ドイツの家主、10年にわたって賃借人を盗撮

2007年 11月 28日 13:11 JST
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 [ベルリン 27日 ロイター] ドイツ・バイエルン州の警察は、10年間にわたり、カメラやマイクロホンを使って賃借人の入浴・就寝中にスパイ行為を働いていた家主の男(60)を逮捕した。同警察が27日に発表した。

 それによると、男は10年前、同州インゴルシュタットに所有するアパートの2部屋の寝室、浴室、居間に監視装置を取り付けたという。

 男はこれまでに、現在の賃借人を含め少なくとも住人7人の生活を記録。同室への訪問者も監視の対象にしてきたという。 

 賃借人である女性が先週、部屋を掃除していた際に盗聴装置を発見。男はプライバシーの侵害容疑で逮捕された。

 男は警察に対し、賃借人や訪問客を監視および記録していたことを認めた。警察は男に性的な動機があったものとみている。