建物をなぎ倒す『震度7の帯』
図2は「近畿・中部地震の重ね合わせ震度」である。これは、活断層による39の地震、および名古屋市直下、阪神地域直下地震(M6.9)による震度の最大値を重ね合わせたものだ。
図2 近畿・中部地震の重ね合わせ震度
震度7を示す「赤色」、震度6強を示す「オレンジ色」が広く分布していることが一目瞭然だ。
図3 阪神・淡路大震災の『震度7の帯』
図3は「阪神・淡路大震災の『震度7の帯』」である。神戸の市街地を横断する長さ20~25キロの『震度7の帯』に沿って、すさまじい勢いで建物や高速道路がなぎ倒されたことは、記憶に新しい。
おしえてBP!
自然環境問題
- 外でうるさい選挙カー- 2007年11月28日 18時56分
- なぜ捕鯨拡大?- 2007年11月28日 08時00分
- 放射性汚染の2次的被害について- 2007年11月26日 21時19分
- 温暖化対策:ライトアップ or クールビズ- 2007年11月26日 20時57分
- 今年の冬- 2007年11月26日 18時29分
あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください
この連載のバックナンバー
- ナマズが起こした首都直下地震 (2007/11/14)
- 荒川氾濫、新橋・銀座・丸の内が浸水する (2007/10/31)
- 温暖化で東京沈没、そのビジュアルシナリオ (2007/10/17)
- 建築基準法は正体不明のヌエである (2007/10/03)
- 風水で地震を予知できるか (2007/09/12)