現在位置:asahi.com>教育>子育て>育児ファイル> 記事 保育園を選ぶ:6 入園前に保育料の確認を 普光院亜紀2007年11月25日 園選びではまず中身が大事ですが、毎月払うものだけに保育料の額も無視できませんね。 認可保育園には所得に応じた保育料が設定されています。市町村ごとに世帯の税額に対応した基準表があって、入園が決定したあと、それぞれの家庭に保育料が通知されます。基準表は自治体のホームページなどで公開されていますし、窓口に相談すれば、入園前でも当てはまる保育料を教えてもらえます。 一方、認可外の場合は、年齢ごとの保育料になっていて、所得は関係ありません。たとえば、都内のある区の認可保育園と同区内のある認証保育所(A型)の保育料月額を比較すると、午前8時〜午後6時の1歳児(月20日間)で、認証は所得にかかわらず4万9350円であるのに対し、認可は世帯所得900万円の家庭で3万5700円、世帯所得1400万円の家庭で5万3700円でした(子ども1人の核家族と仮定)。 これを午後7時まで延長すると、認証は2万円、認可は4000円が加算。一方、1歳・5歳のきょうだいが在園する場合の月額は、認証が8万4000円になるのに対して、認可は世帯所得900万円の家庭で3万8520円で、第2子以降の支援が手厚いことがわかりました。 保育料が安ければ助かりますが、認可外の場合は、自治体からの補助金の有無や保育料を見て、よい保育をするための費用が調達できているかを考えることも必要です。 なお、基本保育料のほかに、入会金(認可はなし)、給食費、その他の経費が別途かかる場合がありますので、入園前に確認する必要があります。(「保育園を考える親の会」代表) 育児ファイル バックナンバー
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