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科学的応用力、日本6位に後退・OECDが概要、前回2位

 経済協力開発機構(OECD)は29日、2006年に実施した生徒の学習到達度調査(PISA)について、科学的応用力の分野の結果概要をホームページで公表した。日本はOECD非加盟国を含む全参加57カ国・地域中6位で、03年実施の前回調査の2位から後退した。トップは前回に続きフィンランドだった。

 PISAはOECDが3年ごとに実施している国際的な学力調査で、知識の活用力を問う出題内容が特徴。多くの国で義務教育が終わる15歳が対象で、日本の高校1年生を含め約40万人が受けた。今回は重点分野と位置づけていた科学的応用力についての概要のみの公表で、読解力や数学的応用力など他の分野を含めた詳細な結果は、12月4日に世界同時発表される。

 科学的応用力でトップだったのはフィンランドで、得点は563点。香港が542点で2位、カナダが534点で3位だった。日本は531点。PISAはOECD加盟国の平均が500点となるように換算している。(23:43)

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