石川県及び福井県デジタル防災行政無線を免許
〜北陸管内で初めて都道府県デジタル防災行政無線システムを整備〜

　総務省北陸総合通信局（局長　福本　謙二）では、石川県及び福井県から申請があったデジタル防災行政無線システムに係る無線局の免許・変更申請について、１１月２６日付けで免許・許可しました。
　両県は、これまでアナログ方式の防災行政無線（地上系）を運用してきたところですが、通信回線の大幅な増強を図るとともに文字情報や画像等のデータ通信など高度な通信機能を実現するため、デジタル防災行政無線システムを導入することとしたものです。
　石川県のシステムでは、「いしかわマルチメディアスーパーハイウェイ（光ファイバ網）」を活用し、有線と無線が一体となる石川県デジタル防災行政無線システムとして整備するもので、中継局の設置箇所を増やすことにより、これまでに比べて通信エリアの拡大が図られています。
　福井県のシステムでは、既存のマイクロ無線回線網を活用し、福井防災情報ネットワークとして整備することにより、高い信頼性を保ちつつ大幅な高度化が図られています。
　今般導入するデジタル防災行政無線システムにより、災害対策本部と災害現場等の通信が飛躍的に改善され、災害時における一層迅速な情報の伝達・収集が可能になります。

【石川県及び福井県のデジタル防災行政無線システムの概要】

連絡先：無線通信部陸上課
（担当：苅谷、竹田）
電話０７６−２３３−４４８０