2007-09-24
■午前二時、奇妙な車

夜中、人気のない道を歩いていると、原っぱに一台の車が止まっており、なぜこんなところに?と思ったぼくは、もちろんそれに近づいて行ったのだけれど、間近に来てみて、車を眺めたそのしゅんかんに、あ、これは、だめだな、と感じた。
ドアに貼りつけられた人形たちの、無数の背中。
なにかあるのか、と思い、車内を覗きこむも、人影はまったくない。
写真を撮る。そして、早く、立ち去ろう。
ぼくはフラッシュをたいた。その時、
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