県と中野市は26日、同市立平岡小学校(寺島洋子校長)の4年生がインフルエンザに集団感染したと発表した。県内での集団感染は今季初めてで、例年よりも約2カ月早いという。同校では27日は4年生のクラスを閉鎖することを決めた。
同市学校教育課などによると、全校児童267人のうち、32人がインフルエンザに感染。4年生は34人中のうち、18人が発熱やせきなどで欠席し、15人はインフルエンザの症状を示したという。県健康づくり支援課は「インフルエンザの流行は例年よりも1カ月ほど早い。うがいや手洗いを励行してほしい」と呼び掛けている。【藤原章博】
毎日新聞 2007年11月27日