ゲームの「サクラ大戦」は終わったから、「サクラ大戦」のことを書くのも昨日の日記で終わりにするつもりだったのに、ドッとメールが来ちゃった。
お名前:けんた
E-mail:xxxxx@xxxxx.com
コメント:初めてメールします。もう他の人が指摘されていると思いますが「サクラ大戦」はマルチエンディングのゲームです。ゲームの進め方によっては、それぞれの登場人物がメインヒロインとなり、きっこ様の好きな、すみれさんとラスボスを戦うこともできます。さらに、高感度の高さによっては合体攻撃のスペシャルバージョンもあり、ムービーもそれぞれにふんだんに用意されていますので、是非いろいろ試してみてください。攻略サイトを参照の上、プレイされることをお勧めします。「サクラ大戦」はやりこみ要素の高いゲームですから、まだまだ遊べますよ。よければ、これからもゲームをプレイして感想をアップしてくださると嬉しいです。
お名前:クラサワ
E-mail:xxxxx@xxxxx.or.jp
コメント:きっこさん、こんにちは。いつも楽しく読ませていただいています。私はセガサターンで「サクラ大戦」の1作目が出た時からドリームキャストでの最後の作品になった4までを遊んでいました。それで今日の日記に「さくらとくっつくようになっている」と書かれていましたので、初めてメールさせていただきました。薄々気づいておいでかと思いますが、このゲームはときメモ要素がありまして、自分の好きな隊員をひいきにしていると、その隊員とのエンディングを見ることができるようになっています。戦闘以外のパートでなるべくすみれちゃんの肩を持つように選択していけばたどり着けると思います。目安は戦闘前に隊員全員のデータが出る場面で、お気に入りの隊員が何番目にいるかです。どうぞ頑張ってみてください。すみれちゃんのエンディングはBGMにすみれちゃんが歌うキャラクターソングが流れてステキです。それでは健闘をお祈りしています。
お名前:puipui
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:こんにちは、いつも楽しく拝見しています。さて、きっこさんももうご存知かもしれませんが、「サクラ大戦~熱き血潮に~」は今から10年以上も前にセガサターンのソフトとして発売されたもののリメイク版です。元のサターン版ではエンディングの相手は途中の会話などで変えることができました。私もすみれさんのファンだったので、すみれさんと最後二人で戦いました。リメイク版でもたしかできたと思うんですが。あと、いちどクリアしたあとは、そのデータでいろいろミニゲームができるようになります。こいこい大戦は本編以上に熱くなった記憶があります。それでは、これからも楽しく拝見させていただきたいと思いますので、お体にお気をつけてください。
‥‥他にも、同様のメールをくださった皆さん、どうもありがとうございました♪‥‥ってなワケで、あたしも、最初は、お気に入りの神崎すみれちゃんと仲良しになりたかった。だけど、すみれちゃんと会話になるシーンで、向こうから何か質問されたりして、こっちの返事が2択とか3択とかになるんだけど、その中で一番気に入られるような答えをセレクトしても、絶対にキゲンが悪くなっちゃう。それで、どんなにがんばってもダメなのに、主人公の真宮寺さくらは、どんどん好意を寄せて来て、あたしが他のメンバーにやさしい言葉をかけたりすると、ヤキモチを焼いてツネったりし始めた。だから、あたしは、「このゲームは主人公の真宮寺さくらとしか仲良しになれないように作られてるんだな」って思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、メールを3通も紹介したら、久しぶりにマクラが1000文字を超えちゃったけど、今日は「サクラ大戦」の話題じゃないから、チンプンカンプンな人も、もうしばらくお付き合いください。で、あたしは、ちょっとだけ調べてみたんだけど、「すみれちゃんはヘソ曲がりだから、普通に相手が喜ぶような返事を選ぶと逆効果で、ワザと怒らせるような返事を選んだほうがいい」ってことが分かった。あんまりちゃんとは覚えてないんだけど、たとえば、久しぶりにすみれちゃんに会った時に、「少尉、わたくしはどこか変わったと思いませんか?」とかって聞かれるんだけど、こっちからの返事は、「別に変わったようには見えないね」と「やさしそうな顔つきになったね」と「ますます美しさに磨きがかかったね」って感じの3択で、あたしは、「ますます美しさに磨きがかかったね」をセレクトした。いつもタカビシャのすみれちゃんだから、これが一番喜ぶと思ったからだ。
だけど、この返事をセレクトしたら、好感度が下がった時のジングルが鳴って、すみれちゃんは不機嫌そうな顔をして、「あ~ら、少尉もそこらの殿方と同じようなことしかおっしゃらないのですね」って言われちゃった。だから、このシーンだったら、たぶん、1番目の「別に変わったようには見えないね」を選んだほうが良かったんだと思う。いつも周りの人たちからチヤホヤされてるすみれちゃんだから、「褒められて当然」て思ってるワケで、だからこそ冷たい言い方をしたほうが、ハッとするのかもしんないってワケだ。
だから、そこまで考えてなかったあたしは、普通に喜ばれる返事ばっかり選んじゃって、すみれちゃんと会話になるたびに嫌われてくから、途中で「ダメだ、こりゃ!」って思っちゃった。だけど、真宮寺さくらの場合は、たとえば、精神的にまいってるようなシーンの時に、「ほっておく」「手をにぎる」「抱きしめる」って3択の中から「抱きしめる」をセレクトすると、「ピロリロリ~ン♪」ってジングルが鳴って、さくらが嬉しそうな顔をする。そして、どんどん好感度が上がってくから、あたしは、「真宮寺さくらとくっつくようにできてるゲーム」なんだと思っちゃったのだ。だから、おんなじ質問でも、相手によって返事を変えなきゃなんなかったワケで、こういうやり取りって、すごく難しい。そして、おんなじ返事を選んでも、人によっては誤解されちゃうこともある。
‥‥そんなワケで、今日、スポーツ紙やワイドショーで、矢田亜希子が赤ちゃんを産んだっていうニュースが報じられたけど、そのほとんどが、ダンナの押尾学が、自分たちのことを「美男美女の夫婦」って言ってのけたって部分をピックアップして伝えてた。たとえば、「日刊スポーツ」には、こんなふうに書いてあった。
(前略)押尾は「男でも女でもどっちでもいい。健康であればね。でもさ、美男美女の夫婦の子供で、かわいい子が生まれたの見たことがない」と、語っていた。(後略)
それで、スポーツ紙の記事を見ながら放送してたワイドショーでも、この部分を取り上げて、「自分で自分たちのことを美男美女だなんて、押尾さんらしいですね」ってコメントして、笑いのネタにしてた。だから、きっと、スポーツ紙を読んだ人たちも、ワイドショーを見た人たちも、みんな、おんなじように思っただろう。なんせ、押尾学は、「押尾語録」ってのが作られてるほど、自画自賛の嵐の天然男だから、こうした記事を読めば、誰もが「いかにも押尾学が言いそうなセリフだ」って思うからだ。
だけど、現場にいた知り合いのスタッフに聞いたら、この押尾学のセリフって、捏造されたものなんだって。ホントは、1人のレポーターが、「美男美女のカップルですから、きっとかわいいお子さんなんでしょうね?」って質問して、それに対して、押尾学が、「でもさ、美男美女の夫婦の子供で、かわいい子が生まれたの見たことがない」って答えたんだって。この流れを知れば、押尾学がお得意の自画自賛を炸裂させたんじゃなくて、何でもない普通のやり取りだったってことが分かったと思う。そして、このセリフは、「またまた押尾学が自画自賛のアホ発言をした」って思わせるために、悪意を持って編集されたものだってことも分かったと思う。
あたしは、世の中の多くの人たちと同様に、押尾学のことが大っ嫌いだから、こんなヤツのフォローなんかしたくはないんだけど、事実は事実としてキチンと書かなきゃなんないと思ってる。だから書いてるワケだけど、押尾学は、「赤ちゃんが男の子だった」ってことに対して、「男でも女でもどっちでもいい。健康であればね」って答えたワケで、そのあとの「美男美女のカップルですから、きっとかわいいお子さんなんでしょうね?」って質問に対して、「でもさ、美男美女の夫婦の子供で、かわいい子が生まれたの見たことがない」って答えたワケだ。だから、このやり取りには、どこにも、押尾チックな部分、テングになってる部分はない。それなのに、この2つのセリフを1つのカギカッコでくくって、いかにも続けてしゃべったように編集されたことによって、ミゴトなまでの押尾ワールドが全開になったってワケだ。
まったく言ってないことを言ったことにしちゃうのが「捏造」だから、この場合は「捏造」とはリトル違うと思うけど、それでも、別々の質問に対して別々に答えたコメントを1つにマトメて、発言者に特定のイメージを植えつけるように編集するってのは、事実をねじ曲げた情報操作に他ならない。今回の場合は、単なる芸能ニュースだし、おめでたい話題だし、笑い話で済むようなことだけど、だからって、報道する側が、何らかの意図を持って故意に発言を編集するのって、やっぱり許されることじゃないと思う。
それに、今回の場合は、揚げ足を取られないように言葉を選んでしゃべってた押尾学に対して、何とか自画自賛の発言をさせようと、わざと「美男美女のカップルですから、きっとかわいいお子さんなんでしょうね?」って質問したとも考えられる。そう考えると、レポーターもグルってワケで、こんな誘導質問で「美男美女の夫婦」って言葉を本人に言わせて、それをあたかも自分から言ったように意図的に編集したんだから、芸能ニュースであれ何であれ、報道する立場の人間としては、完全に良識が欠落した行為だと思う。新聞の記事を読んでるほうとしては、カギカッコでくくられた中は、その本人がしゃべった言葉として認識するんだから、そこにウソがあるのは許せない。
長くて分かりずらかったコメントを短く分かりやすくマトメて書くような場合には、絶対に意味が変わらないようにしなくちゃなんない。そして、どんな質問に対するコメントなのかを明確にしなくちゃなんない。たとえば、ヤミ献金を受けてた疑惑を追及された政治家が、「え~、私はですね~、う~、そういった献金はですね~、え~、いっさい受けた取ったことはですね~、う~、ございません」てコメントしたとしたら、これを次のように書くことは問題ない。
ヤミ献金疑惑について質問された○○氏は、「私は、そういった献金はいっさい受け取っていない」と否定した。
だから、今回の押尾学の場合も、次のように書いてあれば、何の問題もなかったのだ。
レポーターから、「美男美女のカップルですから、きっとかわいいお子さんなんでしょうね?」と質問された押尾さんは、「でもさ、美男美女の夫婦の子供で、かわいい子が生まれたの見たことがない」と答えた。
‥‥そんなワケで、フクダ内閣の支持率調査の結果が、どの新聞でも「不支持」が「支持」を上回ってるのに、読売新聞だけがいつまでも「支持」のほうが上回ってるって書いてるのは、誰が見たって完全に「捏造」だけど、今回の押尾学のケースみたいなのは、報道してる側の認識としては、良く言えば「演出」、悪く言えば「ヤラセ」ってことになってる。だから、あたし的には、悪質な「情報操作」だと思ってるけど、報道してる側としては、ぜんぜん問題ない「普通のこと」って思ってるワケだ。そして、こうしたことは、報道してる側だけの責任とは言いきれない部分もある。それは、読者や視聴者が望んでることでもあるからだ。
発言の意図を変えられて報道されることは、もちろん、押尾学本人にとっては不愉快なことだろうけど、新聞を読んでる人たちやワイドショーを見てる人たちの多くは、押尾学のニュースに何を求めてるのかって言えば、それは、聞いてるほうが恥かしくなるほどの自画自賛のコメントなのだ。つまり、「押尾学らしいコメント」を求めてるんであって、だからこそ、質問をするレポーターだって、何とか自画自賛のコメントを言わせようと、手を変え品を変え質問を繰り出してるんだと思うし、記事を書く記者だって、そうした部分だけをピックアップしてるってワケだ。
たとえば、今から11年前に、石田純一が長谷川理恵と不倫してる時に、アジのヒラキナオリで「不倫は文化だ」って言ったことにされて、今や石田純一の代名詞みたいに使われてるけど、実際には、こんな言葉は言ってない。ゴルフ場でマイクを向けられて、不倫してることについてコメントを求められた石田純一は、「恋愛にはいろんな形があるでしょ? 日本にも古くから、思うだけの恋とか、略奪する恋とか、忍ぶ恋とか、いろんな形の恋愛があるでしょ? そういった男女の思いが、優れた文学などの文化や芸術を生み出して来たんですよ」ってコメントしただけだ。それなのに、スポーツ紙の記者が、勝手に「不倫は文化」って言葉を捏造して、いかにも石田純一がそう言ったかのように、カギカッコでくくった大きな見出しにして記事を書いたために、石田純一が「不倫は文化だ」って言ったってことにされちゃったのだ。
‥‥そんなワケで、こうしたことは、最低限の良識を持った人間、最低限のモラルをわきまえた人間から見ればトンデモナイ行為だけど、日常的にヤラセやシコミが行なわれてるメディアの世界の人間にしてみれば、読者や視聴者を楽しませるための「演出」の範囲ってことになる。だけど、百歩ゆずっても、こうした「演出」が許されるのは、あくまでも対象が芸能人のゴシップまでの話であって、一般の報道にまで、こうした「演出」が日常的に行なわれてる現在のマスコミは、とてもマトモとは思えない。特に、耐震強度を偽装したマンションやホテルや原発や高速道路が全国に林立し、賞味期限や産地を偽装した食品が全国に流通してる現在のニポンで、そうしたニュースを報道する記事や放送までが内容を偽装されてるだなんて、あまりにもデタラメすぎる話だと思う。だけど、こんなにも意識の低いマスコミなんかには、もう、何ひとつ期待できないから、あたしは、国民のほうが、「新聞はすべて三流週刊誌」、「テレビの報道番組はすべてバラエティー」って意識を持つべきだと思う今日この頃なのだ。
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