
人形師になって、顔をつくってみたかったの」という守屋さん。さすがに、表情をつくるのがうまいわけです。

ふとした仕草がキマって、絵になります。
帯の間に、きものの共布の小さな『プチ帯』を入れるのがポイント。スッキリと着こなせます。
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前向きになる秘訣
「このきものは、都会に似合うきものですよね。道行く人からすれ違いざまに振り返られる回数も、ほかのきもののときより多い気がします」。
撮影中に一人の外国人が話しかけてきました。紫藤さんのきものは、海外の人から見たら、日本の伝統衣裳にしては大胆なデザインと感じるのかもしれません。
スタッフがおどおどしている間に、守屋さんがペラペラと流暢な英語で応対してくれました。知的な一面を発見です。
「よくお友だちから、『どうやったらそんなにたくさん友だちができるの?』って聞かれます。私は人とのめぐりあいが楽しいんです。少し気持ちを前向きにするだけで、いろんなことが見えてきます。きものを着ることも、私にとっては前向きになることのひとつなんですよ」。
確かに、きものを着て帯を締めると、姿勢がよくなります。洋服を着ているときよりも積極的になれるという人は、案外多いようです。少し気分の沈んだときに、きものを着てみると、よい気分転換になるかもしれませんね。
「今は日本舞踊のお稽古を一所懸命やっています。一番楽しいのは、本番前に衣装をつけていくときですね。緊張感もあるけれど、だんだん役柄に気分が乗ってくる、その感覚がたまらないんです」。
どうりで、カメラの前でのポージングもお手のもの。指先の動きや目線の流し具合など、何とも色っぽく魅せてくれます。
「私が載った雑誌を見て、夫が惚れ直してくれるとうれしいな」とつぶやく、女の子のような純真さも見せてくれました。次は、旦那さまとふたりそろって、きものでお出かけできるといいですね。
この時季はきものを着るのが楽しい季節。旦那さまや彼氏、お友だちを誘ってきものを着て出かけてみませんか? 紅葉を眺めに、または街中にショッピングに……。普段の生活にちょっぴりアクセントを。きものがいいきっかけになること、間違いありません。

紫藤尚世さんの作品には、どれも小さな鈴がついています。これは紫藤さんの着る人の幸せを願うシンボル。かわいらしい心遣いがうれしいですね。
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青空が抜けるように美しい秋の日。街歩きの足取りも弾みます。 |
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