中京大学 情報理工学部 情報科学研究科

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情報理工学部

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情報理工学部は1990年に開設された情報科学部をもとに2006年に開設された学部です.
情報科学部は,「情報科学科」,「認知科学科」,「メディア科学科」により構成されています.

杉浦由佳さん(2005年度 メディア科学科 4年生)

メディア科学科って何をするの?
 授業は情報科学部らしく,計算機の仕組みを知り,情報処理についての勉強をし,様々なツールの使い方を知り,プログラムを組み,山に登り,絵を描き,曲を作り,鉄を切断・溶接し,パフォーマンスをします.
 途中からどこが情報科学部らしいのかと言われてしまいそうですね.メディア科学科はアナログ・デジタルを問わずいろいろなことをしていますが,一言で言えば情報を伝える手段と方法を学ぶところです.情報には形がありません.様々な形で表現されて始めて,情報は相手に認知される形で伝えることができるのです.
 手段と方法を学ぶと言っても,それらついての全部を授業で教えてもらえるわけではありません.授業では様々なツールの基礎知識と多くのきっかけを与えてもらえます,それらの部品を観察し,試行錯誤しながら組み立てていくのはあなた自身です.そこからは積み木のように10人いれば10通りの表現方法が生まれてくるのです.
 計算機に入力があり出力があるように,人間にも入力があればそれを出力する力があります.いろいろな人に出会い,世界を見,体感し,それらの影響を受けて自分なりの表現を見出してみてください.
 そのための空間を,メディア科学科は提供してくれるはずです.


星野喬之さん(2005年度 情報科学研究科 情報科専攻修士 1年)

 自分は数学が好きなので,この大学で数値計算という分野の研究をしています.数値計算は,数学の1つの分野です.「情報科学と数学って何の結びつきがあるのかな?」と思う人もいるでしょう.計算したり,グラフを描くことを計算機に任せて,自分は計算の仕方や式の導出の仕方を計算機に教えています.でも,あんまり難しくないですよ.簡単に言うと一次や二次の方程式を解くといったことです.これらの発展的な内容を研究していますが,高校数学の知識の応用でほとんどできます.
 私は「高校で学ぶことって社会に出てから役に立つのかな?」と思う時期がありました.受験で必要なだけなら,時間の無駄ではないのかな?って正直思っていました.しかし,実際に大学で高校数学の知識を基に勉強して,研究したら,数学がこんな楽しいとは思いませんでした.今でも,高校の教科書とか見直すときがあって,「これはこんなことだったのか〜」っと改めて「数学ってすごいなぁ」って感動するときがあります.
 大学の講義は自分で好きなものを選択できるので,自分の研究したいことに関する講義を取ります.そこから得た知識や経験で,4年生で研究をします.また,この大学は2年生からゼミというのがあります.研究したい分野の教授のところに学生が集まって2〜4年生みんなで勉強をします.みんな研究したいことはそれぞれですが,研究したい分野が同じということもあってみんなで楽しく勉強できます.教授はいても,教授がテーマを出すのではなくて,自分たちでテーマを探して勉強や研究します.わからないことは教授以外にも先輩や友達に聴けば良いので,気軽に質問できます.
 そして今私は大学を卒業して,大学院にいます.それは,この研究が楽しくて,まだまだやる価値があると自分で判断したからです.将来はこの分野で仕事ができたら良いななんて思っています.
 皆さんも自分なりに好きで楽しく,それが仕事になることが見つかると良いですね.


志賀要さん(2005年度 情報科学研究科 認知科学専攻修士 1年)

 定時制高校に通っていました.中京大学認知科学科を卒業するまで7年かかりました.入学時に抱いていた8ヶ年計画からすると,1年早く卒業してしまったことになります.そんな私も,今や大学院生です.
 大学入学前に学部でどんな研究したいか考えている人は少数で,殆どの人は面白そうとか,興味のある系列だから何となくとか,結構曖昧な動機に支えられて大学選んでいると思います.少なくとも私はそうでした.しかし,本当はそういう動機が勉強(認知科学でいうところの「学ぶ」って事を)していく上での重要な要素で,このちょっとした動機付けによって,人は勉強できている気もしております.
 そういう意味では,今面白そうなものに釣られるのもひとつの手かもしれません.例えば認知科学とか,面白いですよ.


津田知一さん(2004年度 情報科学科 4年)

 情報科学部のある豊田学舎は些か不利な立地にあります.交通の便は悪いし,周囲に歓楽街もありません.休日で食堂が営業していないとき,お弁当を買うために1キロ弱離れたコンビニまで坂道を歩いて往復する羽目になります.理系の学生でありながら,「どこでもドアが欲しいなァ」などと非科学的な愚痴をこぼす日々です.
  しかし,近頃そんな豊田学舎も以前に比べ便利になってきました.スクールバスの本数も増えました.来年には愛環の貝津駅や,食堂と書店の入った新校舎が完成予定です.また,学生食堂のメニューやスポーツ設備が充実しています.学内の雰囲気も変わることだろうと思います.
  ところで,僕は情報検索やデータ解析の勉強をしています.ソフトウェアというとテレビゲームのようなメディア媒体を想像する人もいるかも知れません.しかし,本来,ソフトウェアの目的とはコンピューターを使って人の作業の操作を代行することにあります.そのため,僕のやっている分野は「モノを作る」というよりは「サービスを効率よく提供する方法を考える」学問です.情報科学の考え方の根底にあるのは数学です.でも,モノを作っているわけではないので,難しい理科の知識は要りません.「文科系にいるけど役に立つ学問がしたい」人や,「理科系だけどモノ作りの世界の,むさ苦しさが嫌だ」という人にもお勧めできます.僕がこの学校を選んだのも,物理や化学が苦手だったのが原因です.情報産業は景気が良いので,将来の就職のことを考えてもプラスになると思います.みなさんも情報科学部で充実した大学生活を送りませんか?お待ちしております.


上野貴也さん(2004年度 認知科学科 3年)

 情報科学部に三年いますが,パソコン持っていません.その理由を説明したいと思いま す.
  認知科学という学問の特徴として,心理学や言語学,哲学,脳科学など人間に関わる様々な分野の研究を織り交ぜて考える,ということがあります.つまり,認知科学科は情報科学部ですが,とにかくコンピュータに向かってなんとかしようとする学問ではない,ということです.だから自分のパソコン持ってなくても大丈夫です.だいたい,(自分は)課題とか宿題とか家に持って帰ったってやらないのでいらないです.課題は学校でやればいいです.学校が24時間営業しているのでやたらと便利です.
  もちろん,コンピュータをがしがし使って研究を進める方々もいます.研究の目的に合わせて使ったり使わなかったりしているのです.どうやら人間はとても複雑で賢い生き物のようで,人工知能を作って人間を再現することは果てしなく難しそうです.これを実現するためにはまず,人間についてもっと詳しく知らなければなりません.人間について調べるには,前述のような様々な分野について勉強する必要があるのですが,ともかくその上で,コンピュータを利用して人間のある一部分を再現したり,人間がコンピュータをより上手く使うためにはどうすればよいかを考えたりするのです.
  認知科学科では,学生の興味の幅を広げて,気になったことや知りたいことができたらそれをどんどん発展させることができるようなカリキュラム作りがなされてい(ると思い)ます.人間というものは,言われてみれば不思議なこと,わからないことだらけですので,話を聞いてみればきっと興味が湧くと思います.人によって千差万別いろいろな興味が出てくるでしょうし,認知科学科はどんな人でも歓迎してくれます.それこそパソコン持ってないような人でもオッケーです.


海渡麻美さん(2004年度 メディア科学科 4年)

 映画やゲーム,TVなどでCGがよく使われるようになり,今ではCGを使うことが当たり前の時代になってきています.
  このような新しい情報表現について学べるのがメディア科学科です.
  情報科学部は施設設備がとてもよく,24時間使えるコンピュータ室はとても重宝されています.私は情報科学部生には珍しく自分のパソコンをもっていません.しかし,下宿先が大学の近くなので,パソコンを使って勉強をしたいときは,いつでも大学に行って勉強することができます.また,メディア科学科では作品を作ることが多くなりますが,大学ではデジカメやビデオカメラなどの機材を借りることもでき,自由に自分たちで作品を作れる環境になっています.
  メディア科は,1,2年次では,「システム」「映像」「アート」「交流」 の4つの分野について幅広く勉強し,3年次からはその中から自分が興味を持ち,もっと勉強したいと感じた分野を専攻することができます.
  私は,映像分野に興味を持ち,講義は映像分野のものを多く受講し,ゼミもその方向に進みました.意欲的に勉強することで,研究を学会で発表するという経験も与えてもらいました.人前で話すことは得意なことではありませんでしたが,この経験によって自分にとても自信がつきました.
  大学は,どんどん自分からいろんなものに挑戦し,自分の可能性を見つけ,引き出していくところだと思います.
  みなさんもこの学科で,自分の可能性を見つけてみませんか?


高村達也さん(2004年度 メディア科学科 4年)

 これから大学進学を考えている皆さんへ少しでも参考になればと思い,私が四年間過ごしたメディア科学科がどのような学科なのか?とあらためて考えて みると,この学科は本当に様々な分野の研究を行っていると思います.
  映像という分野だけでもビデオカメラやコンピュータグラフィックス・アニメーションなど様々な手法がありますし,絵を描いている人もいれば音楽を研究している人もいます,そ してインスタレーションという分野では世界中の "物" 全てが表現の手段となり,自分のメディアになると言ってもいいと思います.
  メディア科学科ではその無数にある表現手段の中から,各々が表現したい内容やテーマを一番上手く他人へ伝えられると考える,最善のメディアを選んでいます.
  皆さんもメディア科学科へ進学を考えている方なら 『コンピューターグラフィックスで何か表現したい』 等のように何か興味を持っている分野があると思うのですが,実際に入学し講義を受けてみると今までに考えもしなかった表現手法が数多くあることにきっと驚くと思います,ですから今は映像・音楽・プログラミング・・・・・・など研究する分野を考えておくより 『何か表現したい』 という思いの 『何か』 にあたる,表現したい内容を考えておくことが大切だと思います.
  そして,もしも皆さんがメディア科学科へ入学することになった時,絵を描くのが上手い人よりも,プログラミングが上手い人よりも,表現したい
『何か』
を持っている人が一番大きく成長することができると,私は思います.
  言葉では他人に説明できない自分だけの感情や思いを持っていれば,きっとそれを上手く表現するための手段・メディアは,メディア科学科の講義の中で見つけることができるはずです.


並松鏡友さん(2003年度 情報科学科 4年)

 インターネットもようやく普及して携帯電話もパソコンも私たちの生活にあたりまえのように入り込んできた.いまや50歳を過ぎた人でも駅でピッピッとなにか調べているから本当にあたりまえといっても言い過ぎではない.しかし,使っているときにふとやってくる不思議な感覚.それは不満・不安となって私たちを襲う.あなたは口にしている.
  情報科学部はこの不満・不安のないシステムの構築に取り組んでいるといっても過言ではない.コンピュータを使っているとストレスが多すぎる.インターネットのサイトではどこになにがあるのか,ぜんぜんわからない配置で,画面を目でさがさないといけなかったり,入力項目が多くユーザーの回答で自動入力できそうなところができなかったり,混雑してつながらなかったり処理が遅すぎたり.ハードウェア・ソフトウェアの方では,処理に時間がかかって利用者に長い待機を強制したり,反応が悪かったり,設定がやたらと複雑すぎて把握できなかったり,使い方がわからなかったり.また逆にコンピュータで整理できることが.実際は紙で行われていることもあるという場合もある.ばかばかしい話だが,コンピュータで入力したものをいったん紙に出してそれをもとにもう一度コンピュータへ入力するという作業が行われているところがあるのである.本来のシステムとはそれを使うだれもがストレスを感じることなく理解でき使えることが本分である,俗にいう「やさしいシステム」であるはずなのだ.そうなれば場合によってはコンピュータという枠をはずれ,人間そのもののもつシステムの解明を試みることも必要かもしれない.人工知能もそこがあると思う.この学部の魅力だ.
  この分野は「生もの」だ.考えてみればASTRO BOYだって誕生して終了ではなく,誕生してからが物語の始まりで,人がどうあるべきか,ロボットはどうあるべきかを必死に模索していく.AIBO映画「AI」も同じ.誕生が終わりではなく,これからのロボットが,人が,どうあるべきかを模索する始まりである.すべてがそう.インターネットも理由はどうあれ人から生まれ,いまもなお発展を続けている.サイトも「多くの人に見てもらうためには」から使いやすいサイトへの模索が始まっている.オープンソースだって同じだ.コンピュータを通して人と人との交わりが,次第に使いやすく発展していく.そもそも終わりなんてない.
  ただし勘違いはしてほしくないのは,教員の先生方や先輩の私たちにできることはその分野への扉まで案内し,その後は助言することだ.マトリックスのモーフィアスの言葉を借りれば,この学部の4年で教員の方々できることは真実や事実,現実を見せ,扉まで案内することであって,扉はあなた自身が開くしかない.そのあとも助言はできるが実際に中を見るのは自分自身だ.この学部が学部生にできるのは,不景気の脱出口となるかもしれない「人とともに生きる」「人にやさしいシステム」への入り口へのガイドにすぎない.答えは示せない.いや,答えを出せる大学なんて実質ないんじゃないか.扉までいって,開けて,その中へ歩むのはあなたなのだ.
  最後に,扉までいこうと思った方,加えて開けて歩むことを決意された方,ぜひ当学部(中京大学情報科学部)も候補のひとつにいれておいてください.


柴田紗希さん(2003年度 認知科学科 3年)

 私は豊橋市の出身ですが,敢えて親元を離れ大学付近のマンションを借りて暮らしています.車がなくても,中京大生用の無料バスが1時間に何本も出ているので近くの駅まで移動することが可能です.また,豊田学舎の周りは原付に乗った中京大生がうじゃうじゃいるので,原付でも全く問題ないです.
  講義だけを受けることが大学生活ではありません.空いた時間を利用して資格取得をするのも良いし,アルバイトをするのも良い経験になると思います(お小遣い稼ぎにもなる).さらに,多くの人と知り合い楽しい時間を過ごすのも大きな財産となります.私は,充実した大学生活を送るためには自分の時間を多くとることが第一だと考えています.また,中京大学には教育奨励賞という嬉しい賞があり,毎年1年を通しての成績優秀者に奨励金が出ます.今年は現金で10万円をいただきました.そのお金で記念にGUCCIのバッグをGET☆少し誇らしく思っています.こんな思わぬ収入が中京大学にはあるのです.
  自分の考えていることがよくわからない,そんな経験ありませんか.考える・記憶するなどの知的活動のしくみについて,いっしょに考えてみませんか.私は最近,「人間対人間のコミュニケーション」に興味を持ち始めました.他にも謎は多く,気になることがたくさん出てきたので,大学を卒業してもここで学ぶ内容は私にとって永遠のテーマになると思います.また,人間について学んでいくうちに人と話すのが楽しくなりました.どんな仕事に就きどんな人生を送ろうとも日々関わっていくことですから,大学という社会に出る前の社会人予備軍として一度学んでみてはいかがでしょうか.
  認知科学は新しい学問領域であるため1,2年次は幅広い分野についての必須科目があります.そこで自分の興味ある分野を探り,3年次になれば講義が選択性なので自分の興味に合わせて講義を受けることができます.
  また,パソコンに触れたことがない人でも心配することはありません.私は機械が苦手でもちろんパソコンには無縁でした.しかしだからと言ってこれからの時代にパソコンも触れないようではどうしようもないと思い,ひとつのきっかけとしてこの学部に入学しました.得意な人・興味のある人はもちろん,私のように苦手意識を持つ人に敢えて近づいてみてもらいたいです.情報科学部の学生には24時間いつでもパソコンを自由に使える「コンピュータガーデン」という部屋があるので,まずはそこでパソコンに触れる時間を多くし,徐々にパソコンと仲良くなっていけば良いと思います.
  迷いはあってもなんとかなるものです.自分に合った大学を見つけるのが一番なのは当然ですが,外から見ていてもなかなかわからないものです.どんなことであれ,理想と現実のギャップは大きいものです.1度友人といっしょに中京大学豊田学舎に足を踏み入れてみるのもいいかもしれません.本で調べるのもいいですが,私は実際に肌で感じとることが大切だと思います.初めはなんとなく・・・でもいいじゃないですか.


高橋未知さん(2003年度 認知科学科 4年)

 皆さん,やらされる勉強は好きですか?
  高校までの勉強は,「やらされている」という感じが強いのではないでしょうか.しかし,大学では,自発的に考えることが多くなります.
  高校までは,テストで高い点数を取ることが良いとされますが,大学では,テストよりもよく考えることの方が求められるように思います.ですから,どの教科もバランスよくこなせていなくても,興味を持っているものがある人や,1つでもやりたいことを持っている人は,大学の勉強も意欲的に取り組むことができるのではないかと思います.
  私たちの学んでいる認知科学は,日頃のふとした疑問を真剣に科学します.「人間は,なぜわかったり間違えたりするのか」を実験や観察によって調べること,人がうまく考えられるように支援するシステムを作ること,人が使う「道具」を使いやすいようにデザインすること,人と同じような振る舞いをするコンピュータを作ってみること,などいろいろな角度から人を研究しています.
  人間観察が好きな人や,人はどうやって物事を考えているか,などに興味がある人には,この学問は向いているかもしれません.また,入学してから学ぶ人がほとんどです.一から学ぶことができるので,今まで考えたことがないような考え方をしたり,新しいものの見方で人間を見直すことができたりします.興味さえあれば,楽しんで学ぶことができる学問だと,私は思います.


芦木浩隆さん(2003年度 メディア科学科 4年)

 メディア科学科の一期生として3年以上が経過した.この学科で何をやってきたかというと,好きなことをやってきた.こう聞くと世間体的には聞こえは良くないかもしれない.けれど,真剣に好きなことを楽しく取り組んだ後の,身についている技術力や知識力ではどこの大学や専門学校に行っても身につくことが出来ないと実感している.
  授業は1から10を教える手法というよりも,1,2をキッチリ教えてもらう.そこから自発的にリサーチや研究を重ね,いつしか10以上のものに到達できる学科だと思う.ちょっとでも自発的であったり,そういう自分を伸ばしていける環境を求める人には最適な環境が用意されていると思います.
  アートとテクノロジーに触れられるのですが,将来的にはアート作品を制作する上での基本アプローチが商品開発にやくだったり,プレゼンに役立ったり現在に至って振り返ると授業以外で身につくことが多いのかなと思いました.


伊藤由佳さん(2003年度 メディア科学科 4年)

 全ての情報伝達はメディアを通して行われます.ではメディアとは何でしょうか.広義でそれは言葉であり画であり音であり情報です.「何か」を伝達するための手段,方法,媒体,それらをメディアと私たちは捉えています.
  中京大学のメディア科学科では,それらメディアをいろいろな形で学んでいきます.画を描き,映像を見,物を作り,音を聞く.目指すところはそういった芸術と呼ばれるメディアと,情報と呼ばれるメディアの融合です.0と1だけで描かれるメディアの世界の面白さがこのメディア科にはあるのです.


舟橋琢磨さん(2003年度 情報科学研究科 情報科学専攻 1年)

 皆さんは大学へ進学を目指しているわけですが,ただ漠然と「○○大学に行きたい」と思っている人,「△△大学の□□学科へ行って,将来は××になるぞ」と思っている人,様々な思いで,大学受験に臨んでいるかと思います.目標が漠然としている人もはっきりしている人も,中京大学情報科学部は歓迎します.情報科学部は,情報科学科,認知科学科,メディア科学科の3学科から構成されています.例えば,ここに1体のロボットがあるとしましょう.情報科学科は,ロボットに動作を与える為の手段を勉強します.認知科学科は,人間の「考える・学習する」仕組みを勉強して,ロボットに与える.メディア科学科は,ロボットからいろいろな情報を発するための素材作りをしている.このように,幅広い分野で勉強ができます. また,「コンピュータガーデン」というPCがたくさん設備された棟があり,その棟内に先生の研究室があるので,何かわからなければすぐに質問ができるので,研究環境もしっかり整っています.