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福岡・久留米市で暴力団関係者射殺、近くで刺殺事件も

2007年11月27日23時41分

 27日午後9時40分ごろ、福岡県久留米市合川町の路上で銃声のような音が聞こえ、男性1人が倒れているのが見つかった。男性は銃撃されたとみられ、間もなく死亡した。その約10分後には、近くの路上で50歳ぐらいの男が包丁を振り回しているとの通報があり、刺されたとみられる男性が間もなく死亡した。県警によると、死亡したのはいずれも指定暴力団道仁会(本部・久留米市)の関係者とみられ、暴力団同士の抗争に絡んだ殺人事件の可能性があるとみている。

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暴力団による抗争事件があった現場付近を警戒する警察官ら=27日午後11時12分、福岡県久留米市で

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刺殺事件のあった現場。目撃者によると、ビルの前付近に男性が倒れていた=27日午後10時32分、福岡県久留米市合川町で

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事件現場周辺の地図

 二つの現場は約200メートルしか離れておらず、西鉄久留米駅の東約2キロ。近くに住む男性(80)は「救急車やパトカーの音で家の外に出た。人だかりの中で倒れている人が心臓マッサージを受けていた」と話した。

 九州では、佐賀県や福岡県で、発砲による殺人事件が相次いでいる。

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