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2007年11月26日(月) 19:15 |
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シルバー人材センター問題で市民グループ監査請求
1億2000万円もの赤字を出している岡山市のシルバー人材センターの問題で、市民グループが岡山市がセンターに貸付金を支出しないよう求める監査請求をしました。
岡山市役所を訪れたのは市民オンブズマンおかやまの重田代表らです。 岡山市監査事務局の内田次長に、岡山市シルバー人材センターに対して1億2000万円の貸付金を支出するのは違法として、支出の差し止めを求める監査請求書を提出しました。重田代表らは市が示した再建案は甘く、これ以上税金をつぎ込んでも再建は難しいとしています。 一方、午後からの保健福祉委員会では、経営検討委員会で示された責任の所在や再建策などが報告されました。 再建策の素案では、職員の給与の20%カットなどで来年度は3700万円の黒字転換を見込んでいます。しかし、委員からはセンターとの協議不足を指摘する意見が相次ぎました。 岡山市ではシルバー人材センターとも協議を進め、9月議会で可決されたセンターへの貸付金1億2000万円の予算執行凍結解除を早いうちに求めたいとしています。
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