日本紙パルプ商事は中国の段ボールシートメーカー、天津旭陽グループ(天津市)との合弁で、天津市に「天津日海輝陽再生資源」を12月設立する。資本金は約1億円。日本紙パルプの出資比率は50%で、現地資本は30%。日本からは紙管製造の北海紙管(札幌市)も20%出資する。
新会社は回収した古紙を保存する設備を新設、天津地域で回収業者を組織して事業を始める。日本紙パルプはその後、他の主要都市でも現地企業と組み、中国で広範な古紙リサイクル網を構築していく考え。2年後をメドに年間4万8000トン程度の回収をめざす。(07:00)