(2006年11月6日 17時24分)
筑前町の中学2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺した問題で、福岡県教育委員会はきょう、いじめ防止対策本部の1回目の会議を開きました。 会議には県教育委員会の担当者らが出席し、冒頭、森山良一教育長が、「痛ましい事件を2度と起こさないよう、いじめ対策を抜本的に見直したい」と述べました。 教育委員会によりますと、筑前町が近く自殺の原因解明のための調査委員会を設置して年内に結論を出す方針であることから、この結論を分析した上で抜本的にいじめ対策を見直したいとしています。 また、対策を見直す上で教育委員会では、子どもがSOSを発信できるシステムやいじめを許さない教育環境づくりなどを、関係機関と連携して構築したいとしています。 |