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米国防総省、空母の香港寄港拒否をめぐり中国当局に正式抗議

  • 2007年11月29日 08:44 発信地:ワシントンD.C./米国
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2007年11月27日、横須賀(Yokosuka)の米海軍基地に帰港した空母キティホーク(USS Kitty Hawk)。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA

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【11月29日 AFP】米国防総省(Pentagon)は28日、中国当局が21日に空母キティホーク(USS Kitty Hawk)の香港(Hong Kong)寄港を拒否したことについて、中国に対し正式に抗議を行うと発表した。

 国防総省のジェフ・モレル(Geoff Morrell)報道官によると、中国担当の国防副次官は、中国当局に対しこの件について正式に抗議を行うと警告したという。

 これに先立ち、米国家安全保障会議(National Security CouncilNSC)のゴードン・ジョンドロー(Gordon Johndroe)報道官は、中国の楊潔チ(Yang Jiechi)外相がジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領に対し、今回の寄港拒否は「誤解」から生じたことであると説明したことを明らかにした。

 同報道官によると、ブッシュ大統領はワシントンD.C.(Washington D.C.)で楊外相と会談しこの問題を取り上げたが、これに対し楊外相は「誤解だった」と言明したという。

 モレル報道官は、国防総省はその説明で完全に満足したわけではないと述べた。

 また、米軍指導部は、前週の空母キティホークだけでなく、嵐を避けようとしていた掃海艇2隻の寄港も拒否したとして、中国政府を非難している。(c)AFP

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