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法務局“人権侵犯性”認める |
05/21 20:18 |
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福岡県筑前町の中学校で起きた男子生徒のいじめ自殺問題ですが、福岡法務局は、いじめ行為に人権侵犯性が認められたとして、当時の校長や元担任の教諭に対し、再発防止や反省を促す『説示』を行いました。
筑前町の三輪中学2年だった森啓祐さんは去年10月、いじめを苦に自殺しました。
福岡法務局は調査の結果、学校内での森さんに対するいじめの事実を確認し、「人権侵犯性が認められる」と判断しました。
このため、当時の校長に対して、「いじめに対する学校の認識や取り組みが不十分だった」として、再発防止などを要望する『説示』を行いました。
また、森さんへのいじめを誘発したとされる1年の時の担任だった男性教諭に対しては、「プライバシーを侵害するような言動があった」として、反省を促す『説示』を出しました。
さらに、現在の校長と町の教育委員会については『実効性ある改善策』を『要請』として求めました。
教育委員会は、「要請を重く受け止め、いじめ根絶のために一層の指導、支援を行っていきたい」とコメントしています。
また母親の美加さんは「学校や遺族が協力して、いじめを許さない社会を作っていくきっかけになればと思う」と話しています。
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