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空き巣:中国人4人逮捕へ 被害2億5000万円か

 埼玉や栃木など関東4県で空き巣を繰り返した疑いが強まったとして、埼玉、栃木両県警の合同捜査班は29日、栃木県小山市に住む中国籍の男3人、女1人の計4人を窃盗容疑で逮捕する方針を固めた。逮捕状を取って任意同行し、取り調べを始めた。容疑が固まり次第逮捕する。4人は今年2月ごろから少なくとも300件の空き巣に入り、被害総額は約2億5000万円に上るとみられる。窃盗団は敷地が広い留守宅を主に狙っていたとみられ、両県警は組織的で大胆な手口と被害の全容解明を進める。

 調べでは、4人は今月上旬、茨城県筑西市の会社役員の女性方に侵入し、指輪など貴金属類70点以上(時価総額約4000万円相当)を盗んだ疑いが持たれている。貴金属が入った金庫ごと持ち去り、近くの山林でこじ開けて取り出し、金庫は池に捨てたという。

 4人は栃木県のマンションを拠点に茨城、群馬、埼玉へ車で移動し、男2人が空き巣に入り、別の男1人は見張り役、女は運転手をしていたとみられる。夜間に留守の一軒家を狙い、ドライバーで窓を破るなどして侵入していた。両県警は、他にも1度に1000万円以上の貴金属類や現金が盗まれた被害を複数確認しており、4人は敷地の広い大きな家を狙って空き巣に入っていた可能性が高いとみている。【山崎征克、小泉大士】

毎日新聞 2007年11月29日 15時00分

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