自民党の社会保障制度調査会医療委員会(大村秀章委員長)は27日、08年度診療報酬改定でプラス改定を求める方針で一致した。12月4日にも提言を取りまとめ、党執行部や政府に提出する。
委員会では「地域医療を守らないと自民党が崩壊する」などと3回連続マイナス改定が続く診療報酬をプラス改定に転じるよう求める声が相次いだ。大村氏は「危機感を持ち、プラス改定で臨む」と宣言。プラス改定を目指す議員連盟を28日に発足させ、全国会議員を対象とした署名活動も始める。【大場伸也】
毎日新聞 2007年11月27日 22時34分 (最終更新時間 11月27日 22時54分)