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過去の「今の椋川」へ

2月末の寒波は大雪になりました。
右の写真はわずか24時間で積もった分です。70cmくらい一気に降りました。
FUちゃんまたもお手柄!
3月7日夜、散歩の途中でイノシシと遭遇!
かなり大きなイノシシでしたが、餌不足のためか、かなり弱っている様子。
FUちゃん無謀にも、イノシシの鼻先に噛みついた!
ぶんぶん、と振り回されるFUちゃん。
あぶない!
でもなんとか体勢を立て直し、吠えたてる。
いつもおとなしいFUちゃんがこんなに勇敢とは、思ってもみなかった。
イノシシも「ぶひーーー」と吠え、威嚇する。
後ろに回り込もうとする。
さっきのイノシシの反撃で学習したようだ。
イノシシの鼻先が切れ、血が出ている。
うまく足にかぶりついて、道路脇の側溝に引きずり落とす。
転んだイノシシは鼻まで水に浸かり、ぶくぶくと音がした。
「これは仕留めるか?!」と思ったが、、
さすがにイノシシも強い。むくりと起きあがり、振り払う。結局この後、十数分の攻防があったが、FUちゃんはあきらめてしまい、イノシシをその場に残し家に帰った。弱っている上に、かなりの手傷を負っていたので、もう長くないだろうと思った。
それにしても野生のイノシシをこんなに間近に見たのは、初めて。かなりやせていたが、目の光は鋭く、野生を感じた。FUちゃんがいなかったら、逃げ帰っていたと思う。
翌日、私は山仕事へ行っていたが、その間にヤシヨモンのおじさんが、倒れていたイノシシを見つけて、足を1本持ってきてくれた。
肉は脂はほとんど無く「硬くて、あんまり美味しくないかも」とおじさんは言っておられたが、骨から肉をはがして、冷凍庫に保存してある。
まさに「豚足」であります。 この足、かなり重くて「早く写真撮ってくれ!」と撮影者に叫んだくらい。
愛娘の片足をつかんで持ってるのと同じくらいの重さだろうか。
後日談
 昔、猟銃を持っていてクマやイノシシを撃ったことがある、チョウゴロウさんに話を聞いたところ「結構大きいイノシシやなぁ。イノシシは2月頃に盛って、メスを追い回すから今頃のオスは弱ってるのが多いんやわ。きっとそのイノシシもそのクチやな」とのことでした。