覚醒剤の樹
東南アジアに渡った元・明のやきもの―太田新之介コレクション 価格:¥ 26,250(税込) 発売日:2003-04 |
タイは雨期の末期になっていて、もう大地がじっとり雨を吸っているので、夕方になって降る今日の雨に耐えきれずにバンコクでも下町のあたりは毎日、水没するような季節なんだが、まぁ、そういう陽気もおいらは嫌いじゃなかったりするんだが、忙しくてタイに行ってるヒマがない。最近は若いスタッフに任せきりなんだが、そんなタイでこんなNEWSが。
25日午後、スコータイ県県都内のワット・タパーナヒン付近にある草むらで日本人と思われる女性の刺殺体が発見され、氏名欄にモノコ(モモコ?)と書かれたラオスのルアンプラバーン発のバスチケットや現金2,860バーツ等の所持品が回収された。
女性は年齢は25歳位で死後4-6時間経っていると見られ、また女性が遺跡巡りをする為に自転車を借りていることから、自転車でワット・タパーナヒンを訪れた際に外国人目当ての強盗に襲われ、激しく抵抗した為に殺害されたと警察側は見ている。
タイ北部スコタイの寺院近くで25日、25歳前後の日本人と見られる女性が首を切られ死亡しているのが見つかった。女性は「カワシタ・トモコ」という名前で近くのゲストハウスに荷物を残しており、1人で自転車に乗って遺跡巡りをしていたと見られる。
警察当局などによると、女性の遺体は、スコタイの観光名所の一つ、タパンヒン寺院の登り口で見つかった。所持していた現金は残っていたが、他の持ち物は見つかっていないという。
まぁ、アレだ。おいら臆病なので、一人で知らない土地をウロウロしたりしないんだが、日本の女の子は大胆だねぇ。で、この界隈はおいらちょっと土地勘があって、というのも、知人の骨董屋がいるわけだ。このオッサン、地中から中古のベンツと美人の嫁さんを掘り出したという凄腕なんだが、自宅の入り口には「カネの欲しい者はこの門をくぐれ」と書いてある。スコータイというのは遺跡が多いんだが、スコータイ焼きの窯跡も多く、その盗掘がひとつの産業になっているわけだ。で、カネの欲しいヤツは長い鉄の棒を持って雨上がりの土地を歩きまわり、頃合いの場所でずぶずぶと地中に挿す。水分タップリで緩んでいるから、簡単に入るわけだ。で、地中に陶片があったりするとコツンと止まる。その場所に目印をつけておいて、夜中に行って掘るんだけどね。運がいいと、カネになる陶器が出てくるわけだ。オヤジの店にはそうして盗掘された陶器が山積みになっていて、窯跡から出るジャンクは安いんだが、たまに、完品の皿なんぞも出てきたり、中国から輸入された明時代の染め付けが出てきたりするわけだ。で、ガラクタのまん中には何故か、ナマヅの殿下に盗掘品を献上しているオヤジの写真が麗々しく飾ってある。もちろん、タイの王室やお偉いさんにも献上しているそうで、でなけりゃ、こんな商売やってられないよ、という話なんだが、強盗なんかしなくても盗掘してりゃ良かったのにね。まぁ、タイ人は行き当たりばったりだから。
で、そんなタイでのこんな噂。覚醒剤の樹が摘発されたという話で、なんだよ、覚醒剤の樹ってw なんでもシャブがなる樹のようでw
11月14日、バンコク都内ノーンジョーク区で覚醒剤の材料となるアカネ科の樹木(クラトム)を栽培していた農家がいっせいに当局の手入れを受け、この日だけで12人が逮捕された。
警察の調査により同区内の12か所でクラトムを栽培していることが判明。そのうち1か所、ナーさん(44)の所有する敷地では、200本以上を栽培しており、摘み取ったばかりの葉と乾燥した葉をそれぞれ束ねたものが多数、見つかった。また、葉の乾燥機も見つかっている。
警察によれば、クラトムの葉は覚醒剤の材料となり、主にタイ南部の国境地帯に運ばれているおり、酒、お茶、咳止めシロップなどに混ぜて売られているとのこと。このため、無許可で栽培した者には2年以下の懲役、20万バーツ以下の罰金、もしくはその両方が科せられることになるという。
素晴らしいです。ぜひ、日本でも栽培して貰いたいですw まだ指定薬物になってないんじゃないかな? この葉っぱを「噛んでいると、力がみなぎってくる」のだそうで、そういえばタイには「おっぱいの大きくなる植物」なんてのもあったな。ガウクルアって言ったっけ? アレは、確かにオッパイ大きくなるんだが、副作用でニキビが出来るし、飲むのやめるとまた萎んでしまうので役立たずです。
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