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日鋼記念病院:救命救急センター返上、来月届け出--室蘭 /北海道

 理事長解任に端を発し、医師の退職が相次ぐ事態となっていた医療法人「カレスアライアンス」経営の日鋼記念病院(室蘭市)は、脳梗塞(こうそく)など緊急医療を担う「救命救急センター」を返上する方針を固め、12月初めに道に届ける。11月末までに脳神経科と循環器科の医師5人が退職、あるいは退職予定で、事実上、同センターは機能停止状態だった。29日、勝木良雄理事長が明らかにした。

 勝木理事長によると、休診していた循環器科は札幌の二つの病院から出張医師を確保し、今月中ごろから一部の診療(火曜と木曜)を再開したが、常勤医師でないため依然として救命救急センターの役割を果たせない状況だった。返上は、地域の保健医療福祉推進協議会や道などの審議を経て正式決定する。勝木理事長は「行政や地域の判断に委ねたい」と語った。

 一方、法人の名称について、「医療法人・母恋」に変更する手続きを来月早々にも行う。札幌の天使病院は引き続き新法人名の元で経営するという。【新庄順一】

毎日新聞 2007年11月30日

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