北京五輪でのメダル獲得を目指すバドミントン世界選手権女子ダブルス銅メダルの“オグシオ”こと小椋久美子(24)、潮田玲子(24)組=ともに三洋電機=が五輪イヤーの来年、6年ぶりに“シングル対決”することが27日、分かった。2月3日に石川県美川町で行われるバドミントン協会のイベントで、エキシビションマッチとして対戦が計画されている。
協会関係者さえも「見たい」と断言する超プレミア対決が実現する。流行語にもなった“オグシオ”としてブレークしてからはもちろん初めて。前回の対決は02年全日本総合選手権の準々決勝で、この年の覇者・小椋が2-0(11-6、11-7)で潮田を下した。現在はダブルスに専念している2人だが、元々は同学年のライバル。高校時代までの実績は潮田が一歩リードしていたこともあり、エキシビションとはいえ、白熱の戦いが期待される。
現時点で世界ランキング7位のオグシオ。来年2月といえば、五輪切符確定へ向けて最後のヤマ場の時期。久々の“お宝対決”で、お互いの実力と絆(きずな)を確かめ合うことになりそうだ。