
グリーンピース、任天堂に「有害物質使用」で最低評価
2007.11.28
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18:33
JST
- CNN/AP
アムステルダム──国際環境団体のグリーンピースは27日、電化製品を製造する各国のメーカーについて、製品に含まれる有害物質についての評価ランキングを発表、世界中で売れ行きが好調な家庭用ゲーム機器「Wii」を発売した任天堂が「0点」で最低評価だった。
グリーンピースは10点満点で、製品に含まれる有害物質や、製品を廃棄する際のリサイクルのしやすさなど、特に、環境問題についての取り組みを調査した。
その結果、最も評価されたのはソニー・エリクソンとサムスンの7.7点。逆に、評価が低かったのは任天堂の0点が最低で、続いてフィリップスの2点やマイクロソフトの2.7点だった。
任天堂については、すべての基準で「無得点」だった企業は、初めてだとしている。
グリーンピースが評価ランキングを発表するのは、今回で6度目。かつて高評価だったノキアやモトローラが評価を落としたことについては、強く非難している。
グリーンピースが発表した評価ランキングは以下の通り(獲得得点順)。
7.7点:ソニー・エリクソン、サムスン
7.3点:ソニー、デル、レノボ
7点:東芝、LG電子、富士通・シーメンス6.7点:ノキア、HP、
6点:アップル
5.7点:エイサー
5点:パナソニック、モトローラ
4.7点:シャープ
2.7点:マイクロソフト
2点:フィリップス
0点:任天堂