前回紹介したカラバッジョの絵が保管されていたハンプトンコート宮殿はもともとは聖ヨハネ騎士団(ホスピタル騎士団)の農場でした。
カラバッジョはマルタ騎士団(聖ヨハネ騎士団がマルタ島に本拠地を移してからの呼び名)の見習修道騎士時代に「聖ヨハネの斬首」を描きその功績で名誉騎士に任命されたこともあり、これもちょっとした歴史の巡り合わせでしょうか。
ハンプトンコートは15世紀頃から聖ヨハネ修道会の修道院長の別荘となっていましたが1504年には宮内長官ジャイルズ・ドーベニー卿がヨハネ修道会から借り上げてヘンリー7世の鹿狩り用に使用しました。1514年に借地権を引継ぎ大改修を行ったのがトーマス・ウルジー枢機卿。
1525年にヘンリー8世がウルジー卿からぶん獲って以降ハンプトンコートは王宮となります。
それからの王妃をとっ代えひっ代えたまに処刑、の話しはさておき…
アン・ブーリン姉妹のヘンリー8世を巡る女の戦いを描いた映画『The Other Boleyn Girl』の撮影が9月から行われています。公開は来年としかまだ分りません。
ニュースくるくる 「ナタリー・ポートマンとエリック・バナ共演へ」ヘンリー8世役にエリック・バナ。アン・ブーリン(エリザベス1世の実母)役はナタリー・ポートマン。姉のメアリー役がスカーレット・ヨハンソン。
ヘクトル王子に王女アミダラ‥。とめちゃくちゃセクシーなお姉ちゃん。。。
歴史ものと云うより歴史コスチュームでの恋愛ものかなぁとも思うのですが、キャサリン・オブ・アラゴン役にアナ・トレントが名を連ねていて公開されたらやっぱり見てしまいそう。
ハンプトンコート宮殿が沢山出てくるだろうし。
スカーレット・ヨハンソンはこの後女王メアリー・ステュアートを演じることがきまっているそうです。どんなメアリーになるんでしょう。
シネマトゥデイ 「スカーレット・ヨハンソン、スコットランド女王にふんする」 ところでこの映画の原作者フィリッパ・グレゴリーさんは英国史上の女性ものがお得意なようで著書にキャサリン・オブ・アラゴンを主人公にした
The Constant Princessがありますが和訳が出ないんですよねぇ。英語版で読めるかなぁ。
ジョン・オブ・ゴーントの愛人で後の正妻キャサリン・スウィンフォードが主人公の
Katherineは例え和訳が出ても読みたいような読みたくないような。
関連サイト
IMDb
The Other Boleyn Girl
⇒ ねこだましい (10/19)
⇒ くみぞう (10/18)
⇒ (10/04)
⇒ ねこだましい (01/17)
⇒ MARU (01/15)
⇒ ねこだましい (01/11)