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震度7の建築経済学

建物をなぎ倒す『震度7の帯』

 図2は「近畿・中部地震の重ね合わせ震度」である。これは、活断層による39の地震、および名古屋市直下、阪神地域直下地震(M6.9)による震度の最大値を重ね合わせたものだ。

図2 近畿・中部地震の重ね合わせ震度

 震度7を示す「赤色」、震度6強を示す「オレンジ色」が広く分布していることが一目瞭然だ。

図3 阪神・淡路大震災の『震度7の帯』

 図3は「阪神・淡路大震災の『震度7の帯』」である。神戸の市街地を横断する長さ20~25キロの『震度7の帯』に沿って、すさまじい勢いで建物や高速道路がなぎ倒されたことは、記憶に新しい。

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