ネットゲリラ

凍死は事故責任で

賭博黙示録カイジ 価格：￥ 6,090（税込） 発売日：2000-05-25

おいら、今が株の買い時、なんて事は一度も書いた事がないんだが、今回ばかりはあえて書かせて貰う。何年に一度というチャンスだぞ。で、もちろんネタ元があるんだが、それが
先週の騰落レシオなのだ。
色々と世話になったりなられたりしているオフィスマツナガさんちなんだが、毎週、この騰落レシオというのをメールマガジンで配信しているわけだ。で、

騰落レシオは一般には、70から下になったら底値ゾーン。120から上にったら警戒ゾーン。シンプルなのは、70前後になったら買い。120前後になったら売り・・・・・売買チャンスは年に３－４回しかないかもしれないが、投資効果は相当の数字をだすと、過去の数字が語っている。複数銘柄でポートフォリオを組むのが基本。

一部上場会社のそれが、先週はずっと７０割れが続いていて、おいら覚えている限りでは、こんなの久しぶりなんだが、この理論に従えば、まさに「今が買い時」なわけだ。金持ちは黙って待っていて、こういうチャンスに複数銘柄を一気に買い集める。イザという時に、即、数千万は動かせないとね。で、

損切り逆指値。損切りができないのが一般の個人投資家。５％なら５％ときめて、買いの段階で、自動的に損切り指し値を設定。高値は追うが、その時も５％売り逆指し値を設定しておく。そして高値はとことん追う。

というのを黙って機械的に適用するわけだ。人間、欲が絡むと判断に「色が付く」ので、損はどこまでも追いかけるし、高値はビビって、慌てて売ってしまう。それをあくまでも理論的に、統計的にやるというのがミソなんだが、さて。

まぁ、即日、数千万円の現金を動かせて待っているという時点ですでに無理だし、博打だったら、あいにくとFXが忙しい盛りで株なんかやってる余裕がないよ、というのが投資家というモノなので、なかなか理論通りには行かないんだけどね。まぁ、言うまでもなく凍死は事故責任でお願いします。

覚醒剤の樹

東南アジアに渡った元・明のやきもの―太田新之介コレクション 価格：￥ 26,250（税込） 発売日：2003-04

タイは雨期の末期になっていて、もう大地がじっとり雨を吸っているので、夕方になって降る今日の雨に耐えきれずにバンコクでも下町のあたりは毎日、水没するような季節なんだが、まぁ、そういう陽気もおいらは嫌いじゃなかったりするんだが、忙しくてタイに行ってるヒマがない。最近は若いスタッフに任せきりなんだが、そんなタイでこんなNEWSが。

スコータイで日本人と思われる若い女性の刺殺体

　25日午後、スコータイ県県都内のワット・タパーナヒン付近にある草むらで日本人と思われる女性の刺殺体が発見され、氏名欄にモノコ（モモコ？）と書かれたラオスのルアンプラバーン発のバスチケットや現金2,860バーツ等の所持品が回収された。
　　女性は年齢は25歳位で死後4-6時間経っていると見られ、また女性が遺跡巡りをする為に自転車を借りていることから、自転車でワット・タパーナヒンを訪れた際に外国人目当ての強盗に襲われ、激しく抵抗した為に殺害されたと警察側は見ている。

yomiuriのサイトでは名前が出ているね。

タイ北部スコタイの寺院近くで２５日、２５歳前後の日本人と見られる女性が首を切られ死亡しているのが見つかった。女性は「カワシタ・トモコ」という名前で近くのゲストハウスに荷物を残しており、１人で自転車に乗って遺跡巡りをしていたと見られる。
　警察当局などによると、女性の遺体は、スコタイの観光名所の一つ、タパンヒン寺院の登り口で見つかった。所持していた現金は残っていたが、他の持ち物は見つかっていないという。

まぁ、アレだ。おいら臆病なので、一人で知らない土地をウロウロしたりしないんだが、日本の女の子は大胆だねぇ。で、この界隈はおいらちょっと土地勘があって、というのも、知人の骨董屋がいるわけだ。このオッサン、地中から中古のベンツと美人の嫁さんを掘り出したという凄腕なんだが、自宅の入り口には「カネの欲しい者はこの門をくぐれ」と書いてある。スコータイというのは遺跡が多いんだが、スコータイ焼きの窯跡も多く、その盗掘がひとつの産業になっているわけだ。で、カネの欲しいヤツは長い鉄の棒を持って雨上がりの土地を歩きまわり、頃合いの場所でずぶずぶと地中に挿す。水分タップリで緩んでいるから、簡単に入るわけだ。で、地中に陶片があったりするとコツンと止まる。その場所に目印をつけておいて、夜中に行って掘るんだけどね。運がいいと、カネになる陶器が出てくるわけだ。オヤジの店にはそうして盗掘された陶器が山積みになっていて、窯跡から出るジャンクは安いんだが、たまに、完品の皿なんぞも出てきたり、中国から輸入された明時代の染め付けが出てきたりするわけだ。で、ガラクタのまん中には何故か、ナマヅの殿下に盗掘品を献上しているオヤジの写真が麗々しく飾ってある。もちろん、タイの王室やお偉いさんにも献上しているそうで、でなけりゃ、こんな商売やってられないよ、という話なんだが、強盗なんかしなくても盗掘してりゃ良かったのにね。まぁ、タイ人は行き当たりばったりだから。

で、そんなタイでのこんな噂。覚醒剤の樹が摘発されたという話で、なんだよ、覚醒剤の樹ってｗ　なんでもシャブがなる樹のようでｗ

　11月14日、バンコク都内ノーンジョーク区で覚醒剤の材料となるアカネ科の樹木（クラトム）を栽培していた農家がいっせいに当局の手入れを受け、この日だけで12人が逮捕された。
　警察の調査により同区内の12か所でクラトムを栽培していることが判明。そのうち１か所、ナーさん（44）の所有する敷地では、200本以上を栽培しており、摘み取ったばかりの葉と乾燥した葉をそれぞれ束ねたものが多数、見つかった。また、葉の乾燥機も見つかっている。
　警察によれば、クラトムの葉は覚醒剤の材料となり、主にタイ南部の国境地帯に運ばれているおり、酒、お茶、咳止めシロップなどに混ぜて売られているとのこと。このため、無許可で栽培した者には2年以下の懲役、20万バーツ以下の罰金、もしくはその両方が科せられることになるという。

素晴らしいです。ぜひ、日本でも栽培して貰いたいですｗ　まだ指定薬物になってないんじゃないかな？　この葉っぱを「噛んでいると、力がみなぎってくる」のだそうで、そういえばタイには「おっぱいの大きくなる植物」なんてのもあったな。ガウクルアって言ったっけ？　アレは、確かにオッパイ大きくなるんだが、副作用でニキビが出来るし、飲むのやめるとまた萎んでしまうので役立たずです。

地元ネタですまんけど、木負と平井だ

ツァイ・ミンリャンDVD-BOX 「楽日」「迷子」「西瓜」 価格：￥ 13,125（税込） 発売日：2007-02-23

知人が遊びに来るというんで宿を手配したんだが、温泉がどこも満杯で、宿が取れないわけだ。これなら取れるだろうと狙った宿は「廃業しました」とか言われるし。まぁ、不景気が続くと弱いところから潰れるし、新規開店がないわけで、供給が減っているところに景気がちょっとばかり回復すると、もう、宿が満杯になるわけだ。もっとも、最近の客は「車で来てコンビニ飯食ってスーパーの駐車場に止めて寝て、カネを使わないで帰る」というのは変わらないし、銀座のネーチャン連れて10万円の宿に泊まるのが流行ってるというわけでもないんだが。

で、顔見知りの蜜柑園に寄ったら、オヤジさんが大忙しだった。「夏より忙しい」とかで、観光バスが次々やって来て、観光客が蜜柑をもいで食ってる。西浦の蜜柑は早生品種がちょうど食べ頃で、これからがシーズンだ。むかしの蜜柑は酸っぱかったが、最近では品種改良されて寿太郎とか、ずいぶん甘くなっている。で、そんな木負での話。

スカンジナビア号がいなくなった跡地なんだが、ずっと放置されているわけだ。それが、「東京の船会社が買ってリゾート・マンションとマリーナを作る」という話が出てきた。そこで探りを入れてみたんだが、土地が売買された形跡はなく、地元でも知らない人が多い。オカシイなと思ってまたまた探りを入れてみると、何のことはない、計画は頓挫している状況で、というのも伊豆箱根が「市役所にも相談しないで勝手にやってる」とか「魚の養殖やってる人が反対してる」とか、まぁ、アレだ、伊豆箱根というのは西武系で、西武といえば伊豆ではとても評判が悪い。もう何十年も前なんだが、地元で土地を買い漁って歩いた時、頭金だけ払って、なかなか残りを払ってくれなかったとかで、古くから住む地主たちの恨みの声がいまだに残っているわけだ。大正時代の話らしいが。で、スカンジナビア号も沈没させてしまったし、跡地もほったらかしだし、「意地でもあんな会社に協力してやるもんか」という声が大きい。つうか、蜜柑農家というのはもともと漁業だったんだが、魚が減って食えず、蜜柑も売れず、老人とカーチャンだけの仕事になり、トーチャンは沼津まで働きに出ているわけだ。息子や娘は東京に行ったまま帰って来ないし。「もう、開発なんてまっぴらだ。何もしたくないし、させたくない。このまま、父母伝来の土地に手を付けずに残したい」というのが地元の年寄りたちの声だな。

スカンジナビア号の跡地は、必ずしも伊豆箱根鉄道だけの所有ではなく、入会地とか共有地とか、所有権が入り組んでいるらしい。地元にしてみれば、使わないのだったら、地元にカネも落ちないので、オレたちに返せ、と言いたいわけだ。カネならないけど。で、あすこは、実は、ヨットハーバーを作るのに最適なんだけどね。となりの重須はすでに100隻を超えるヨットの拠点になっているし、木負にはスカンジナビア号の桟橋が残されているので、それを再利用すれば、わずかな経費で大きなヨットハーバーが作れる。ヨットというのはキールが底に突き出していて、水深のあるところでないと停泊できないし、陸揚げするのも大変だ。どこのマリーナでもヨットが扱えるわけではない。ところが、何故かあの桟橋は沼津市の所有だという話で、開発するとしたら沼津市の協力も欠かせない。海面使用権の絡みもある。で、その市当局と地元が話を聞かされてなかったり、反対していたりで、この話も先行きはあまり明るくなさそうだ。

伊豆の西海岸というのは古い土地で、縄文の遺跡もたくさんある。現在住んでいる人間も、そんな縄文人の直系の子孫なので、開発するとしてもカネでカタがつかない。「この土地を他人に渡したくない」という気持ちがとても強いのだ。なので、ちょっくら入れ知恵してやると、やたら土地を買い漁るのではなく、35年とかの長期の借地で、子々孫々の代には住民に土地が戻るという安心感を与えてやるのが利口だと思うよ。むかし地上げした土地も、住民に払い下げて、逆に長期に借り上げるような発想で動かすとか。地元にしてみれば、伊豆箱根に渡った土地が何十年かすれば戻ってくるので、カネの面では行って来いで儲からないが、土地が戻ってくる。安心して協力してくれるだろう。まぁ、この件はまだまだ時間がかかりそうだし、どうなるのか見当もつかないんだが、田舎の人間はそう簡単には動かせないよ。

で、話は函南なんだが、平井という土地がある。西瓜が名物なんだが、ここでも高齢化が進んで、年寄りが西瓜を作るのは限界に来ているそうで、伊豆縦貫道ができるのを機に、工業団地を作りたいという話が出ているわけだ。工業団地なんてモノは、何も美味しい西瓜がとれる土地でなくてもいいわけで、勿体ない話なんだが、いまどき工業団地なんて、ずいぶん時代遅れの発想だ。

で、ヨットを見送ったりのんびりしながら午後を海辺で過ごし、田町駅のスーパーカドイケに寄って帰りました。田町のカドイケにはスマップの仲居クンのお兄さんが副店長でいるらしい。見たことないけど。今夜はシャブシャブです。

利権屋稼業株式会社

(株)早慶総合研究所(閉鎖)受験コンサルタントU氏より流出 名門私学入学に纏わるお受験ママのHな裏取引 子供の為なら・・・体を張ったHな裏取引に応じるママたちの実態盗撮 価格：￥ 2,980（税込） 発売日：2007-08-25

利権屋稼業というのがあるわけだ。政治家が「テンノコエ」だとかなんだとか駆使して談合仕切ったり、役所の情報流したりして、裏でこっそり、業界ボスからカネ廻して貰うという仕組みなんだが、業界ボスというのは、架空人件費だったり、業界の親睦団体の会費とかで裏金を作ったりするわけだ。まぁ、そういうのが古典的な手口なんだが、やってる誰しも「悪い事」という意識を持ちながらやっているんで、まだ可愛いわけだな。ところが、最近は違うようで、堂々と
利権屋稼業株式会社という看板出してショーバイやってるらしい。で、こんな話が。

　久間が現在も代表取締役を務めているのは、東京・下落合の有限会社「アイメック」。会社の設立は９７年１１月で、今年７月まで「国際軍事経済情報分析センター」と名乗っていた。ちなみに、本店所在地は久間の私設秘書が所有するマンションの一室にある。
　久間は安倍内閣の防衛庁長官（当時）に就任すると、大臣規範に触れぬよう代表の座を知人に譲った。だが、例の「原爆しょうがない」発言で辞任した１０日後には、代表に返り咲いていた。
「この会社名義で軽井沢の一等地に４５３坪もの広大な土地を購入し、その上に総床面積８７坪の２階建ての別荘も持っています。会社名義の資産は、国会議員の資産公開の対象とならず、政界でも知る人ぞ知る別荘なのです」（自民党関係者）
　この“隠れ別荘”こそが、久間のカネ集めの舞台である。

この、国際軍事経済情報分析センターなんだが、まぁ、名乗ってる方が恥ずかしくなるくらいエロな名前だねｗ　で、オッサンはこの会社の一人だけの取締役だったそうで、そら、あーた、逃げられませんわｗ　泥棒が今どき口のまわりをマジックで黒く塗って唐草模様の風呂敷しょって夜中に歩いているようなもんで、売春婦がマンコ丸出しでオナニーしながら歌舞伎町を歩いているようなもんで、見ている方が恥ずかしくなるような景色なんだが、最近の政治家というのはそういうものらしい。で、大阪の謎のオバチャンが小泉純一郎と株式会社・コンステレーションなんて話をしてるんだが、論談サイトによれば、だ、

弟･正也や飯島勲秘書官が役員をしていた「コンステレーション」が公共工事の情報提供の見返りに受注業者の｢日立金属｣から報酬を受け取っていたことを追求され「契約なんかしていません。　事実に反することは言わないでください」と言っていた小泉首相が、｢金銭授受があった｣ことを国会で認めたのだ。
しかし､核心については「普通の商行為」　「小泉純一郎とは関係ない」と開き直ったままだ。

こういうネタはなんたって赤旗だな。で、日立金属からカネを貰っていた件というのは、コレだ。

その収入のひとつが横須賀市発注の公共工事にかかわるコンサルタント業務だったことが本紙調査で判明しました。
　この工事は、二〇〇〇年十二月に同市が発注した舟倉ポンプ場沈砂池機械設備工事（５５００万円）。
　秘書会社は日立金属とコンサルタント契約をむすび、入札の結果、同社は予定価格の９７・３％で落札しました。
　日立金属横浜営業所の担当者は小泉正也氏から工事情報をもらったことにたいし、「十数万円のお礼」をした、と本紙に証言（別項）しました。
　国会議員秘書が、公共工事にかかわる「口利き」で謝礼を受け取ることこそ、いま問題になっている疑惑の構図です。

そら、天下の首相がやるんだから、手下だってやらないわけがない。やらないヤツはアホ。コンサルタンティング会社だなんだと言っておけば、誰からいくら貰おうが犯罪にはならない、というわけだ。で、再び赤旗久間情報なんだが、

同議員の政策秘書が社員もいない実体のないコンサルタント会社、「東海物産」（東京・港区）をつくり、二期工事を受注した業者から５千万円ものコンサルタント料を受け取っており、無駄な巨大事業に群がる自民党政治家の一端が浮かび上がりました。

そうですか、コンサルタントですか、よくヤクザ屋さんがそう名乗ってますね。とりあえず怪しいカネのやりとりは「コンサルタント料」と言っておけば、警察さんは黙るらしい。そら、首相やら大臣やらが堂々とやってるんじゃ、ヤクザのコンサルタント屋も取り締まれません罠。で、誰かおいらをコンサルタントに雇ってください。年に三日くらい出社で、月給は300万円くらいでいいです。

市場経済自体がぶっ壊れ始めてる

サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 [宝島社新書] (宝島社新書 254) 価格：￥ 735（税込） 発売日：2007-11-09

案外、この問題に触れる人がいないんだが、というのも、ローンはローンでもアメリカの住宅ローンは「ノンリコースローン」なのだ。ノンリコースローンとは何かというと、Wikipediaによれば

借り手は債権全額の返済責任を負わない。責任財産からのキャッシュフローのみを返済原資とする事、その範囲を超えての返済義務を負わないことから、原則として保証人を必要としない。

という事になる。日本では住宅ローンといえどもノンリコースローンでない場合がほとんどなので、借金返せなくて、不動産が値下がりして、損して手放しても、延々と残りのローンを払わなければならない。バブルの頃に、そんな話が山ほどあったな。アメリカでは、住み続けて払い続ければそのままだが、不動産が値下がりしてローンの残高が現在の不動産価格を上まわるようだったら、とっとと踏み倒して、もっと安くて上等な家を買い直せばいい。なんせノンリコースなので、踏み倒しても現物渡せばいい。それで信用情報に傷もつかない。なので、サブプライムローン問題は実は単なる入り口であって、これから不動産価格がどんどん下がると、優良だったはずのローンまでが次々に破綻する可能性があるわけだ。こうなると悪循環で止めようがない。日本人みたいに家を手放して、アパートに住む羽目になりながら、歯を食いしばって借金を返し続けるようなお人好しばかりではない。もともとアメリカ人というのは頻繁に不動産の買い換えをするんだが、売っても逆ザヤで損で、ローン残の方が多いとなると、売るより踏み倒した方が利口だ。いやいや、凄いねｗ　日本人の感覚では理解でない物凄い量の踏み倒しが発生するのは間違いないし、それに対して誰も責任を持たないというのも間違いない。そら、ゼニが失われたなんてモンじゃない、社会システムそのものが崩壊した、という事だな。

嫁のメシがまずい

キューピー ベビーフード グルメ赤ちゃん カップ容器 チーズドリアセット 白身魚のチーズドリア&かぼちゃサラダ (グルメランチ) 60g×2 (4入り) 価格：￥ 1,554（税込） 発売日：

まぁ、アレだ。個別案件については個人情報保護法の関係で省略するが、オンナの料理というのは、力がないのと、手際が良くないのがアレだな。炒め物が煮物になってしまったり、魚が焼けるころには味噌汁が冷めていたり、とりあえず食わせて貰ってるんであまり文句は言わないんだが。でもまぁ、日本のオンナはまだマシで、タイなんぞでは「普通のオンナは料理が出来ない」わけだ。そこら辺の道ばたで買い食いした方が安いから。物凄い貧乏人は自分ちで料理するので出来るし、メイドさん抱えた家で育ったような金持ちはメイドさんに指示して作らせるので料理が出来る。ウチの事務所の留守番娘は「料理出来るよ」と自慢するんだが、出来るのはゆで卵だけです。

8 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：sage ：2007/10/09(火) 21:33:33

【名言集】－２
・世の中には結婚前から料理が得意な女も居る。(←ここで30～40%が勝ち組)
------　境界線　------
・料理が苦手でも、結婚して毎日台所に立つようになれば、普通は上手くなる。(←ここまでで90%が脱出)
・どうしても上手くならない、もしくは味覚か何かに問題のある女でも、辛抱強く指導すれば治る。
　(↑ﾄｰﾀﾙ97%の男が生存権獲得)

ここは残り3%に入ってしまった男達がこの先生きのこる為の知恵を出し合ったり
単に愚痴ったりする為のｽﾚというわけだ。

竹熊健太郎の新刊案内

篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝 [河出文庫 た24-1] 価格：￥ 893（税込） 発売日：2007-12-05

Amazonリンクの本なんだが、「篦棒な人々」(べらぼうなひとびと)なんだが、著者の竹熊健太郎というのはおいらの後輩にあたるわけだ。学校ではなくアリス出版という自販機ポルノの会社なんだが、たぶん、直接ダブってはいないと思う。自販機ポルノ業界というのは、素人でも簡単に参加できた世界で、ずいぶんユニークな人材をおおぜい生んでいる。で、その竹熊くんの新しい本は、

戦後大衆文化に放たれた、激烈なるエネルギー――
康芳夫(マルチプロデューサー、虚業家)/石原豪人(挿絵画家、画怪人)/川内康範(月光仮面原作者、生涯助ッ人)/糸井貫二(全裸の超・前衛芸術家) 彼らケタ外れの偉人たちを追う伝説のインタビュー集。裏の昭和が熱く妖しくよみがえる。

というモノらしい。ブログで石原豪人という人を取りあげているので紹介する。石原豪人というのは爺さんの絵描きで、おいらとコミケの同期でサン出版の編集者になったヤツが、この人の担当やっていてた。原稿取りに行くと、ジロジロと眺めまわされて「キミ、いいお尻しているね」と嬉しそうな顔で言われたとかで、いやぁ、ホモ雑誌の編集は大変だよ、とボヤいていた。で、面白いのは「乃木将軍と納豆売り」の話なんだが、乃木将軍と納豆売りだったら、ウチの親父が得意にしていた浪花節の演目で、酔っぱらうと演じていたな。

石原　幼稚園時代の話なんですが、よく芝居小屋に遊びに行きました。そこで『乃木大将と納豆売り』という芝居を観たんです。
竹熊　『乃木大将と納豆売り』？
石原　知らない？　もの凄く流行った芝居なんですよ。日露戦争の後日談を浪曲芝居にしたもので、日本中がこれを唸ったものです。乃木さんは自分が殺した部下の霊を慰めるために金沢に旅をする。そこで雪の降る晩に犀川の橋のたもとで納豆売りの少年に出会うんです。少年は絣の着物を着て膝小僧まる出しで、草鞋履き。実はこの少年が、二〇三高地で死んだ部下の弟だったという話でしてね。
　女形が少年の役をやっててね。化粧とか照明の具合で、これがなかなかの美少年に見えるんです。そのせいか女性の観客が多かった。僕も何回か観たんですけど、ある日、舞台を観ていたら客席の方からピチャピチャという水の音が聞こえてきて、なんだろうと思った。
竹熊　なんですかその音は。
石原　なんだと思う？　割れ目が潮吹く音なんですよ。
竹熊　そんな(爆笑)。

さすがのおいらも、割れ目が潮吹く音というのは聞いた事がないんだが、まぁ、ホラなんだろうが、こういうホラは楽しいね。で、上海で終戦を迎えた時に、ホテルに自称「朝鮮大統領」が部下三人連れて立てこもって、蒋介石軍と廊下をはさんで撃ち合いやってたとか、漱石の坊ちゃんはホモ小説だ説とか、色んな話が出ているようで、まぁ、そういう怪しい本のようです。自販機時代のマイナー文化精神、いまだ衰えず、という感じだな。

選挙はいつだ？

日本インディーズ候補列伝(DVD付) 価格：￥ 1,700（税込） 発売日：2007-07-05

昨日は、出不精のおいらにしちゃ珍しく、某氏のパーチィーなんてモノに行ってたわけだ。ちょいと別用がありまして、つうか、アレだ、なぜか自民党と民主党と両方の議員さんが来ているので都合がいいね。議員さんというのは偉いね。ちゃんと人の顔、覚えているし、初対面でもおいらの素性を知っていてくれるわけで、ナマ細野豪志ちゃん見ちゃいました、きゃーｗ　あいつ、三島では人気があって、オバサン連中の追っかけがいる。どこで演説をやっても最前列に並び、主義主張なんざ関係なく応援する。イケメンは得だね。で、あちこちでネジ巻いておいたので、来週あたりから動きがあるだろう。

ところで、選挙だ。株が下がるとか、アメリカが没落するとか、ドルが紙屑になるとか、そういうのはシナリオ通りに動くので間違いは少ないんだが、政治ってヤツは刻々と情勢が変わるので油断ならない。で、総選挙の予測なんだが、

　「１月解散」の場合、４８０議席を争う衆院選の勝敗はどうなるのか。
　選挙予測で定評のある政治広報システム研究所の久保田正志代表は独自分析の結果、
「自民２０５、民主２３０、公明３０」とみる。自公は合算しても２３５議席と過半数の２４１に及ばず、政権交代必至の衝撃的な数字となった。
　久保田氏は「先の大阪市長選で自公推薦候補は５万票差で民主推薦候補に負けた。夏の参院選を過ぎても自民党の支持率は回復していない。参院選では自民党の支持者の２、３割がはがれたが、はがれた支持者が戻っていない。公明党は自民党候補の支援を是々非々で選別してくるだろう」と話す。
　「１月解散」なら「自民惨敗」は必至というわけだ。

まぁ、テロと糞新法の再可決と問責決議案あたりが山場になるんじゃないかと思われるんだが、どんなもんですかね。選挙になったらまた、あのパーチィーの面子がかわりばんこに顔出すのかと思うと頭が痛いので、おいら、きっと、病気になります。あるいはどこか出張に行きます。きっとそうです。

で、話は我らがタイゾー議員なんだが、

１１月１６日、自民党の古賀選対委員長が、衆議院議員の杉村太蔵氏と極秘で会談した。知名度では、小泉チルドレンの筆頭格にあげられる杉村氏。小泉チルドレンの親分、武部元幹事長と喧嘩別れ。その処遇が注目されていた。

というような話がデジタル紙の爆弾さんとこで出てます。杉村太蔵氏が古賀氏と密談　選挙区決定それとも離党？というんだが、アイツ、一区の候補者になれなかったら民主党に移るかも知れんね。バカだから。やたらマスコミには出るから民主党で当選しちゃうかも知れんね。バカだから。もっとも、論談サイトさんによれば

タイゾーが盛りかえしているという。
「 親分の武部勤は完全にタイゾーを見限ったが、タイゾーは自民党選対の受けはいい。　狙っている北海道１区には、道会議員が立つといわれているが、解散になると９回裏の逆転でタイゾーが自民党公認になる可能性が出てきた 」 （地元記者）

議員さんなんていうのも人気商売で、とにかく、バカにされようが何だろうが、TVに顔を出したヤツが勝ちなわけだ。山本モナ問題であれだけ叩かれたイケメン坊やですら、「またどんどんTVに出てくださいよ」とか声掛けられてたしね。三島なんか田舎だから、派手なTVキャスターと浮き名を流した議員さんなんざ、むしろ英雄扱いだったりしてｗ　むしろ、防衛庁長官までやりながら、今回の防衛疑惑で名前すらまったく出て来ないとしつぐちゃんの方が影が薄くて悲しいですね、というようなアレなんだが、そういえば今日は来てなかった。

世界中のカレーにウンコを混ぜて歩いたヤツ

銭ゲバ 価格：￥ 3,675（税込） 発売日：2000-05

おいら、子供の頃から良く聞かされた言葉があるんだが、それは
カネの切れ目が縁の切れ目というんだが、どこから出てきた言葉なんだろうね。分かれろ切れろは芸者の時に言う言葉というのもあるんだが、そこら辺と関係があるやらないやら、なんだかよく判らないんだが、まぁ、それはさておき。いよいよ駄目出しの刻が訪れた感のあるアメリカなんだが、今のところまだ株式の方は大暴落とは行かないようで、コレも秒読み段階だという話もあるわけだ。で、株式日記さんなんだが、

株が堅調なのはドル安で企業業績が良いからですが、起きているのは金融危機であり企業業績に関わらずファンドの解約で株売りが殺到する時がいずれやって来る。松藤民輔氏の予想ではもうじき大暴落が来ると言う予想ですが、何時ごろ起きるのだろうか？
日本人は９０年代のバブル崩壊と金融危機を身をもって体験しているからこれから起こる事がなんとなく分かります。そのきっかけとなるのが中国による経済の真珠湾攻撃だ。つまり中国がアメリカ崩壊の引き金を引くというシナリオは単なる脅しなのだろうっか？　アメリカはＥＵのユーロと中国の元の挟み撃ちにあって両面作戦を強いられている。ドルが敗れればユーロが勝者になる。

他人を騙くらかして借金、押しつけたからアメリカの勝ち、なんて言ってる人もいるようなんだが、そら、カネの代わりに大事なモノを売り渡してしまったわけでね。つうか、アレだ、
強者は自分の強みに溺れて失敗する。
いい言葉だね。今、思いついたんだが。カネに汚いというんだったら、そら、ユダヤより上がいた。ご存じ、カネの為なら命も要らぬという、5000年間に渡ってゼニゲバやってらっさる支那という国があるわけだ。

中国人は命の恩人ですら裁判に訴えて金を取るほどの強欲な民族だ。アメリカ人もかなり強欲ですが中国人の拝金主義にはかなわない。昨日書いた米中同盟は、中国人を超低賃金で働かせてアメリカが一人勝ちする戦略ですが、最近では賃金も上昇して外資の優遇策もとらなくなりコストが上昇する事でインドなどに外資は移動し始めた。
中国経済が抱える問題は外資の下請け体質が抜けず、安かろう悪かろうと言った商品が横行して高品質のブランド商品が作れないことだ。だから僅かな元の切り上げでも競争力を失ってしまう。つまり中国人は日本人ではないということであり、日本のような自立した経済発展は難しいのだろう。つまり米中同盟も限界に来ておりどちらかの破綻が米中共倒れを招く。

支那バブルって、何だったの？　という話があるんだが、そこで二階堂.com。めったに国際情勢を語らない二階堂.comが 北京オリンピック後に中国ガタ落ちのお知らせ というのをやっている。

　中国の地方部で、人民解放軍が大反乱を起こす計画があり、北京はもはやコントロール力を失っている、と、ある情報筋からいただいた。
　もちろん、上記が杞憂で、しばらくは何も起きないかもしれない。でも、起きないなんて保証はないのだ。日本が戦争に突入するよりずっと高い確率で、中国は崩壊する可能性がある。これからはロシア株だ。ロシア株は、政府が「ダメ」といったらいきなり上場廃止という恐ろしいリスクがあるが（笑）

で、「北京の長老たちは資産移転に熱心で、『別に自分たちだけが助かれば反日なんてどうでもいい』という、大変無責任な人々で話を聞いていると大笑い」と言ってるんだが、まぁ、中国人とういうのは昔からやってる事は変わらないわけだ。北京の故宮博物館より台湾の故宮博物館の方に凄い宝物がいっぱいある理由というのを考えてみれば判る。アレは、国民党と共産党が中国人どうしで殺し合いやってる最中に、蒋介石が軍艦に宝物を積み込んで台湾に逃亡したので、北京の故宮博物館が空っぽになってしまったのだ。

東南アジアへ行くと、金行というのがあるんだけどね。銀行ではなく、金行。銀行はカネを預けるところだが、金行は金を売る店。バンコクではタントーカンなんぞが有名なんだが、24Kのアクセサリーを売っている。中国人たちは、ちょっとカネを握ると、すぐに純金のアクセサリーに替える。またちょっとカネが入ると、それを売ってひとまわり太いネックレスとかに替える。いつでも換金できます、というのが味噌で、まぁ、日本人だったらヤクザくらいしかそういう考え方はしないんだが、全財産を持って逃げられるようにしているわけだ。なので、北京のお偉いさんが資産移転に熱心だと聞いても驚かないけどね。

そういう連中なので、いつまで経っても国が全体として発展するという事がない。どこまでも、狡いヤツが無知なヤツを搾取するという構図だ。で、国際情勢の分析と予測さんちなんだが、面白い事を言っている。

ドル覇権崩壊が大統領選の後に起きるならば、ヒラリー新大統領が日中間で破滅的大戦争を発生させて日本という非白人文明を滅亡させるという恐るべきシナリオが考えられる。米国に対する膨大な債権を有する日中両国が大戦争で破滅することは米国が対外債務を返済する必要が無くなる点で非常に有益であるし、日本や中国の過剰な工業生産力が処理されることも世界的デフレ回避のために有益である。米国支配階層は常にこの「日中破滅シナリオ」を念頭に置いて行動していると考えるべきだろう。この恐怖のシナリオを回避するには、ドル覇権崩壊とその事後処理の大部分を米国大統領選挙までに完了させなければならない。事後処理にかかる時間を考えると、一刻も早くドル覇権を崩壊させることが日本にとって必要であると考えられる。

まぁ、コレはないと思うけどね。そもそも日本も中国も、海を渡ってまで戦争を仕掛けるだけの能力がない。日本は専守防衛だし、中国は海軍が貧弱で、台湾すら侵攻できない。朝鮮半島が戦場になるという考え方もあるようだが、それについては誰も迷惑しないので勝手にやってくれ、という話のようだ。中国には時々「日本に核ミサイルぶち込んでやる」とは叫ぶバカがいるんだが、アレって、中国共産党の幹部を脅迫してるだけだからｗ　共産党の幹部は日本とつるんで儲けているんだから、自分たちの給料をもっと寄こさないと困らせてやるぞ、というわけだ。

で、世界中のカレーにウンコを混ぜて歩いたヤツがどうなったのか、という話なんだが、そら、そんな事をするヤツは誰も信用しなくなる。

クウェートは07年５月に自国通貨ディナールと米ドルのペッグ制を廃止した。その他、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）やカタールなども近い将来に米ドルペッグ制を廃止するのではないかという観測がでている。
　また、ベネズエラやイランなどは原油取引を別の通貨建てとすることで、原油収入を増やすことを狙っている。中東をはじめとする各国での米ドル離れが鮮明になってきている良い例である。
　アジアで米ドルへのペッグ制を採用しているのは香港である。しかし、香港も中国が急成長する中でペッグ制を採用し続ける意味が徐々に薄れてきている。アジア通貨全体が米ドルに対して上昇している中、近い将来香港も米ドルへのペッグ制を廃止する可能性も否定できない。対円では米ドルはそれほど大幅には減価していないので、我々日本人には危機感はないが、実は世界中ではドル離れが確実に進行している。日本人投資家もこうした世界各国のパワーバランスの変化を敏感に感じて、どの国の通貨が魅力的かを判別していく必要がある。
　米ドル至上主義からの脱却が私たちにも求められているのである。

で、金本位制が復活するのではないか、とか、ドル暴落でアメリカ企業の競争力が向上して輸出で儲けるとか、そんな噂がないでもないが、あいにくと全財産を金に替えたら重くて首からさげられないとか、物作りの心を忘れた国で工業生産の競争力もへったくれもあったもんじゃないと思います。まぁ、とっとと諦めて、とっとと地の果ての落ちぶれた三流国家になりさがって下さい(爆

生活保護を全廃せよ！

MICHELIN GUIDE東京 2008 (2008) 価格：￥ 2,310（税込） 発売日：2007-11-22

まぁ、アレだ、物凄い極論だというのを承知で言うんだが、おいら、生活保護は全廃すべきだと思うね。何も貧乏人はみんな死ね、とか言ってるわけじゃない。逆に、困った人がいれば、誰でも、無条件で助けるべきだと思うし、人情という気持ちを復活させるべきだと思うわけだ。なので、生活保護も、年金も、すべて廃止した方がいいと思う。年をとって働けなくなったら若い者の機嫌をとって食わせて貰い、収入がなくてメシが食えないヤツは、周囲が面倒を見てやる。日本人はそうして生きてきたのだ。で、二階堂.comでは生活保護受給者の3分の1が外国人という恐ろしい事実という記事を掲載しているんだが、なまじ働くより儲かる生活保護なんてシステムがあり、恥知らずにそれに頼る連中がいるから、人情がなくなって日本が悪くなる。で、ちょっと面白いデータを見つけたので、紹介するんだが、

資料：都道府県別被保護世帯数・保護率の推移というのを、オフィスマツナガの倉庫でやってるわけだ。ちょっと古いんだが、今でも大差ないだろう。これが、実に面白い。都道府県別被保護世帯数と保護率のリストなんだが、平成11年度から15年度まで。すべての地域で年々増えているんだが、もっとも率が高いのは15年度の北海道で、2.2％と、全国平均1.05％の倍だ。ついで大阪の2.15％。他に青森、沖縄、福岡、京都、東京なんぞが高いわけだが、まぁ、解説を加えるまでもなく、大都会、在日、部落、炭坑といったキーワードが浮かびあがって来るわけだな。

で、もうひとつ面白いデータがある。平成16年度の、要保護および準要保護児童数についてというデータなんだが、こちらは自治体別に出ている。で、おいらの地元、静岡版なんだが、これがまた味わい深いモノがある。たとえば、おいらの地元は三島市なんだが、三島市の要保護児童生徒数は８名だ。一方で、人口が倍の沼津市では、７４名。生徒数は倍だが、要保護児童生徒数は10倍近い。また、要保護児童生徒数がゼロという市町村もある。伊豆では南伊豆町、賀茂村がそうなんだが、不思議なのは、そのどちらも、産業がほとんど皆無でとても貧しい地域だという事なんだけどね。その証拠に、準要保護児童生徒数は多い。要保護児童生徒というのは、まぁ、端的に言ってしまえば「生活保護世帯の子供」だ。準要保護児童生徒というのは、「生活保護世帯と同じくらい貧しいが、生活保護を受けてない」世帯。これが何を意味しているのか？

生活保護を貰う世帯というのは、必ずしも「貧乏」だから貰うのではない、という事だな。日本の田舎には、貧しくても生活保護に頼らずに生きている人たちがたくさんいる。カネが要らない生活をしているわけじゃない、狭い共同体の中で生きているので、周囲の目が恥ずかしくて貰えないし、田舎では親戚なんぞが世間体もあって援助してくれたりする。いくら暖かくても伊豆の田舎にはほとんどホームレスがいないとか考えれば、必然的に答えが出てくる。

沼津市というのは、戦争中に爆撃で焼かれて、戦後になって工業都市として再建された町だ。三島は、古くから続く街道町で、戦災に遭ってない。人口の違いだけではない、新しい日本と古い日本という違いがある。東京や大阪の生活保護率が高い事と考え併せると、食えないヤツが都会に流れ込んでルンペン・プロレタリアートを形成し、都会が恥知らずの貧乏人の巣になるという構図が見えてくるわけだが、そんな東京がグルメだミシュランだと言っても説得力ないでしょ、という感じなんだが、ここ数年で生活保護世帯が爆発的に増えているというのは、やっぱり日本人全体が、ルンペン・プロレタリアート化しているという事なんだろうね。