女たちの風林火山 戦国の乱世は武将たちだけが戦っていたわけではありません。女性たちもまた懸命にそれぞれの運命を生き抜き、戦っていました。
由布姫
出 自:信濃の諏訪家当主・諏訪頼重の娘
信 条:『私はもはや死ぬことは恐ろしくない…生きている方が恐ろしい…この世の方がずっと恐ろしい…さればこそ、私は見たいのです! 生きて、この世を見てみたい…』
*武田との戦いに敗れ、諏訪の桑原城で周囲から自害を勧められるが拒否し、勘助に向かって放った言葉。
性 格:激しい、真っ正直
子ども:晴信との間に誕生した男子・四郎(後の勝頼)。
敵  :甘利虎泰 『父君のように、ご自害のご決心がつきましたかな』
*由布姫が晴信の側室になることを阻止するため、由布姫に自分を討たせようと迫った。
味 方:山本勘助 『和子様、よくぞお生まれくだされた……あなた様は、この勘助の命にござりまするぞ!』
*由布姫とその子・太郎に無償の愛を注ぎ全身全霊で尽くす。
その他:横笛が特技。*たびたび晴信のために奏でる。
身上調査〈由布姫と三条夫人〉
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三条夫人
出 自:権大納言三条家の息女
信 条:『宿命を受け入れるも受け入れぬも、わたくしの心次第。ゆえに……案じておりませぬ』
*晴信のもとに嫁いでまもなく『この甲斐で暮らしてゆけそうか?』との晴信の問いに、『わかりませぬ』と答えたうえで告げた言葉。
性 格:穏やか、忍耐強い
子ども:3男2女。長男・太郎(後の義信)。2男は盲目となり出家、3男は早世。
敵  :山本勘助 『私には何やらあの者が、御屋形様に凶事をもたらしたように思えてなりませぬ』
*2男の次郎が失明した時期に勘助が武田家に仕官したことから、疫病神のように嫌う。
味 方:飯富虎昌 長男・太郎の傅役
身上調査〈由布姫と三条夫人〉
侍女対決〈志摩と萩乃〉
衣裳比べ
お互いを語る〈由布姫・三条夫人〉
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