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【社会】

医師の不起訴、検審も支持 暴動騒ぎの徳島刑務所

2007年11月26日 18時33分

 暴動騒ぎがあった徳島刑務所(徳島市)で、2005−06年に受刑者2人が治療中の行為をめぐり医師らを告訴したが不起訴となり、徳島検察審査会も「証拠がない」として不起訴相当と議決していたことが26日、分かった。

 徳島刑務所では、受刑者7人が特定非営利活動法人「監獄人権センター」(東京)に委任し、近く特別公務員暴行陵虐に当たるとしてこの医師を告訴することにしている。

 検察審査会の議決によると、1人は「下痢の治療の際に肛門に指を無理やり挿入されけがをした」、もう1人は「診察の際に肛門に指を押し込まれる暴行を受けた」と主張、それぞれ05年9月に業務上過失傷害、06年8月に特別公務員暴行陵虐に当たるとして医師らを告訴した。

(共同)
 

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