(2006年10月25日 17時25分)
筑前町で男子中学生がいじめを苦に自殺した問題で、文部科学省の関係者がきょう相次いで福岡入りし、実態の把握に乗り出しました。 小渕優子文部科学大臣政務官はきょう午前、福岡県庁を訪れ、県の教育委員会から今回の問題の概要とこれまでの対応などについておよそ1時間にわたり聞き取り調査を行いました。 今月8日、国による聞き取り調査が行われた際、遺族などから現地調査の要望が出されたこともあり、小渕政務官は午後、筑前町役場を訪問し町の教育委員会からも事情を聞きました。 また、内閣の教育再生会議のメンバーである山谷えり子総理補佐官と「ヤンキー先生」として知られる義家弘介さんもきょう町を訪れ、学校関係者と遺族からそれぞれ事情を聞きました。 今後、実態を整理した上でいじめ防止に繋げたいとしています。 |