今年度の１２月補正額は、１億６，６００万円です。このうち一般会計の補正額は、１億３，０００万円で補正後の一般会計の総額は、２３４億７，０００万円になります。歳出のうち主なものは、総社大橋南の高梁川河川敷に広場を整備する経費として２７０万円、園児の増加に伴う常盤幼稚園の増築にかかる設計委託料として４００万円などとなっています。一方、歳入では、個人税や法人税など市税の増収を１億７，３００万円と見込み、財政調整基金からの繰入額を６，９００万円減額しています。また、条例案では、片岡市長の公約となっていた県内初となる市長の政治倫理を確立するための条例や小児医療費の給付を現行の小学１年生までを小学６年生までに引き伸ばす条例など９つの条例案が提出されることになっています。総社市議会１２月定例会は、来月４日に開会します。

玉野市の１２月補正予算は、１５億２５８万円でこのうち一般会計補正予算は、２億５，１９８万円です。補正後の一般会計予算の総額は、２０３億１８２万円です。歳出のうち主なものは、地震で津波が発生した時に緊急避難できる施設「津波避難ビル」を指定し、そこまでの経路を示す標識を作成・設置する費用として１０５万円などを計上しています。玉野市沿岸部のダイヤモンド瀬戸内マリンホテルなど３施設が指定される予定です。このほか、不足が見込まれる児童手当などの民生費で１億９，３００万円あまりを計上しています。競輪事業特別会計では、来年３月の記念レースの場外発売場を５つ増やすことに伴うもので、その経費として９億３、１５０万円を追加する一方、当初予算より１０億１，４００万円増の売り上げ見込みをたてています。この１２月補正予算案は、来月６日に開会する１２月定例市議会で審議されます。

倉敷市立第三福田小学校の４年生は、今年の春から総合的な学習の時間を利用して学校近くを流れる「砂川」の水環境を調べています。児童ら７４人は、学校から１０分ほど歩いて砂川の中流域まで移動し、川に捨てられたゴミを拾い集めました。川には、いたるところに空き缶やペットボトル、ビニール袋などが捨てられていました。砂川は、鷲羽山の中腹から呼松港まで流れています。児童らは、川の水質を調べ、下流域に近づくほど水が汚れていて、ゴミの量も増えていることを学びました。きょうは、３０分間ほどの清掃で軽トラックの荷台いっぱいのゴミが集まりました。第三福田小学校では、来月７日にこれまで砂川について調べたことをまとめて発表する発表会を開くことにしています。

ミニＳＬの試乗会には、園児８１人のほか、大内保育園万寿分園の園児や、地域の未就園児などあわせておよそ３００人が参加しました。このミニＳＬは、浅口市金光町のミニＳＬ愛好家がボランティアで持ち込んだものです。乗車した園児たちは、ミニＳＬの精巧な造りに目を輝かせ、歓声をあげたり手を振ったりして一周およそ８０ｍの旅を楽しみました。万寿幼稚園は、目の前に山陽本線が通っていることから、園児たちは、踏み切りの安全な渡り方など交通ルールについても学んでいました。

大会には、市内１６のグラウンドゴルフ同好会などから３２７人が参加しました。開会式では、大会長の片岡聡一総社市長が「全力を尽くしてがんばってください」と参加した人を激励しました。そして前回覇者の球友会の守安榮さんが「生涯スポーツの精神にのっとり健康増進・相互の親睦を図ります」と選手宣誓して、３組２４グループに分かれて８ホール２ラウンドで競技を行いました。参加した選手たちは、ホールポストへ狙いすましてクラブを振り、一打ごとに一喜一憂しながらゲームを楽しんでいました。なお大会の結果、下倉グラウンドゴルフクラブの浅野間カツコさんが２４打で優勝しました。

【結果】

１位 浅野間カツコ（下倉グラウンドゴルフクラブ）２４打

２位 竹内正義（あおい正木会）２９打

３位 栢野敏（きび路会）３１打

４位 加藤美世子（球友会）３２打

５位 瀧原洋志（総社東ＧＧ同好会）３２打