香川県坂出市の幼い姉妹と祖母が行方不明となっていた事件で、捜査本部は、逮捕した祖母の義理の弟の供述に基づいて、3人の遺体を発見しました。
捜査本部の置かれている坂出警察署です。死体遺棄で逮捕された川崎政則容疑者の供述に基づき、坂出港で3人の遺体を発見し運び出しました。
捜索は午前8時半過ぎから始まり、容疑者を乗せた車は27日、供述していた坂出市の五色台から進路を変え、現場となった三浦啓子さんの自宅から北西2キロの坂出港に向かいました。
死体遺棄の疑いで逮捕された高松市国分寺町の無職、川崎政則容疑者は、3人を五色台の山中に遺棄したと供述していましたが、28日、現場に向かう車の中で供述を変え、坂出市江尻町の坂出港周辺で遺体を埋めたことを証言しました。
警察が捜したところ、午前11時50分ごろ、埋められていた女性の大人1人、子供2人の遺体を確認し、遺体は先ほど午後2時に運び出されました。
現場には穴が2つあり、1つに成人女性、1メートル離れたもう1つの穴に2人の子供の遺体があったということです。ここからは遺体以外は見つかっていないということです。
警察では、これから香川大学医学部で、2人の姉妹の両親立会いのもと、遺体の確認を急ぐということです。(28日14:52)