないかなぁ、
梨園。ただでさえいろいろ大変なんだし。

 本当に余計なお世話ですね。


2/11

 こないだ出たテレビから。

 先日予告した「アッコにおまかせ!」ご覧いた
だけたでしょうか。安住くんと原千晶さんが、披
露宴の、しかも親族のテーブルで偶然隣りに座る、
というのもかなりおかしい。っていうかちょっと
うらやましい。突然そんな親戚が出てきたらいい
なぁ。
 安住くんと原さんは、親戚同士が結婚したので
偶然そういうことになった。だったら、私の親戚
が松嶋奈々子さんの親戚と結婚してくれたら、私
にもチャンスはあるということだ。無いけど。

 さて、番組内では安住くんが安東くんに対して、
説明がどうのこうの、とか注文をつけていた。まぁ
わかる人にはわかってもらえると思うが、あれは
全くの冗談だし、言う方も言われる方もわかって
いてやっている。安東くんと安住くんは仲がいい
のだ。

 仲がいいといっても、一緒に飲みにいくとか、
遊びにいくとかいうのではない。大体にして、安
東くんはほとんど酒を飲まないので、夜遊びをし
ない。時々一緒に食事に行くが、私がビールで酔っ
ぱらっている間、安東くんはずーっとお茶を飲ん
でいて申し訳ないぐらいだ。
 安住くんは、安東くんが6年先輩だというのを
ちゃんとわかっている。安東くんは、安住くんの
ことを後輩としてちゃんと認めている。そういう
ことだ。

 そして、安住くんは、先輩の悪口をテレビで言
うのがどういうことか、もちゃんとわかっている。
わかった上で、番組が面白くなるように考えてやっ
ている。だから安住くんらしいなー、と感心した
のだ。
 安住くんはずっと「私なんかのためにすいませ
ん」と恐縮していたけれど、先輩だろうと後輩だ
ろうと、仕事ができる人と仕事をすると面白い。
だから今回は、短かったけれど面白かった。
 安住くんには、体を壊さないで欲しいと願うば
かりだ。


2/8

 明日出るテレビから。

 「アッコにおまかせ!」で、TBSの安住アナ
にインタビューした。同業者にインタビューとい
うのも変な話だが、へぇ〜! という内容なので
ぜひご覧いただきたい。
 珍しく番組の予告をしてしまった。というか、
せっかくこんなHPを作ってるんだからちゃんと
お知らせすればいいんだけど。なんか恥ずかしい
んだなこれが。

 さて、安住アナといえば、注目のドラマ「GO
OD LUCK」に出演して話題になっている。
 私も「女優・杏子」を始め、いくつかのドラマ
にチョイ役で出たことはある。ただ、そのほとん
どはアナウンサー役だ。
 安住くんは「キムタクと同期の副操縦士」なん
ていう役で、しかもドラマは初回が30%を超え
るほどの人気だ。傍目には面白そうだが、考える
と気の毒になる。

 自分が出た時も、NGを出して他の役者さんに
迷惑をかけないようにと、短いセリフを必死に練
習した。間違える方がおかしい位に練習したが、
カチンコが鳴った途端、真っ白になった。今まで
そんなものを鳴らされた事が無かった。ちなみに、
今まで私は、生放送で真っ白になった事は一度も
無いのだ。かなり動揺した。

 実は、普段もっと長い原稿を覚えて喋ってはい
るのだが、私達の仕事の場合は一字一句間違えず
に読む必要は無い。自分の言葉で、同じ内容を伝
えればいいので、原稿を覚えるのではなく、伝え
たい内容と段取りを頭に入れるのだ。

 だが役者は違う。きちんと台本があって、それ
を覚え、かつ演じる。スタジオという同じ場所で、
同じテレビカメラの前でやる仕事だが、全然違う
のだ。ほんのちょい役でも、それは痛感した。テ
レビに出ているからといって、ドラマにも出られ
るというものでもない。

 安住くんも実際、とても緊張すると話していた。
元々あまり休みが無いだろうから、きっとほとん
ど休みが無い状態だろう。それだけでも大変なの
に、先日取材を受けてもいない雑誌に「安住アナ、
キムタクについて語る」というような記事が出て
ものすごく困ったそうだ。かわいそうに。

 さて、明日の内容はドラマとは全然関係無い話
だが、さすが安住くんだなーと思うところがいろ
いろあって楽しかった。ぜひご覧下さい。


2/6

 一昨日の「ニュースの森」(TBS)。

 スーパー小学生の特集で、なんと身長が191
センチもある6年生の男の子が紹介されていた。

 制服を着て、半ズボンを履いて、ランドセルを
背負って学校に行く男の子。有り得ない光景だ。
アハハハハ。

 昔「投稿! 特ホウ王国」という番組があった。
ウッチャンナンチャンが司会で、日本中の変なモ
ノや不思議なモノを紹介するという内容だったの
だが、地方のネタの時には系列の局にアナウンサー
派遣の依頼が来ていた。
 通常は「男性アナウンサーを1名」という形で
FAXが来るのだが、ある日部長が「お前にご指
名だぞ」と言いながらFAXを手渡した。確かに
「今泉アナでお願いします」と書いてある。そし
てネタは「日本一背の高い小学生」であった。

 日本全国の男性アナウンサーの中で、私は多分
背が低い方から数えて5本の指に入ると思う。以
前、仕事をご一緒したレコード会社の人に「手乗
りアナ」というあだ名をつけられた程だ。
 特ホウ王国にはそれまでも何度か出演していた
ので、このネタなら絶対に私だ、とディレクター
の皆さんが思ったらしい。

 なんだかなぁ。でもご指名をいただいたのはあ
りがたいので取材に出かけた。相手は173セン
チの5年生の女の子であった。お父さんが180
センチあって、2人の間に挟まれた私は、まるで
「捕らえられた宇宙人」のようであった。

 何ヶ月か経って、また部長が「これお前のこと
やろ」と言いながらFAXを持ってきた。ネタは
「日本一背が高い小学生パート2」、そして希望
するアナの所には、私の名前が無い代わりに「男
性アナウンサー1名(背の低い方お願いします)」
と書かれてあった。
 確かに前回、冗談で「このネタでご指名は無い
じゃないですか」とは言ったが、こんな書き方で
まっすぐ私の所に仕事が来るのなら、最初から指
名してもらった方がいいではないか。
 それにしても、日本一背が高い小学生が、なん
でまた福岡県にばかりいるんだろうなぁ、と思っ
たのを覚えている。

 今度の取材相手は、182センチある6年生の
男の子だった。見上げて話を聞くのだが、言って
いる事は普通の小学6年生、というのがものすご
く変な感じだった。だって20センチ以上違うん
だもん。

 それがとうとう191センチまできたか。私と
の差30センチ以上。ひゃーすごいな。
 この男の子は現在バスケットボールをやってい
て、背が高いだけでなく、プレイヤーとして非凡
なものを持っているそうだ。小学生がガンガンと
ダンクシュートを決めるというのもすごい。ぜひ
日本を代表するバスケ選手になって欲しいなぁと
思う。

 実は、最初に取材した女の子は、顔もかわいかっ
たので、放送終了後モデル事務所などから問い合
わせが相次いだのだ。その中にはバレーボール界
からのお誘いもあって、お父さんがバレーをやっ
ていたこともあり、結局彼女は、バレーボールが
強い小学校に転校してしまった。
 いくら家族で決めた選択だったとしても、番組
に出ていなければこうはならなかったかもしれな
い。自分達が彼女の人生を変えてしまったのかも
なぁ、と複雑な思いであった。

 その後彼女の事をすっかり忘れていたのだが、
一昨年に行われたワールドグランドチャンピオン
ズカップ(通称グラチャン)に出場した全日本の
メンバーを見て驚いた。彼女が入っていたのだ。

 その河村めぐみちゃんは、NECレッドロケッ
に所属しつつ、通信制の高校で学んでいる。高
校生で全日本のメンバーに選ばれる位、これから
の日本を支えていく期待の若手に育っている。
 ちなみに現在の身長は193センチ。私が会っ
た時から更に20センチ伸びているのだ。ひえぇ。

 本当のことを言うと、ねぇお願い、10センチ
ちょうだい、という感じだ。でも、背が低いおか
げで彼女に会えたんだという気もする。うーん。
 今まで、背が低い事でとりたてて損をしたこと
は無い。でも、伸びるとどんななんだろう、とい
うのはずーっとある。いわゆる叶わない夢ってヤ
ツですね。


2/3

 「いつもふたりで」(CX)。

 いわゆる月9。注目のトレンディドラマ。あは
は。なんかトレンディって、自分で使うとどうし
ても恥ずかしい言葉だ。めったに使いませんが。

 このドラマ、第1話を放送したところで、柏原
崇さんが病気のために降板することになってしま
った。そして代役に決まったのは、ここではおな
じみの葛山信吾さんだ。

 柏原さんには大変申し訳ないが、この話を聞い
た時、やったーと思った。代役であっても月9の
レギュラーはとっても大きなチャンスだ。

 病気のために引き受けた仕事を降りる、という
のはとても辛いことだ。多くの人に迷惑をかけて
しまうし、もちろん悔しい。それは経験したので
わかる。柏原さんには、でも焦らず、ちゃんと体
を治して欲しいと心から思う。
 そして、代役である葛山さんも、少なからず大
変であろう。すでに現場の雰囲気ができつつあっ
て、柏原さんの役作りに合わせて他の役者さんも
演技を作ってきている。そんな中に途中から入っ
ていくというのは、とても気を遣うことのはずだ。

 そんなに心配していながら、実は今日初めて見
た(すいません〜)。軽薄そうな出版社の社長、
という役は、葛山さんのイメージとは違うかなぁ、
と思いつつ見始めたのだが、最後まで見たら忘れ
ていた。
 柏原さんがやったのを見ていないけれど、多分
柏原さんの軽薄さより、もっと人の良さそうな軽
薄、になってるんじゃないだろうか。

 そういえば葛山さん、こないだ「美女か野獣」
にエリート弁護士役で出演していた。大学時代の
友人である松嶋奈々子さんに「ねぇ、仮面ライダー
って信じてた?」と尋ねられるシーンがあった。
小ネタだけど。

 葛山さんのあの誠実さがあれば、また絶対にい
い仕事をしてくれるはずだと思う。よし、今年も
勝手に葛山さんを応援することに決定。とりあえ
ず来週もちゃんと見ますー。ほんとに。


1/30

 「はなまるマーケット」(TBS)。

 自分の番組を取り上げるのもなんだが。今日は 
ネタがフグだったので、放送しながら心配であっ
た。

 私自身、フグをしょっちゅう食べるわけでもな
いし、フグを食べなくても人間は生きていける。
 でも、手が届く値段になっているのなら、たと
えそのフグが養殖ものであっても、1回ぐらいは
食べてみてもいいんじゃないか、と思いつつ今日
を迎えた。

 放送する題材を決めるのは私ではない。でも、
会議でみんながうんうんうなってネタが決まる。
みんなの努力で放送する事になったネタに関して
は、とにかく頑張って調べるしかない。

 フグなんて庶民的じゃないよなぁ、と心の中で
はちょっと思っている。でも、この値段なら食べ
てもいいかも、とも思っている。
 だから、どちらにもウソをつかないよう、両方
の言い分を伝える。おいしいかどうか、高いか安
いかについてはすぐ放送できるのだが、まずは両
方の言い分を聞くことから始めるのだ。

 結構真剣に、あのスタジオのあの場所に立って
いる、というのを理解していただけると、かなり
嬉しい。楽しそうに見えるようにとやってはいる
し、実際楽しくないわけではないのだが、心底楽
しいというのはなかなか無い。それだけ微妙な仕
事だ。責任もあるし。
 別に辛かったとか苦しかったとかいうのではな
いのだ。でも、何も考えずにのほほんとできる仕
事ではないなぁと毎回思う。

 放送では毎回テーマが決まっているし、時間も
限られているので、どうしても情報が限定的になっ
てしまうなぁと反省している。「さぁ、何を食べ
ようか」は、もうちょっと広い視点で食べること
について考えていこうかなぁ、と思って書いてい
るので、読んでいただけると嬉しいです。


1/29

 「日本列島元気満点! 力あわせてゴーゴゴー」
(CX)。

 なんとなく見ていたのだが、番組タイトルがわ
からなかったのでわざわざ調べてみた。こんな長
いタイトルの番組だったんだ。

 さて、今日は催眠術の先生が出て、催眠術をか
けまくっていた。

 実はこの先生と一緒にロケをやったことがある。
「アッコにおまかせ!」で、アッコさん始めスタッ
フ全員が禁煙にチャレンジする、という企画があ
り、その中に「催眠術を使って禁煙」というのが
あったのだ。

 番組プロデューサーやスタッフに「たばこが嫌
いになる」という催眠をかけてもらった。人によっ
てはかからないのだが、かかった人(プロデュー
サー)は本当にタバコが嫌いになっていた。もう
見る気もしない、というのだ。ホントに。
 その他にも、ADの女の子が「あのディレクター
がキムタクに見える」という催眠をかけられて、
真っ赤になってしゃがみこんでいた。

 タレントさんなら、ひょっとしたら番組の盛り
上がりのことなどを考えて、大げさにかかってみ
たりするのかもしれない。でも、スタッフが次々
とおかしな行動をとるのには目を疑った。疑いつ
つ大笑いしたけれど。

 「海馬」という本を読んだ時にも同じ事を感じ
たのだけれど、人間の脳って結構簡単に思いこん
でしまうものらしい。これを悪用すると犯罪にも
使えるし、洗脳もできるわけで。
 自分の脳と上手に付き合っていかなきゃなぁ。
上手に使ったり、上手に働いてもらったり。そし
て、脳も間違えるというのをわかっていた方がい
いと思う。間違えるんだとわかっていたら、修正
もできるんだし。


1/28

 「プロジェクトX」(NHK)。

 テレビを作った人の話。本当に、この人達の血 
のにじむような努力のおかげで今の私があるのだ
と思った。勝手にこっちで思っているだけだけれ
ど。

 でも、テレビが無かったら、私、仕事無いもん
ね。

 この番組、見る度に心のどこかしらが動くのだ
が、今日は真面目に感謝してしまった。本当にあ
りがとうございます。


1/27

 「トリビアの泉」(CX)。

 好きな番組なのに毎度毎度見るのを忘れる。今
日も気付いてテレビをつけたら番組終了直前だっ
た。ガッカリ。

 さて、さかなクン(ご本人の名刺によると、こ
の表記が正しいようだ)に会ってきた。(わから
ない方は下の「昨日までに見たテレビから」参照)
 さかなクンはテレビで見たまんまであった。も
うずーっとあんな感じ。そして思っていた通り、
ずーっと魚の話であった。

 合間を縫って、一応私生活についても聞いてみ
たのだが、本当に魚の話ばっかりであった。なん
たって、私が「初恋は?」と聞いたら「初恋は、
ウマヅラハギです!」と言うのだ。そりゃ魚だろ、
と思ったが、さかなクンは図鑑を開いて、その魚
がいかにかわいい魚かを教えてくれた。確かに目
に愛嬌がある魚なんだけど。ちなみに初キッスは
ハコフグだったそうだ。うーむ。

 それでもあきらめなかった私は「さかなクンは
デートとかしないの?」と聞いてみた。すると、
「ディズニーランドに行ったことがありますね!」
と言うではないか。「それでそれで?」「でも、
ずーっと魚の話してたら、それっきりでしたね」
 …また魚かよ!(さまぁーず三村さん風に)と
いう感じであった。ビールくんなんて安易なこと
を考えてはいけなかった。さかなクンは本当に魚
が大好きで、だからさかなクンなのだ。

 悪気とか邪念が無く何かが大好き、っていうの
はとても尊いしステキなことだと思う。それが仕
事になるなんて本当に素晴らしい。でも、さかな
クンは相当に努力をしている。毎朝漁師さんの船
に乗せてもらい、漁の手伝いをして、上がった魚
の中から売り物にならないとか珍しいものをもらっ
て帰ってくるそうだ。だから起きるのは毎朝4時
だとか。あと、わからない事があると、大学の先
生に電話をして聞くんだそうだ。これはテレビの
仕事をするずっと前からやっていたそうで、さか
なクンの質問に答えてくれる先生が何人もいるの
だ。先生が答えてくれる理由もわかる気がする。
お互い、魚のことが本当に好きで大切だから、損
得なんて関係無いんだと思う。
 「好きこそものの上手なれ」というのは本当に
そうだなー、とさかなクンのおかげでしみじみと
考えた。さかなクンありがとう。

 それにしてもさかなクンは面白くて、収録の最
中、仕事を忘れて笑いっぱなしであった。楽しかっ
た〜。放送は30日です。


1/23

 書きたいことはたくさんあるのだが、今週はな
んだか疲労困憊。はぁ。毎日一応開いて下さる方、
本当にすいません。

 さて、さっき「うたばん」(TBS)にさかな
くんが出ていた。

 知らない人は知らないかもしれないが、一度見
たら絶対に忘れない強烈なキャラの人だ。
 魚に詳しいからさかなくん。なんてストレート
なんだろう。しかも、魚が仕事になっている。大
好きな魚のおかげで生活できるなんてステキだ。

 実は、明日さかなくんと仕事をご一緒するのだ。
多分ずーっと魚の話なんだろうなぁ。合間を縫っ
てぜひ私生活についても聞いてみたい。でも私生
活も多分魚ばっかりなんだろうなぁ。

 ところで今日取材中、さかなくんのように好き
なことを仕事にするなら何だろう、という話になっ
た。ケーキが好きなドライバーのKさんはケーキ
くん。ビールが好きな私はビールくんがいいなぁ
ということになった。
 でも、ビールくんの仕事って何だろう。ビール
飲んでばかりで生活していけるんだろうか。その
前に34歳ではビール「くん」という名前は厳し
いかも。…じゃあビール「さん」? それもなん
かサザエさんみたいだし。

 そんなことを10分ほど真面目に考えていた。
バカだなー私。


1/16

 ここ数日、成人式の模様があちこちで。

 私は成人式に出ていない。ちょうど世田谷区か
ら渋谷区に引っ越したところで、両方から招待状
が届いていたのだが、その日起きたら昼過ぎで、
式典はとっくに終わっていた。
 まぁどっちの式に行っても知り合いもいないし、
最初から行く気がしなかった。その後、行ってお
けば良かったと思ったことも一度も無い。

 ちなみに大学時代、私はもう一度、式と名の付
くものを寝坊で欠席している。卒業式だ。信じら
れない話だがホントに寝坊して出られなかったの
だ。当時、働きながら大学に通っていたが、卒業
が決まってから退職を申し出たため、辞める前に
片付けておかなければならないことが山ほどあっ
て、仕事のことしか考えていなかった。卒業式の
ことを本当に忘れていたのだ。
 起きて、今日確か何かがあったはず、と思って
学生手帳を見たら卒業式だった。人生において一
瞬頭が真っ白になる、という経験が何度かあるが、
あの時もかなり真っ白になった。式はともかく卒
業証書はもらわなければならない。案内をよく読
んでみると、式終了後、教室で証書を渡す、とあ
る。

 それには間に合いそう(今、まにあいそう、と
入力したらマニア移送、と変換された。なんかす
ごいな。マニアをまとめてどこかに移送。うわ)
だったので普段着のまま慌てて大学に向けて自転
車を飛ばした。普段着っていうかジャージ。
 ジャージなんか着ていたのは当たり前だが私だ
けだった。あまりに恥ずかしかったので、どうやっ
て証書をもらったのかよく覚えていない。みんな
に笑われたのと、先生に何か言われたのと、逃げ
るように帰ってきたというのがぼんやりと記憶に
あるだけだ。人生の節目なのになんてことだろう。

 卒業式は出てみたかったなぁ。出たからってど
うだということも無いんだろうけど、でもなぁ。


1/9

 昨日見た「ニュースの森」(TBS)

 飲酒運転の被害についての特集。

 昨年末、松戸市で、酒に酔った男が運転する車
に、懇親会の帰りだった5人が次々にはねられ、
5人全員が死亡した。
 番組では、この事故で母親を亡くした、中学生
と小学2年の男の子、そして父親の様子を追いか
けていた。

 事故が起きてからまだひと月ほど。親子の生活
は一変してしまった。父親は慣れない手で食事を
作り、長男は皿洗いをするようになった。まだ8
歳の次男は、朝起きるとまず母親の遺影に線香を
あげるのが日課になった。

 クリスマスの夜、父親が車でケーキを買いにい
く。車内で記者が「クリスマスプレゼントは何か
考えてるんですか」と尋ねると、父親は「サンタ
さんへのお願いは、無理」と絶句し、涙を流した。
しばらくの沈黙の後、記者が「無理」の意味を問
うと、父親はこう言った。
 「お母さん。お母さんの顔も体も心も全部。そ
う言うんだよ」

 記者はその後、次男に同じことを尋ねた。答は
少し違っていた。
 「ドラえもん。ドラえもんがいたら、時間を戻
してもらって、お母さんが出かける前に『飲みに
いっちゃダメ』って言う。そしたらお母さん死ん
でなかった」
 次男はそう言いながら、溢れてくる涙を両手で
必死にぬぐった。

 クリスマスプレゼントにお母さんをお願いして
も帰ってこないことはわかっている。わかってい
てお父さんにわがままを言ったのだ。お母さんは
もう帰ってこない。お母さんに会うためには、時
間を戻してもらうしかない。そんな事はドラえも
んでなければできない。だから、記者に尋ねられ
た時にはドラえもんと答えたのだ。

 あの夜、お母さんに「行かないで」と言えば良
かったと、ずっと自分を責めている。そのことに
泣けて泣けて仕方無かった。自分に何かできたと
したらそれだったと悔やんでいるのだ。

 人間、生きていればいろいろある。でも、今こ
んなHPを読んで下さっていて、元気で生きてい
らっしゃる皆さん、その幸せをありがたく思って
下さいね。私も、自分が、そして周りの皆さんが
元気で生きていることが一番幸せだと思ってます。


1/4

「ウリナリ社交ダンス部炎の大復活!目指すは世
界大会SP」 昨日見たんですけど。

 芸能人が仕事の合間を縫って何かに挑戦する、
という点では「新春かくし芸」と同じだが、番組
としてはこっちの方が断然面白い。
 何が違うかって、真剣さ。社交ダンス部は私が
福岡にいた時からやっている。その頃から真剣だっ
たが、それからずーっとやってるんだからかなり
真剣だ。あと見てもらう場所が普通の大会だとい
うこと。1日何度も踊らなければならないし、ダ
メなら落ちるというのが本人達のやる気をかきた
てるのだ。
 最初に教わっていた先生が問題を起こしたもの
の、それでも先生を替えてまだ続いているという
のは、この企画そのものにそれだけのパワーがあっ
たということだと思う。

 このパワーを引っ張っているのは間違いなく杉
本彩だ。今回、三笠宮杯という大会で、ゴルゴ松
本・小池栄子ペアが2位になり、ナンちゃんと杉
本彩ペアは4位であった。100組出場している
大会なんだからそれはそれで偉いと思うが、杉本
彩は納得がいかない様子でかなり不機嫌であった。
 その時「ベスト・ビューティ賞は…杉本彩さん」
というアナウンスがあり、最初何のことだかわか
らなかった杉本彩は「ビューティ」という言葉に
反応して大泣きしながら表彰台へ向かった。ダン
スの評価とビューティはちょっと違う気がするが
彩にとっては問題無いらしい。それどころか試合
後「私がもっとも欲しかった賞」とまで言ってい
た。アンタさっきの様子じゃそんな賞があるの知
らなかっただろ、と思ったが本人があれだけ喜ん
でいるのだからまぁいい。

 杉本彩は以前にもこの番組で、ヒョウ柄の衣装
で登場した際「私、ヒョウよりヒョウ柄が似合う
女ですから」という名言を残している。よく考え
とそんなはずはないのだが、聞いた瞬間有無を言
わせず納得させるパワーがあるセリフだ。

 なんか私、じんわりと杉本彩にはまっているか
もしれない。いいなー闘志満々の女。お付き合い
するのは大変だろうけど。


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 CX「新春かくし芸大会」とNTV「全日本仮
装大賞」。

 今年の正月は仕事も無くのんびりしている。の
んびりできるかどうかがギリギリまでわからなかっ
たので何の予定も入れなかった。だから、久しぶ
りに正月らしい正月を過ごしてやろうと思って、
昨日は紅白とゆく年くる年、そして今日はかくし
芸を見ようと思った。子供の頃は正月といえばこ
んな感じだったよなぁ。

 紅白はものすごく久しぶりに見たのだが、なん
だか素直に見られない自分に気がついた。演出が
いちいちNHKっぽいというか、ぶっちゃけてい
えばあか抜けていない。日本全国津々浦々、子供
からお年寄りまでが見る国民的番組なのだから、
ああなるのは仕方無いとは思う。でもホントにあ
か抜けてなくて、なんだかむず痒い感じがする。

 今年一番印象に残ったのは、幸子でも憲一でも
なく「ジョン健ヌッツォ」さんだ。人の名前なん
だから突っ込んじゃ申し訳無いとは思うが、それ
にしてもヌッツォっていうのは新鮮な語感である。

 かくし芸も子供の頃は楽しみであった。マチャ
アキが必ずトリで大変な事をやって、必ず50点
満点を取る。正月はそういうものだったのだが、
体力的な問題からかマチャアキは(最近こういう
呼び方しなくなったなぁ)司会に徹するようにな
り、その頃から私はかくし芸を見なくなった。
 久しぶりに見たら、あんまり感動しなかった。
昔は、スターがあんな事やこんな事をするから面
白かったのだが、今はスターという感じの人がい
ない。皆さん忙しい仕事の合間を縫って本当によ
く練習しているとは思うのだが、なんだかワクワ
ク感が無くなってしまった。私も子供じゃないと
いうことか(当たり前だ)。

 かくし芸があんまり面白くないので仮装大賞を
見た。いつから香取慎吾が司会になったんだろう。
 仮装大賞は久々に見たら楽しい。私は以前、東
京女子体育大学の新体操部の発表会で司会をした
ことがある。ちょうどシドニーオリンピックの年
だったと思うが、4年生を中心とした部員が仮装
大賞に出場して優勝した。賞金でシドニーに応援
に行ったんだったかな。東女体大の体育館には、
今でも大きな200万円札のパネルが飾ってある
はずだ。

 なんだかぼんやりしていてうまく書けないなぁ。
あ、ご挨拶忘れてましたね。あけましておめでと
うございます。今年もマイペースで日々生きてい
きます。…大事な挨拶を最後に付け足すのもどう
なんだろう。新年なのに。

 そして。皆さん「ほぼ日」ご覧いただけました
か。私は見ましたよ。恥ずかしいなーもう。テレ
ビで顔出しておいて恥ずかしいっていうのも何な
んですが、なんだか恥ずかしいです。ふー。イズ
ミさんは今日(元日)の昼過ぎにようやく家に帰
れたそうです。お疲れさまでした。私、こんなに
のんびりしてて申し訳無いです。

2003年7月〜9月はこちらから
2002年の分はこちらから