2007年 11月 27日 |
|
|
坂出市の行方不明事件で容疑者逮捕
|
△▼ |
坂出市で、幼い姉妹と祖母が行方不明になっている事件で、警察は27日夜、死体遺棄の疑いで祖母の義理の弟を逮捕しました。逮捕されたのは、行方が分からなくなっている三浦啓子さんの義理の弟で、高松市国分寺町の無職川崎政則容疑者(61)です。警察によりますと、川崎容疑者は今月15日の午後6時頃から翌日の朝までの間に、坂出市に住む、山下茜ちゃん(5)、山下彩菜ちゃん(3)の姉妹と、祖母の三浦啓子さん(58)の3人の遺体を車で運び出し、遺棄した疑いです。捜査本部によりますと川崎容疑者は、金銭トラブルのあった三浦さんを殺害しようと自宅に行った際、子供がいて騒いだため、3人を殺したと供述しているという事です。警察は28日、遺体を捨てたと供述している香川県内の山中を捜索する事にしています。
|
|
|
倉敷市のコンビニで強盗事件
|
▲▼ |
27日未明、倉敷市のコンビニエンスストアで現金約5万7千円が奪われる強盗事件がありました。犯人は現在も逃走中です。事件があったのは倉敷市上東のサークルK倉敷上東店です。27日、午前2時50分ごろ、客を装って店に入った男が刃渡り10センチから15センチの包丁を店長に向け、「金を出せ」と脅しました。男は店長が差し出した現金約5万7千円を奪い、車で東の方向に逃走しました。当時、店には店長のほかに女性店員1人がいましたがけがをした人はいませんでした。警察が強盗事件として捜査し、犯人の行方を追っています。逃げた男は年齢が50歳前後、身長160センチくらいの細身で上下が紺色のウィンドブレーカー姿だったということです。
|
|
|
石井知事、倉敷チボリ年内に方向性
|
▲▼ |
倉敷チボリ公園の市民公園化を倉敷市から拒否された問題で、岡山県の石井知事は、今後は、県が責任を持って協議を進め、年内に方向性を決めると話しました。石井知事は記者会見で「市民公園としての活用の選択肢が無くなった。チボリ公園を取り巻く状況は非常に厳しい局面」と述べました。その上で、今後は県が責任を持ってチボリ・ジャパンや地主のクラボウと協議し、年内には、基本的な方向性を示したいと話しました。岡山県は、今年9月倉敷市にチボリ公園の市民公園化を打診しましたが、多額の土地代の負担は困難として、倉敷市は先週、これを拒否しました。これを受けて公園を運営するチボリ・ジャパンは、29日、取締役会を開き、今後のあり方を検討する事になりました。
|
|
|
次女虐待で高松市の母親を逮捕
|
▲▼ |
15歳になる実の娘を数十回にわたって金属の棒で殴りケガをさせたとして、高松市の36歳の母親が傷害の疑いで、警察に逮捕されました。逮捕されたのは、高松市上福岡町の無職、山下直美容疑者36歳です。警察の調べによりますと、山下容疑者は、15歳の次女に年齢を偽らせ、夜間のアルバイトをさせていました。しかし、次女がアルバイト先に本当の年齢を教えたことに腹をたて、先月13日の午前1時ごろと、午後6時ごろに、自宅で金属の棒を使って次女の尻や頭などを数十回殴って、全治1週間のケガを負わせた疑いです。暴行を受けた次女が、子ども女性相談センターに相談し、先月15日に、センターが、警察に通報しました。山下容疑者は、「しつけのためだった」と供述し、容疑を認めています。警察では、日常的に虐待があったとみて、余罪を追及する方針です。
|
|
|
岡山市の区割りは3区の方針
|
▲▼ |
岡山市の再来年4月の政令市に移行した場合の区割りについて岡山市は27日、3区に分ける案を市議会に示しました。岡山市を3つの区に分ける方針は、高谷市長が、市議会の全議員に示しました。市民からは4つの区に分ける事を求める意見も多く寄せられましたが、岡山市は、有識者による審議会の答申とほぼ同じ3区に分ける案を選択しました。しかし、今回示された案では一部の場所で区の境が変更されています。市北部のA区には、地元の交通事情などから、当初、南西部のC区だった吉備、御南中学区を編入しました。東部のB区は、西大寺支所を区役所とする他、百間川より西の地域への分庁舎設置も検討するとしています。またC区は区役所の新設を目指し、政令市移行に間に合わなければ、暫定的に、灘崎支所に置くとしています。岡山市はさ来年4月の政令市移行を目指していますが、実現させるためには28日に開会する11月定例市議会で、関係する議案を可決させる必要があります。市議会では依然、4つの区に分けるべきと主張する議員もいて、審議の行方が注目されます。
|
|
|
故・木原光知子さんに特別功労賞
|
▲▽ |
先月、亡くなった岡山県ゆかりの元オリンピック選手、故・木原光知子さんに27日、岡山スポーツ記者クラブから特別功労賞が贈られました。この賞はOHKなどが加盟する岡山スポーツ記者クラブが木原さんの選手としての功績などをたたえ初めて設けたものです。贈呈式では木原光知子さんの母、綾子さんなど2人に賞状と盾が贈られました。59歳という若さで先月18日、くも膜下出血のため亡くなった木原さん。岡山市の山陽女子高校に在学していた1964年に当時、最年少の16歳で東京オリンピックに出場したほか、おととし開催された晴れの国おかやま国体では特別応援団をつとめるなど、岡山県スポーツ界の発展にも力を尽くしました。来月3日には岡山シンフォニーホールで「送る会」が開かれます。
|
|