ビクトリア大学(カナダ)卒業。英文学専攻。15年ほど前に初めて来日し、その後は国内で自動車パーツを扱う会社のITコンサルタント、教育ソフトウェア会社でCADのプロジェクトマネジャー、アジアでB to Bパートナーをマッチングする会社のディレクターなどを経験した後、3年前より幹部クラスを中心としたヘッドハンティング会社Cole and Companyを設立。 グローバルなキャリアを持つメンターに、聞き手・池澤直美が迫るこのコーナー。今回は、15年ほど前にカナダから日本へ渡り、現在はヘッドハンティング会社の代表を務めるエリック・コールさんをゲストに迎え、お話を伺った。 コールさんは好奇心が強い性格も手伝ってか、日本について何も知らず日本語もまったく話せない状態ながらも、15年ほど前にカナダから初来日。その後、愛知県にある自動車パーツを扱っている会社でITコンサルティングの職に就いた。もともと日本に在住する意思はなかったものの、そこでたまたま将来の奥様となる女性と出会ったこと、日本の文化を深くまで理解できたことが在住のきっかけだとおっしゃっている。 それから、教育ソフトウェア会社でCADのプロジェクトマネジャー、アジアでB to Bパートナーをマッチングする会社でディレクターなどのキャリアを経て、3年前にはヘッドハンティング会社、Cole and Companyを設立。外資系企業のマーケティングディレクターなど幹部クラスの人材マッチングを中心に、アシスタントディレクターなど若い世代のマッチングも手がけている。 コールさんは日本で上記のようなキャリアを形成し、現在はヘッドハンターという職業に就いているが、大学時代はなんと英文学を専攻。文学は今の仕事だけでなくこれまでの仕事とも関連性がないように思える。しかし、文学はあらゆるビジネスに直結しているとコールさんは言い切る。また、ご自身の経験をふまえたキャリアの作り方も、インタビューのなかで何度も強調していた。 日本の文化を深いところまで理解しているコールさん。これから社会人を目指す若い世代の人たちに向けて、メンターとして何を伝えたいのだろうか・・・。 |