21日付星島日報によると、広州市内のある大型サウナ店が実施した集団検診で、サウナ嬢の8割が何らかの性病に感染している実態がわかった。大半が自覚症状がなかったといい、感染者の1割は入院治療が必要な重症だったという。
検診は、同サウナに勤務する130人を対象に専門医が実施した。大半が20歳前後の若い従業員で、客の求めに応じて売春行為をしていたとみられる。うち、性感染症にかかっていなかったのはわずか20人。大半が、何らかの性病患者だった。
目立ったのは尿道炎などだったが、中には淋病や梅毒、リンパ性肉芽腫など重篤な性病感染者もおり、十数人については入院治療が必要な状態だった。
買春に応じていたサウナ嬢のうち、9割がセックスの際に客の求めでコンドームを使用していなかったといい、病気に関する認識不足が感染拡大の主因だ。出張の際などにサウナ嬢側からの誘いがあった場合でも、自律を保つのが無難といえそうだ。<広東>