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「みのさん、オレが殺したんか」山下清さん「犯人扱い」に抗議

2007/11/29      このエントリーを含むはてなブックマーク はてなRSSに追加 この記事をBuzzurlにブックマークする この記事をクリップ!   Yahoo!ブックマークに登録   コメント  

   香川県坂出市の三浦啓子さん(58)と孫の山下茜ちゃん(5)彩菜ちゃん(3)姉妹の遺体が2007年11月28日に発見された。殺害・死体遺棄容疑で逮捕されたのは、三浦さんの義弟・川崎政則容疑者(61)。姉妹の父親・山下清さん(43)はこれまでテレビなどが自分を犯人扱いしている、として「抗議」の意を示していた。

「僕じゃないと分ったとき、テレビが、謝ってくれるんですかね」

「テレビがオマエを犯人みたいに報道しておるぞ」

テレビ局の報道を批判する記事も多い
テレビ局の報道を批判する記事も多い

   3人が行方不明になってから、山下さんはテレビのインタビューに何度も駆り出された。本人は家族の捜索に少しでも役に立てば、という気持ちだったようだが、スキンヘッドの風貌と、独特の語り口、表情がテレビで流れる度ごとに、視聴者の中には「なんか怪しいのでは」という感じが広がっていった。だからなのか、「週刊朝日」の07年12月7日号には山下さんのこんなコメントが載っている。

「友達からは『テレビがオマエを犯人みたいに報道しておるぞ』と言われた(中略)自分でテレビを見ても『犯人扱い』されとんのは感じるから。オレを知っとる人はわかってくれとうけど、他人なら『犯人ちゃうんか』と感じるような報道やと思う」

   ネットでも山下さんの実名を挙げて犯人と名指しする書き込みが横行。タレントの星野奈津子さん(20)も07年11月19日付けでブログに書き、事務所から1年の芸能活動休止処分を受けてしまった。

   そうしたテレビ報道の中でも山下さんが怒りを露にしているのがTBS系の「朝ズバッ!」の司会、みのもんたさんなのだという。先の「週刊朝日」によると、山下さん夫妻が事件に気づいて警察に捜索願を提出する際、事前に電話で通報することなく、いきなり警察署に出向いたことについて、07年11月19日の放送で、みのさんは「不思議です」と発言。山下さんは同誌に、

「みのもんたさんに聞きたかった。オレが殺したんかと」

   と話している。

   「夕刊フジ」も07年11月29日付けで「朝ズバッ!」問題に触れ、「みのもんた『謝罪せず』」という見出しを掲げ、

「(川崎)容疑者逮捕を受けて山下さんが絶句したとの記事については、『ま、早く見つかるといいね』と話すにとどめた」

   と書いた。つまり、女性タレントが「誤報」をブログに書いて謝罪、処罰されたのに、みのさんは何もしない、との批判記事だ。

テレビが、謝ってくれるんですかね

   「週刊文春」07年12月6日号でも、山下さんは強烈にTVを批判している。

「テレビ的には、親が殺した、言うた方が受けるかもわかりません。そやけど、ほんまに、目に入れても痛うない子供。宝物の子供。自分の手で殺すとかそういうことを、考えることすらしたくない。(犯人が)僕じゃないと分ったとき、大々的にやってきたテレビが、謝ってくれるんですかね」

   07年11月28日、山下さんは2人の娘と祖母の遺体を確認後、記者会見を開いた。そこでは、

「ばぁちゃんと子供たち、やっぱりだめでしたけど、帰って来ました。ほんま、報道の皆さんありがとうございます」
「やっと帰ってきたんやのぅ、ゆうて。やっとオレらの手に帰ってきたんやのぅ。そう(声を)かけました」

   などと憔悴した表情で、下唇を噛み締めながら涙ぐみ話した。 こうして事件は、一段落したようにも見える。しかし、新聞各紙の報道によると、

「川崎容疑者は『1人でやった』と供述しているが、捜査本部は共犯がいる可能性もあるとみている」

   などと書かれていて、「完全解決」とはいかなそうな感じなのだ。

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