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サッカー天皇杯:浦和が初戦で姿消す大波乱…愛媛が金星

 サッカーの第87回天皇杯全日本選手権は28日、さいたま市の浦和駒場スタジアムで4回戦の残り1試合が行われ、大会3連覇を目指すアジア王者の浦和(J1)が愛媛(J2)に0-2で敗れる大波乱となった。これでベスト16がでそろい、J1勢は13チーム、J2勢が2、JFLが1となった。ワシントンら主力を温存した浦和は、後半20分に田中に先制ゴールを許すと、37分にも田中に駄目押しの2点目を決められた。5回戦は12月8日に行われる。

 ◇浦和、零封負けで3連覇逃す

 3連覇を狙う浦和がJ2愛媛に敗れ、初戦(シードのため4回戦から登場)で姿を消した。

 0-0で迎えた後半20分、まさかの先制点を許した。愛媛はタイミング良くオーバーラップした右サイドバック森脇の折り返しを、田中が豪快にボレー。ボールはゴール隅に吸い込まれた。J1屈指の堅守を誇る浦和の守備陣が、破られた瞬間だった。

 後半37分には、ゴール前で再び、田中に決められて万事休した。「愛媛は今季最後の大一番の意気込みで臨んでくるはず」と警戒していたオジェック監督の不安が的中し、今季J2で10位の愛媛に“大金星”を献上してしまった。

 本来の開催予定日がアジア・チャンピオンズリーグ決勝と近かったため、日程が延ばし延ばしになっていたこの一戦。J1連覇がかかる来月1日のリーグ最終戦に備え、ポンテやワシントンなど主力の一部を温存したとはいえ、選手層の厚さから致命的な戦力ダウンには至らないのが浦和の強みだったはず。だが、選手は集中力に欠け、攻守の歯車は最後までかみ合わなかった。

 後半27分には腰に不安を抱えてている阿部の投入も投入したが、実らなかった。ショックは大きい。【安間徹】

毎日新聞 2007年11月28日 21時07分 (最終更新時間 11月28日 21時51分)

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