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コマツ、来年度にも中国に持ち株会社制を導入
コマツは08年度にも中国に持ち株会社制を導入する。建設機械や産業機械の生産、販売会社などコマツが持つ現地関連会社の全株式を事業統括会社、小松中国投資(上海市)に移管。小松中国を中国本社と位置付け中国事業の意思決定権を持たせる。建機や産業機械需要の一層の拡大を見込む現地の経営判断のスピードを上げる。
コマツはすでに米州でコマツアメリカ(イリノイ州)に持ち株会社機能を持たせている。米の事業会社は40社。コマツ社内での小松中国投資の現在の位置づけは、米法人と同様に小松中国の意思決定を尊重する体制。中国は成長の過渡期にあり政府の政策の影響による市場の変化も激しい。中国市場の動きに素早く対応するには、小松中国に指揮系統を名実共に一本化することが効果的と判断した。
小松中国の傘下となるのは19社。
(更新日 2007年11月30日)
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