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泳ぐシカ・・・広島・呉沖で海保撮影

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瀬戸内海をすいすいと泳ぐシカ(26日、呉市安浦町の瀬戸内海で)=呉海上保安部提供

 広島県呉市沖の瀬戸内海で、泳いでいる子ジカを呉海上保安部の職員が撮影し、27日、写真を公開した。広島市安佐動物公園によると、道に迷ったりして海に落ちた可能性があるといい、「シカはせいぜい浅瀬を渡る程度で、足のつかない海中を泳ぐというのは聞いたことがない」と驚いている。

 同保安部によると、26日午後、呉市安浦町の馬島から南約300メートルの瀬戸内海で、体長約60センチのシカが馬島に向かって泳いでいるのを警戒中の巡視艇「おとかぜ」の同保安部職員が見つけた。近づいても逃げようとせず、近寄ってきて船体に頭を乗せて休むようなしぐさを見せたが、約40分後、無事に馬島に上陸して山に戻っていったという。

2007年11月28日  読売新聞)

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