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2007年11月29日(木) 19:15 |
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遺体の傍でL字型のカーペット発見
香川県坂出市で幼い姉妹と祖母が殺害され遺体が埋められていた事件で、事件現場から切り取られなくなっていたL字型のカーペットが遺体の傍で発見されていたことがわかりました。
警察の会見で、28日遺体の見つかった場所から切り取られたL型のカーペットとタオルが見つかったことが明らかにされました。 カーペットとタオルには血がついていて、川崎政則容疑者が「ここです。」と指差した遺体の西側に埋められていたということです。 また、午後6時から茜ちゃん彩菜ちゃんと祖母の三浦啓子さんの通夜が坂出市内の葬儀場で営まれています。 亡くなった祖母の三浦啓子さんと山下茜ちゃん、彩菜ちゃんの姉妹の死因は出血死だったこたこともわかりました。 幼い姉妹が巻き添えとなった凶悪な事件に、捜査本部では詳しい動機や経緯について、引き続き川崎容疑者を追及しています。 捜査本部は、29日朝から川崎容疑者が住んでいた坂出市谷町の家など2ヵ所の家宅捜索を川崎容疑者の長男立会いのもと行いました。 これまでの取調べで見つかっていない三浦さんの自転車と携帯電話について、捜査本部は川崎容疑者が遺体と一緒に自分の車に乗せ、遺体の見つかった資材置き場近くの坂出港に捨てた可能性があると見ており、近くアクアラング隊による海中の捜索を行う方針です。 祖母と幼い姉妹の3人の遺体が見つかった坂出市の資材置き場では、29日朝から花や果物を手向ける人が訪れています。 また、遺体の見つかった現場近くでは、午後1時すぎから再び立ち入り禁止の規制が行われ、捜索が始まりました。改めて血液反応を調べているということです。 28日、坂出市内の墓地で見つかった凶器と見られる刃物は、墓石を動かして中に厳重に隠されていたことなども明らかになっています。 川崎容疑者は、三浦さんの家に事件当日の16日の午前3時から4時に、鍵のかかっていなかった玄関から侵入し犯行に及んだと供述しており、捜査本部で裏づけを進めています。
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