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生活
原油高騰、暮らし直撃 値上げ直前 “駆け込み買い”殺到
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セルフ式ガソリンスタンドで灯油を買いだめする札幌市民=29日、札幌市北区 |
石油製品の小売価格が来月から大幅に上がるのを目前にした二十九日、灯油の“駆け込み買い”に走る人たちの姿が道内各地で見られた。道内最大の灯油共同購入団体である生活協同組合コープさっぽろには注文の電話が殺到、配送の車を追いかけて注文する人も現れる事態になっている。
コープさっぽろが定期配達の灯油価格を十二月一日から十七円引き上げるのに加え、石油元売り最大手の新日本石油も卸価格を同日出荷分から大幅に上げ、他の元売りも追随する情勢。
小売業者は「価格に上乗せせざるをえない」(札幌河辺石油)としており、現在一リットル当たり八九・九円(石油情報センター調べ)の道内の灯油平均価格は、十二月からは九○円台半ば−一○○円の域に達しそうだ。
札幌市北区のセルフ式ガソリンスタンドには灯油を求める人が列をなした。ポリタンク六個を持ち込んだ同区の自営業蜂谷孝夫さん(50)は「少しでも安く済ませたかった。どこまで上がるのか、こわい」と話した。
同区のコープさっぽろ灯油センターには二十八日までの三日間で約九万回の電話があり、「とにかく入れてくれ」という声が多いという。宅配のタンクローリー運転手牧野美彦さん(53)は「電話がつながらない客も多く、車を見つけると走って追いかけてくる人もいる」と話していた。
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