2007年06月17日
生のブータントウガラシでブータン料理「エマダツィ」を〜「ガテモタブン」
ガテモタブン▼最寄駅：千代田線、小田急線代々木上原▼ブータン料理ほか
「種から栽培していたブータントウガラシが実りました。エマダツィ（ブータントウガラシとチーズの煮込み）の試作をします〜」とうれしい誘いが届いたので、代々木上原のブータン料理も楽しめるダイニングバー「ガテモタブン」へ。
「世界でもっともトウガラシを多用・多食する国〜ブータン王国」。しかし、現在の植物検疫法では日本国内に生のブータン産トウガラシを持ち込むことはできない。
そのため「ガテモタブン」では、関連するルートを使って、ドライ（乾燥）したブータントウガラシを主に使っている。
しかし、最強の辛さ＆ブータン現地仕様の料理を出すためにはやっぱり生のトウガラシは必須〜。ということで、ブータントウガラシの種を日本国内で植えて、「日本産ブータントウガラシ」を栽培する
試みを全国各地で行っている。今回は「沖縄産ブータントウガラシ」が実りを迎えたもの。
上の写真のものが「沖縄産ブータントウガラシ」。実物も京野菜の「万願寺とうがらし」にそっくり〜の見た目。
収穫された「ブータントウガラシ」（※写真の３本とも生でボリボリ。おおっ〜辛旨ではないですか〜。最近の沖縄は雨が多かったようで、水分を大量に含んでいた。
さっそく「生トウガラシ入りエマダツィ」を。
ドライ（乾燥）したトウガラシを使った「エマダツィ」とは明らかに辛さのベクトルが違う。
不思議だったのは、ひと口食べると、なぜか“タイ料理のニオイ”が感ｊられたこと。
これは私だけの感想ではなく、タイ・バンコクに住んでいたこともある〜という店長さんも、「タイ料理のニオイと香りがしますね。なんなんでしょう〜」と話していた。これは生のトウガラシを使ったことで、同じように生トウガラシ（プリックチーファーやピリッキーヌ）やハーブをを多用するタイ料理と似たニオイになったものだろうか。
味わいも、ドライ（乾燥）トウガラシを使った時と全然違う「別の料理？」と聞きたくなるほどの違いがあった。ほかにも生＆ドライのトウガラシをミックスしたタイプ（ドライトウガラシだけで作るエマダツィの香りがあり、生＋ドライそのものの味）なども試した。これから天日干ししたり、熟成したり、いろいろ試す〜とのこと。
北海道でも栽培テストを行っている〜とのことで、沖縄＆北海道産の「ブータントウガラシ食べ比べ」なんて企画も実現するかもしれない。
現地ブータンでもトウガラシの実りの時期しか楽しめない生トウガラシ入りの「エマダツィ」。
最近ブータンから入ったという「ブータン・ハイランド・グレインウイスキー」をちびちび〜と飲りながら、「エマダツィ」で美味しさ＆辛さを満喫〜。辛さを充分に楽しませてもらった。
トラックバックURL
この記事へのコメント
連れて行ってください。
お写真拝見させていただいた沖縄産ブータントウガラシ、生だとタイ料理のニオイがするんですか。興味深い話ですね〜。
デジカメの中の連日の取材データにもビックリしましたよ。今後ともご教授よろしくお願いいたしまっす。
これから北海道産や沖縄産第二弾など「ブータントウガラシ」の収穫がはじまるそうなので、ブータン現地でもめったに〜の「エマダツィ」が楽しめると思います。
（※入荷したら連絡しますね♪）
昨晩は「スリランカ料理」を存分に楽しめました。レモンピックルスの香りが舌にのこっているような気もしないではありませんが〜。
ブータントウガラシを加熱すれば〜なぜかタイ料理の香りがボワッ〜。不思議発見〜。
エスニカンさんにすっかり影響されて、最近辛い物に目が無いです。
もともと辛党でしたが、カレーやタイ料理の複雑な辛さにハマってしまいました。
毎日更新は大変でしょうが、これからも楽しいブログ期待してます！
ブータン料理が食べられる店は、日本でここ１軒、あとアメリカにも１軒＝世界で２軒しかないそうです。ブータン国内にも外食産業はほとんど存在しないそうで、ホテルがせいぜい〜なんだとか。
味は「エマダツィ」の場合は、トウガラシとチーズのみの味付けです。現地とチーズの味は違うそうですが、日本人にあう、ご飯にあうおかずです。
〉辛いものに目がない〜
ほかにも、にがい、すっぱい〜が好きです。
あま〜いのみ、そんなに得意ではありません。
あとは、「こってりしたモノ」がニガテです。
〉毎日更新〜
おかげさまで、どうにか１年７ヶ月連続更新できています。体調が思わしくなかったり、仕事で疲れがピークだったり〜。なんとか続けられるのはコメントいただいたり、毎日見に来てくれる方々がいるから〜です。いつまで続くかはわかりませんが、頑張ります。
やった！家でシャモダッツィとエマダッツィが食べられるのね。やり！
〉家で〜
生のトウガラシが分けていただけるかどうかはわかりませんが（※たぶん天日にあてて、乾燥させ、ストック〜の流れだと思います。トウガラシあってのブータン料理〜生命線ですので）、タイミングがあえば〜ということで！
製作会社は、情報を沢山集めていましたが、「ガテモタブン」もピックアップしていました。
資料には明らかにlivedoorのエスニカンさんのコメントを引用したと思われる文章がありました（笑）。
世界一辛いというインパクトに製作会社も惹かれたんでしょうね。
ちなみに、激辛通選手権は、食べる競争ではなく店やメニューのクイズです。
ＴＶチャンピオン出演ですか。それはそれは〜。
「ガテモタブン」は、ブータン料理の店自体が本国以外にはほとんどありませんので（※行かれた方もほかの国よりは少ないです。渡航者で年間日本人で３０００人ぐらい〜とか）データも少ないでしょうね。
くれぐれもお身体をいたわって、「激辛道」を歩んでください。影ながら応援しております。
実は、他は、メニュー名のインパクトや真っ赤な見た目に拘ったピックアックで、馬鹿馬鹿しかったです。
美味くて辛い料理のい通向けのクイズとは到底いかなそうです。
”激辛通5人組”に、事務所の仕込み子が混ざってるし（笑）。
エスニカンさんに登場して頂いた方が、よほど通向きかと。
しかし、TVはそんなもんなんでしょうけと（笑）。
制作サイドに「辛党」の方がいれば違うんでしょうね。仕込みが混じったりでは、「正統派辛党さん」にはツライものがありますね。
問題作成ならば充分に興味があるんですが、マニアック過ぎてだれも答えられない（※なんで「ココ壱番屋では辛さを強くすると、カロリーも高くなるんでしょう？」〜なんて迷惑な出題しちゃったり〜）。
でも辛党さん、体調万全で本番に臨んでくださいね。期待しております。
まさに製作サイドが辛党じゃないんですよ。
ピックアップしるのが、辛くなさ過ぎて知らないんです（爆）。
調べてみると、まあ”蔦カレー”より全然なレベル。
でも、製作会社の茶パツのディレクター野郎は、「ケツ痛くなっちゃいましたよ」とか言ってるわけですよ（爆）。
エスニカンさんに、世界の激辛というもの教示してもらいたいです。
最後のコメントですが、昨日酔っ払って、どうでもいいことを書き込みました。
大変失礼しました。申し訳ありません。
（※全然オーケーなコメントですよ）
〉「ケツが痛い〜」
自分で体験しようとする姿勢は買い〜ですが、
「ヒトのコメント勝手にパクるな〜」と言っておいてください。「なんならもっとケツ痛くしてやろうか〜」。
選手権名の検索で上位に出てしまいますので、訂正させて下さい。
上記は、撮影前の打ち合わせ時の憶測で、仕込みの子ではなく音楽家の方でした。
また、内容は想像以上に通向けのものとなっております。
エスニカンさんがお書きの店も出ましたし。