YUI ライブレポート

YUI
YUI Live 2007 at Nippon Budokan


2007年10月30日
日本武道館
<コンサートプロモーター:フリップサイド>



ステージが一瞬青く照らし出されると、中央にギターケースを抱えたYUIが登場。大歓声のなか、会場のほぼ中央に位置する、花道の先端にたどり着くと、アコースティックギターを取り出し、キャンドルに明かりを灯す…。
福岡の路上時代をほうふつさせるようなスタイルで、「It's happy line」「Good-bye days」の2曲を披露した。

メインステージに戻ると、いままでの雰囲気とは一変、「LIFE」などのノリのいいナンバーを展開し、会場を盛り上げていく。
「Happy Birthday to you」の前に、"今日は友達を呼んでいるので紹介します。クマのユーユー君です"というと、スクリーンにかわいらしいクマが映し出される。曲中はユーユー君のフリにあわせて、ファンも踊り、会場のテンションはさらに盛り上がっていった。
そして、ハンドマイクで、花道まで出て歌った「Winter Hot Music」に心を温められ、「I remember you」では、その透明感のある歌声で観客をひきつけていた。



すると、チャイムが鳴り、ファンにはおなじみの茂蔵の声が。そこから“YUI RADIO”の日本武道館バージョンのMCを展開。事前に募集したファンからの要望に応え、ものまねやドラム演奏などを披露。MCの最後はYUIのアコースティックギターの伴奏にあわせて、観客が「Good-bye days」を大合唱し、ファンには思い出深い演出となった。
そして、「LOVE&TRUTH」を、22人のストリングス隊をバックに、せつせつと歌い上げた。
その後、衣装を革ジャンに替えると、「RUIDO」「Rolling star」などのロックチューンで会場を盛り上げ、「My Generation」で本編の幕を下ろした。

アンコールでは、「Understand」をアコースティックギターの弾き語りで歌い、「feel my soul」などを披露すると、最後は「Thank you My teens」で締め、ステージ袖へとさがった。

会場が、ライブの余韻にひたっていると、突然、YUIが再登場。観客の大歓声がわき起こるなか、「最後に1曲だけ聴いてもらいたい曲があります」と「Tokyo」を歌いだす。途中、こみ上げる感情をこらえきれず、歌に詰まる場面もあったが、ファンの声援に後押しを受け、最後まで歌いきると、「今日は来てくれてありがとう」と会場に集まったファンにむけ、感謝の思いを伝え、YUIとファンによる温かみに満ちたひとときが終わりを告げた。



YUI初の日本武道館ライブは、路上から始まった彼女の原点を振り返るとともに、さらに成長を続けるこの先への期待を抱かせるのに十分なステージだった。


撮影=平野タカシ


【演奏曲目】
(1)It's happy line
(2)Good-bye days
(3)Merry・Go・Round
(4)LIFE
(5)CHE.R.RY
(6)Happy Birthday to you
(7)It's all right
(8)Winter Hot Music
(9)I remember you
(10)Skyline
(11)LOVE&TRUTH
(12)Driving today
(13)Last Train
(14)RUIDO
(15)Jam
(16)Rolling star
(17)Highway chance
(18)My Generation

【アンコール1】
(1)Understand
(2)HELP
(3)feel my soul
(4)Thank you My teens

【アンコール2】
(1)Tokyo


エンタメいちばん! YUI アーティストページ

その他の公演情報もたくさんあります!
公演情報は「エンタメいちばん!」へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

奥田民生 vs 木村カエラ vs B-DASH ライブレポート

『DOUBLEHEADER @ZEPP LEAGUE TRIPLEHEADER SPECIAL!!!』
奥田民生 vs 木村カエラ vs B-DASH


2007年11月12日
Zepp Tokyo
<コンサートプロモーター:ディスクガレージ>




奥田民生が、さまざまなアーティストを迎えて送るツアーの初日。




トップバッターは、木村カエラ。
タテノリの激しいロックチューン「Yellow」でのっけからファンの心をわしづかみにし、ファンも手を上げて熱狂!
スローナンバーも2曲披露したが、あとは彼女らしいパンチの効いたナンバーで押しまくり、トップバッターらしく、いっきに駆け抜けた。
また、奥田民生の「マシマロ」のカバーも披露。ミドルテンポの原曲とは反して、超高速のロックチューンに生まれ変わらせ、観客を圧倒した。




2番手はB-DASH。
会場が暗転してからもなかなか出てこず、会場内がざわめきだしたころ、メンバーがゆっくりと登場した。
楽曲は、「ちょ」などの人気ナンバーを小気味よく次々と披露。ロック、パンク、スカコアなどをベースとした曲を、彼ららしい緩急を付けた演奏で展開し会場中のファンを虜にしていくさまは、ライブバンドとして名を馳せている貫禄さえも漂う。

そして、GONGONが「みなさんは、奥田民生さんは好きですか?」という問いかけをして、木村カエラ同様に、彼の楽曲から「ワインのばか」をカバー。これも、緩急をつけたB-DASHらしい演奏が光っていた。


そして、待ちに待った奥田民生が、ファンの大歓声に迎えられながら最後に登場!
スタンバイをして「よし」と一言つぶやいて、1曲目の「明日はどうだ」を披露した。

その後も、「イナビカリ」「無限の風」など、近作からのナンバーを中心に展開。
ギターソロも弾きまくるなど、バンドのメンバーとともに、アグレッシブな演奏を終始繰り広げた。



また、この日の民生はMCも絶好調!
アルバム『奥田民生・カバーズ』『ユニコーン・トリビュート』の話では、「自分の曲をトリビュートされるのはいいですよ。みなさんもされてみては?」や、「無限の風」の演奏が終わった後では、「(このシングル)まだ出てないの?イントロ弾いたらシーンとしたから…(笑)」など、民生らしい緩くも、ちょっと毒もある発言で、ファンは爆笑。
演奏では格好よく、MCでは笑いをもとる、まさに民生の魅力があふれたライブとなった。

そして、アンコールでは、B-DASHのGONGONとコラボレーション。
ファンもこの夢の共演に興奮し、民生やGONGONも楽しげに演奏をし、この日のライブは幕を閉じた。

11月25日にはZepp SapporoでPUFFYと、11月27日にはZepp Sendaiでサンボマスターと、そしてシメくくりとなる12月7日にはZepp FukuokaでGRAPEVINEと激突する民生。
全国各地でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、楽しみだ。


エンタメいちばん!
奥田民生 アーティストページ
木村カエラ アーティストページ
B-DASH アーティストページ
PUFFY アーティストページ
サンボマスター アーティストページ
GRAPEVINE アーティストページ


その他の公演情報もたくさんあります!
公演情報は「エンタメいちばん!」へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

寒いときはライブで熱くなりましょう!

こんにちは!スタッフ壱号です

すっかり寒くなりました
風邪をひいてしまいました
皆さんもお気をつけくださいませ。

さてさて、いつもアクセスしていただき、ありがとうございます。
明日も迫真のライブレポートをお届けします


本当に寒くなりましたね。
でもこの季節は、家族でも恋人・友達同士でも、楽しいひと時を過ごせるイベントがたくさんありますね。

コンサートも11月から12月にかけては、たくさんの公演があります。

エンタメいちばん!」では、音楽を中心とした「ライブ・コンサート」情報をお届けしています。

大切な人と、大切な時間を過ごす、そんな素敵なひと時を演出するライブ・コンサートを見つけてください


その他の公演情報もたくさんあります!
公演情報は「エンタメいちばん!」へ

これからも、よろしくお願いいたします
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Aqua Timez ライブレポート

Aqua Timez
the“BiG BaNG”tour '07


2007年11月13日
Shibuya O-East
<コンサートプロモーター:フリップサイド>



ボーカルの太志が声帯の病気にかかり延期になっていた全国ツアー。これまで順風満帆に走り続けてきたAqua Timezが、初ともいえるピンチを乗り越えて到達したファイナルをついに迎えた。

神秘的なSEが鳴り響く中、カーテンの向こうからメンバーのシルエットが浮かび上がると詰めかけたファンは大歓声。そして曲と共にカーテンがいっきに落ちてメンバーが登場した。

1曲目は、ライブ映えしてファンにも人気の「1mm」。OKP-STARは頭を振りながら気合い十分にベースを鳴らし、mayukoは終始笑顔で、いよいよ始まったファイナル公演を楽しんでいるよう。
直後のMCでは太志が、彼らの思いを激白。「オレらは一発屋とか言われた時もあったけど、もう一発屋じゃないので、この歌を歌います」と、そのブレイク曲「等身大のラブソング」を披露。会場のファンも曲の心地よい音色に体をゆだねながら手を上げて気持ち良さそうに揺れている。
また、太志が「オヤジに向けて書いた」という「ハチミツ〜Daddy, Daddy〜」でも、ファンの手拍子が会場中に響き、Aqua Timezのライブらしい温かな雰囲気に。



「小さな掌」では、曲の最初と最後にそれぞれ、曲に込めたメッセージをスクリーンに出すなど、歌詞を大切にしている彼ららしい演出も。曲もさわやかなサウンドで会場中が温かな雰囲気になり、ファンをどんどん引き込んでいった。

そして、この日4回目となるMCは、OKP-STARの独壇場。「自分が『とう』と言うからみんなは『きょう』と言って」とコール・アンド・レスポンスを促すが、会場のファンは意味がつかめずにキョトンとして、失笑が。そして彼が「今日は岡田くんが来てます。スクリーンに登場します!」と言って「とう!きょう!」のコール・アンド・レスポンスがスタートすると、スクリーンには岡田くん(どう見てもOKP-STARなのだが…)が、「とう!きょう!」に合わせて、“ヘン顔”を作ると会場中が大爆笑!盛り上がるだけ盛り上がると、そのままヒット曲「ALONES」へ行き後半戦に突入した。太志も体を揺らしてステップを踏み、mayukoも手を上げて盛り上がる。そしてその勢いを加速させるように「シャボン玉Days」「上昇気流」「Mr.ロードランナー」とノリのよい曲を立て続けに演奏して、会場の熱気もマックスに!

ラストの曲に入る前には、太志によるポエトリーが。
「みんながしょっているものは、わからないが、無傷ではないということは共通をしている。痛みを分かち合うことで繋がっているんだ。Aqua Timezからみんなへ贈る曲です」と太志の熱いメッセージに、それまで大騒ぎをしていたファンもいっきにその言葉の一語一語に引き込まれていく。
そして最後の「白い森」を演奏。太志は、歌いながらファンをゆっくりと見つめ感謝の気持ちを表わし、ほかのメンバーも穏やかな表情で、温かな雰囲気で終了した。



アンコールに入る前には、スクリーンにファンからAqua Timezへのメッセージが流れ、そしてアンコールがスタート。
会場中で大合唱をしたり、みんなで持っているタオルを振り回したり、OKP-STARはギターをファンに弾かせようと投げ入れたりと、ツアーのファイナルらしい盛り上がりをみせ、このロングツアーは幕を閉じた。

メンバーは音楽をしていることが楽しくて、演奏中はいつも笑顔。太志が発する歌詞も等身大。そんな、常に自然体でいる彼らの気持ちが、こんなにも温かな雰囲気にしたということを実感した、実に心地よいライブであった。


【演奏曲目】
(1)1mm
(2)等身大のラブソング
(3)しおり
(4)ハチミツ〜Daddy, Daddy〜
(5)No rain,No rainbow
(6)決意の朝に
(7)小さな掌
(8)いつもいっしょ
(9)ひとつだけ
(10)greenbird〜Interlude〜
(11)星の見えない夜
(12)ALONES
(13)シャボン玉Days
(14)上昇気流
(15)Mr.ロードランナー
(16)白い森

【アンコール】
(1)千の夜をこえて
(2)暁
(3)自転車


エンタメいちばん! Aqua Timez アーティストページ

その他の公演情報もたくさんあります!
公演情報は「エンタメいちばん!」へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

LIVE SPEEDSTAR EXPRESS ライブレポート

LIVE SPEEDSTAR EXPRESS
〜15歳の初体験〜


2007年11月8日
SHIBUYA-AX
<コンサートプロモーター:ホットスタッフ・プロモーション>

SPEEDSTAR RECORDSのレーベル設立15周年を祝して行われたイベント。

ざわざわとした満員の会場を前に1番手で飛び出したのは、9月にデビューしたばかりの369(ミロク)だ。
トップバッターということもあり「楽しんでいきましょう!」と会場に投げかけると、「フワフワ」などアップナンバー2曲を披露した。

続くオープニングアクトとして、これまた11/7にデビューというニューカマーのCHERRY LYDER。
ギターを抱えて登場した彼女の後ろには、ピアノ奏者としてプロデューサーの阿部義晴も参戦。
デビュー曲「NAMUKINガール」などを元気に聴かせて会場を盛り上げた。

ライブの合間合間には、SPEEDSTAR RECORDSに在籍しているアーティストの、15歳のころの写真とそのころの初体験話しなどのVTRが流れ、会場をなごませる。



そして1組目のコラボアーティスト“つじあやの×山田将司(THE BACK HORN)”の登場に観客のキャーという歓声が響く。
「一番想像のつかない組み合わせなのではないでしょうか」とつじが言うと会場からは笑いが。

「最初はあやのちゃんの曲から」と山田が告げると、 ピアノを伴奏に「ゆびきり」を歌い上げ、この日のために2人で曲を作ったという新曲など、 骨太な山田の歌声と伸びやかなつじのボーカルが上手い具合に絡まって心地いいハーモニーが会場を包み込んだ。



またスペシャルアクトと題され登場したのは、原由子と風味堂のユニット“ハラフウミ”だ。 会場には驚きと歓喜が入り混じった声が上がり、「音楽を料理するという感覚でユニットを結成しました」と全員コックさんの格好でステージに。
バイオリンやトランペットなどの生演奏をバックに、新曲「夢を誓った木の下で」などをにぎやかに聴かせた。



“Cocco×岸田繁(くるり)”のコラボでは、「人が多すぎるや〜」とCoccoの第一声で会場は和やかなムードに。
「Coccoちゃんと!」「しげるくんです!」とあいさつすると、 「清らかな心で一曲目いってみましょぉ〜」と岸田のギターに乗せてCoccoが「エーデルワイス」を披露。

その後も、Coccoの「強く儚い者たち」を力強く、そして優しく歌い上げ、途中に「気分悪い人はいないかやー!? 頑張れよー!」とCoccoの励ましや、「15歳なんてまだまだだね、ジュース買ってこいよ!くらいかな(笑)」(Cocco)「そうやね」(岸田) と2人の息のあったトークで観客を一笑させると「初めて歌います」と、岸田のギターテクが光る新曲を披露。



ラストを飾るのは、背中が大きく開いた少しくすんだ赤いワンピースで登場したUAと、「ぼくはSPEEDSTAR RECORDSの専属じゃないけど、なんでここにいるのかな?(笑)」と会場を温かい雰囲気で包んだ細野晴臣のアダルティコンビ。

9月に発表された細野のアルバム『FLYING SAUCER 1947』の中から、2人が共演した楽曲「夢見る約束」などを熱唱し、夢のような一夜がしっとりと幕を閉じた。

…と思いきや、ピースをしながらジャンプしてステージを下りる姿で、最後に会場を盛り上げた。


【演奏曲目】
(1)フワフワ/369
(2)行かなくちゃ/369
(3)キャンバス/CHERRY LYDER
(4)NAMUKINガール/CHERRY LYDER
(5)ゆびきり/つじあやの×山田将司(THE BACK HORN)
(6)夢の花/つじあやの×山田将司(THE BACK HORN)
(7)いかれたBaby/つじあやの×山田将司(THE BACK HORN)
(8)新曲/つじあやの×山田将司(THE BACK HORN)
(9)夢を誓った木の下で/ハラフウミ
(10)オレンジジュース/ハラフウミ
(11)エーデルワイス/Cocco×岸田繁(くるり)
(12)強く儚い者たち/Cocco×岸田繁(くるり)
(13)新曲1/Cocco×岸田繁(くるり)
(14)新曲2/Cocco×岸田繁(くるり)
(15)夢見る約束/UA×細野晴臣
(16)ろっか・ばい・まい・べいびい/UA×細野晴臣
(17)夏なんです/UA×細野晴臣
(18)アイウォイワイアオウ/UA×細野晴臣
(19)ありがとう/UA×細野晴臣


エンタメいちばん!
369 アーティストページ
CHERRY LYDER アーティストページ
つじあやの アーティストページ
山田将司(THE BACK HORN) アーティストページ
風味堂 アーティストページ
Cocco アーティストページ
岸田繁(くるり) アーティストページ
UA アーティストページ
細野晴臣 アーティストページ


その他の公演情報もたくさんあります!
公演情報は「エンタメいちばん!」へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
前ページ