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百五銀行:元行員が2300万円着服

 百五銀行(前田肇頭取、本店・津市)は29日、三重県内の支店の渉外係長だった元行員の男性(38)が顧客から預かった現金など計約2300万円を着服していた、と発表した。同行は元行員を10月22日付で懲戒解雇処分にすると共に、前田頭取ら役員6人を含む当時の上司計約30人について役員報酬カットや降格などの処分にした。元行員は着服した全額を弁済しており、刑事告発はしない方針という。

 同行によると、元行員は2支店に勤務していた97年6月~98年6月と、02年11月~06年2月の計約4年5カ月間に、担当していた1法人と個人4人から預かった現金を入金しなかったり、預かった印鑑で無断で預金を引き出すなどして計2341万2000円を着服した。顧客の被害額は26万~700万円。

 今年8月の顧客からの問い合わせで着服が発覚した。元行員は「パチンコや飲食代のほか、消費者金融への返済にも充てた」と話しているという。【田中功一】

毎日新聞 2007年11月30日 1時30分

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