世界エイズデーの12月1日に、大切な人と一緒に自転車で東京を走ってエイズについて考えようと、国際協力機構(JICA)の元青年海外協力隊員、山田耕平さん(28)が呼びかけている。山田さんは、隊員としてアフリカ・マラウイ滞在中にエイズ予防啓発ソングを作り現地で大ヒット。日本で昨年、新規のHIV(エイズウイルス)感染者・エイズ患者がともに過去最多となったことを知り、企画した。
啓発ソングは「ディマクコンダ」(現地の言葉で愛してるの意)。今月28日に日本語版も発売、売り上げの一部はマラウイのエイズ孤児支援プロジェクトに寄付する。
1日はエイズデーのシンボルカラーの赤を身に着け、正午に築地本願寺(東京都中央区)に自転車で集まり、新宿を目指す。参加目標は昨年の新規感染者・患者と同じ1358人。詳細はhttp://www.cog-way.com
毎日新聞 2007年11月30日 東京朝刊