福山市は12月4日に開会する市議会定例会に、市立小グラウンドの防球ネットが倒れて女性が転倒した事故などに伴う損害賠償2件を提案、報告する。27日の市議会運営委員会で説明した。
市教委によると、防球ネットの事故は2006年12月に神辺町の湯田小で発生。ネットが強風にあおられ、学校南側の市道を自転車で走っていた50歳代の女性に覆いかぶさった。女性は右ひざを骨折し、3日間入院した。損害賠償額は96万7000円。
もう1つは、今年4月に曙町の曙小で起きた遊具での事故。放課後にグラウンドのつり輪で五年女児が遊んでいたところ、つり輪の留め金が外れて落下し、左ひざを打撲した。損害賠償額は2万9000円。
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